京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/07/19
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学校教育目標 社会適応力の育成 〜変化する未来に向けて〜

重要 公開授業研究会のご案内(一次案内)を「配布文書一覧」にアップしました!!

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 公開授業研究会のお知らせです。右の「配布文書一覧」に詳しくお知らせしております(参加申込書も添付しました)。
 第一次案内ですので、授業クラスについては変更もありえます。また、単元については二次案内でお知らせいたします。ご了解ください。
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         公開授業研究会のご案内(一次案内)

 初冬の候,皆様方におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。平素より,本校教活動の充実および推進に多大なるご理解ご支援をいただき,誠にありがとうございます。
 さて,本校では,今年度,文部科学省「人権教育研究指定校」として,『一人一人の学びの保障を目指した人権教育を進めております。一斉授業の形態からの脱却を図り,協同的な学びを授業改の柱として取り組み5年目となりました。今年度は,4月から年間7回の授業公開・研究協議を計し,また,年間5回,学びの共同体研究会のスーパーバイザーである北川威子先生(元広島県祇園中学校長)に来校していただき,指導助言をいただき研究を重ねております。
 その授業公開・研究協議の7回目にあたる1月18日(金)につきましては, 全市の中学校をじめ多くの教育関係者の方々に参観していただき,御批評を仰ぎたいと考えております。また,本の保護者や校区の地域の方々にも来ていただき,本校教育のさらなるご理解ご支援をいただきたく知らせしようと考えております。
 生徒一人一人の「学びの保障」には,まだまだ,不十分ではありますが,日常的な本校の取組を覧いただきまして,ご指導を賜りたくご案内申し上げます。

                  記

1.日 時   平成25年1月18日(金) 午後1時〜  受付:12時30分〜

2.会 場   各教室 及び いきいき交流ルーム

3.研究主題  『一人一人の「学び」を保障する
  ―「協同的な学び」の確立と子ども同士の豊かなつながり(絆)を求めてー』

4.指導助言  北川 威子先生
   (学びの共同体研究会スーパーバイザー・元広島県祇園東中学校長)

5.時程
○公開授業:13時〜13時50分(1,2年生のみ授業を公開します)
○特設授業:14時20分〜 15時10分
 (授業者:2年英語 上田紗和子教諭・佐津高志教諭)
○研究協議・指導助言:15時25分〜16時55分
※公開授業は,保護者,地域,教育関係者(教師塾の塾生含む)対象です。
 特設授業・研究協議・指導助言の参観は,教育関係者のみ(教師塾の塾生含む)です。

6.参加申し込み
○お手数ですが,別紙の申込書をファックスでお送りいただくか,お電話(担当の田中又は教頭宛をしてください。準備の都合上,1月11日(金)までにお願いいたします。

○連絡先   京都市伏見区日野谷寺町50 
京都市立春日丘中学校  TEL 075-571-4969
                   FAX 075-571-4970


ちょっといい話―104―

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 管理用務員の中川さんに,毎日学校のプランターや花壇のお花の世話をしていただいています。寒い冬ですが,花は元気に咲き誇っています。それぞれの花は,登校する君たちを「おはよう!今日も勉強頑張ってね!」と毎日明るく出迎えてくれます。そして,君たちが帰っていくときには「また明日元気に登校してきてね!」とあたたかく見守っていてくれる気がします。
 さて,今日はそんな「お花」にまつわる「ちょっといい話」を紹介します(鹿児島県教育委員会HP「7月のちょっといい話」より)。

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 野に咲く野草,結婚式を華やかに彩る花,亡くなった方に手向けられる花・・・。それぞれがそれぞれの場所で,生命を燃やし,精一杯生きています。私たちは,自分の心の有りようから,それぞれの花を通して,和やかさや嬉しさ,はかなさなど,様々な思いを抱きます。

 先日,ラジオを聞いているとこんなお便りが紹介されました。

 『私は,部屋に花を飾るのが好きです。仕事を終えて部屋に帰って,飾ってある花を見ると一日の疲れが少し和らぎます。会社での疲れや不満,イライラを,花が吸い取って楽にしてくれる気がするのです。
 花は,何日かたつうちにしおれて枯れてきます。私のいやな思いをたくさん吸い込んで枯れていく花。その花を取り替えるとき,私は,「ありがとう。」と言うようにしています。』

