京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/22
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ハートフルマーク
北にそびえる 鏡山   西に連なる東山 松のみどりに 包まれて 白くあかるく 照りはえる 希望あらたな 学び舎は 我らの 花山中学校

『東山を西に見て』〜Make legend〜

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「好スタート」
『入学式を迎えるまでは、今までと環境がちがい、不安な気持ちで一杯でした。でも、花山中学校の門をくぐった瞬間、今までのいくつもの不安は晴れて、不安よりも期待の方が大きくなっていきました。たくさんの教科書。はじめての教科。すべてに感動しました。そして、これからの部活動や様々な学校行事がとても楽しみです。これからは、自分に自信を持ち、花山中学校のキャッチフレーズにある「ゴーフォワード」のように、未来に向かって前向きに努力し続けようと思います。まだまだ分からないこと、不安に思うことはたくさんあると思います。また、先輩方に助けてもらうこともあると思います。私達も先輩方の姿を見て精一杯頑張りますので、どうぞあたたかく見守って下さい。宜しくお願いします。1年生代表 森根菜絵』                
 「校長先生が、さぞかし聞きたかっただろうと思いまして…」
 全市校園長研修会のために『新入生を迎える会』の場面に居られなかった私に、1年担当の先生が生徒の手書きの文章のコピーをくれました。上のがそれです。
「絆」をキーワードとして綴られた、南杏優さんの入学式での“新入生代表のことば”も大変素晴らしく驚かされましたが、それに劣らない出来です。
 先月卒業していった生徒達が、進学先で活躍する姿も聞こえてきて、こちらも嬉しいです。写真の新聞記事は、4月5日付の京都新聞の夕刊からとりました。白河総合支援学校東山分校の開校式で本校卒業生の大湊麻璃菜さんが新入生代表の言葉を述べているシーンです。また、京都府立洛東高等学校の入学式でも、新入生代表の言葉を述べたのは本校卒業生の寺田澄さんです。これらをライブで聞けなかったのは残念ですが、あの子たちのことです、きっと立派にその大役を果たしてくれたことだと思います。
「様々な分野で活躍を見せる花山中学校は、正直、一目置く存在の学校でした。そのため、憧れの花山中学校へ赴任が決まったときは嬉しさ半分、自分がそんな学校でやっていけるのか不安な思いが半分でした。しかし、出会う生徒、先生の全員がとてもあたたかく、どんどん新しい者を受け入れてくれる学校であることに気付き、生徒に関しては、“この子達にいろんな場面で、どうかいい思いをさせてあげたい”とこんな短期間で思うほどです。今は、かわいすぎる子ども達と一緒にいる時間が楽しくて仕方ありません。」今春お迎えした音楽科の小泉未来(みく)先生の感想です。新しい年度、新しい出会い、新しい出発。今は皆がフレッシュな気持ちでいます。
 今日から普通授業が始まりました。各教室を見に行きましたが、緊張感の中にも温かいムードを感じました。また、6時間目には、生徒会オリエンテーションがありました。こちらも緊張感と楽しさのけじめのついた良い集会となりました。
 久しぶりに担任をもたれた岡本昌人先生が次のようなコメントを寄せてくれました。「元気な生徒たちと出会えて、頑張ろうという気持ちになっています。」
 25年度、たいへん良いスタートが切れたと思います。

『東山を西に見て』〜Make legend〜

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「ゴー フォワード 〜前へ〜」
 平成25年度の始業式と入学式を終えました。やっぱり学校には生徒がいなくていけません。春休みの間、毎日会議に次ぐ会議で新年度の準備を重ねてきました。新しい教職員と新しい組織、意見を交わしながら25年度を構想すると、それなりにワクワクした気分にはなってはいました。部活動に来る子たちとも毎日のように接してきました。しかし、やはり何かが違います。
「集団の前に立ってはじめて我々は、自分が教師であると感じることができます。」
昨日今日、この歳になって改めてそのことを感じることができました。
 さて、2年前から我々教職員が、生徒や保護者の皆様と共に花山中学校をつくっていくうえで、思いを共有できるキャッチフレーズを定めてきました。一昨年度のそれが「京都で一番の中学校」。そして、昨年度のが「カサンズプライド」でした。どちらも上手く生徒や保護者、地域の中に浸透していったように思います。そして今年度、これまでの3年間をふまえて、「更に前進する」といったイメージの言葉はないかと探し続けてきました。「カサンズプライド」が、人の心を捉えた理由は、英語に置き換えたからではなかったでしょうか。そうして考えついたのが「ゴー フォワード」と「ゴー アヘッド」でした。どちらも同じような意味なのですが、その微妙な違いが自分には分かりませんでした。
 卒業証書授与式の日。来賓として来てくださった前任校での先輩、河口芳嗣元校長先生に尋ねてみました。現在、学校指導課でALT事業を担当しておられる英語科の先生ですだ。先生曰く「目標にするんやったら、“Go forward”やと思うけどなあ。ALTに訊いてみるわ。また連絡する。」数日後、次のような返事が届きました。“Go ahead”は、位置的に「前へ進め」という感じ。それに対して、“Go forward”は、「未来へ進め」のニュアンスがある。学校目標や学年目標として用いるならば後者が適当。
 「未来へ…」が決め手にりました。まさに求めていた答でした。「未来」という言葉が欲しかったのだということにも気付きました。「未来」とは、生徒や教職員の未来、そして花山中の未来です。生徒を含めた私たちが、目の前の課題に取り組むことが、きっとそれぞれの未来を切り拓いていくのだと思います。みんな、これまでにいろんな事を経験してきました。花山中学校としてもそうです。圧倒的に感動的なことや嬉しいことが多かったですが、悲しいことや辛いことも確かにありました。過去を振り返ることには大きな意味がありますが、今は敢えて未来を見据えようではありませんか。過去を変えることはできません。しかし、未来は、気持ちと考え方を切り替えることで変えることができるからです。
 学習から逃げてきた。子どもや生徒との向き合い方が十分ではなかった。煩わしい人間関係を避けてきた…等…。そんな自分にきっぱりと決別し、皆でひたすら「前を向いて」進んでいきたいと思います。
 平成25年度のスタートにあたって、「ゴー フォワード! 〜前へ〜 」と皆で合唱しようではありませんか。

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学校行事
4/18 3年生修学旅行 〜4月20日
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