最新更新日:2024/10/31 | |
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誠実であれ(入学式式辞より)
入学式式辞(新入生向け抜粋)
48名の新入生の皆さん入学おめでとうございます。私達教職員はもとより、在校生の全てが、皆さんの入学を心から歓迎いたします。皆さんは、今日から白河総合支援学校の生徒の一員となりました。これは、皆さん一人一人の将来の夢の実現に向けた第一歩です。 ここに至るまでにも、振り返ればいろんなことがあったことと思います。白河入学をめざして頑張ったことも、楽しかったことも、また、学校に行くのが嫌だと思ったことも、逃げ出したいと思ったこともあるでしょう。そうしたいろいろな思いを一つ一つ越えて、今日のこの日のみなさんの姿があります。 白河総合支援学校への入学はみなさんの努力の賜であることはもちろんですが、ご家族の皆様、そして、皆さんを取り巻く多くの人達のお陰であり、これからも、お世話になることをしっかりと心に刻み、「ありがとうございます」という感謝の心を持って高校生活を踏み出していただきたいと思います。 本校では「キャリア」ということばを大切にしています。日本語で言えば、「職業」という概念と、「私の生き方」という概念を合わせたものと考えられるでしょう。 本日は、2年生3年生の先輩たちもいますが、先輩たちは「キャリアデザイン」というものを作ってきました。本校へ入学すると、卒業時点での就職をめざし、みなさん自身の手で、何をどのように学んでいくのか考え出していってもらいます。それが一枚のシートで、さっとながめられるようにしてあるのがキャリアデザインです。もちろん、中身をつくっていくことも、シートをつくっていくことにも、先生たちや先輩が親身になってサポートします。 このキャリアデザインの中心は、みなさんの夢です。私は、冒頭に、「将来の夢の実現に向けた第一歩」と申し上げました。では、みなさんには、どんな夢がありますか。これだというものを持っている人もいますが、多くの人はまだはっきりしないのではないかと思います。 将来に向けての夢の実現を図るためには、まず、具体的な体験を積んでいくことが大切です。みなさんには、この3年間で、学校での専門教科の演習を中心とする様々な学習活動、地域の方々との協働活動、部活動、企業での実習を積み重ねていただきます。 体験したことを振り返り、ためになると思ったことや、辛かったこと、いろいろな人の支えがあること、自分の良いところや課題などに気づいてほしいと思います。そして、これからに向けてどうするのか決めていくのです。 時には、くじけそうになることもあるでしょうけれど、困難なことも大きく自分が育つチャンスととらえてほしいと思います。 さて、私から一つ、みなさんにお願いがあります。それは「誠実であれ」ということです。「誠実である」とは、正直であり、うまくいかないことや嫌なことがあっても、人のせいにせず、しっかりと現実に向き合うことであり、一生懸命であることです。 人は誰しも一人では生きていけません。誰からに支えられないと生きていけません。「誠実さ」のある人は多くの人をひきつけ、失敗しても、多くの支えを手にすることができます。高い技術や知識がなくても、成功をおさめることができます。 こうした人は、支えてくれる人に、素直に「ありがとう」と感謝します。また同時に、人が「ありがとう」と言うことを押しつけはしないけれど、「ありがとう」と言ってもらうことを何よりもの喜びにできる人でもあります。 私は、そうした、卒業生の姿を何人も見てきました。彼ら彼女らは今、会社のために、社会のために、家族のために、そして自分自身のために誠実に生きています。みなさんも、このことを忘れないでください。 新年度のスタートです
今年は春とは名ばかりの寒い日が続いていましたが、そのおかげで、校門の早咲きの桜も満開で新入生のみなさんを迎えてくれました。134名の平成24年度、1年生、2年生、3年生それぞれのスタートです。
始業式挨拶「チーム白河」
2年生のみなさん、3年生のみなさん、進級おめでとうございます。私も、みなさんとともに進級しましたので、どうかよろしくお願いいたします。
さて、年度始めは、私たちにとって大切な節目です。卒業した先輩たちも入社式を終わって、それぞれの職場で新人として希望と不安のどちらも持ちながら頑張っています。 3年生の人はいよいよ、就職に向けて頑張る年になりました。2年生の人は、これから専門教科に後輩も入り、北海道への研修旅行もあって一番充実した時期かもしれません。 学校生活あるいは卒業してからの職業生活が充実して楽しくなる一番のポイントは何であるかみなさん知っていますか。それは、仲間です。 3年生は何週間も実習に出かけることがあります。私も学生時代にそうした経験がありましたが、実習が終わって戻ってきたとき、久々にクラスメイトにあって、涙がでそうに嬉しかったものです。みなさんは高校生ですから、めげて、こわれそうになったこともあるでしょう。そんなとき、なんか言葉かけてくれる人がいたら、「おお神や」と思ったりしませんか。 誰もが誰もの親友になるわけではありません。芸人の相方が、その芸人の親友であるとは必ずしも言えません。AKB48のメンバーがみんな友達同士とは言えないでしょう。むしろ、センターを取り合うライバル同士です。しかしながら、一致団結したコンビであり、ユニットであり、チームには違いありません。 ぼけとつっこみがあってコンビが成立し、AKB48はカラや少女時代とは違って結構バラバラなのがよさですね。互いに違うところを認め合い、互いにちょっと気の利いたことばをかけあって、チーム食2とかチームコミ3という具合に、はたまた、チーム白河として絆を深めてほしいと思います。 ONE FOR ALL ALL FOR ONE 一人はみんなのために、みんなは一人のために 先生たちも同じくチーム白河のメンバーです。よろしくお願いします。 |
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