京都市立学校・幼稚園
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コミュニティカレッジ 内田樹講演会

 7月24日(水),14期生(2年生)対象のコミュニティカレッジ講演会が開催されました。今回,思想家にして武道家である内田樹先生(神戸女学院大学 名誉教授,凱風館 館長,多田塾甲南合気会 師範)に講師としてお越しいただき,「『働くこと』の方向と意味」と題してご講演頂きました。「現代の雇用状況とグローバル化のもたらす見えにくい影響,『グローバル人材育成戦略』の課題,学ぶべき共生の作法と養うべき皮膚感覚」大変興味深いお話で,生徒たちは内田先生の話をそれぞれに熱心に聞き入り,噛み砕いて理解したようで,非常に質の高い質疑応答がなされました。

 その後,生徒有志で内田先生を囲んでの座談会を催しました。こちらでも,講演会の内容を踏まえて,グローバリゼーションと愛国心の関係,国家とは何か,「グローバル企業と国民経済」というスキームの是非,外国語学習についてといった質問が活発になされ,それに応えるかのように内田先生も熱のこもったお話をしてくださいました。

 座談会終了後,生徒達の質問の鋭さや正当性と確かな批評性,それから礼儀正しく熱心な態度について,内田先生からお褒めの言葉をいただきました。

 内田先生,お忙しい中,本当にありがとうございました。

<コミカレ委員の感想(1)>
 普段,一般の大人が言葉に出して言えないことをはっきりと語っておられたところが痛快でしたし,そのお話の中で,今まで自分に無かった新しい視点を獲得することができました。そのことによって,今までと違う形で世界を見ることができそうです。

<コミカレ委員の感想(2)>
 小学生の時から今に至るまで,グローバル化は善であるという肯定的な視点しか持っていませんでしたが,負の側面もあるということを知り,軽いショックを受けました。でも,新しい視点から考えるきっかけとなり,とても良い経験ができたと思います。ありがとうございました。

<一般参加者のアンケートより一部抜粋>
 2年生を中心とする高校生の皆さんには少し実感できないことではなかろうかと思いましたが,講演後の質疑でそうではないのだということも分かりました。しかし,大人こそ,このお話をもっと聞かねばならないのだと痛感しました。
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町へ出ようプロジェクト 山鉾巡行ボランティア その2

 「町へ出ようプロジェクト」山鉾巡行ボランティアは、今年で5回目になります。それぞれの持ち場で精一杯自分の役割を果たしてくれました。リーダーとして「後輩たちと共に祭の担い手になる」という強い意志を示してくれた2年生。不安だらけの中で、先輩を信じ、フォロワーとしての役割を全うした1年生。そして陰ながら、2年生、1年生の精神的支柱として、抜群の存在感を示した3年生。一人一人が輝いていました。この得がたい貴重な経験を活かして、今後の高校生活で更なる高みを目指してくれることでしょう。

<女子生徒リーダーの感想>
 今回のボランティアで京都の伝統ある行事に携われたことはさることながら、当日に向けて堀川高校生の心を一つにする準備のプロセスまでもが、私を含めそれぞれの良い経験になりました。

<男子生徒リーダーの感想>
 僕は去年も山鉾巡行に参加させていただいたので、今年で参加は2回目でした。でも今年はみんなをまとめる立場になって、去年とはまた違った大変さや、充実感を得ることができました。みんなとてもよく頑張ってくれて、成功に終わらせることができてよかったです。これからも堀川高校が祇園祭の担い手として参加させていただけるよう頑張って行きましょう

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「山西くんおめでとう!」歓喜、感謝、激励の声が夏の空に響いた!!

