最新更新日:2024/12/22 | |
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台湾研修に行ってきました。
10月14日〜17日,2年生20名,1年生5名の25名が,パレスライオンズの補助をいただき,台湾研修に行きました。
今年の5月に台北市立第一女子高級中学(日本での高校)より約70名が堀川高校に訪問し,2年生と交流しました。この交流は,2年生にとっても素晴らしい交流になり,今回その2年生がぜひ第一女子高に訪問したいと企画し,先方も訪問を歓迎するとのことで実現しました。第一女子高は,台湾の総統府の前に位置し,1学年25クラス,全校で3,000名を擁する台湾のトップの女子高でした。生徒たちは,3つのクラスの授業,HR,クラブに参加し,向こうの生徒と親睦を深めるとともに,アジアのトップレベルの生徒との交流を通して,よい刺激を受けることができました。最後のさよならパーティでは,この交流が長く続くよう思いを込めてプレゼンをしました。 写真左:故宮博物院にて 写真中,右:台北第一女子高との交流 小中学生の発表にエネルギーをもらいました!その1 (小中高等総合支援学校 児童生徒ポスター発表会 10.13)
10月13日「小中高等総合支援学校 児童生徒ポスター発表会」を堀川高校本能館で実施しました。471名のご参加,ありがとうございました!!
(小学生84名,中学生121名,高校生26名,保護者86名,教職員139名,他15名) 発表者受付は12時から始まりました。 会場の本能ホールには所狭しとパネルが並び,工夫を凝らして作製されたポスターがどんどんと貼られていきました。今年の発表者は179人で過去最高の人数となりました。発表準備ができたところで,まずは発表者全員による事前交流会。25グループにわかれた参加者たちが自己紹介し,初対面ながら互いの発表を見学しあう約束をしました。 13時15分,開会式。 主催者側として,京都市教育委員会学校指導課首席指導主事の島本由紀様からご挨拶をいただき,堀川高校校長からは「伝えることを大切に」とアドバイスがありました。そして本校の探究基礎委員長が「研究を発表するだけでなく,質問をもらって次にいかす研究にする発表会にしましょう」と,自分の経験からのポスター発表の目的を皆さんへ伝えました。 13時30分。 いよいよポスター発表の時間です。ホール内はわれんばかりの声と人であふれました。今回は参加者が増えて,会場が狭くなり発表者の声が聞き取りにくいこともありましたが,聴衆に向けてみんな元気良く発表しました。初めは自信がなさそうな生徒たちも,45分という与えられた時間の中で発表を繰り返したり,質問に答えたりすることで,一人ひとりが自信を深めていく様子が伺えました。事後交流会では,「文章は短く、はっきりとしゃべろう」「図やグラフは見やすく」「根拠もしっかり調べる」「もっと質問しよう」という次回に向けての前向きな反省が上がっていました。 また関係教員の方からは,「なにより小中高と一同に介することに大きな意義を感じる」との意見を頂戴しました。この日,参加者たちは,言葉を伝え合う活動で上級生への憧れをもったり,下級生のハツラツとした発表に刺激を受けたりしたように思われました。堀川高校生も発表に参加したり,運営や司会をしたりしながら時間を共有できて,切磋琢磨しあう良い機会となりました。 今年度の発表タイトルをご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。 https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3006... 写真上:開会式 写真中:ポスター発表の様子1 写真下:ポスター発表の様子2 小中学生の発表にエネルギーをもらいました!その2 (小中高等総合支援学校 児童生徒ポスター発表会 10.13)
写真上:ポスター発表会の様子3
写真中:ポスター発表会の様子4 写真下:事後交流会の様子 「よく見る」
1日の文化祭から始まり、鷲田清一先生の講演会、普通科説明会、そして体育祭と続いた堀川の9月。4月から半年が過ぎ、10月からは平成24年度も後半戦です。先週は様々な形での「前半のまとめ」が行われました。