 こんなお便りや,周りの人の思い,様子などにふれて,何かを感じ,生き方のヒントをもらえることがあります。
 私の職場に花が飾られています。その花は,ボランティアの方々が毎週持って来てくださる花です。職場に花がある環境に感謝しながら,自分の気持ちを整え職場の雰囲気を楽しいものにして,精一杯咲いている花が,できるだけ長く咲き続けられるようにしたいと思います。

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   (写真は,本校玄関前にあるプランターと花壇のお花です。)

2年生 体験型 防煙教室(2)

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 全体会の後は、4つのコーナーに分かれての体験学習を行いました。タバコを吸っている人の肺の模型を見て、タバコの害の恐ろしさに目を丸くしていました。また、味覚チェック用の塩水を飲んでみて、塩水の濃さの違いがわかるかどうか体験していました。
 今回の学習を通して、健やかな体を作るために日頃から気をつけておかなければならないことをあらためて考え直しました。

2年生 体験型 防煙教室(1)

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 11月28日(水)5・6限、体育館で2年生が「体験型防煙教室」を行いました。
 歯科医師さん、保健師さん、大学の先生方に来ていただき、それぞれの専門分野からわかりやすくお話をしていただきました。
 まずはじめの全体会では、世界の国のタバコのコマーシャル等を使って、タバコの害について丁寧に説明していただきました。

ちょっといい話―103―

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 今週の金曜日の30日の午後からは、来年度の新入生に向けた「スクールガイダンス」が行われます。まずはじめの全体会では、新生徒会本部の人たちが小学校6年生に向けて「中学校生活」について話をしてくれます。その後、中学校の先生による「模擬授業」も行われます。最後に「部活動見学」もあります。少しでも中学校入学の不安を取り除いてくれるために、生徒会本部の人たちが中心になって「迎える会」の予行を温かい雰囲気で行ってくれます。期待しておいてください!
 さて、本日の「ちょっといい話」は、「本当に大切なものとは何か?」をしんみりと教えてくれる本当にいいお話です。(「泣ける話・感動する話」より)
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                『親父の金庫』

 3年前に親父が死んだけれど,ほとんど遺産を整理し終えた後に,親父が大事にしていた金庫があったんだよ…。うちは3人兄弟なんだけど,お袋も死んじゃって誰もその金庫の中身を知らなくてさ,とりあえず兄弟家族みんな呼んで,その金庫を開けることにしたんだ。  
 けど,これがまた頑丈でなかなか開かないんだよ。仕方ないから鍵屋さんを呼んで,開けてもらうことにしたんだけど,なかなか開かなくてさ,なんとなく俺たちは子供の頃の話をはじめたんだよ。親父は昔からすごく厳格で,子供の前で笑ったことも一度もなくて,旅行なんて本当に行かなかった。子育てもお袋にまかせっきりでガキの頃はマジで親父を憎んでいた…。

 それで一番下の弟が,「そういうわけだからしこたま溜め込んでいるんじゃねえか?」みたいな事を言い出して,その後に真ん中の弟も,「親父が夜中に金庫の前でニヤニヤしながらがさがさやってるのを見た」とか言ったから,俺もかなり金庫の中身に期待を抱いちゃったんだ。それで,そのときに鍵屋さんがちょうど「カギ,開きましたよ」と言ったからワクワクしながら金庫の前に行き,長男の俺が金庫のドアを開けたんだ。
 そしたら,まず中から出てきたのは,古びた100点満点のテストなんだ。それを見た一番下の弟が「これ,俺のだ!」と言って俺から取り上げたんだよ。次に出てきたのは,なんかの表彰状,すると次は次男が「俺のだ!」と言い出して,その後にネクタイが出て来たんだ。見覚えがあるなあと思って気がついて叫んじゃった。「あっ,これ俺がはじめて給料で親父に買ってやったネクタイだ!」…。その後に次々と昔の品物が出てきて,最後に黒い小箱が出てきたんだよ。その中には子供の頃に家の前で家族全員で撮った古い写真が一枚出て来たんだ。

