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最新更新日:2025/07/10 |
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いよいよ明日「卒業式」です・・・・!!
卒業式を明日に控えて・・・
いよいよ明日3月15日(金),「平成24年度第26回卒業証書授与式」が行われます。9年間の義務教育が終わります。中学校の3年間は,本当にあっという間だったと思います。卒業後は,これまで以上に自分個人に「自覚と責任」が問われてきます。あなたの人生は,あなたがまずしっかりと「考え」,「判断」し,「行動」していかねばなりません。 しかしこれから先,いつも順風満帆に行くとは限りません。いろいろな困難にぶつかることもあるかもしれません。自分ひとりではどうしようもないこともあるかもしれません。でもそんな時は,すぐに結論を出さないでください。必ず「誰か」に相談してください。その「誰か」とは,親であり,友達であり,先生なのです。自分を大切に,人を大切にし続けてください。大切な人には,輝き続けていってほしいと願っています。 ・「ありがとう!」と,“心”から言える人になってください。 〜感謝の“心”を常に忘れない人になってください〜 ・「ごめんなさい!」と,“心”から言える人になってください。 〜自分の行動を常に振り返ることの出来る“素直な心”の人でいてください〜 教師というものは浅はかなもので(?),君たち生徒の言動一つ一つに一喜一憂するものなのです。特に卒業式からは,「明日への力・エネルギー」を君たちからもらえます。「終わりよければすべてよし!」といった,簡単なことではありませんが,明日の卒業式は心に残る「感謝・感動・決意」に溢れた厳粛な式にしていきましょう。 最後に・・・ 素晴らしい生徒たちに恵まれ,また心優しい保護者の方々と出会い,情熱あふれた教職員と共に過ごせた3年間を心から幸せに思っています。 春日丘中学校は、君たちにとって永遠の母校です。いつまでも愛し続けて欲しいと願っています。春日丘中学校生であったことを誇りに、明日138名が旅立ちます・・・! −君たちのこれからの成長を心より願っております− ![]() ![]() 旅立ちの日に・・・明日「第26回卒業式」です!![]() ![]() (写真は、昨日3月13日(水)の学年練習の様子です。) 3年生を送る会(2)![]() ![]() ![]() 最後に全校合唱「流れ行く雲を見つめて」をみんなで歌い、温かな中にも少し寂しい思いで「送る会」の幕を閉じました。 明日はいよいよ卒業式の予行練習です。明後日が本番です。「感謝・感動・決意」に溢れた卒業式を挙行いたします。3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 3年生を送る会(1)![]() ![]() ![]() 学年からの出し物は、1年生「ハンドダンス」、2年生は「ポン字」でした。途中音声が出ないというトラブルもありましたが、みんなが温かくみんなを見守っていました。3年生からは「学年合唱」の歌のプレゼントでした。1・2年生へ、「春日丘の未来を託す」熱い思いが伝わってきました。 3年生 卒業前校外学習![]() ![]() 3年生を送る会 「2年生学年別練習」![]() ![]() ![]() 3年生を送る会 「1年生学年別練習」![]() ![]() ![]() 3年 球技大会 女子バレーボール![]() ![]() ![]() ・優勝・・・4組 ・2位・・・1組と5組 みんなが楽しめた球技大会・・・最後までいい思い出が作れました!! 3年 球技大会 男子サッカー![]() ![]() ![]() ・優勝・・・5組 ・2位・・・2組 みんなの汗が、春の近づきを一層強く感じさせてくれました。 ちょっといい話―116・117―
3月15日(金)に、「第26回 卒業証書授与式」が行われます。当然3年生の人たちが主人公で「卒業おめでとう!」と声をかけられます。しかし、卒業式は「おめでとう!」という言葉よりも、「ありがとう!」の意味が強いように感じています。
「ここまで生きて来れて(命を支えてもらって)“ありがとう!”」 と、親をはじめたくさんの人たちに“感謝する”のが「卒業式」だと思っています。3年生には、そんな思いで「卒業式」に参列して欲しいと願っています。 そこで今日は、そんな親子の強い絆を感じることの出来る「ちょっといい話」(「父の涙」)がありましたので、2つ紹介します(「涙する話」より)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『父の涙―1―』 私の父はとても短気で、すぐにキレるし怒鳴るし、でも普段の時は無口でいつも煙草を吸っている、そんな父があまり好きではなかった。 私のこと、大切に思ってくれてるのかな?と思うときも時々あった。そんな中、私は受験をするために勉強をしていた。家で教えるのは父の係で、毎日毎日父が付きっきりで勉強をした。でも、出来なかったら 「ここはさっき教えたばっかりだろ」 と言って怒られたりした。でも、希望した学校に行きたくて頑張って頑張って勉強した。 そして、あっという間に時は過ぎてとうとう第一志望の合格発表の日。正直いって自信があった。でも結果は不合格、ショックで涙も出なかった。 その帰り、父が車で迎えに来てくれた。 「どうだった?」 「ダメだった…」 「…そうか」 父はそう言ってあとは何も言わなかった。車に乗ってしばらくしてから、私はふとバックミラーをみた。すると、あの一見冷たい父が目を真っ赤にして歯を食いしばって、必死で涙を堪えていた。それか私が見た初めての父の涙だった。その瞬間、私の目からも大粒の涙が止めどなく流れた・・・。 そんな父が今は大好きです。 『父の涙―2―』 自分がまだ幼稚園児の頃だと思うのだが、夜中にふいに目が覚めると、父が覗き込んでいて、いきなり泣き出した。 大人が泣くのを見るのは、記憶の限りその時が初めてで、しかも父はとにかく強くてかっこいい!と信じていたので、凄く吃驚して変に印象に残ってる。 その後、何度か確認する機会があったが、父がいつも 「夢でも見たんだろう」 と言っていたので、何しろ幼児の頃の記憶だし、自分もそう思うようになっていた。が、20年以上の歳月を経て、父はついに白状した。 当時、とにかく忙しい職場に勤めていた父は、朝は私が起き出す前に出勤。夜は就寝後に帰宅の日々。寝顔をそっと覗き見るのが日課で、このままでは娘に顔を忘れられてしまうと不安に思っていたらしい。 そんなある日、いつものように寝顔を眺めていると、私が目を覚ましてしまった。やばい、良く寝ていたのに、ぐずってしまうかも知れない・・・父が焦っていると、私が寝ぼけ眼のまま 「おとーしゃんだ」 と言って、ニッコリと笑ったらしい。 ろくに顔をあわせることもできず、たまの休みにも疲れ果てて寝ていることが多い。しかもこんな夜中に起こされて、それでもこの子は自分の顔を見て喜んでくれるのか、こんなふうに笑ってくれるのか、と思ったら、愛しさが込み上げて思わず泣いてしまったらしい。それがどうにも恥ずかしくて照れくさくて、どうしても本当のことが言えなかった。 「嘘ついてスマン!」 と告白される結婚式前夜。内心はとてもうれしかったが, 「明日目が腫れたらどーしてくれる!!」 と私が切れたので、笑い話になったが、父が涙を流していたあの記憶は、私にとって良い思い出になった。 |
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