堀川高校の総合的な学習の時間、「探究基礎」はHOP STEP JUMPの3つのステージに分かれ1年半で行う探究活動の授業です。この日は1年生「探究基礎」HOPのまとめの会。半年の学習を振り返るとともに、9つのゼミに分かれて行うSTEPの活動と教員による各ゼミの紹介が行われました。 会場は5階の講堂。探究基礎委員会の生徒が会の運営に携わっています。舞台を見下ろす調整室では、数名が音響や照明のコントロールにあたります。その部屋を休憩時間に覗くと、生物ゼミを希望するという委員の生徒がテーマ設定について話をしてくれました。 教室に1匹のミツバチが侵入してきたときに、その行動をじっと見ていたこと。それがきっかけでミツバチを詳しく調べてみると、最適な住居を女王蜂に知らせる「探索バチ」という役割があることを知り、関連の研究を探っていること。そして「ただ、ハチは刺すというイメージが強いので、観察のために巣箱を設置するとまわりに迷惑になるのではと、心配しています。巣を攻撃しない限りハチは刺さないということで、理解してもらえると思うのですが。」と具体的な課題にまで話は及びました。 私からは、3年前に亡くなった堀川のSSH運営指導委員をお務め下さった日高敏隆先生から伺った話をしました。彼も先生の書かれた本を何冊か読んだようです。先生は、専門のチョウチョウの話の際、「とにかくよく見ること。チョウチョウがなぜこんな行動をとるのか、何のためにするのかをよく見て考えてみることが大切」と教えて下さった。これから君の始める調査でもその教えを活かしてほしい、と。 学校案内の学校生活の紹介ページに、「生徒諸君への三つの約束」を掲載しています。入学式でも新入生に話します。「学校は学びの場だ」「学校は小さな社会だ」「学校は楽しいところだ」。この三つ目の約束には、「ほんものの楽しさを得るために,自ら参画し参加する姿勢をもちなさい。私たちは,君たちの個性を尊重して,見張ることはせず見守ります」と言葉を添えます。 TA(探究活動のゼミにおけるティーチングアシスタント)をしてくれている6期生の卒業生。彼は6月に本校で教育実習も経験し、来春からは市立高校の教壇に立つことになっています。先週校長室を彼が訪ねてくれた折に、「見守ること」に話が広がりました。 「生徒の時は見張られているという感覚はなかったですね。いろいろ信じて任せてもらってましたから。先生がいろいろな視点で生徒を見ておられることを今は感じます。教育実習のときに、五感全部を使って授業をせよと教わりました。考査の監督の実習の後に、『このクラスに何人の右ききと左ききがいた?』と聞かれたときは、まったくそういうことは意識していなかったので、ドキッとしました」。 来春からは一人の教員という立場で生徒を「見る」「見守る」ことになります。教員として「よく見る」ことを追求してほしい。そして先輩教員の「見方」を大いに学び、見る際のよりよい「立ち位置」「視点」を確保していってほしい、と話しました。 「できるでしょうか?」 「できますよ。卒業生は、できなきゃ困ります。」 「見まもる」の「まもる(目守ると書くこともあります)」とは、古くは「じっと見つめる」という意味。目には魔除けのパワーがあると信じられていたこともあり、「目を離さずに見る、大切に世話をする」という意味になったとか。 「見守る」ためには忍耐が必要です。手を出したい気持ち、解答を早く与えてやりたい気持ちをぐっと抑えて待つ。「見守り」は大きな愛情。教員がそうやって辛抱強く待つ姿を見せてくれるのは、校長としてとても嬉しく、有り難く思えることです。 校内の桜の葉が少し色づき始めました。秋は一気に深まることでしょう。木々も、春の美しい花のため、静かに確実にエネルギーを蓄える季節を迎えます。生徒の、そして堀川の後期も、そうありたいと思っています。 ・・・ 川浪 重治 ・・・ 写真:色づき始めた桜とBIGBOX 前期終業式(10.5)「さあ、秋休み!」
前期末考査の最終日、終業式が行われました。テスト勉強疲れが少し見える生徒たちですが、今年は曜日の加減で、15日(月)までの1週間という秋休みにワクワクしているようにも思えます。もちろん3年生は入念な計画をたて、本格的に受験勉強に入る時期です。式の中では、出張中の川浪校長からのメッセージ「人を思いやることを忘れないように」と生徒たちに投げかけられました。また、前期の活躍として、部活動での成績や、SSHの研究発表会「奨励賞」など21もの表彰がされ、その後、14日出発の1・2年の台湾研修のメンバー代表が気合のこもった宣言をしました。式が終わると1年生は探究基礎の後期からの所属ゼミが発表されて、先生やメンバーとご挨拶。各ゼミのリーダーも決まり楽しそうです。さあ、BIG−BOXもしばしお休み。生徒たちはそれぞれ充電したら、また、忙しい学校生活に戻ってきます。楽しみです。
写真上:国体がんばれ!!陸上部のエース 写真中:25人の台湾研修のメンバーたち 写真下:ゼミ発表前、学年主任の熱い語り 13期生探究基礎研究発表会8月〜11月の行事予定をアップしました。
遅くなりましたが,8月〜11月の行事予定をアップしました。右の月間行事予定をクリックすると,主な行事予定が見られます。
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