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最新更新日:2025/06/26 |
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事業所対象学校見学会を実施しました![]() ![]() ![]() 全体説明の後,生活産業科の専門教科での取組を中心に,普通科の学習も参観していただきました。見学途中で,職場実習でお世話になった生徒を見つけて,「この前は,頑張ったね」とお声を掛けてくださる場面もありました。 情報交換の時に,「誰も見ていない場面でも,教えられた通りにやっており,びっくりした」「一緒に働きたいと思う生徒が大勢いました」などのお言葉をいただきました。 事業所様や企業様と連携を深めながら,生徒の「働きたい」の願いの実現に向けて取組んで参ります。 お足もとの悪い中,ご参加いただきありがとうございました。 研究発表会を行いました その2
全体会では、本校が昨年から取り組んでいるICFの視点を取り入れた、個別の教育支援計画の改善や、授業の取組について報告させていただきました。
その後、元京都市立西総合支援学校長で、現在は立命館大学教授の朝野浩先生にご講演をいただきました。 朝野先生は、京都市が平成16年4月に、それまで障害種別に分かれていた養護学校を障害種を超えた総合制の養護学校に再編した際に、校長会長として取組をリードされた方です。 講演の中では、全国的な知的障害特別支援学校高等部卒業生の進路状況や職業別就職者数の状況、障害者の権利条約の批准など、最近の特別支援教育をめぐる動向をふまえて、キャリア教育の視点を取り入れることの必要性についてお話をされました。 また、これまでの京都市の総合育成支援教育(京都市での呼称です)の取組の事例をもとに、ICFの視点を用いて、子どもの側に立った「自律(自分らしく生きる)」を目指した取組を進める事の重要性についてお話をされました。 本校の今後の取組の方向性を考える上でも非常に参考となるものでしたが、ご参加いただいた先生方にとっても、それぞれの学校の取組を考えていただく上で、有益なお話であったと思います。参加していただいた方のアンケートの中でも、「自分の指導や考えをふり返る良い機会になりました」、「大事なのはシステムではなく、どれだけ子ども視点で支援できているかなんだと思いました」など、多くのご感想をいただきました。 今回研究発表会を行うことで、現段階での総括を行うとともに、研究発表会にご参加いただいた方々から多くのご意見やご質問をいただくことができました。今回いただいたご意見もふまえて、本校の今後の取組を進めていきたいと考えています。 今後も多くの先生方からご意見をいただきながら、本校で学ぶ子ども達のために、本校の取組を少しでも充実させていたきたいと考えています。 お忙しい中、研究発表会にご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。 今後とも、よろしくお願いいたします。 ![]() ![]() ![]() 研究発表会を行いました その1![]() ![]() ![]() 雪がちらつく底冷えの中、京都市内の学校関係者や、北は青森から南は熊本まで、一府20県から28名の方、合わせて64名の方に参加していただきました。 午前中及び午後は、本校高等部生活産業科の専門教科をはじめとする授業の様子や、筋ジストロフィーの児童生徒の授業の様子など,児童生徒一人一人が活動に取り組む様子を見ていただきました。 「清掃やクリーニング等、生徒達が自分のやるべき事をしっかり理解し、誇りをもって臨んでいることがよくわかり、感動しました」、「普通科の授業でも、1人1人に合わせた教材を準備されていて、楽しく活動されていたので、刺激を受けました」など、本校の生徒や教職員の励みとなるご感想をいただきました。 アビリンピック京都大会![]() ![]() ![]() アビリンピックは、障害者技能競技大会とも呼ばれ、障害のある人達が、日頃職場などで培った技能を競う大会です。障害のある人達の職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々に、障害のある人達に対する理解と認識を深めてもらい、その雇用の促進を図ることを目的として開催されています。 競技は、「データベース」、「ビルクリーニング」、「喫茶サービス」、「パソコンデータ入力」、「縫製」、「販売実務」など11部門で行われました。 本校からは、「ビルクリーニング」部門に高等部生活産業科2年生の5名が、「パソコンデータ入力」部門に高等部生活産業科3年生の1名が出場しました。 「ビルクリーニング」部門には15名の出場者がありました。本校生徒以外にも、府立支援学校の生徒や京都府立京都障害者高等技術専門校の学生、日頃ビルクリーニングの企業や事業所で働いておられる方などが出場され、レベルの高い熱戦となりました。 競技は、「カーペット床材作業競技」と「弾性床材作業競技」の二つを行い、その総合成績で競います。 本校の生徒も緊張した面持ちでしたが、日頃の学習で培った実力を発揮し、上位の成績を収めました。 結果、金賞、銀賞、銅賞、努力賞という4名の入賞者のうち、銀賞を高等部生活産業科2年生の石井稔也君が、銅賞を高等部生活産業科2年生の高井睦月君が獲得しました。 「パソコンデータ入力」部門には17名の出場者がありました。本校生徒以外にも、京都市立白河総合支援学校や京都府立支援学校の生徒、京都府立京都障害者高等技術専門校の学生、社会人の方などが出場され、こちらもレベルの高い熱戦となりました。 本校の生徒は、残念ながら入賞を逃しましたが、白河総合支援学校の生徒が銅賞と努力賞を獲得してくれました。同じ、京都市立総合支援学校の高等部職業学科で学ぶ生徒が頑張ってくれたことは、とても嬉しいことです。 なお、「パソコンデータ入力」部門で金賞を獲得したのは、本校高等部生活産業科を24年3月に卒業し、現在は「かんぽ生命保険 京都サービスセンター」で働いている卒業生でした。卒業後も目標を持ち、頑張っている姿は、在校生のよいお手本となってくれることでしょう。 これまで、ご指導をいただきました、京都ビルメンテナンス協会の皆様にお礼を申し上げると共に、当日応援に駆けつけてくださった保護者の皆様や多くの方々にお礼を申し上げます。ありがとうございました。 |
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