京都市立学校・幼稚園
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球技大会(2012.6.13)

 1・2年生は西京極体育館,3年生は本館アリーナで,球技大会が行われました。これは生徒会行事で運営はすべて生徒が担当しています。
 生徒たちは,前日まで休み時間を利用して練習に精を出し,お揃いのクラスTシャツを協力してデザインしました。
 試合会場では,各クラスのTシャツが色鮮やかに舞い,白熱した戦いが繰り広げられました。勝利に歓喜の声をあげるクラス,一歩およばず悔し涙を流すクラスと,各クラスの様子は様々でしたが,試合や応援を通して,生徒たちはクラスや学年のつながりを深めました。
 

写真上:バレーボール部員による試合コートの準備
写真中:生徒会執行部員による会場設営
写真下:陸上部員のお手本で準備体操
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太陽系

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 5月の末,全国高等学校長協会総会・研究協議会が東京で開催されました。私は勿論初めての参加でしたが,堀川高校の「位置」というものと改めて向き合う2日間でした。多くの校長先生からの「堀川」へのお声がけを有難いと思う以上に,その重みをずっしり感じたというのが正確かもしれません。

 その会で元宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙飛行士,山崎直子さんのご講演を拝聴しました。演題は「宇宙・人・夢をつなぐ」。
 山崎さんがNASAの訓練中にもらったという通知表の話。通知表の評価のポイントは
1.自己管理。自分をコントロールすることに合わせて,仲間にどれだけヘルプが出せたか
2.リーダーシップ。個人の目標とチームのそれをすり合わせることができたか 
3.フォロアーシップ。チームの中で,人を支えることができないとリーダーにはなれない
4.訓練中に自分たちが置かれた状況の把握ができたか。メタ認知というものでしょうか。
この4つ。
 狭い宇宙船の中,いつ極限状態が訪れるかもしれない環境においてそれぞれのメンバーに必要な最も大切な力がこの4つなのでしょう。きっとどんなスケールの「社会」においても,その集団がよりよくあるために,一人一人が具えるべき力。

 6月に入って,市立高校の進路指導研究協議会主催のキャリア教育をテーマとした講演会が本能館で行われました。講師は前白河総合支援学校長 森脇勤先生,コーディネーターを前堀川高校校長 荒瀬克己教育企画監が務めてくださいました。
 企画監がまず,キャリア教育の「子どもの成長の連続の中で,社会的・職業的自立を支援していく」という大きな定義のご提示があり,森脇先生のキャリア教育を推進する意味のお話に。
 白河総合支援学校と堀川高校は,表層的な教育目標や課題は確かに異なっている。進路指導のあり方も一見異なっているように見える。しかし,生徒たちの成長の「節目」を教育的にマネージメントして竹のような「しなやか」な強さを形成していく学校の責務,生徒たちが持つべき「自己肯定感」は,通底するものだとストンと腹に落ちたように思いました。
 学校がこうありたいとぶれずに「意志」と「かたち」を持つこと,「学校という場に価値を生む仕掛けを」,「個人のものより組織としてのプライドの重要性」。日頃とても大切に考えているつもりのことも,明確に言語化してくださることは私たちにとって大きな刺激です。堀川でどのような具体的な取組や教員ひとりひとりの振る舞いに反映させていくか。体温をもったキャリア教育の実践。

 6日,先日の金環日食に続いて,金星の「太陽面通過」の紹介と,観測の呼びかけが地学の教員より。
 「我々が太陽系に住んでいるということを実感してもらえれば…」
 穏やかな口調ゆえに,余計にゾクッとするような意義付けのことばでした。
 これから堀川を巣立っていく生徒たちが住まう世界。私たち高校の教員が今想定できる規模や状況ではないでしょう。その時自分の属する集団の中で,たとえ太陽系という大きな枠組みの中でさえ,すっくと立つことのできる力。自負心。そして世界を正しく畏れる謙虚さも備えてほしい。

