最新更新日:2024/06/07 | |
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お薬の話
1月11日と18日,2回に分けてクラス別に「お薬の話」を本校薬剤師の渡邊大記氏に行っていただきました(渡邊氏は洛友中の前身である郁文中を27年前に卒業されたので,本校生徒の大先輩でもあります)。
薬は身体にとって異物であること,薬はどうして効くのか,薬の飲み方や使い方などをパワーポイントのスライドを通して分かりやすく教えてもらいました。中でも「塗り薬をべったり塗っても同じ」「目薬をさした後パチパチではなく20秒じっと目をつむる方がよい」「栄養ドリンクと風邪薬を一緒に飲むと,両者にカフェインが入っていて良くない」「喘息の人にシップを貼ると悪化することがある」など,私たちがやりそう(やってきたかも)で間違っていることにも気づくことができました。その他,タバコの害やダイエットなどの健康食品で健康被害に逢うことがある話など,日常生活で気をつけなければならにことばかりでした。 健康というものは,失って初めて気づくにはあまりにも大きな損失となります。だから,日ごろから「規則正しい生活」「栄養バランスのとれた食生活」そして「適度な運動」を心がけていくことが大切であるということを学びました。 「自らの未来を切り拓く」(非行防止教室)
1月15日,京都府警本部から京都市教育委員会生徒指導課担当課長として派遣されている足立弘氏をお招きして,「自らの未来を切り拓く」と題して,昼間部の生徒対象に非行防止教室を行いました。法律は自分や社会を守ってくれている大切なものであること,いじめは犯罪であること,ケータイやスマホで知らないうちに犯罪に巻き込まれているケースがあること,悪い事に誘われそうになったときの断り方など,具体的な事例をもとに分かりやすく話をしていただきました。
洛友中の生徒が非行に走ったり,犯罪を犯したりすることは考えられませんが,知らないうちに事件に巻き込まれていたということはあるかもしれません。被害者にも加害者にもならないためにはどうすればいいのか。みんなが幸せになるために,そして自分の夢を叶えるために,どのように生きていけばいいのかということも考えられたのではないでしょうか。いくつかの感想を紹介します。 ○人に犯罪をすすめられた時のことわり方の説明がとてもおもしろかったです。特に「同じ言葉をくりかえす」というところが効果的に思えました。 ○スマホの使用契約書はテレビでやっていたので,知っていたけれど,改めてインターネットとかスマホをやる時は気をつけないといけないなと思いました。 ○法律とか色々と勉強になり,これからも非行に走らないように気をつけたいと思います。 ○最近は友だちからのいじめが原因で自殺したり,今テレビでよくやっている先生からの体罰がひどくて自殺したという話を聞きます。インターネットでいじめられている動画もあり,いじめる側の人は遊び半分でやっているのかもしれないけど,僕にはその気持ちが理解できません。 ○今日の授業を受けて思ったことは,やっぱり暴力は怖いものだと思いました。なぜかというと,人間を一発なぐっただけで亡くなってしまうということにとてもびっくりしました。なぜ,目が合っただけで一方的になぐられなくてはいけないのか。私は意味が分かりません。そして,なぐった理由が気に入らないというだけでなぐる意味が分かりません。暴力は怖いものだと思いました。 ○私は正直,自分をよくせめたり考えたりするのですが,今回の授業を受けて,私は家族や先生方に大切にされているんだなと思いました。 昼間部への転入学について昼間部は,不登校を経験した子どもたちのために,無理なく学習ができるよう柔軟で特色ある教育課程を編成し,小集団で個に応じた授業を行っています。 1 対象者 京都市立小学校6年生,京都市立中学校1〜2年生のうち, 不登校(年間30日以上欠席)又は不登校傾向にある者。 2 転入学までの流れ (1)まず,在籍している学校にご相談ください。 (2)在籍している学校を通じて, 不登校相談支援センターへ相談に行ってください。 (3)不登校相談支援センターで 「面接相談」や「センター活動」を行います。 (4)「センター活動」の一環として, 洛友中学校での「体験授業」を行います。 ※ 平成25年度前期の転入学(平成25年5月1日転入)への検討を進めるには,平成25年1月11日までに不登校相談支援センターへ相談していただく必要があります。 ※ 不登校相談支援センターでは,それぞれの子どもに応じた対応を相談していきます。したがって,希望されるすべての方が本校へ転入学できるわけではありません。 【不登校相談支援センター】 専用電話番号:075-254-8125 電話対応時間:月・火・木・金曜日 9:00〜17:00(12:00〜13:00は除く) 夜間部の生徒を募集します。
平成25年度の夜間部入学者を募集します。
平成25年度に16歳以上になり,中学校を卒業されていない方を対象に,その学力に応じて,文字の読み書きから中学校までの学習を行います。 1 応募の資格 … 次のすべてにあてはまる人 (1)平成10年4月1日以前に生まれた人 (2)義務教育の教育課程を修了していない人 (3)お住まいが京都市内の人 (4)3年間学校に通える人 2 願書の配付 (1)平成25年1月8日(火)〜平成25年2月5日(火) (2)洛友中学校(午後3時〜午後7時) 京都市教育委員会生徒指導課(午前9時〜午後5時) で配付します(土・日曜と祝日を除く)。 (3)希望により郵送もいたします。 3 出願期間 平成25年1月8日(火)〜平成25年2月5日(火) 土・日曜と祝日を除くの午後3時〜午後7時の間 本人が洛友中学校にお持ちください。 2月4日(月)は,代休日のため受付できません。 ※ 詳しくは下の「 」内をクリックしてください。 「夜間部生徒募集案内(日本語版)」 「夜間部生徒募集案内(中国語版)」 「夜間部入学までの手続(日本語版)」 「夜間部入学までの手続(中国語版)」 大きな希望に輝く学校をめざして
あけましておめでとうございます。
2013年の朝を清々しい気持ちで迎えることができました。昨年4月からこの学校に来て,洛友の生徒や教職員のみなさんに出逢い9か月が経ちましたが,今の気持ちはまさにこのイラストそのものです。今年も「感謝」の気持ちを大切に,洛友中が生徒のみなさんにとって,「学ぶ喜び,分かる楽しさ,そして笑顔あふれる学校」をめざしていきたいと思います。 さて,今年の干支は「巳」です(干支といえば去年の夜間部の劇を思い出しますね)。「巳」という字は,胎児の形を表した象形文字で,蛇が冬眠から覚めて地上にはい出す姿を表しているとも言われ,「起こる,始まる」などの意味があるそうです。さらに,蛇は脱皮をすることから「復活と再生」を連想させる動物とも言われています。また,巳の特徴は探究心と情熱。蛇は執念深いとされていますが,恩を忘れず,助けてくれた人には恩返しをすると言われているようです。 年末懇親会のあいさつで,「今年をふりかえり,来年に向けて心新たに目標を立ててください」という話をしましたが,「巳年」は何かを始めるには最高の年のようです。目標に向かって,探究心と情熱をもって一歩ずつ進むことで,必ず新しい自分を発見することができます。蛇が脱皮を繰り返して成長するように,洛友中学校の生徒がそれぞれに新しい自分を見つけることができる一年になることを願っています。そして,洛友中学校も開校からの6年間の取組を礎に「脱皮」を行い,さらに大きな希望に輝く学校をめざしていきたいと思います。 |
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