約1か月間の延期になってしまった『全校音楽集会』でした。その間も子どもたちは,もちろんのこと私たち教職員も職員朝礼で練習をしていました。繰り返しの練習で,子どもたちは,歌いこんでいたように思います。
しかし,私たち教職員は,歌詞が覚えられず,なかなか楽譜を手放すことができませんでした。また,担任をもっていない教職員は,さらに覚えることができません。
お手本の歌声になるようにと練習を重ねましたが・・・
子どもたちのほうが,しっかりと歌っていました。本当は,子どもたちに聴いてもらい,子どもたちが自分たちの歌声に工夫することを見つけられるようにと考えていたのです。しかし,そのようなものになっていなかったので,子どもたちの発言にも気づきがなかったのです。音楽の授業として,位置づけているなら,高まりがなければならないのです。はじめに,全校で歌った歌声と後の歌声と変化はなかったように思います。
また,「音を大事にする授業である」とはじめの言葉でも子どもは伝えていましたが,終始ざわざわとしている感があり,たいへん気になりました。演奏をしている時間とそうでない時間,それぞれの大事さがあるのです。歌っていない時間は,休憩の時間ではないのです。音楽が始まる直前の一瞬の張りつめた静かな空気すらなかったように思います。このことについても反省点です。
たくさんの保護者の方々に今回もご参加いただいたこと,たいへんうれしく思います。ですから,なおさら,よりよいものになるようにさらにがんばっていかなければと思っております。
本当にありがとうございました。