「仕事について学ぶ」

　９月２日（月）第６時限、武道場に於きまして２年生は「生き方探究・チャレンジ体験学習」の事前指導・最終確認を行い、終了後、各グループに分かれて事業所へ前日訪問・打ち合わせに出かけて行きました。
　本日、９月３日（火）から４日間、２年生が西京地域を中心に市内５６ヶ所の事業所に分かれて「生き方探究・チャレンジ体験学習」を行います。
　この学習は職場体験活動（仕事）を通して、労働の意義、苦労・やりがいや社会のルールを学んだり、保育園や幼稚園での幼児とのふれあいなど、人と人との関わりの大切さを感じ取ってくれることを目的として、また、体験学習の場を広く地域にお願いすることにより、地域の人々とのふれあいや地域との結び付きを深めることもねらいとして始められました。
　今年も５６ヶ所の事業所の方々に、忙しい中をお願いしてこの体験学習を実施いたします。体験学習期間中は、生徒の皆さんも慣れない仕事でいろいろ苦労することもあるだろうと思いますが、実は、事業所の方々には日ごろとは違った慣れない皆さんに様々なことを教え、指導するという仕事が増えているわけです。ですから、事業所の方々に多くのご苦労をかけて、いろいろな勉強をさせていただいているという「感謝の気持ち」をどうか忘れないでください。学校という場所を離れて、教科書を使わない「学習」を通して、皆さんの学んだことが、今後の学校生活に生かされ、また、将来の進路を切り拓くきっかけになることを期待しています。
　最後になりましたが、今回の職場体験学習の機会を与えていただきました事業所の皆様、そして、この取組を支えていただきます地域の方々や保護者の皆様方に、厚くお礼申し上げます。今後とも、本校教育活動に対しましてご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

「防災週間」

　９月１日を「防災の日」、その日を含む１週間を「防災週間」（８月３０日〜９月５日）と定め、政府・地方自治体等による避難訓練など災害時を想定した訓練が広く行われています。
　これは、大正１２年（１９２３年）に起きた関東大震災（９月１日午前１１時５８分、伊豆大島付近を震源地としたマグニチュード７．９、震度６の規模で、南関東一帯を中心に死者・不明者１４万人以上の大きな被害のあった地震）の教訓を忘れないということと、９月１日ころが立春から数えて２１０日目つまり「二百十日」にあたり、このころは日本に台風がやってくることも多く、台風への心構えの意味合いも含めて昭和３５年（１９６０年）に制定されました。
　新聞に拠りますと、京都市におきましても「防災の日」を前にした８月３１日（土）、市役所前広場を主会場として、御池通りを車両通行止めにして、倒壊した家屋からの人命救助や消火活動訓練などが行われたということです。
　いざという時に備えて、避難場所の確認や非常持ち出し袋（中身は一人で持ち出せる最低限のものを、また気付いたときには必ず使用期限などを点検し、交換する。）などを用意しておきたいものです。

「京都市中学校生徒会サミット（後半）」

　８つの支部代表からの報告に続いて、３つの分科会（「地域との関わり」「環境美化」「学校や社会のルール」）に分かれて、それぞれのテーマについて協議を進めました。
　生徒たちからの質問に大人が丁寧に答えたり、大人たちの問いかけに生徒たちが積極的に意見を言う場面も多く見られ、時間ぎりぎりまで活発な話し合いがもたれました。
　最後に、昨年度の「京都市中学校生徒会サミット宣言」をみんなで確認し、それらをさらに広めていくために、今回のサミットで意見を出し合って決定したスローガンを全市中学校に向けて発信しました。

《京都市中学校生徒会サミット宣言（８．２９宣言）》

１．挨拶は、自ら進んで声を出します。
２．学校のルールを大切にします。
３．環境美化には、主体的に取組ます。
４．自然やモノに対して、愛情を持ちます。
５．友だちには、思いやりを持って接します。
６．楽しい学級になるように協力します。
７．全校生徒が誇れる学校を目指します。
８．地域には積極的に関わります。
９．いじめは、しない！させない！許されない！
　　〜かけがえのない命が世界で一番大切！〜

《２０１３スローガン》
『見直す・実行する・継続する〜自分が行動しないで誰がする！〜』

「京都市中学校生徒会サミット」

　８月２８日（水）午後より京都市教育相談総合センター（こどもパトナ）に於きまして、第３回目の「京都市中学校生徒会サミット」が行われ、西京支部代表として本校の生徒会長と副会長が出席しました。
　今回の生徒会サミットには、８つの支部より１０校１７名の生徒会代表と大人代表として（教育長・ＰＴＡ代表・校長会代表など）１５名が参加しました。
　各支部ごとの取組報告やより良い生徒会活動を目指す具体的な方策などついて話し合う場が設けられました。
　大枝中学校の２人は、７月９日（火）に桂中学校で行われた「西京中学校生徒会サミット」で話し合った内容を、支部を代表して発表しました。広い会場に報道関係者や大勢の参観者（各中学校の生徒会役員・学校関係者など）が見守る中、緊張しながらもしっかりとそれぞれの報告・発表ができました。

「全国中学校体育大会（バスケットボール）」

　８月２２日（木）から静岡県浜松市の浜松アリーナ及びエコパアリーナに於きまして、第４３回全国中学校バスケットボール大会が行われました。
　全国の各ブロックを勝ち上がったチームと開催地から合計２４チームが出場し、予選では３チームのリーグ戦を行い、決勝トーナメントへの進出（上位２チーム）を目指して熱戦が繰り広げられました。

