京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/27
本日:count up54
昨日:751
総数:2544388
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
令和7年度・7月学校説明会、このHPより申込受付中!(7月14日(月) 17:00まで) コミュニティカレッジ・山極壽一先生講演会受付中!(画面左側・「カテゴリ」の「お知らせ」へ)

感嘆符 第2回探究道場「酵素で始める生化学入門」

 7月13日(土)9時45分から12時30分まで,「酵素で始める生化学入門」と題し,今年度第2回目の探究道場を実施しました。京都府内各地から53名の中学生が堀川高校本能館に集まり,酵素の特性を利用して,化学反応における反応速度を調節するという探究活動に取り組みました。
 道場参加の中学生6〜7人でグループを作り,各班に堀川高校探究道場スタッフが2人ずつサポートで入りました。そして2回の実験を行いました。
まず最初に行ったのが,カタラーゼ(酵素)が過酸化水素(基質)を分解する反応を通して,酵素の働きや特性を調べるという実験です。各班で過酸化水素の温度を決めて,そこに酵素であるカタラーゼを入れ,2分間酸素を発生させて,その体積を測定します。これを2回行い,全班の測定結果を一覧表にして,スクリーンに映し,みんなで共有,議論をしました。1回目の測定では戸惑う様子も見られましたが, 2回目の測定では,目をキラキラさせて実験を進めていました。
 次に,その全班の測定データから,各班で反応の特性や法則性などを分析し,第2回目の「2分間で30mlの酸素を発生させる」という実験にチャレンジしました。17mlしか発生しない班があったり、105mlも発生してしまった班があったりと,思ったように実験はいかないものでした。一番近い酸素量を発生させた班は,28度設定で,35ml発生させたところでした。
 道場参加の中学生のみなさんは、本当に楽しそうに、かつ真剣に実験や議論にのぞんでいました。酵素は発酵食品や薬品,工業製品の生産、開発に応用されています。今回の道場の延長線上に実生活と関係する技術や,そのもとになる分野での研究につながる道があることも頭の片隅に留め置いてもらえるとうれしいです。

写真上:真剣に実験する中学生
写真中:全班の測定結果
写真下:測定結果を分析する中学生

画像1
画像2
画像3

第2回全校人権学習

 7月2日(火)に京都府長岡京記念文化会館にて、第2回全校人権学習(演劇鑑賞)を行いました。鑑賞作品は東京芸術座による『12人の怒れる男たち』でした。
 冒頭シーンは、父親をナイフで刺し殺した容疑で殺人罪に問われた少年を裁くやりとりから始まります。証拠や証言から少年の有罪は明白と思われましたが、一人の男が被告の少年の生死を即断して良いのか?という思いから無罪を主張しました。そこから有罪の根拠が次々と崩れていき、多様な人生を背負った12人の男たちが狭く蒸し暑い陪審員室で激しい議論を展開します。
人が人を裁くとは?自分の中に潜む予断と偏見?さまざまな投げかけがあり、生徒たちも1時間45分休憩なしの上演を最後までしっかり鑑賞していく中で様々なことを感じ、考えてくれたと思います。
 その生徒を代表して、上演終了後、生徒会長の佐々木佑介君が劇団の方にお礼の言葉を伝えました。「事前学習のとき自分一人が違う意見を持っていたとき、みんなの意見をくつがえす自信があるかと聞かれ、ないと答える人が多かった。今回の演劇をみて話し合いをすれば短時間でも人の心は変えられるんだなと感じました。これから文化祭がありクラスのまとまりが大切になってくるので、ホームルームの場でも活かしていきたいと思います。」
 今回の人権学習を通して生徒一人ひとりが様々な観点で考え感じることがあったと思います。それらを日常的な場面に投影して活かしてほしいと思います。

画像1
画像2
画像3

15期生海外研修保護者説明会

7月6日(土)15期生海外研修保護者説明会が行われました。
 最初に川浪校長より、堀川高校における海外研修の意義と目的などのお話がありました。続いて、前日にコース別プレゼンテーションを行った海外研修委員から保護者の皆様にむけて、同じくプレゼンテーションを行いました。
 次に旅行業者の方から、渡航手続きなどについての説明があり、最後に中村陸子学年主任から15期生海外研修についてのお話がありました。
 5日(金)には生徒全員に、6日(土)には保護者にむけて、15期生の海外研修について説明を行いました。一人一人のコース選択を、保護者と相談しながら、決めていきます。