 それを見た俺の嫁さんが泣き出しちゃってさ,その後みんなもなんだか泣き出しちゃって,俺も最初は何でこんなものが金庫の中にあるのかがわからなくて,「なんだよ,金目のものがねーじゃん」とか思ってちょっとがっかりしてたんだけど,少したって中に入っていたものの意味が理解できたとき,その写真を持ちながら肩震わせて泣いちゃったんだ。人前で始めて号泣しちまったよ。そこで鍵屋さんが気まずそうに「あの,私そろそろ戻ります」とか言ったんで,みんながはっとして涙をにじませながら「ありがとうございました。」
 このとき、俺は親父がどんなに俺たちのことを思っていてくれたかと,さっきまでの自分が金目当てで金庫を開けようとしたこと,子供の頃に親父に反感を抱き,ケンカばかりしていたことが恥ずかしくて仕方なかった。親父は金よりも本当に大事なものを俺たちに残していってくれたと思っている。

人権講演会及び懇談会のお知らせ

 11月も今週で終わります。
 12月は「人権月間」です。右の「配布文書一覧」に「人権講演会及び懇談会のお知らせ」をアップいたしました。先週の21日(水)に配布したものです。
 今回お招きする講師の先生である清原隆宣氏は、水平社宣言を起草した『西光万吉』の弟の孫にあたる方です。現在は、その『西光万吉こと清原一隆』の生家である奈良県西光寺の副住職を務められています。今年で「水平社創立90年」を迎えました。この機会に、人権の大切さを共に考えていくことができれば幸いです。万障お繰り合わせの上ご参加くださいますようよろしくお願いいたします。

 1.日時:平成24年12月6日(木)
     講演 13:20〜15:10
     懇談 15:20〜16:20

 2.場所:
     講演 体育館、
     懇談 いきいき交流ルーム

 3.講師:清原 隆宣氏(奈良県 西光寺副住職)      
      演題 「〜人の世に熱と光を〜」

 ※地生連の取組の1つとして開催しますので、広く地域の皆様もお誘い合わせ
  の上、ご参加いただけましたら幸いです。

ちょっといい話―102―

 明日でテストも終わります。もう一息、もう一息・・・。このテストが終わり、成績が出ると次は「個人懇談会」です。いよいよ3年生は進路決定の時を迎えます。また、あと2ヶ月もすれば私立高校の入試です。あっという間に、勝負の時を迎えます。
 今日の「ちょっといい話」は、そんな受験にまつわるお話です。テストは自分が受けるので、自分の力で切り拓いていくということはわかっています。しかし、受験となるとどうでしょうか…?よく考えてみると、たくさんの人に支えられているということに気づきます。今日はそんなお話です(「泣ける話」より)。
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             『受験日のヒッチハイク』

 両親は学費の高い私立高校の入学に反対だったが,実技が学べる○○高校の魅力は捨てがたい。「推薦でダメだったら公立にする」が約束だった。

 入試前日の16日午後11時半JR長岡駅(新潟県)。新幹線から乗り換える予定だった夜行列車が,折からの大雪で運休になってしまった。
 「もう間に合わない」
と同時に
 「夢は終わった」
と思った。
 母と共に立ちすくむ静かな駅のホームで,涙が止まらなくなった。泣いている
私を母が
 「絶対にあきらめない!」
とたしなめた。

 そして長岡駅を出た母は,私にヒッチハイクを提案した。私は車が通りかかるたびに傘を振り回して合図。吹雪の中を約2時間半歩き続けた。午前4時半,ガソリンスタンドで給油している大型トラックが目に入った。運転手の男性に駆け寄った。神戸に行くという運転手は,
 「金沢までなら」
と乗せてくれた。
 「同じ中3の娘がいる」
という運転手はヨコヤマと名乗った。夜が明けるころ,金沢に入った。
 「よし,輪島まで行っちゃる」
とヨコヤマさんが突然,向きを変えた。

 母と私が受験会場に着いたのは午前9時。試験開始のわずか10分前だった。ヨコヤマさんは
 「がんばれよ」
と励まして去っていった。連絡先は教えてくれなかった。入試の作文の題は,「私が感動したこと」だった。大反対しながらも懸命に励ましてくれた母のこと。遠回りして試験会場まで贈ってくださったヨコヤマさんのこと。「人の優しさに触れることが出来,感動・感謝,他にもいろいろと感じることが出来,良かった。」と懸命に書き上げた。
 後日,合格通知が届いた。真っ先にヨコヤマさんに知らせたかったが,連絡先はわからない。私は「感謝の気持ちを周りの人に少しずつ返していきたい」と思っている。

伏見区中学校「美化ボランティア活動」が新聞に載りました!