 7月19日(金)の夏休み前の授業最終日、生徒たちが避難訓練でグラウンドに集まりました。火災報知器の警報から整列まで約9分かかり、学校長からは「出口に近い人たちが早く動き出すこと。それが750人の最後の人を迅速に避難させる。」と災害の備えに対しても各自の役割が全体に繋がっていることを問いかけました。

 引き続きグラウンドで、生徒会長佐々木くんの司会により、世界ユース陸上競技選手権大会10,000m競歩で金メダルを獲得した山西利和くんの報告会と、この夏に全国で戦う3名、大分インターハイ出場の山西利和くん山田はなさん(共に5000m競歩)と囲碁全国大会出場の宮地大河くんの激励会が行われました。
生徒を代表して、3年生の大町健人くんが「世界で力を発揮できて自分のことのように本当にうれしい。」とお祝いを言うと、山西くんは「応援ありがとうございました。出発前の皆さんの激励の声援が追い風になってがんばれました。」と少し照れながら感謝の言葉を返しました。また全国大会に向かう3人は、「表彰台をめざします!」「頑張ってきます!」と頼もしい宣言をしました。
 最後に佐々木くんが、「1人ひとりの熱い夏がはじまります。私たちも、文化祭のクラス活動や各自の研究活動、勉強、部活動とそれぞれの目標に向かって充実した夏にしましょう。」と締めくくりました。

写真上:出発前の激励会 We are the Horikawas!
写真中:お祝いを言う大町くんと山西くん
写真下:左から、宮地くん山田さん山西くん
 



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祇園祭 山鉾巡行ボランティア

 7月17日(水)、京都祇園祭の山鉾巡行に堀川高校生70名が参加しました。
 これまで本番に向けて、ボランティア団体の方や山鉾町の方からご指導をいただき、準備してきました。
 男子40名が郭巨山・放下鉾・岩戸山・船鉾の曳き手として、女子30名が新町御池と四条河原町に設置される巡行本部の要員として活動しました。その様子などが、毎日放送MBSテレビ「VOICE(18:15〜19:00)」で、本校での取材の様子や参加生徒へのインタビューなどが放映されました。

写真上・中:鉾をひく男子生徒
写真下:本部活動をおこなう女子生徒

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韓国の明徳高校が来校します!

 7月19日(金)午後、韓国の明徳高校生26名が来校します。堀川高校14期生とのプレゼンテーション交流会を本能館でおこないます。
 昨年は堀川高校が、明徳高校を訪れて、同じくプレゼンテーション交流会をおこないました。今年が2回目の交流となります。
 まず最初に明徳高校生が1人15分ずつで4人が発表します。次に堀高生がポスター発表形式でおこないます。お互い英語で発表や質疑応答をします。


(写真は、昨年度のプレゼンテーションと交流の様子です。)
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祇園祭山鉾巡行ボランティアに行きます!

 山鉾巡行に堀川高校生70名が参加します。男子40名が郭巨山・放下鉾・岩戸山・船鉾の曳き手として,女子30名が新町御池と四条河原町に設置される巡行本部の要員として巡行を支えます。本番に向けて,ボランティア団体の方や山鉾町の方から直接のご指導をいただきながらミーティングを重ね準備してきました。
 今年30周年を迎える「京都・祇園祭ボランティア21」の活動の様子が巡行当日のMBSテレビ「VOICE(18:15〜19:00)」で紹介される予定です。5年前から参加団体に加わった本校での取材や参加生徒へのインタビューも放映される予定ですので是非ご覧ください。

(写真は過去の様子です。今年の様子は後日お届けします。)
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速報!!世界ユース陸上競技大会 山西君 金メダル獲得!!!

 第8回世界ユース陸上競技選手権大会、男子10,000m競歩日本代表の山西利和君が、見事に金メダルに輝きました!!!おめでとうございます!!!
 日本時間7月13日(土)夕方、ウクライナのドネツクで開催されている世界ユース大会で、堀川高校陸上競技部の山西利和君が、世界の強豪をおさえて、見事に金メダル獲得となりました。写真は、レース直後のものです。とても晴れやかな笑顔で、本当に素敵ですね。この後山西君は、17日(水)に帰国します。
 
以上、速報でした。
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感嘆符 第2回探究道場「酵素で始める生化学入門」