画像1
画像2
画像3

15期生海外研修コース別プレゼンテーション その2

 15期生海外研修コース別プレゼンテーションの様子の続きです。各コースごとに熱いプレゼンテーションが行われました。

写真上:オーストラリアコース
写真下:マレーシアコース
画像1
画像2

15期生海外研修コース別プレゼンテーション その1

 7月5日(金)15期生海外研修委員によるコース別プレゼンテーションが行われました。それぞれのコースの研修目的や研修内容、研修候補地など、かなりの時間をかけて準備をし、15期生全員に発表しました。
15期生海外研修は、以下の4つのコースに決まりました。
 1.アメリカコース
 2.ヨーロッパコース
 3.オーストラリアコース
 4.マレーシアコース
24名の海外研修委員が、研修旅行の目的が達成できることを大前提に、真剣に議論し、決定しました。15期生は今回のプレゼンを参考にして、一人一人が自分にふさわしい研修コースを決めます。

写真上:アメリカコース
写真中:ヨーロッパコース
写真下:真剣に聞き入る15期生

画像1
画像2
画像3

感嘆符 探究基礎探究課題交流会

  6月28日(金)LHR時に、探究基礎探究課題交流会をおこないました。
  今回の交流会は、3つの目的がありました。
  1.14期生全体で、この夏の論文作成に向けて気持ちを高める。
  2.発表する人は、改善点を見つける。
  3.聞く人は視野を広げる。
 というものでした。違う分野の人に自分の研究内容を伝えることは難しく、表現の工夫がいかに大切かを実感することができました。
 多くの人が、交流そのものを楽しんでいたようで、とてもいい雰囲気でした。
 論文完成に向けて、14期生全員で頑張りたいと思います。

 14期生探究基礎委員長 菅 崇昭  岸本 華果
画像1
画像2
画像3

第1回探究道場(6.22)

 本校では平成23年度より,探究活動に興味を持つ中学生の活動や交流の場を作ることを目的に,中学生を対象とした探究的・発展的な特別授業として「探究道場」を実施しています。6月22日には,「飛行機から学ぶ力と運動」と題し,今年度第1回の探究道場を実施しました。京都府内各地から80名の中学生が堀川高校本能館に集まり,型紙から作った紙飛行機の飛行距離を伸ばすという探究活動に取り組みました。
 初めて顔を合わせる中学生4人のグループで交流しながら,まずは一人一人が試作機を作りましたが,どれも少ししか飛んでくれません。そこで,翼を引き上げる揚力など航空力学の基本について道場師範(本校教員)が講義を行ったあと,各グループで飛行距離を伸ばすための工夫について議論しました。参加者は,「飛行機のバランスを保つために重りをつける」,「ムササビのような飛行機をつくる」など,いろいろな意見を出し合い,それぞれがテスト飛行を繰り返しながら自分の飛行機に改良を加えていきます。本校生徒も各グループに付添ってアドバイスをしました。そして,最後にコンテストで優勝した機の飛行距離はなんと13mを記録しました。
 参加した中学生の感想を紹介します。「一つのことをじっくり考えて,取り組むのは面白かった」,「他では経験できないような経験ができてよかった」など,短い時間ながらも楽しみながら手と頭をたくさん動かした半日になったようです。

写真上:グループでの活動
写真中:飛行距離コンテスト
画像1
画像2
画像3
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
行事予定
7/13 PST(9:30〜16:00)
探究道場2(午前:本能館)
7/16 スクールカウンセラー来校日
短縮授業(1・2・3・4限)午後:保護者懇談会
7/17 短縮授業(1・2・3・4限)午後:保護者懇談会
町へ出ようプロジェクト(祇園祭山鉾巡行ボランティア)
7/18 短縮授業(1・2・3・4限)午後:保護者懇談会
普通救命講習会(生徒対象)
7/19 短縮授業(5・6・7限・LHR)午後:韓国高校来校
避難訓練
京都市立堀川高等学校
〒604-8254
京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2
TEL:075-211-5351
FAX:075-211-8975
E-mail: horikawa@edu.city.kyoto.jp