京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/04
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-学校教育目標-「夢や目標をもち 自ら学び 未来を生きぬく子の育成」

家庭教育学級 今井さんの講演会「唐橋の歴史について」 h25/6/11

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 唐橋の歴史について,もっともよく研究しておられる方が今井さんです。
 今井さんは唐橋小創立30周年のときのPTA会長でもありました。

 今回の講演会にあたって,以下のようなことを今井さんにお尋ねしました。
(1)唐橋校区には川がありません。しかし,地名は唐橋とついています。なぜ,川がないのに,橋のつく地名になっているのでしょうか。

(2)なぜ,唐橋という地名になったのでしょうか。

(3)東寺と西寺はほぼ同じ時期に建てられたそうですが,東寺が今も残っているのに,西寺はなぜなくなってしまったのでしょうか。

(4)唐橋の校区と松尾大社はずいぶん離れていますが,どうして松尾大社の氏子なのでしょうか。

 お尋ねした内容は,文献や資料が残っていないものがあり,回答には困ったとおっしゃられながらも,講演ではそれらの内容を含めてお話いただきました。
以下は今井さんの講演をもとに宮畑がまとめたものです。(講演そのものの要約ではありません)

(1)唐橋校区はもともと 湿地帯でした。したがっていくつも川があったのです。もちろん明治時代にもありました。地名に橋がついても不思議ではありません。

(2)平安京を作った時に,入り口にあたるところに羅城門ができました。その門の前に川が流れており,橋がありました。羅城門同様,赤い色の橋があったと思われます。それが中国風だったところから,唐橋という地名ができたのではないかと考えられます。

(3)東寺も西寺も平安時代の国家の衰えと共に危機に至ります。鎌倉時代,東寺は復興する出資者(源頼朝)があらわれたのに対して,西寺にはあらわれませんでした。それが二つのお寺の運命を変えたようです。

(4)松尾大社のお祭りは、平安時代から続けられています。還幸祭「おかえり」では、各御旅所(西七条/三宮社/衣手社)から、旭日の杜(西寺跡)/朱雀御旅所を経て、松尾大社に橋を渡って戻っていきます。松尾大社の氏子の範囲はとても広いものです。唐橋校区含む東側に加えて,松尾大社の南北にも大きく広がっています。西寺を失った唐橋一帯の地域には,松尾大社の神を受け入れる素地があったようです。その結果,西寺跡を旭の社とすることができたのではないかと思われます。

 家庭教育学級にはおよそ70名の参加がありました。唐橋小学校区に住んでおられる保護者の皆さんがわが子と唐橋の地域についてお話いただく機会になれば,家庭教育学級をおこなったかいがあると思います。

休日参観

 6月8日,休日参観です。かなり暑い中での参観になりそうです。

 この日は,児童よりも多くの保護者が学校にお見えになります。廊下は大人でいっぱいになります。子どもたちにとって自分の保護者がみているのは,嬉しさと恥ずかしさ両者の気持ちが入り混じったものです。
 ふだんとはちょっと違った雰囲気になるかと思います。キョロキョロして自分の保護者の方を探す児童もいると思います。
 そのことも含めて,お子様の姿をご覧ください。

 今,時刻は20時50分。(6月7日)職員室には明日の授業が少しでもいいものになるよう,子どもの活動場面が見せられるよう,半数以上の教員が残って準備をしています。

 遅くまで残って仕事をすることがいいわけではありませんが,明日も来たくなる学校を創るために,教職員一同が努力をしているのです。

 なお,毎年,参観日に廊下で話をする保護者の方がおられます。久しぶりに会う方もあるのでしょうが,あくまで参観日は授業をみる日です。参観時間はお静かにお願いします。

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普通救命講習会(教職員の研修会)h25/6/6

 来週から水泳学習がはじまります。それにあわせ,昨日,普通救命講習会を本校教職員対象に行いました。AEDの使用方法と心肺蘇生法を南消防署の職員の方から教えていただきました。

 AEDは心臓にショックを与えて動かすものだと思っている方がいるかもしれません。講習ではAEDはそういうものではないことを学びました。意識を失っている方の心臓は心室細動と言って,小さく振動をしている(痙攣している)状態になっていることがあります。そこに電気ショックを与えて,一度心臓の動きを止めるのがAEDの役割です。その後に心臓マッサージなどの心肺蘇生を行い,止まった心臓を動かします。
 つまり,AEDと心肺蘇生法はセットで命を救うわけです。

