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最新更新日:2025/07/03 |
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子どもの疑問や発見を大切に京都市立日野小学校 山本 泉 夏休みに入って2週間が過ぎました。猛暑日が続いたと思えば,突然の集中ゲリラ豪雨に襲われるといった不規則な天候の日々ですが,保護者の皆様には健康にはくれぐれもご留意ください。 さて,今回はお盆前なので少しブレークタイムをいただき,以前に京都市教育委員会生涯学習部から発行されていた読み物から引用したものを掲載したいと思います。 ―――・・―――・・―――・・―――・・―――・・―――・・―――・・――― 先日,大変暑い日でしたが,人と待ち合わせをしていて公園のベンチに座っていると,ふと目の前の親子に目がとまりました。4,5歳くらいの男の子とお母さんが何だかとても楽しそうなのです。何気なく二人の会話に耳を傾けていると,どうやら,アリの行列を見つけた男の子がそのことをお母さんに報告しているようです。 「お母ちゃん!ほら見て,見て!アリがいっぱい並んでいくで…,どこ行くのかなぁ?」 と不思議そうに言ったので,一緒になってアリの行列の行く先を追っかけていったようです。向こうの方で 「あれあれぇ,こんなところに入っていくで…。」 「きっと,アリのおうちがあるのやね。」 「中はどんなになっているんかなぁ?」 とお母さんとの会話がはずんでいました。とても,ほほえましい光景でした。 そして,以前に出会った親子のことを思い出しました。ある日,歩道を歩いていると私の前を,同じく4,5歳くらいの女の子と,お母さんらしき女の人が歩いていました。そこへ,灌木の茂みから出てきた1匹の子ネコが,その親子に寄っていきました。 「ママ,このネコどこのネコかなぁ。お家はないのかなぁ。かわいそうやなぁ。」 と立ち止まろうとする女の子の手をひっぱり, 「そんなことどうでもええの!行くで!」 と見向きもしないお母さん。その女の子は何度も子ネコをふり返りながら,お母さんに手を引かれて行ってしまいました。 用事があって,急いでおられたのかも知れません。あるいは,お母さんはネコが好きではなかったのかも知れません。私も,そのときはあまり気に止めませんでした。でも,今回出会った親子を見て,改めて思いました。 アリの行列のことや子ネコのことなんて,大人にはどうでもいいことかも知れません。そんなひまはないと言えばそれまでです。しかし,子どもの成長には,その時期にこそ必要なことがあるはずです。育つべきときに,育つべきものを,時期を失せず育んでいくことの大切さを考えると。一見どうでもいいように見えることについて,親子でたわいもない会話を弾ませたり,目を輝かせて夢中になって親子でのひとときを過ごしたりすることも子育ての大切な部分ではないでしょうか。こうした何気ない親子のふれあいこそ,子どもの豊かな心を育むことに繋がるのではないかと改めて思いました。 音楽部 コンクールに向けて![]() ![]() ![]() 着衣泳![]() ![]() ![]() 水泳学習![]() ![]() ![]() 部活動・陸上![]() 学校図書館 ビフォーアフター終了
図書館のビフォーアフターが終わりました。黒板がなくなり,書架の配置が大きく変わりました。どこにどんな本があるのか分かりやすくなり,読書活動だけでなく,調べ学習をする上でもより有効に活用できそうです。
![]() ![]() ![]() 図書室ビフォーアフター 2日目![]() ![]() 図書室整備![]() ![]() ![]() イルカ教室![]() ![]() 充実した夏休みに
明日から子どもたちが楽しみにしている夏休みが始まります。全校朝会では,安全に夏休みを過ごすためのお話や夏の音のお話がありました。夏休みのくらし方のきまりを守って安全で健康的な夏休みにしてほしいです。また,今日の朝会では,「ふるさと」の全校合唱と3年生の音楽発表がありました。心のこもったきれいな歌声や,3年生らしい元気いっぱいの歌や踊りで,体育館があたたかい気持ちに包まれました。
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