京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/04
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-学校教育目標-「夢や目標をもち 自ら学び 未来を生きぬく子の育成」

個人懇談会での話題に付け足して   h25/7/11

 昨日一昨日と,個人懇談会でした。猛烈な暑さの中ですが,ご来校いただきありがとうございます。話題の中に学力をどうやってつけていくかが出ていたことと思います。
 子どもに学力をつけさせたい。教師でも親でも共通の願いです。学力をつけるためには,継続した学習が必要です。しかしこれがなかなかうまくいきません。特に夏休みとなるとなおさらです。家庭学習を続ければいいことは先生も保護者の方も,そして本人も分かっています。でも,続かないことが多いのです。

 ヒントを書いておきます。それは勉強以外のハードルを高くして,勉強に向かうためのハードルを低くするということです。
 
 家にいるときの,子どもの環境と言うのはどのようなものでしょうか。子どもの周りには,ゲーム機や遊ぶための道具がすぐ手に取れる状態になっていませんでしょうか。
これは,子どもにとって,勉強以外のハードルの低い状態です。

 一方で,勉強を始めるときは,ランドセルから宿題を出し,机上から筆箱を出すなど,とりかかるまでにいくつかの作業を必要とします。これは子どもにとってハードルの高い状態です。夏休みになると,宿題や課題がどこにいったのかわからなくなることもあります。こうなるとハードルはとても高いものになります。

 このハードルを逆にすることを考えてみてはいかがでしょうか。ゲーム機や遊ぶための道具はきちんと閉まって,そこにたどり着くのにひと手間ふた手間かかるようにしておく。一方で学習道具はすぐにだせる,すぐにしまえるよう手間のかからないようにしておくのです。

 片付ける場所を取り上げましたが,勉強という環境のハードルをどうすれば低くなるのか,お子さんと一緒に考え,実行してみることです。

 夏休みに入る前,学校では大掃除を行いますが,家でも身の回りの整理整頓をさせるとよいでしょう。

7月9日のミニ集会にて   h25/7/10

 昨日は,経田町市営住宅1階の南社協ボランティアセンターにてミニ集会がありました。
八条中,唐橋小から近況報告をしました。その後,市営住宅にお住みの方からおおよそ以下のようなお話がありました。
 市営住宅に遊びに来る小学生が多いが,エレベータや廊下,階段を使って鬼ごっこをしたり,通路を走っている小学生がいる。老人の多い住宅なので危険を感じる。また,ケータイの充電を市営住宅のコンセントから行っている。学校でも全体に指導してほしい。
 市営住宅のエレベータの電気料金は住宅に住んでおられる方が払っているわけですから,遊びで使うこと自体だめなわけです。もちろん廊下や階段を遊び場にすること自体もダメです。自宅で知らない児童が遊んでいたら誰もが注意しますが,市営住宅も同様にダメだということ子どもを知らないのではないかと思います。知らないのであれば教えないといけません。あるいは知っているが,認識が甘いのかもしれません。学校でも指導しますが家庭でも話題にしていただきたいと思います。

子ども祭り  h25/7/9

 月曜日の2,3時間目は子ども祭りを行いました。3年生以上の各クラスが出し物を用意し,1年から6年生が各クラスをまわるという行事です。もちろん,出し物をした児童も,他のクラスをまわれるように時間を設定してあります。普段は,学習をする教室が,ボーリングや宝探しなどの会場に変身。校舎内は子どもたちの歓声が響きました。

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児童館祭り  h25/7/8

 7月6日は児童館祭りがありました。
 オープニングは吹奏楽団が出演し,児童館祭りを盛り上げる段取りになっていました。ところが,ステージ上で準備をしていたのですが,緞帳(ステージ上の一番前の幕)が上がらなくなりました。急遽,吹奏楽団がステージから降りフロア上の演奏となりました。会場を提供している唐橋小学校としてはひやひやものでしたが,結果的には,観ている方々と一体化した素敵なステージでした。
 児童祭りは,暑い中でしたが,たくさんの児童で賑わい,児童館の中も体育館前の出し物も満員でした。

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ネット上のトラブルを防ぐ    h25/7/5

 昨日は,地域三校生徒指導連絡協議会がありました。その中の話題のひとつとして,ネット上のトラブルのことがあがりました。
ゲーム機DSには通信機能があります。メールやチャットのような機能が使えます。そこに友だちの悪口を書き込み何人かの子どもが読むというトラブルがあったそうです。また,中学生になると,スマホのアプリであるラインを使って呼び出しがあり,例えば南区の生徒が他の行政区に行ってトラブルに巻き込まれるということが起こっているそうです。
 今は小学生であっても,中学生になるのはそんなに遠いことではありません。
 トラブルを防ぐには,子どもが通信機能のあるゲーム機や携帯でどんな使い方をしているか親が知っていることが第一歩です。
 京都市全体では,携帯(スマホを含む)は児童生徒には必要ないという立場をとっていますが,現実は何割かの児童が携帯を持っていますし,ゲーム機にも通信機能持つものが増えてきました。
 長期宿泊で大学生がボランティアで来ていただいていましたが,大学生がスマホを手にしたとたんに児童がその大学生のまわりに集まっていました。児童にとってはあこがれのグッズです。一方で,いろいろなトラブルや危険性があるのです。
 また,大人と比べると子どもの判断力は不十分です。われわれ大人もネット上の問題について学習し,ネット上のトラブルが起こる前に,防いでいくことが必要だと思います。