 心肺蘇生法と言えば,多くの方が,人工呼吸をイメージします。人工呼吸も心肺蘇生のひとつですが,心臓マッサージも大切です。今回の講習では,人工呼吸ができなくても,心臓マッサージだけでも命をつなぐことができる場合があることも学びました。

 命にかかわることです。参加者は全員真剣に受講をしていました。

 なお,AEDは職員室にはいったところに置いていますが,水泳学習のときにはプールに持ってあがり,万が一の場合に備えたいと考えています。
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うれしいことが2つ  h25/6/5

 先日,校門で朝の挨拶を率先して行う5・6年生のことをここに書きました。

 今日は自分が挨拶をした後に,下学年の児童に「朝の挨拶するんやで」と諭す姿を見ることができました。自然な声かけに感じました。諭された低学年児童も「おはようございます」と声を出していました。朝の挨拶は極力一人ひとりの顔を見て声をかけるように意識していますが,およそ10分間に500名の児童が校門を通るため,中には声をかけられずに通り抜ける児童も多くいます。そんな中に,校長に向かって声をかけるように促す高学年の存在はうれしくかんじます。

 中間休み後,校内を巡回しました。2階のトイレの前を通ると,男の子の姿が見え隠れしています。近づいてみると,乱れたトイレのサンダルをそろえているところでした。私の姿を見てあわてて揃えていたのではありません。誰も見ていないところで揃えていたのです。

 こういった子どもが現実にいるのです。いるということは増えることもできる,誰もがそういった子どもに育つ可能性があるということです。

唐橋の歴史に学ぶ h25/6/5

 以前にも紹介をしましたが,6月8日(土)の休日参観日の4校時は,家庭教育学級を予定しています。休日参観は2校時と3校時です。4校時を終えて,児童が下校する時間を利用し,保護者の皆さんにも学んでいただこうということで,家庭教育学級をPTAの皆様に企画していただきました。

 テーマは「唐橋の歴史」です。唐橋の歴史について,地域の方にたずねると,多くの方から「歴史については今井さんに聞きなさい。」と言われます。いわば,地域の歴史の第一人者と言っていいでしょう。
 今回も昨年に引き続いて,今井さんからお話をしていただきます。

 この地域はどうして唐橋と名前がついたのでしょうか。この地域には川がありません。なのに,地名に橋とついています。考えてみると不思議ですが,昨年の今井さんのお話で唐橋学区にも以前は川があったことがわかりました。

 今回のお話でも新しい発見があると思います。その話を元に各ご家庭で親子の話をしていただきたいというのが家庭学級の主旨です。

 体育館にて11時30分から行います。この日は休日ですので,地域の皆様の家庭学級の参加も可能です。参加される場合は,学校まで連絡を下さい。

6月の朝会の話 集中をするために h25/6/4

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 いよいよ暑い季節になります。

 子どもたちが集中をすることを願って,月曜日の朝会ではおよそ以下のような話をしました。

 これから暑い季節になりますね。なかなか集中できないことがあります。
そこで集中する方法を3つ教えます。

 ひとつめは,とりあえずはじめてみることです。例えば,計算の勉強のときに,やる気がない,集中できないということがありますよね。その時もはじめてみることです。やりはじめることでやる気が起こってくることがあります。

 ふたつめは,めあてをもつことです。野球選手になりたいというめあてを持っている人は練習を熱心に行いますね。同じように賢くなりたいと思う人は強く思えば集中できます。

 それでも,なかなか集中できない日というのがあります。そんなときは,3つめの方法です。
 深呼吸をするといいのです。今からやり方を教えます。深呼吸は息をはくところから始めます。ふーっと息をはいたら,鼻から吸います。ゆっくりはいて,鼻からすいます。これを繰り返すと落ち着きます。
 以上の3つのことを覚えておいて,実行してみましょう。

 深呼吸による集中は,ヨガのことを出すまでもなく,精神をコントロールする時の入り口であることが有名です。あとの二つは脳科学者の池谷裕二さんの話から引用しました。理屈を知ってもなかなか実行できるものではありませんが,どこかで子どもたちの役にたてばと思っています。

