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最新更新日:2025/07/24 |
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ごあいさつ
桃陽総合支援学校は,桃山の丘の上にあり,3月に入ると,ウグイスの鳴き声が聞こえ始め,モクレン,シダレサクラ,ソメイヨシノが次々と満開になって,新しい年度を迎えます。
当校は,病気により入院や療養が必要な子どもたちに教育を行っている病弱の総合支援学校です。桃陽病院に隣接する本校のほか,京都大学医学部附属病院,京都府立医科大学附属病院,京都第二赤十字病院,独立行政法人国立病院機構京都医療センターの4つの病院の中に分教室があります。また,分教室を設置していない病院への訪問教育も行っています。いずれも,病気治療をしながら,子どもたちは一生懸命学んでいます。 平成23年度から,学びのイノベーション事業(文部科学省)フィーチャースクール推進事業(総務省)の実証校になり,今年度はいよいよ最終年度,まとめの年になります。この2年間,実証校になったことを,私たちが新たな挑戦をする機会を与えていただいたと考え,実践してきました。 今年度も「新しい基軸による・新しい学びを創造する学校をめざして!!」,次の学校教育目標のもと,さらに取組みを進めていきたいと思います。 学校教育目標 「からだ」「こころ」「いのち」を大切にし,規則正しい生活習慣を身につけ,将来の 自分の姿を見すえながら,前向きに進む子どもの姿を実現する。 めざす子ども像 ○「願い」を大切にする子 ○「からだ」を大切にする子 ○すすんで学ぶ子 ○「思いやり」を感じあう子 ○ICT機器を活用する子 本校と分教室を結び,子どもたちが一緒に様々な行事や授業に取り組み機会も増えました。また, TV会議システムを活用して前籍校と交流することも可能になり,両校の児童生徒にとっても有意義な取組が進められました。今年度はさらに,ICT機器を活用してこれまでにない教育環境を工夫していきたいと考えています。さらに,学校運営協議会のお力添えを得て,新たな取り組みも進めています。子ども達一人一人が,病気を治療しながら「学ぶ楽しみ」を実感し「生きる力」を身につけて地域社会に帰っていいてくれるよう,教職員一丸となって取組んでいきたいと思っています。 さらに,「育支援センター桃陽」として,月1回の不登校教育相談等,地域の小中学校で学ぶ,病気のために様々な困りのあるお子さんへの地域支援も推進していきます。 病院・家族・前籍校,関係諸機関の方々,さらに地域の方々と一層の連携を図り,子どもたちの地域社会での生活を支援していけるよう,ご理解ご支援いただきますよう,よろしくお願いいたします。 平成25年4月 校長 中東 朋子 |
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