見守り隊について    H25/7/3

 先週金曜日,東京で事件がありました。下校途中の1年生を刃物を持った男が切りつけるというものでした。犯人は捕まりましたが,模倣犯が心配です。
 
 唐橋小は,見守り隊が組織され,毎日,PTAを含む12の団体が交代で,放課後に見守っていただいています。

 しかし,万が一,本校でもそのようなことが起こっても,東京の指導員のように犯人に立ち向かうことは避けていただきたいと思います。校門と職員室は近いのですぐに連絡いただければ職員が駆けつけます。

 子どもたちには,自分の身は自分で守ることを教えました。
  危険がせまったら走って逃げること
  大声で叫ぶこと
  学校やお店などの家に飛び込むことです。

 ところで,見守り隊ですが,暑い間老人クラブ連合実施予定の7月8日,7月11日,8月26日,9月2日,9月9日の5回を,PTAで受け持てないかと,合同委員会にて,PTA会長より提案がありました。

 合同委員会の帰りに何人かの希望者がおられました。これをお読みになった唐橋小PTAの方で見守り隊に参加していただける方はおられませんでしょうか。もしもやってもよいという方がおられましたら,学校まで連絡下さい。


みどりのカーテン3 h25/7/3

 みどりのカーテン,オーシャンブルーはさらに高く伸びました。今のところ
2階の窓まで達しています。葉も1枚1枚が大きくなりました。梅雨の末期ですが,どこまで伸びるのでしょうか。

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長期宿泊学習 5年生 を終えて   h25.6.29

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 5年生は山の家にて4泊5日の長期宿泊学習を体験してきました。私も,4泊5日を児童とともに過ごしました。途中,大雨の影響で,プログラムの一部を変更することもありましたが,概ね予定通りにプログラムを行うことができました。

 担任に加えて,教務主任の南先生,協力指導の河村先生,学習支援の松下先生の他に,学生ボランティア5名,オヤジの会5名,唐橋小前校長石井先生ら11名のボランティアスタッフに強力な支援をいただきながら活動をしました。このページをおかりして御礼申し上げます。

 本格的な野外炊事は2回行いました。さすがに2回目の炊事は,班で要領良く,炊事を行っていました。普段の生活の中で火をつける経験すらない子どもたちが,かまどに火をつけたり,ブタ汁を作ったりする姿は,あらためて子どもというのは対応力の高いものだと思わせるものでした。

 登山は,前日の雨のため,コースを短いものに変更。別所山に登りました。途中ぬかるんだ場所があり,足をとられて転倒する児童もいましたが,どちらかと言えば楽しく登ることができたと感じています。休日に山登りを家族で行う家庭は少数でしょうから子どもたちには貴重な体験であったと思います。

 他にも体を拭かないと上がってはいけないお風呂,自分でシーツを引いたりたたんだりすること,リュックから必要な服だけを出し入れすることなど,いくつかの生活体験をしてきました。

 ケンカもありましたが,そこからの学びもあったと思います。

 5日間の中で,話を聞くときに集中する時間が延びました。また,疲れている体であっても,時間を守ろうと素早く動く姿が見られるようになりました。

 彼らが,長期宿泊を終えた後,普段の学校生活にてどのような成長ぶりがみられるのか,注意深く見ていきたいと考えています。

月曜日の朝会では以下の3つの話をしました。 H25/7/2

1 自分の命は自分で守る
 東京で下校途中の1年生が襲われるという事件がありました。もしも下校途中や,道を歩いているときに襲われそうになったときは3つのことで自分の命を守って下さい。
 (1)とにかく走って逃げること 
 (2)大声で叫ぶこと 
 (3)近くの家か学校に逃げ込むこと

*このことは各ご家庭でも繰り返し教えて下さい。

2 不便さを感じてこそ,日常のありがたさがわかる
 5年生が山の家に行ってきました。山の家では自分たちの食事は自分たちで作らないといけません。作るのはまだいいのですが,その後の片付けが大変です。油やすすのこびりついた鍋をあらう,いくら洗ってもとれないご飯粒をとる。そういう大変さを5年生は体験してきました。だからこそ,家に帰ってきたときに,後片付けをしてくれる保護者のありがたさがわかるのです。

*おそらく5年生の児童は,実感としてわかったと思います。後の学年はいまいちピンとこない表情でした。でも,すべての児童は山の家に行き野外炊事を体験しますのでその時に実感することでしょう。

