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最新更新日:2025/06/26 |
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終業式にて
7日の終業式の様子を紹介しました。その日は前期末考査最終日で,考査を終えた生徒がアリーナに集合。9月までに優秀な成績を上げたクラブや個人を表彰した後に,全校生徒に向かって話をしました。
堀川の体育系部活動の初期の歴史を刻んでいただいた2人の女性(人見絹枝さん,松崎操さん)と,ご寄贈いただいた文集冊子と色紙を紹介するかたちで生徒に話しました。 以下,話の内容です。 ただ今,各大会において立派な成績を収めてくれた体育系・文科系部活動の個人・チームの表彰を舞台上で行いました。この舞台に立たなかった人も含めて,満足できる結果が得られた人も,悔いが残る結果に終わった人もいるのではないかと思います。結果はどうあれ,そこに至る過程を振り返ることで,今回の結果が次の飛躍につながることを強く願っています。 前期の終業式にあたり,堀川高校に関係がおありの2人の女性についての話しをします。お名前は,それぞれ人見絹枝さん,松崎操さんです。 人見絹枝さんは,1928年のアムステルダム大会陸上競技女子800m競走で銀メダルを獲得された,日本女性初のオリンピックメダリストです。また,松崎操さんはその人見絹枝さんの教え子の方です。 松崎さんは,残念ながら平成19年12月にお亡くなりになりました。その追悼の意味を込めて発刊された文集冊子「詩曼荼羅2」です。(文集冊子を紹介しました)。松崎さんや友人の方が当時を振り返り,書かれた文章が載せられています。松崎さんは俳句がご趣味で,ご自身がつくられた俳句も載せられています。また,この色紙は,人見絹枝さんから松崎さんに渡された,直筆の歌が書かれた色紙です。(色紙を紹介しました)。 時は,堀川高校の前身の京都市立第一高等女学校が京都市立堀川高等女学校に変わる1925年,今から88年前のことです。人見絹枝さんは当時18歳,4月に第一高等女学校(その後堀川高等女学校)に赴任された新任体育教師でした。そして,松崎さんは人見絹枝さんにあこがれて陸上競技を始められ,人見絹枝さんから直接指導を受けられました。 当時はまだ,女性が人前で肌を見せたりすることはタブーとされ,女性スポーツが認知されているとは言えない時代でした。しかし,大正デモクラシーの流れに乗って,開拓者の精神に富んだ第一高等女学校では,ちょうど人見絹枝さんの赴任と歩調を合わせるように,陸上競技やバスケットボールなどの体育クラブが誕生しました。ここが堀川の体育系部活動の原点と言えると思います。 当時を記す資料には,人見絹枝さんが,草ぼうぼうの運動場の隅を掘り起こし,ピットをつくり,バレーボールやバスケットボールの指導を終えた後に,一人残って練習をしていた。また,陸上部に入った松崎さんが,短パンで指導する姿の人見絹枝さんと仲良く走っておられたとの記述があります。 人見絹枝さんは,当時は学校の教師はプロと見なされ,競技会の出場が制限されるという決まりがあり,惜しまれながら4ヶ月で堀川を去り,母校の体育学校に戻られたと記されています。 松崎さんは,たった4ヶ月の短い期間でしたが,一生懸命練習に取り組むことを教えていただいた,人見先生の教えをもとに卒業まで堀川高等女学校で勉学やスポーツに励むことができたと話されています。 その後,人見絹枝さんは,女子のオリンピック参加が初めて認められた1928年のアムステルダム大会で銀メダルを獲得され,日本人女性初のメダリストとなったことは冒頭で紹介しました。陸上のトラック種目での女性メダリストは,それ以降まだ一人も出ていません。 松崎操さんのご子息の方,この方も堀川高校の卒業生ですが,本校にお越しになり,お母様のお話しを伺うことができました。そして,この文集冊子「詩曼荼羅2」と,人見絹枝さんの直筆の歌が書かれ,お母様が大切にされていた色紙をご寄贈いただきました。 ご子息からは,母校の堀川高校の生徒がいろいろなことにチャレンジして,よく頑張っている姿を見て大変嬉しく思うこと,また,人と人との絆を大切にして高校生活を送ってほしいというお言葉をいただきました。 それぞれの時代で,人と人がつながり,新たなことに挑戦することで堀川の歴史が刻まれてきました。皆さんは,これからの堀川の歴史をつくる若者です。その作業は,堀川で学校生活を送る時間はもちろん,その先もずっと続くものと考えます。一人一人がどんな堀川の歴史を刻むのか,そのために何をなすのか,真剣に考えて実践してください。小さなことに対しても挑戦しようとする気持ちを忘れず,仲間や先生方とのつながりを大切にして,一日一日成長してくれることを願っています。 ・・・ 校長 川浪 重治 ・・・ 写真上:文集冊子「詩曼荼羅2」 写真下:人見絹枝さん直筆の歌が書かれた色紙 ![]() ![]() 前期終業式
昨日、10月7日11時55分から、アリーナで前期終業式が行われました。伝達表彰の後、川浪校長から式辞がありました。(堀川高校HP「校長室から」で式辞の詳しい内容をアップします。)
今日から秋休みとなります。短い期間ではありますが、15日から始まる後期に向けて、生徒のみなさんには、有意義な秋休みにしてほしいと思います。 ![]() 11月16日(土)説明会 ご案内第14回 研究教育大会 ご案内京都大学花山天文台特別公開ウィーク堀川高校生徒スタッフ
9月17日(火)、18日(水)に、花山天文台特別公開において、京都市立小学校の体験授業があり、堀川高校生が天文台の施設を案内しました。
京都大学花山天文台が「京都市民が選ぶ『京都に残したい庭園や建物』」に選ばれたことを記念して、9月16日〜22日の期間に、特別公開を行っています。その期間中の17日と18日の2日間、小学生の体験授業の誘導・案内をしました。小学生にわかりやすく、そして天文台や宇宙に興味を持ってもらうために、学習ノートを作りました。当日はその学習ノートを使いながら体験授業を行いました。 写真上:小学生と班分けをしている様子 写真中:小学生の班を誘導している様子 写真下:天文台本館で学習している小学生 ![]() ![]() ![]() 9月19日の体育祭!