 7月13日(土)9時45分から12時30分まで,「酵素で始める生化学入門」と題し,今年度第2回目の探究道場を実施しました。京都府内各地から53名の中学生が堀川高校本能館に集まり,酵素の特性を利用して,化学反応における反応速度を調節するという探究活動に取り組みました。
 道場参加の中学生6〜7人でグループを作り,各班に堀川高校探究道場スタッフが2人ずつサポートで入りました。そして2回の実験を行いました。
まず最初に行ったのが,カタラーゼ(酵素)が過酸化水素(基質)を分解する反応を通して,酵素の働きや特性を調べるという実験です。各班で過酸化水素の温度を決めて,そこに酵素であるカタラーゼを入れ,2分間酸素を発生させて,その体積を測定します。これを2回行い,全班の測定結果を一覧表にして,スクリーンに映し,みんなで共有,議論をしました。1回目の測定では戸惑う様子も見られましたが, 2回目の測定では,目をキラキラさせて実験を進めていました。
 次に,その全班の測定データから,各班で反応の特性や法則性などを分析し,第2回目の「2分間で30mlの酸素を発生させる」という実験にチャレンジしました。17mlしか発生しない班があったり、105mlも発生してしまった班があったりと,思ったように実験はいかないものでした。一番近い酸素量を発生させた班は,28度設定で,35ml発生させたところでした。
 道場参加の中学生のみなさんは、本当に楽しそうに、かつ真剣に実験や議論にのぞんでいました。酵素は発酵食品や薬品,工業製品の生産、開発に応用されています。今回の道場の延長線上に実生活と関係する技術や,そのもとになる分野での研究につながる道があることも頭の片隅に留め置いてもらえるとうれしいです。

写真上:真剣に実験する中学生
写真中:全班の測定結果
写真下:測定結果を分析する中学生

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第2回全校人権学習

 7月2日(火)に京都府長岡京記念文化会館にて、第2回全校人権学習(演劇鑑賞)を行いました。鑑賞作品は東京芸術座による『12人の怒れる男たち』でした。
 冒頭シーンは、父親をナイフで刺し殺した容疑で殺人罪に問われた少年を裁くやりとりから始まります。証拠や証言から少年の有罪は明白と思われましたが、一人の男が被告の少年の生死を即断して良いのか?という思いから無罪を主張しました。そこから有罪の根拠が次々と崩れていき、多様な人生を背負った12人の男たちが狭く蒸し暑い陪審員室で激しい議論を展開します。
人が人を裁くとは?自分の中に潜む予断と偏見?さまざまな投げかけがあり、生徒たちも1時間45分休憩なしの上演を最後までしっかり鑑賞していく中で様々なことを感じ、考えてくれたと思います。
 その生徒を代表して、上演終了後、生徒会長の佐々木佑介君が劇団の方にお礼の言葉を伝えました。「事前学習のとき自分一人が違う意見を持っていたとき、みんなの意見をくつがえす自信があるかと聞かれ、ないと答える人が多かった。今回の演劇をみて話し合いをすれば短時間でも人の心は変えられるんだなと感じました。これから文化祭がありクラスのまとまりが大切になってくるので、ホームルームの場でも活かしていきたいと思います。」
 今回の人権学習を通して生徒一人ひとりが様々な観点で考え感じることがあったと思います。それらを日常的な場面に投影して活かしてほしいと思います。

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15期生海外研修保護者説明会

7月6日(土)15期生海外研修保護者説明会が行われました。
 最初に川浪校長より、堀川高校における海外研修の意義と目的などのお話がありました。続いて、前日にコース別プレゼンテーションを行った海外研修委員から保護者の皆様にむけて、同じくプレゼンテーションを行いました。
 次に旅行業者の方から、渡航手続きなどについての説明があり、最後に中村陸子学年主任から15期生海外研修についてのお話がありました。
 5日(金)には生徒全員に、6日(土)には保護者にむけて、15期生の海外研修について説明を行いました。一人一人のコース選択を、保護者と相談しながら、決めていきます。

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行事予定
9/7 土曜テスト PST 1年生コミカレ講演会(鷲田清一氏) 3年生共催マーク模試
9/10 スクールカウンセラー来校日
9/12 一斉清掃
9/13 短縮授業(1・2・4限・LHR) 探究基礎発表会
京都市立堀川高等学校
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