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 11月21日(水)の京都新聞朝刊に、伏見区中学校「美化ボランティア活動」の紹介が掲載されました。本校も11月16(金)日に行いました。伏見区の生徒会が、全市の中学校に向けて発信しました。「もっと地域とつながりを持ちたい」という思いから実施されたこの取組は、「人のために」をテーマとしている本校生徒会の思いと重なります。今年からスタートした取組ですが、どんどんとその思いが広がっていくことを願っています。

第3回定期テスト始まる!

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 本日11月20日(火)から、第3回定期テストが始まりました。
 1日目は「数学・音楽・保健体育」の3教科です。みんな真剣な表情で、問題用紙をにらんでいました。
 2日目は「国語・英語・技術家庭科」です。そして最終日の木曜日は「社会・理科・美術」です。今年最後のテストになります。最後の最後まで精一杯頑張ってください。
 なお個人懇談は、12月14日(金)からの5日間です。3年生は、この懇談で進路を決定します。それまでに、しっかりとお家の方で話し合っておいてください。

ちょっといい話―100・101―

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 今日も寒かったですね。あの暑かった夏はどこへ行ったのか、本当に不思議な気持ちになります。
 さあ、いよいよ明日から第3回定期テストです。今年1年を締めくくる最後のテストです。寒さもどんどん厳しくなってきましたが、体調に気をつけ粘り強く取り組んでください。健闘を祈っています。

 さて、3年前から紹介してきました「ちょっといい話」も、ついに100話を越えました。「心が疲れたときに、少しでも元気になれるお話を…」と思い続けてきました。今後も紹介し続けていきたいと思います。今後はもっともっと「春日丘のちょっといい話」を、お知らせしていけたらと願っています(『涙が出るほどいい話』(河出書房新社・刊)より)。
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              『新聞のお姉さんへ』

 私は高校卒業後、親の反対を押し切り東京の学校に進学した。自分で学費も生活費もなんとかする、と決めてのことだった。大学近くの新聞店でやとってもらい、朝刊・夕刊・集金・勧誘をしながら学校に通っていた。最初の一年は、授業料以外に教科書代や実習費などの出費が続き、生活は苦しかった。

 そして、初めての冬を迎えた。午前二時起床、出勤。印刷されたばかりの温かい新聞に、広告を入れて配る。寒さをしのぐため、軍手をはめて服を着こむ。首にはタオルを巻いていた。マフラーを買うお金があるなら、大学で使用する参考書を買わなければ‥‥いつもそう思っていた。

 やがてクリスマスの日。配達先のポストに、『新聞のお姉さんへ』と書かれた紙とプレゼントが置いてあった。中をあけると赤いマフラーと激励の手紙。胸が熱くなった。
  知らない土地に一人で来て、どんなにつらくても苦しくても絶対に泣かなかった私が、初めて泣いた。



            『バスは待っていますから‥‥』

 あるバス停での事です。乗客は全部乗降し終わったのに、バスはいつまでも動きません。そのうち、バスの中はザワザワしはじめました。運転手さんは‥‥と見ると、じっとバックミラーを見つめています。
 そして、やおら席を立つと、乗降口から降りて、後ろに向かって、大きな声で、こう叫びました。
 
 「バスは待っていますから、走らないでください」

乗客は皆、びっくりして後ろを振り向くと、おなかの大きな女性が、小さな子どもの手を引いて小走りに走っています。
 しばらくして息を切らせてバスに乗り込んだ二人が、

 「運転手さん、ありがとうございました。皆様、ご迷惑かけました‥‥」

と、ていねいに頭を下げました。
 バスの中で拍手がおき、やがてゆっくりとバスは走り出しました。

 (※写真は、明日からのテストに備えて放課後残って学習をしている3年生の様子です。)
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京都市立春日丘中学校
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京都市伏見区日野谷寺町50
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E-mail: kasugaoka-c@edu.city.kyoto.jp