京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/01
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卒業によせて

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 3月5日は啓蟄(けいちつ)です。24節気の一つです。田舎育ちの私にとって,なぜかこの言葉が好きです。3月のこの時期,少しずつ日差しが柔らかくなり,雪が降る日が少なくなり,小川の土手のネコヤナギが芽を出し,つくしが顔をのぞかせます。地面が太陽熱で暖まり,冬籠もりで地中に休眠中だった虫や動物たちが這い出し活動を始めます。このように啓蟄は,「これから始まるぞ」「出発だぞ」という躍動感を感じます。
 3月15日の卒業式をもって,3年生196名の皆さんは9年間の義務教育が修了いたします。義務教育は終わりますが,同時に子どもから大人へとさらに成長しなければなりません。次の飛躍のためのスタートに立ちます。
 この卒業の時期に思い出される言葉に啐啄(そったく)があります。あまり使われない言葉です。「啐」はニワトリの卵がかえる時,殻の中で雛がつつく音,「啄」は母鶏が殻をかみ破ることです。すなわち義務教育という卵の中から,卒業生は自らの力で殻をつつき,保護者は,その手助けをしています。そして,殻から出た卒業生は,「自立」という目標に向かって,雛から成鳥に,子どもから大人へとさらに一歩近づいていきます。
 論語の中で孔子は「吾,十有五にして学に志す」と表しています。自立した大人になるためには,これまで以上の「知識」と「体験」が必要になってきます。ある哲学者は「体験のない知見は空虚である。しかしながら,知見のない体験は盲目である。」と言っています。
 最後に,卒業生に送る言葉として「動かせ体を,働かせ心を,若き人よ」を送ります。頭だけで考える(知見)のではなく,額に汗するほど体を動かし(体験),人との関わりの中で,自分を伸ばし他者を気遣う心をもって,人生を送ってほしいと願っています。

京都ハンナリーズ バスケットボールクリニック

3月2日(土),本校体育館にて「京都ハンナリーズ バスケットボールクリニック」が行われました。(株)藤井組の後援で,プロの技を見ることができました。京都ハンナリーズからは,スクール担当の菊原氏とジャーメイン ボイエット選手・村上 直選手・北村 豪希選手が指導に当たって頂きました。参加した本校男女バスケットボール部部員は,憧れのプロから直接指導を受け,とても勉強になり満足した様子でした。クリニック終了後は,サイン会も行われ,想い出に残る一日となりました。 
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京都ハンナリーズ バスケットボールクリニック

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基本技術の大切さを学びました。

京都ハンナリーズ バスケットボールクリニック

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有難うございました

京都ハンナリーズ バスケットボールクリニック

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京都ハンナリーズバスケットボールクリニック

 日 時 平成25年3月2日(土)
     9時30分〜11時30分
 会 場 桃山中学校体育館 

 上記の通り,桃山中学校男女バスケットボール部部員を対象に,京都ハンナリーズ契約コーチ・選手における実技指導会が行われます。伏見区にある(株)藤井組のご紹介・後援で実現しました。是非,この機会に地域の皆様も「プロの技」をご覧ください。

ご迷惑をおかけしました

2月15日(金)11時現在,不通となっていた本校の電話が復旧しましたのでお知らせします。大変ご迷惑をお掛けしたことをお詫びします。

緊急連絡

2月15日(金)7時現在,本校の電話が原因不明の不通となっています。FAX番号での通話は可能ですので以下に連絡ください。
075−611−0269

ならぬことはならぬものです

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 歴史が好きで毎年NHK大河ドラマを楽しみに欠かさず視ています。今年は「八重の桜」で,福島県会津市と京都(同志社)がご当地となっています。その物語の中で「ならぬものはならぬ」という言葉が登場しました。そして,番組の最後にこの言葉の出典が紹介されたので,早速調べてみました。これは昔会津藩の藩校「日新館」の「什(じゅう)の掟」として教えられているものです。同じ町に住む6歳から9歳までの藩士の子どもたちは,10人前後で集まりをつくっていました。この集まりのことを会津藩では「什(じゅう)」と呼び,そのうち年長者が什長(座長)となり,次のような「お話」を一人一人に申し聞かせたそうです。
 「年長者には礼をもって接する」「うそをつかない」「卑怯なふるまいをしない」「弱い者いじめをしない」「外で物を食べない」など,什によって少し違いはあるが,終わりを「ならぬことはならぬものです」でしめくくることは,どの什も共通していました。
今でも子どもたちに教えたい基本中の基本だと思います。最近は「ダメなものはダメ」と毅然と叱り教える場面が少なくなったように思います。学校でも,以前と比べると叱る場面が明らかに少なくなってきました。朝起きて歯磨きや洗面をしないと気持ちが悪いと同じように,基本中の基本については,体に染み込ませ自然に実践でき,出来ていないときは気持ち悪く感じるぐらいの「常識」や「習慣」にしてしまうことが一番大切です。
 基本的な生活習慣や学習習慣も含め,子どものうちに「良い習慣」を徹底的に身につけることが,人生に大きな助けとなります。大学教授の友人に聞くと,鉛筆の持ち方がめちゃくちゃな学生が相当数いるそうです。それを恥ずかしいと思わず,直そうとしないそうです。
 学習習慣にもしつけが必要です。幼児の時から言われてきたことです。「先生の話をよく聞く」「授業を受ける準備を早くする」「忘れ物をしない」さらに要求したいことは「授業は積極的に参加する」「授業には我慢することも大切」「提出物の期限を守る」です。大きく成長する中で,ついつい脱落していく人がいるのではないでしょうか。「良い習慣」は,生涯役に立つ「生きる力」だと思います。
「ならぬものはならぬ」とぶれることなくはっきりと言える信念と自信をもった人になりたいものです。

1年生かるた大会

本日,5・6時間目に1年生学年による「百人一首かるた大会」が開催されました。本来1月30日に予定されていた学年行事だったのですが,インフルエンザの流行で延期されていました。午後とは言え冷蔵庫のような体育館ですが,生徒たちは熱気に包まれ,白熱したカルタ争奪戦を演じていました。
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2月6日(水)の3年生

今朝は関西地方でも積雪が予報されていましたが,京都は肌寒い雨となりました。今日は2月6日です。来月の今日は,「公立一般学力検査」日です。3年生にとっては中学校で授業を受けるのも1ヶ月となりました。教室では入試を控え,真剣な眼差しで授業を受けていました。
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京都市立桃山中学校
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