午後の活動のはじめは,「火起こし体験」です。「火起こし器(まいぎり式」を使って,原始的な方法で火を起こす体験活動です。
まず,花背山の家の先生のお話を聞き,方法を理解して,用具材料の使い方を把握します。そして,手順に沿って,全員で協力して炎を誕生させます。
火起こし器の先端の棒と下の板材との間に削りだされた木の粉が摩擦熱で黒く焦げ煙を帯びてきたら,別に用意していた,麻紐,もぐさで用意した火種に移し,息を粘り強く吹きかけます。そして,ボッと勢いよく炎が立ち上がります。多くのグループで手作りの炎を手に入れ,みな満足そうに盛り上がっていました。