4歳児のたんぽぽ組とひまわり組が,4歳児になって初めて自分たちだけで御苑に出かけました。幼稚園を出発して間之町口を目指して歩いていきました。
東洞院通りを北上するだけなのですが,車も通りますし,路側帯の中に自転車やバイクが止まっているところもあって「白い線の中を歩こう」と言ってもちょっと危ない所もありました。速度もいろいろですし,気になるところもいろいろあって,列の途中で切れてしまったりもしましたが,とても楽しみにしている様子が感じられました。
丸太町通りの横断歩道も何列にもなって,無事全員が一度に渡ることができました。間之町口に到着するともう御苑の中なので,うんと安心です。間之町口から拾翠亭の前を通り高倉橋を渡りました。九条池には亀がたくさんいました。石の上にたくさんの亀がいるのをみて,「あれは,ひなたぼっこしているのやで」と教えてくれました。「鯉もいる」「アメンボもいる」と口々に見つけたものを大きな声で教え合っていました。
堺町休憩所のすぐ北側の貽範碑の囲みの所に荷物を置いて遊びました。白いシートの上に荷物を順番においていこうということになりました。それぞれがぐちゃぐちゃにおいてしまうと次にかばんや水筒を取るときに友達の荷物を踏んだり,またいだりしなくてはいけなかったり,いらぬトラブルの元にもなってしまいます。
今年は子どもたちがどうしたら気持ちよく生活できるだろうということをいろいろな所で見直しながら,生活をすすめています。この荷物を整頓して置くということも一つの大事な見直しのポイントだったのではないかと考えます。
今日は暑くもなく,とても爽やかでした。子どもたちは,ちょうちょを追いかけたり,木や花やまつぼっくりなどを集めたり,追いかけっこをしたり,伸び伸びとそれぞれ遊びを楽しんでいました。
みんなで「だるまさんが転んだ」もして遊びました。2クラスの遊び方が少し違うところもあったようですが,鬼に動いているところを見つからないようにしてスッと止まっている姿がとても可愛かったです。次々と鬼にタッチをしてゴールをすることができました。よかったね。お弁当を食べた後もゆっくり自然の中での時間を過ごすことができました。
でもさすがに帰り道は少し疲れてしまっていたようでした。これからも園外保育に出かける経験を重ねることで足も心も強くなっていくことでしょう。園内だけでは味わえない全身を使った経験を園外にでかけることでたくさん味わっていってほしいと思っています。