9月19日(木)の体育祭は、予定通り行います。
嵯峨野グラウンドにて、9時に開会式を行います。 14期生探究基礎研究発表会第2日目
9月14日(土)午前、14期生探究科探究基礎研究発表会を行いました。
多くの来場者の方を前に、発表者は「声を大きく」「聴衆を近くに引き寄せ」「質問を共有し」「自信を持って発表」していました。 写真上:本能ホール全体の様子 写真中:発表の様子 写真下:発表終了後のゼミ会(振り返り) ![]() ![]() ![]() 14期生探究基礎研究発表会第1日目
14期生探究基礎研究発表会第1日目は、普通科の発表を行いました。
開会式では、探究基礎委員長が2つのことをみんなに伝えていました。 「自分を信じろ。」 そして、相手に対して、しっかりと 「思いをとどけろ。」 この2つを意識して発表をしてほしい。 このように檄を飛ばして、挨拶を締めくくりました。 委員長の思いが伝わり、発表者は自分の研究についてしっかりと聞き手に伝えていました。 写真上:開会式での様子。 写真中・下:発表の様子。 ![]() ![]() ![]() 14期生探究基礎発表会が始まります!!
さぁ、いよいよ、14期生の探究基礎発表会が始まります。13日(金)午後・14日(土)午前の2日間、本能館で繰り広げられます。
準備は万端!!本日は、14時に開会式があります。多くの方のご来場をお待ちしております。 探究基礎発表会の目的 ・発表者、参加者ともに朋と愉しむ。 ・聞き手からの悲観を通して、自らの論文の問題点に気づく。 ・発表、質疑応答を通じ、論理的に相手に伝える力を培うとともに、 批判的な指摘を受け入れ、高みを目ざす。 ・批判的に受け取り、質問することで、自分の理解だけでなく、 相手の考えも深める。 以上、目的を踏まえ、 「何ができるかじゃなくて、何がしたいか」 「ぎりぎりまで全力を尽くそう!!」 普通科・探究科探究基礎委員長より ![]() ![]() 第3回 探究道場 申込について
中学2・3年生を対象にした,探究道の稽古の場「探究道場」第3回の申込のご案内です
詳細はこちらでご確認ください。 内容: 「アルゴリズムを体感しよう」(予定) アルゴリズムとは何でしょう。アルゴリズムとは,単にコンピュータでプログラミングをするだけではなく,課題解決のための手順をはっきりした形で表現したものを指します。さらに,そこには効率性が求められます。 第3回の探究道場では,概数(およその数)に関する課題に取り組み,実際に課題解決のための手順を表現することでアルゴリズムというものを実感していきます。 申込み方法: 参加希望者は電子メールにて下記の通りお申し込みください。電子メールをご利用になれない場合は,FAXにてお申し込みください。 【電子メールによるお申込み】 以下の内容をご記入の上 t-doujyo アットマーク horikawa.edu.city.kyoto.jp までお申し込みください(アットマークを@に置き換えてください)。 メール件名:第3回探究道場申込み 1.氏名(ふりがな) 2.性別 3.中学校名 4.学年・年齢 5.現住所 6.電話番号 7.受付結果連絡先:電子メールアドレス 8.保護者の方で見学をご希望される場合は見学者名 9.連絡事項 なお,「平成25年度第3回探究道場申込書及び保護者同意書」に必要事項をご記入の上,当日ご持参ください。 【FAXによるお申込み】 「平成25年度第3回探究道場申込書及び保護者同意書」に必要事項をご記入ご捺印の上,京都市立堀川高等学校 FAX:075−211−8975までお申し込みください。 注意事項: 1. 参加当日には必ず「平成25年度第3回探究道場申込書及び保護者同意書」をご持参ください。 2. お申し込みの際には送信先メールアドレスや,FAXの送信面にくれぐれもお間違いのないようお願いします。 |
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