 翻って堀川高校の「位置」。全国規模で様々なご評価や期待を寄せていただいています。その声を傾聴して自己点検をすることはもちろんです。そして荒瀬前校長の大きなエネルギーを柱として今の形に創ってきた堀川を,今後どう繋げ,どのような発展形を見据えて創造していくのか,どこに何を発信していくのかということを真摯に考えていく必要性を痛感します。積極的に具体的に,遠くまで,広く見渡しての堀川の「位置」。

 生徒会執行部の生徒たちが,震災後に堀川が送ったメッセージ幕へのお礼にと仙台市立仙台高校からいただいたひまわりの種を玄関前で大切に育てています。

  向日葵は金の油を身にあびてゆらりと高し日のちひささよ   前田夕暮

 梅雨の水の恵みを得て,真夏のからりと晴れた空に,金色の向日葵が花を咲かせることをとても楽しみにしています。

(写真)本校自然科学部が撮影した金星の「太陽面通過」

                    ・・・  川浪 重治  ・・・

7月29日「探究科」学校説明会申込について

 平成24年度「人間探究科/自然探究科」学校説明会を7月29日(日)に行います。
 
 詳細はこちらをご覧ください。
 http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/horikawa/entran...

 昨年の説明会の様子はこちらをご覧ください。
 http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/horikawa/entran...

金星の日面通過(2012.6.6)

 金星の日面通過にともない,中間考査中ではありましたが,昼休みの時間帯に自由参加の観測会を行いました。太陽の右端の黒い点が「見えた」「見えない」とはしゃぐ姿が見られました。見えなかった生徒も,望遠鏡で投射された映像をみて約110年に2回のイベントを満喫していました。

写真上:太陽投影板にうつった太陽面を通過中の金星
写真下:太陽投影板をのぞいたり,太陽を観察したり
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探究基礎JUMP中間発表会

 5月23日と31日に,探究基礎JUMP中間発表会が行われました。
 各ゼミごとに各生徒が,個人論文作成に向けて,研究計画と途中経過などを発表しました。
 この発表の準備をすることで,生徒たちは各自の研究の進捗状況を把握し,課題を見つけることができます。また,質疑応答の時間は,他の生徒やTA(ティーチングアシスンタント)の先生や教員から質問や指摘を受け,それを参考にさらに研究を充実させる機会となります。
 先生からは,「仮説の立て直しが必要」などの厳しい指摘から「実験器具や実験方法のアドバイス」まで様々なものがあり,生徒たちは探究の厳しさと交流の有意義さを改めて感じたようです。

写真上:国際文化ゼミ
写真中:言語文学ゼミ
写真下:生物学ゼミ
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自然科学部「サイエンスフェスティバル」に出展(2012.5.26)

 5月26日,第5回京都21世紀教育創造フォーラムとともに,親子で理科の実験や工作を楽しむ企画「サイエンスフェスティバル」が行われ、本校自然科学部も出展しました。
 「黄銅めっきで金色のシャープペンシルの芯をつくるコーナー」や「ゴムとわりばしを使ってテンセグリティー構造をつくるコーナー」では,小学生に説明し,一緒に工作をすることを通して,相手の立場になって考え,伝える大切さを生徒は改めて感じていました。

写真上:「サイエンスフェスティバル」会場の様子
写真中:黄銅めっきコーナー
写真下:テンセグリティーコーナー
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台湾生徒訪問 (2012.5.24)

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 5月24日、台湾の台北市立第一女子高級中学校より、64名の生徒が本校に訪問されました。主に本校2年生生徒とともに6・7限目に英語・日本史・探究基礎の授業を一緒に受けるなど、様々な活動を行いました。
 放課後に行われたクラス交流会は主に探究基礎委員が運営に携わり、探求の授業などで培った企画力を発揮しました。最初に本校生徒による堀川高校の紹介があり、その後台湾生徒による台湾の紹介、座談会など、とても有意義な交流を行うことができました。
 生徒たちは、もっと英語を勉強しなければならない、もっと他国のことを知らなければならないということを実感したようです。とても意義深い異文化コミュニケーションの場となりました。