　１回戦　　大枝中　５７−８１　相浦中（九州代表）

　２回戦　　　〃　　５９−５８　藤岡南中（東海代表）

リーグ戦の結果３校が１勝１敗で並びましたが、得失点の差で大枝中がリーグ３位となり決勝トーナメントに進出することができませんでした。近畿大会で優勝し、近畿の代表として全国大会という大舞台でも一生懸命のプレーができたと思います。

　

「全国中学校体育大会（陸上競技）」

　８月２１日（水）、名古屋市瑞穂公園陸上競技場に於きまして、第４０回全国中学校陸上競技選手権大会が行われました。
　本校からは全国大会標準記録を超えた３年生のＵさんが女子走り高跳びに出場しました。全国から標準記録を超えた８７名が同種目にエントリーし、当日は、予選が２組に分かれて、Ｕさんは予選１組で最終の４４番目に試技を行いました。

　　　　高さ１５７センチ・・・１回目にクリア
　　　　　　１６０センチ・・・３回目にクリア（自己ベストタイ記録）
　　　　　　１６３センチ・・・３回挑むもクリアならず

　予選１組の中で１２位の成績でしたが、決勝へは進出できませんでした。全国大会という大舞台でのプレッシャーからか「記録なし」の選手が多く出る中、自己ベストタイを記録し、自己新記録にチャレンジしてくれました。

「桂坂統一夏祭り」

　８月２４日（土）午後から、桂坂の各自治会に於きまして「桂坂統一夏祭り」が開催されました。
　当初の天気予報では大雨が心配されましたが雨が降ることもなく、各自治会の役員の皆様方を中心にして、１５ヶ所あるそれぞれの会場では、子どもみこし、紙芝居、ジャグリングショーなどの多彩な催しや焼きそば、お好み焼き、かき氷などの模擬店も行われ、子どもたちばかりではなく、大勢の方々で大いに盛り上がっていました。
　大枝中学校の生徒・卒業生の皆さんの顔も見られ、休日にも関わらず参加してくれました先生方とも楽しい時間を過ごすことができました。

「今日から授業再開！」

　７月２０日（土）からの３４日間の長い夏休みが終わり、今日から授業が再開されています。
　夏休み期間中も気温が３５度や「体温」を超える日が続く、大変厳しい暑さとなっていましたが、毎日のように多くの生徒の皆さんが登校し、学習教室、生徒会活動や部活動に熱心に取り組んでくれました。これから皆さんが行う取組も含めて、その成果が「秋の実り」となってきっと現れてくるだろうと思います。
　今日は１時限目に体育館に於いて全校集会をもちました。先ず、過日行われました女子バスケットボール部の「市内・府下大会」と吹奏楽部の「コンクール」の伝達表彰を行いました。また、男子バスケットボール部は浜松市で行われています「全国大会」に出場しており、予選リーグ２試合が本日予定されています。
　伝達表彰の後、校長より「今日から始まる学習活動や学校祭に向けた様々な活動も含めて、『一生懸命に取り組むことはカッコいい』を常に意識して取り組んでほしい。」と話がありました。
　続いて、生徒指導担当の先生は「皆さんの元気な顔がそろって大変うれしい、当たり前のことのようだが、幸せなことだ。これからも暑い日が続くが、様々な活動を積極的に取り組んでください。」と静かに語られました。
　最後に、生徒会長より８月９日（金）に実施した「リーダー研修会」の報告がされ、研修会で話し合われたことを今後の活動に生かしていきたいという抱負も語ってくれました。
　２時限目以降は、昼食ありの普通授業が行われています。

「茶の湯 こころと美に触れる」

　７月３０日（火）、美術部として京都府立植物園の北側にある表千家北山会館に茶道の美術・工芸を鑑賞しに行きました。
　表千家とは千利休を祖とする茶道の流派の一つです。館内に展示してある貴重な掛け軸や茶碗などを案内役の館員の方が丁寧に説明してくださいました。
　展示室や立礼（りゅうれい）の席などを見学し、静かで心地よい呈茶ロビーではお茶とお菓子をいただきました。
　参加した部員たちは茶道に欠かせない道具のすべてが美しく、心を洗うものだということを見学・体験してみてわかったようでした。

「小中合同研修会」

　８月２１日（水）の午後、桂坂小学校クローバーホールに於きまして大枝小学校、桂坂小学校、大枝中学校の３校合同研修会を行いました。
　この小中合同研修会は夏季休業期間を利用して、３校が小中一貫教育として取り組んでいます「教え合い、学び合えるコミュニケーション能力をもった子どもの育成」に向けて、毎年行われているものです。
　今年は桂坂小学校を会場に、全体会として学習活動における「Ｐ（プラン）Ｄ（ドゥ）Ｃ（チェック）Ａ（アクション）」の確認や評価について大枝中学校より問題提起させていただきました。
　それを受けて後半の分科会では、６つのグループに分かれて各グループの提案者から提示・報告された授業（国・社・数・理・音・英・保健・道徳）の発問・展開方法などについて、それぞれ小学校・中学校での実践例を挙げながら、積極的な意見交流がされていました。
　分科会後の全体報告会でも、小中での取組方法の違いや共通点などの再確認が出来たことや多忙な中でも授業を見せてもらうことは、今後の互いの授業改善につながっていくことなどが報告されていました。