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最新更新日:2025/06/19 |
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学力向上研究チームで"二回目のミーティングをしました"
ちょっと前のことですが、テスト前に二回目の研究チームのミーティングをしました。テスト前で部活はないにもかかわらず、テスト作りや補習などでなかなかミーティングの時間がとれません。
忙しい中で短時間ですが、いろいろとアイデァの交換ができました。 いくつかを取り上げると・・・。 1、いろいろな先生が、「個人の必須のアイテム」あり。“飛び道具”みたいなものを持っている。そんな魅力的な飛び道具の使い方などのミニ研修会ができれば面白い。 →一年生英語科のS先生のタブレット端末など 2、週末の疲れも出てくる「金曜日の六時間目」 →工夫により、盛り上げられる。こちらがどれだけ、「いい素材」を揃えられるかにかかっている。 3、教室でPC使う場合、生徒に背中向けてしまうので、ワイヤレスマウスが揃えられれば更に効果が出てくる。→リング型もあり。なんとか揃えられれば・・・。 4、テスト前に生徒たち自身が予想問題を作る→勉強の仕方の不十分なところを自覚させるためにはなかなかいいやり方。 5、他の教科とのクロスカリキュラムで、シナジー(相乗効果)が出る場合あり。 →「それ先生、国語でやったで」とか言うのです。事前に相互に交流しておけば、更に発展させやすくなる。 などなど雑談も結構ありますが、その中で使えるアイデァなどが出て、学力向上につながる授業がレベルアップできればうれしいものです。 以下は、研究チームのメンバーの「読書感想文を作ろう」という、一年生の国語の授業のものです。こんなに書けるということは、しっかりその本を読んでいるということで、本を読んでいるということは、学力向上に絶対に結び付きます。 夏休み目前です。この夏は、「本に親しむ夏」もいいと思います。当然ですが、周囲の大人の私たち(=教職員を含めて)も、何冊読んだか・・・というグラフを作ってもいいかもしれません。 ・・・力作、第一弾・・・ ![]() ![]() ![]() 『東山を西に見て』〜Make legend〜![]() 「梅雨の長雨」「しとしと…」こういう言葉が梅雨にはしっくりくるのに、今年は、全然降らないかと思ったら“ドバーッ”と降ったりで、何か感じがくるいます。今週に入って、またも雨が降らなかったせいで庭のアジサイも元気をなくしました。『今年はもう終わりかな』と思い、3輪ほど切って校長室にもってきました。室内に置くと、葉っぱの色も濃く意外と元気なようです。でもやはり、アジサイはしとしと降る雨の中で咲いてこそ美しいと思うのですが、どうでしょう。 さて、第2回定期テストが終了しました。テストの結果にしっかりと決着をつけ、その後は、部活動の夏の大会やコンクールに向けて全力を傾けてほしいと思います。 我が国の中学校において、部活動は大変重要な位置を占めています。特に生徒指導の面で部活動が担う役割は非常に大きいです。公教育の中でこれほど特別活動が重要視される国は他にありません。欧米や近隣のアジア諸国においても、学校とは勉強をするところであって、スポーツや文化的活動は、学校以外の社会で行うのが常識になっています。因みに、生徒指導もほとんどしません。ましてや、家出生徒の捜索や学校外で発生した万引きやけんかの指導は教師の仕事ではないと考えられているようです。言い換えると、教師は勉強を教える人で、そのスペシャリストであることが求められます。「日本の先生は、毎日放課後に部活動の指導をしている。また、休みの日も練習や試合の引率や指導をしている。」そう言うと、外国人の教師は目を丸くして驚きます。実はこれも、明治以来、子どもを育てるうえで、学校や教師が国民から大きな期待をかけられてきた結果です。 もとい。夏に向けての話に戻しましょう。 全国大会への出場、京都で一番、みんなで近畿大会・関西大会へ、など、各部の夢は大きく膨らんでいることでしょう。これまでの先輩の実績から言うと、決してその目標を否定するものではありませんが、今回、私からは敢えて違うことを伝えたいと思います。 それが、「目の前の一戦に全力を傾けよ!」です。 私も部活動の指導には、特に力を入れてきた教師の一人です。この時期の子どもたちにはいつも次のように言ってきました。そのことを皆さんに伝えて、何かを感じてもらえれば嬉しく思います。(試合に臨む選手に向けて言っている様子を思い浮かべて下さい。) 練習を重ねて上手になったから試合に勝てるのではありません。試合に勝つことによって強くなっていくのです。いくら練習で上手でも勝てない選手は強いとは言えません。泥臭くてもみみっちくても、たとえ地味だと言われようが、何としても勝つのです。そうして勝ち方というか、勝つためのコツのようなものを掴むのです。どんな種目でも、競技者は勝つことによって強くなっていきます。強い者、上手な者が勝つのではありません。勝利した者が強いのです。目の前の一戦一戦に個人の、そしてチームとしての最高のパフォーマンスを発揮してほしいです。そうすれば、少しずつ先に示した目標が近づいてきます。 |
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