「ふくろにあめが入っていて,ばらで4こあります。あわせてあめはいくつありますか?」
と聞きました。
「わからない。ふくろに何こ入っているかわからないもの。」
「では,ふくろに10こ入っていたらどうですか?」
10+4=14 答え 14こ とすぐに答えが出せました。
「ふくろに□この飴があります。ばらで4こあります。全部で何こあるかを求める式を書きなさい。」
「□って・・・・・・」戸惑う児童が出てきます。
「□+4=4 答え4こ」「□+4=□ 」「□+4=0」
いろいろな式が出てきました。
「式を書くのですよ。答えまで書くのではないですよ。」
と言うとほっとしたように□+4と書いていました。
一般化する考え方,答えを出さない考え方に戸惑うのです。
「もし全部で16個なら式は□+4=16となりますね。袋の中の数,□は何個ですか?」
どうしたらわかるのかな・・・・・考えます。
「4をたしたら16になるすうをさがしていったらいい。」
そして,前の時間に学習した線分図を書いてさらに考えます。16より4少ない数になることが見えてきます。16−4という式を導きました。