最新更新日:2024/09/20 | |
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第65回 卒業式 「根」の12期生、旅立ちます
春の日差しが感じられるこの頃、本日、3月1日、10時よりアリーナにて、第12期生の卒業式を挙行いたしました。吹奏楽部の演奏と共に卒業生246名が入場し、約2時間の厳粛な式となりました。
川浪重治校長は、「自立」とは、他者に頼らないことではなく、主体的に他者に頼れるネットワークを持っていることだと式辞の中で述べました。改めて「自立する18歳」の意味を確認し、旅立つ12期生の心に刻まれたことと思います。 卒業生代表のことばでは、楽しかったこと、苦しかったこと、うれしかったこと、つらかったこと、全てが思い出深く語られていました。今までお世話になったすべての人への感謝と、仲間との固い友情を抱いて、卒業生代表、佐々木康介くんをはじめ、12期生一同は、未来への自信に満ち溢れている様子でした。 また、式後アトリウムにて、卒業生による、担任団の先生の卒業式が開かれました。学年主任、担任、副担任、元担任団への熱いメッセージと記念品を贈り、改めて感謝の意を示しました。先生からの答辞も熱く、思い出溢れるものでした。 堀川物語12期生のテーマは「根」。この3年間、土の中で太く、長く、張りめぐらされてきた根は、12期生一人一人の木をしっかりと支えていってくれることでしょう。 ◆◇12期生のみなさん、ご卒業おめでとうございます◇◆ 写真上:卒業式の様子 写真中:答辞 写真下:アトリウムにて担任団の卒業式 コミカレ「文学歳時記」
今年で9回目を迎えた岸本久美子先生の「コミュニティーカレッジ 文学歳時記」。35名の幅広い層の方々のご参加をいただきました。
今回は、通年で実施されている「コミカレ 岸本先生と源氏物語を読む会」が今年度毎回一人の女性をテーマにお話いただく形で進行しているのに合わせて、「六条御息所」をとりあげてくださいました。タイトルは「実現されなかった欲望の多面体―六条御息所」。 能などを通して一般的に知られている「生霊になったおぞましい女性」「嫉妬に生きた恐ろしい人」といった御息所という一面的な姿から踏み込んで、光源氏にとっての御息所とはどんな存在だったのか、作者紫式部はなぜこのような人物を物語に登場させたのかなど興味深い観点でお話をいただきました。 先生の心地よい本文の朗読と、わかりやすい解説でのあっという間の2時間半で、「古典は苦手でしたが、今日はとても身近に感じられた」「時代を越えて女性の生き方というものを考えさせられた」「現代の小説のように物語の世界観を知ることができて楽しかった」など、アンケートにも満足の声が多く寄せられました。 来年度の通年の会も現在計画中です。4月以降ホームページでご案内していく予定ですので、御覧ください。 コアSSH 名古屋フィールドワーク
さる2月11日(祝)堀川高校コアSSH企画の名古屋フィールドワークが行われました。今年度は一昨年展示品の多くを改装された「名古屋市科学館」を訪問し,中学生44名(高校スタッフ12名)が探究活動に取り組みました。
さて,堀川高校では「総合的な学習の時間」の中で1年半をかけて探究活動に取り組んでいますが,中でも個人研究のテーマ選びは実に難しいものです。そこで今回の研修では,「竜巻製造装置(竜巻ラボ)」(写真上)や「プラネタリウム」といった科学館の展示品や催しから,研究テーマとなる「問い」を考え出すということを中学生に挑戦してもらいました。探究経験者である堀川高校生がスタッフとして彼らをサポートしました。 また,各中学校では科学館から提供された展示品のパンフレットに基づき,事前学習を実施していただきました。そのかいあってか,「ファインセラミックスの強さの秘密」「水をはじくものとはじかないものの違い」「対流の大きさが決まる条件」「三平方の定理の証明」等,ほとんどの中学生がテーマを見けることができました。 午後からは近隣のでんきの科学館において班別活動を行い,活発に発表会が行われました。(写真下)これらの活動の様子や成果は今後の探究活動の指導法の開発に役立てていきたいと思います。 【参加生徒の声】 ・名古屋市科学館では素朴な疑問がたくさんでてきたので,また家で調べたいなと思いました。 ・探究することでよりおもしろいことを知ることができるということも感じました。これからに生かしていきたいです。 ・同じ学校の他学年の人ともふれあえたり,いろいろな科学のことができて勉強になりました。 【引率の先生の声】 ・生徒は展示見学を行いながら,どんどん新しい疑問が生まれていました。 ・お客さんが多い中でもしっかり活動ができていたので,ためになったと思います。 ・京都にも青少年科学センターがあります。自由研究のテーマ見つけに困ったら,京都の科学センターも活用できたらよいですね。 |
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