金環日食観測会(2012.5.21)

 21日午前7時前、生徒有志およそ200人が本校グラウンドに集まり,金環日食の観測会を行いました。グラウンドでは天体望遠鏡による投影を行い,教員が観察の方法やその仕組みについて解説する中,太陽が欠けていく様子を観察しました。

 徐々に暗くなり,少し肌寒くなった午前7時30分頃,金環日食が観測され,拍手と歓声が沸きあがりました。7時頃と比べると,この時間帯では,気温が約−2.5度,日照は約10分の1程度になっていました(本校自然科学部の報告による)。
 使用した観察用メガネは,6月6日「金星日面通過」の観測でも活躍する予定です。

 自然科学部は,気温・日照の他に,湿度,気圧,騒音などについて日食前後の変化量を測定しました。その結果は「金環日食2012京都学校連携連絡会」で発表し,京都府で結果をまとめるとともに「金環日食北限界線共同プロジェクト」に報告される予定です。

写真上:観察会の様子
写真中:天体望遠鏡によるスクリーンへの投影
写真下:準備や片付けに忙しい自然科学部
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「町へ出よう!プロジェクト」祇園祭山鉾巡行ボランティア始動(2012.5.18)

 堀川高校「町へ出よう!プロジェクト」の一環として、今年も祇園祭山鉾巡行ボランティアに参加します。「町に出よう!プロジェクト」とは、掘高生が外の世界とつながり、他者と対話をする機会を提供するべく、4年前に始まった取り組みです。今年度の第一弾として、毎年7月17日に行われる祇園祭山鉾巡行の曳き手または本部要員のお手伝いをさせていただきます。祇園祭への高等学校単位での参加は、八坂神社の氏子の町内にある堀川高校限定の取り組みです。

 5月18日(金)の昼休みに、山鉾巡行ボランティアの第1回会議が行われました。男子60名、女子46名、計106名という予想を上回る立候補があり、一部抽選で参加者を絞ることになりました。会議はすべて、リーダーとなる2年生が進行を担当し、抽選後の予定や注意事項などを確認しました。川浪学校長からは、「『ボランティアに行かせていただく』という謙虚な姿勢で」、「京都が誇る伝統行事の意味と本質、そしてルールを学べ」との激励の言葉がおくられました。

昨年度の巡行の様子を、ぜひこちらからご覧ください。
https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/index.php?...
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生徒総会(2012.5.21)

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 5月21日(月)に生徒総会が行われました。
 去年までは行事計画の中にあらかじめ組み込まれており、5月中旬のLHRの時間に行っていました。しかし、本校生徒会会則には「生徒総会は、最高の権限を有する議決機関であって、全会員をもって組織する」、「生徒総会は評議長の招集によって開かれる」とあり、今年度は生徒評議長を中心に「いつ、どこでやるか」から生徒自身が考え企画運営を担当しました。昼休みの実施ということでどのくらいの生徒が集まるのか主催側の担当生徒には不安もあったようですが、全校生徒751名のうち549名の参加により、予定通り総会を行うことができました。
 この日の議題は「平成24年度生徒会予算案の承認について」で、会計部長からの予算についての説明の後、各自が賛否を投票用紙に記入しました。その結果、有効投票数531表、うち賛成478票で平成24年度生徒会会計予算案は承認されました。
 各予算は、今後各クラスの文化祭発表等の充実、各クラブのより有意義な活動のために生かされます。
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行事予定
2/19 スクールカウンセラー来校日
2/21 2年アクセスガイダンス
2/22 2年アクセスガイダンス
一斉清掃
2/23 PST(9:30〜16:00)
コミカレ:文学歳時記
中学生及び保護者
2/18 (適性追検査)
2/20 特色選抜・適性検査・推薦入学結果通知(中学校を通じて)
京都市立堀川高等学校
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京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2
TEL:075-211-5351
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