![]() |
最新更新日:2025/07/23 |
本日: 昨日:247 総数:991058 |
団体鑑賞![]() 本校の団体鑑賞は、オペラ・ミュージカル・日本古典芸能(歌舞伎、能、狂言、文楽等)を三年間で一度ずつ鑑賞することを基本としています。 今年度は、歌舞伎を鑑賞いたしました。 團菊祭五月大歌舞伎 実施日 5月7日(月) 会 場 大阪松竹座 演 目 一、菅原伝授手習鑑 寺子屋 二、岡村柿紅作 新古演劇十種の内 身替座禅 三、恋飛脚大和往来 玩辞楼十二曲の内 封印切 新町井筒屋の場 この歌舞伎鑑賞において、生徒たちは様々なことを学んだようです。生徒の感想をご紹介いたします。 「歌舞伎を生で見るのは初めてだったので、テレビでは感じられないような臨場感たっぷりの雰囲気に圧倒されつつ、日本音楽史の授業で身につけた情報を思い出しながら鑑賞した。 私の中で一番印象的だった作品は2つめの身替座禅。現代の生活の中で一番起こり得そう且つ役者の動作だけで理解できるところが良い。舞台道具や演出等で驚いたのは、回り舞台についてである。そもそも今回一番楽しみにしていたのが、花道と舞台仕掛けだったので、実際に目にすることが出来、本当に感動した。回り舞台で驚いたのは、畳や大道具を少し動かしただけで情景が大きく変化したこと。また、表と裏の世界を表現した(公と秘密の区別)が面白い。しかもお忍びだからこそかもしれないが、本来真っ暗なのを少し明るく、でも手探りで、という演出は見ていて楽しかった。 上記の他に意外に感じたのは、演奏者が舞台サイドの御簾のような所で演奏していたこと。松羽目物の時は松の絵の前でするのに、わざわざ隠れているのが不思議だった。(まるでオケピットみたい。) 歌舞伎に限らないが生演奏だからこそ舞台が美しく見える気がした。コンチェルトのように別にソリストとオケの掛け合いがあるというわけではないのだが、生演奏だと温かい気持ちになるように思う。(3年生)」 ![]() |
|