みさきの家の下見

 6月1日(土)4年生の宿泊学習みさきの家の下見に行ってきました。施設の確認と2泊3日の学習内容を現地の方と打ち合わせをするためです。

 今年は,8月21日から8月23日までの期間に4年の宿泊学習をします。
 他の学年は8月26日(月)から夏休み明けの授業ですが,4年生は8月21日から授業(宿泊学習)にはいることになります。また,6月7月と教室にて事前の学習を行っていきます。夏休み中,旅行や帰省をされる計画のご家族もあるかと思いますが,4年生の保護者の皆様はあらかじめ,夏休みの日程をご確認の上計画をお願い致します。

 暑い時期ですが,海辺の活動という点ではよいのではないかと思います。他の学校がいなくて,唐橋小単独で施設が使えることもわかりました。

 野外炊事場,キャンプファイヤーを行う場所,磯観察の場所を確認,3日目の午後に立ち寄る鳥羽水族館も下見をして帰ってきました。

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朝の挨拶

 久しぶりに良い天気になりました。

 週末であること,よい天気であることも手伝ってか,校門前の「おはようございます」の声がいつもよりも大きくなりました。

 最近は6年生の挨拶が特にしっかりしています。登校班のリーダーは各登校班の先頭なので私と目が合うこと多いのですが目をそらさずに挨拶をします。そのことが他の学年に良い影響します。

 6年生が見本を示すと全体が良くなるのです。

 続けてほしいものです。

かさをさして歩道を歩く。h25/5/29

 朝から雨でした。一時的に強い雨が降る中の登校です。

 多くの児童がカサ同士ぶつかりそうな状態で登校してきます。中には,歩道をはみだして,車道を歩く児童もいます。
 亀岡の事件を言うまでもなく,車道を歩くのは危険です。学校前を通る車は,用心して低速で走っていますが,万が一のことも考えられます。

 校門まえでは気がつけば,歩道を歩くよう指導しています。お家でも歩道を歩くようお子様にお伝え下さい。
 命は何ものにもかえられません。

教員の勉強会について

 昨日,火曜日は午前中の授業のみで,給食終了後,6年1組以外は早めの帰宅となりました。これは,教員の教育力を向上する勉強会のためです。

 子どもに勉強を教えるのは,親であれば誰もが経験をしていることです。そして,その経験があるため30名以上の児童あっても教えることは難しくないと考える方もおられると思います。これが,医者であれば,親は注射の1本も打てませんし,骨折の治療になれば,親は何もすることができません。それと比べれば,多くの方は,教える内容が簡単な小学生の教材ならば教えられるだろうという思いがあるように感じます。

 しかし,30名を対象にわかるように教えるのはかなりの技術を必要とします。感覚的な話でいえば,30名中20名をわかるように教えるのは,指導経験がなくてもセンスのある方なら可能です。25名までわかるようにするには,センスに加えて経験を積まないとできません。しかし問題は残った5人です。この5人にわかるように教えるのが大変なのです。いやいや,残った5人中で3人まではなんとか教えられてもさらに残った2人にわかるように教えるのは,高度な技術と時間を必要とするのです。
加えて,子どもたち集団を動かす難しさは,カラホリを運営された保護者の方ならばよくわかると思います。

 さらに英語を教える,コンピュータの使用方法を教えるなど新しい教育内容もあります。したがって教員は,常にその技量をあげ続けることが必要不可欠です。しかし,普段は朝から夕方まで授業や部活動などがビッシリつまっていて,力量を高める時間をとることが難しいのです。

 前置きが長くなりました。教員の力量を向上させるため勉強会は,どこの学校でも定期的に行っています。それを小学校では授業研究と呼んでいます。授業をする教員,あるいは授業を担当する教員チームは「子どもがどのようにものごとを考えるのかを予測」し,「その予測に基づいて授業をつくる」のです。そして,授業を参観する教員は,授業を見た後に,それぞれ授業について分析,情報交換を行い,「先生の話に対して子どもはこんな反応をするものなのか」という子どもの反応について学んだり,「わたしだったらこのように授業をつくる」「この先生の授業のここを自分の学級でも応用してみよう」という教え方の発見や学びをしたりするのです。写真は,6年1組で行われた授業に対してグループで討議し,その結果を全体に報告している様子やグループで討議した資料です。

 以上のように教員が勉強会に専念し力量向上のため,子どもたちには下校してもらいます。時間割の変更で各ご家庭にはご迷惑をおかけいたしますが,今後も年間数回にわたって時間割の変更があるかと思います。子どもたちひとりひとりに学力をつけるためだということをご理解いただきたいと思います。

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