3 後ろからたたかれたら,何があったの?と聞こう。
 体育館をはじめ,学校では列に並ぶことが多くありますね。並んでいるときに,背中を叩かれたと感じる時があります。その時皆さんはどのように反応しますか?
 たたき返しますか?やめてといいますか?じっと我慢しますか?
 どれも,いい方法ではありません。本当にたたかれたのか。どんな状態だったのか知る必要があります。だから,後ろを向いて,「何があったの?背中が痛かったんだけど。」と言えばいいのです。何があったのか分かれば落ち着いて対応ができます。ホントに叩いたのならば,謝ってもらえばいいし,知らずに押したのならやめるように言えばいいのです。そのために必要な言葉「何があったの?」です。

*各学年とも列で並んでいると,多かれ少なかれ当たった,当ててないというトラブルが起こります。それを防ぐための方法です。上手くいけば良いのですが。

以上の3つですが,前回同様子どもたちは静かに聞いてくれました。後は少しでも行動化できることを願っています。

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山の家の活動より  木はがき   h25/7/1

 5年生の保護者の皆様の家には山の家からの木はがきが届いていることと思います。その木はがきは以下のようにして児童が書いたものです。

 山の家3日目の夜は,木はがき(うすいはがき大の木の板ではがきとして使える〒番号を書く欄などが印刷されたもの)に山の家のことを書くというプログラムでした。

 5年生担任は3日目の降雨のため4日目のプログラムが変更となりその準備にはいりましたので,私が指導をすることにしました。

 2つの制約がありました。1つめは,木はがきは(一度書くと消しゴムでも跡が残るので)失敗ができないことです。2つめは, (3日目の夜下山する先生にこのはがきを渡して,郵便局にて投函しないと児童が帰宅するまでにはがきが各家庭につかないので)1時間程度で全員が文面を書き終えないといけないということ。
 そのため,「失敗を極力減らすこと」「1時間のうちに誰もが書けるようにしてやること」の二つを意識して活動をすすめました。

 失敗を極力減らすことは,比較的簡単です。下書きをすればよいのです。木はがきを下書き用の紙(山の家のしおりの空きページを使いました)にのせて,まわりをなぞれば,ちょうど,はがき大の枠ができます。そこに下書きをさせます。

 難しいのは,1時間のうちに誰もが書けるようにすることです。何も指導しなくても7割の児童は書けます。しかし3割の児童は何を書いていいのか困ってしまいます。書き方の指導が必要です。
 一般の作文と違って,山の家の体験をしている児童は,書くネタはたくさんあります。それをどう表現したら良いのかがわかりません。それを明確にしてやればよいのです。

「誰に対して書くのか決めましょう」これで,少しはっきりしてきます。保護者の方なのか,自分の弟や妹なのか。兄なのか姉なのか。
 しおりに誰に書くのかメモさせました。

「山の家の何について伝えたいのか決めましょう。」
3つのことを例示しました。山の家の様子を伝えたいのか,山の家に家族一緒に行きたいことを伝えたいのか,山の家での自分の気持ちを伝えたいのかです。これでさらに書く内容がはっきりしてきます。実は,この3つは書き始めると混ざったものになるのですが,書くための入り口が決まると書きやすくなるものです。

 「伝えたい人がしらないことを書きましょう。」このことが,肝心なポイントです。
「山の家に行きましたなどという言葉は不要です。お家の人はみんな知っています。」
「野外炊事中,煙で目が痛くてたまらなかったこと,テントで泊まった時の雨音のこと,お昼ご飯のバイキングで選んだもののこと,朝の眠たさそんな自分が感じたことが知らないことです。そんなことを書きましょう。思いついたことをメモしましょう。」
およそそんなことを説明しメモさせました。

 そこまでやって,しおりに書いておいたはがき大の囲みに下書きです。書けない児童にヒントを伝えるため見て回ります。他の先生やボランティアの方にもサポートしていただきました。
 下書きのできた児童には木はがきに清書です。
 全部できた児童には,しおりに書けなかったことを付け足しておくように伝えておきます。

 書けない児童には,ヒントを出して回ります。時には全体に指示もします。
児童「最初になんと書いたらいいのですか」
私「読んでほしい人の名前を書きます。お父さんお母さんへなど」
児童「全部書ききれないのですがどうしたらいいのですか。」
私「続きは家に帰ったら話しますと書けばいいのです。」
児童「失敗したのですが。」
私「失敗をイラストにしたらいい。」
児童「何をかいたらいいかわからないのですが。」
私「今,山の家で思い浮かぶことは何?まずそれを書いてみよう。その次に浮かんだことがあれば,それを書くといい。」

 1時間たって,9割の児童が書けました。しかし,1割の児童は書いている途中です。。そこで10分間トイレ休憩。その間に書くように指示。10分後,かけていなかった児童は1名でした。その児童も3日目の振り返りをしている間に書き終わり,全員分を回収し,下山する先生に手渡しました。5年生の担任が行っても同様の指導をしたはずです。

5年生の保護者の皆さんへ届いた木はがきはこのようにして出来上がったのです。

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