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最新更新日:2025/07/10 |
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ちょっといい話―136―
暑い日が続いていますが、体調には十分に気をつけてください。昨日は暦の上では「立秋」だそうです。しかし、京都市内では最高気温が36.5度を記録しました。本日も35度を越えていると思います。こまめな水分補給を心がけてください。
猛暑日が続いている一方で、昨日の夕方、校舎の施錠に回っているときに、裏山からヒグラシの鳴き声が響いてきました。暑い中ではありましたが、「カナ・カナ・カナ・カナ・カナ・・・」と大きな声で鳴いていました。思わず夏の終わりを感じました。少しずつですが、確実に季節も変わってきているようです。日本の四季に感謝したくなりました。 さて本日の「ちょっといい話」は、「10秒子育て」という意味の深いお話です。しかし、心がけ次第では誰にでもできるお話です。この話を読んで、先生もやってみようと思いました。あなたはどうですか・・・?!(「ちょっといい話」より) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『10秒子育て』 地下鉄の吊革広告(「こども未来財団」)の短いキャッチコピーに目が留まりました。電車の中で、3人の女学生が母親の膝の上にいる赤ちゃんを、 「バァ〜」 という感じであやしている写真が写っています。 「子ども連れの時、電車で席をゆずってくれた。 泣いている子どもを、一緒にあやしてくれた。 ベビーカーを、ドアを開けて待っていてくれた。 わずか10秒ほどの時間かもしれないけれど、 子育てにつき添ってくれたあなたに、ありがとう。 それは、誰にでも参加できる、10秒の子育て。 あなたのちょっとした思いやりが、 ママやパパの大きな力になります。 子育てにやさしい社会を、 一緒につくっていきませんか」 こんな内容の広告でした。 2歳のお子さんをお持ちのお母さんから聞いた話です。 電車の中で、子供が泣き出してしまった。どうしても泣き止まない。誰も、責めたりはしないけれど、咳払いをしたり顔をしかめたりする人もいて、その車両に居辛くなってしまった。 よほど途中下車して、ホームであやそうと思っていたとき、男子高校生3人組が近寄ってきて、子どもをあやしてくれた。すると、子供が笑いだした。さらに、それを見て、他の乗客もほほ笑んだ。 「これほど、救われたことはありません」 と言うのです。 親切というと、電車でお年寄りに席を譲るとか、階段で荷物を持ってあげるとか、人によってはなかなか勇気のいることもあります。 でも、赤ちゃんに向かって、 「バア〜」 て言うのも親切の一つ。それは、10秒もかからない。1秒の思いやり。ちょっと恥ずかしいけれど、今度、赤ちゃんを見かけたら、 「バア〜」 って、やってみようと思いました。(でも、泣いちゃったらどうしよう・・・苦笑)
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