「今年の漢字」

　毎年、一年を振り返って世相を表す「漢字」が一般の人々の投票により選ばれていますが、今年は「金」が第１位だそうです。新聞発表に拠りますと、この漢字を選んだ理由として、やはりロンドンオリンピックでの日本選手の活躍、ｉＰＳ細胞の研究での山中伸弥京都大学教授のノーベル医学生理学賞受賞や世界一の自立式電波塔として東京スカイツリーの開業など、混迷を照らす光として希望を託して「金」という漢字が選ばれたそうです。
　平成７年（１９９５）から「今年の漢字」が選ばれているのですが、シドニーオリンピックが開催された平成１２年（２０００）にも「金」が選ばれているので、２度目の「第１位」となったということです。後に続く漢字として、「輪」「島」「領」「乱」「空」「政」「復」「輝」「国」がベスト１０だということです。

　因みに、漢和辞典で「金」を調べてみますと
１、かね。金属の総称。
２、こがね。黄金。
３、おかね。金銭。また、貨幣の単位を表す。
４、金属で作った楽器。鐘や鉦。
など、他にも多くの意味をもち、漢字としては「点々のしるし＋土＋音符『今』」で構成され、「土の中で点々ととじこもって含まれた砂金」を表しているそうです。

　一つ一つの漢字がどんなイメージなのかは人それぞれでしょうが、来年は「明るく」「楽しい」漢字が選ばれる年でありますようにと期待します。

１２月１４日 ２年生人権学習

　１２月１４日（金）の４限に体育館で２年生の人権学習が開催されました。
　２年生では、「多文化共生」テーマとして学習を進めています。
　校旗の人権学習の今回は、「在日コリアンとの共生」を勉強しました。
　３時間の学習で、「日本と朝鮮半島の歴史」、「在日コリアンの今」、
そして本日は３時間目として、講師の先生をお招きして講演をして頂きました。
　現在京都に居住する在日コリアンのルーツをお聞きし、その人たちが今３世、
４世となり、在日コリアンの在り方も多様化している。
　そして、今その多様性を受け入れながら共生の道を歩むことが重要だと
お話しされていました。
　将来社会へ出て、色々な人たちと共に生きていく生徒諸君にとって、今回は
共生の大切さを改めて考えさせられた学習の機会となりました。

「光の絆」

　阪神・淡路大震災犠牲者への鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託して「神戸ルミナリエ」は大震災の起こった平成７年（１９９５）１２月に初めて開催されました。
　以来、「神戸ルミナリエ」は大震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の「希望」を象徴する行事として毎年１２月に開催されています。
　１年を通して建物や庭、作品などをライトアップする期間を設けるなどの取組が、全国各地で広く行われるようになっていますが、「神戸ルミナリエ」は毎年、細かい計画・計算に基づいて創られた光で観衆を魅了する幻想的な光の彫刻作品であり、年末の風物詩として多くの人々がその実施を待ち望んでいます。
　今年で１８回目を迎える「神戸ルミナリエ」は、１２月６日（木）から１７日（月）まで神戸市中央区の会場において、「光の絆」をテーマとして、旧外国人居留地の通りや慰霊と復興のモニュメントがある「東遊園地」を美しい光で彩ってくれます。

１２月１３日 ２年生「生活振り返り月間」

　１２月に入って、２年生生活委員会では「生活振り返り月間」に取り
組んでいます。
　これはテストも終わり今年も残りわずかになって、毎日寒い日が続く中、
気分が緩みがちな毎日をここで引き締めていくために、生活委員会が呼び
かけて、遅刻や服装、ベル着を徹底して行こうという取組です。
　他にも日々の生活の中で、ついおろそかになっている点はないか（「給食
の容器の返却」についてなど）再確認をしていきます。
　今年も残りわずかですが、ぴりっと引き締まってやっていきましょう。

１２月１２日 １年生学習確認プログラム実施

　本日、１２月１２日（水）に１年生では１限〜５限まで学習確認プログラム
が実施されています。
　春のジョイントプログラム以来のテストとなりますが、１日で５教科のテスト
はなかなか大変です。
　普段の学習の成果をこのテストにぶつけてみて下さい。
　さて、各教科どのぐらい得点できているでしょうか。返却が待ち遠しいですね。

１２月１１日 １年生総合的な学習 ポスターセッション

　１１月３０日（金）の３限目に、１年生の総合的な学習の時間に
各クラスでポスターセッションが行われました。
　これは、９月に行われた「ファイナンスパーク学習」の後の学習
でまとめた「私の未来予想図2031プロフィール」を自分の将来に
照らし合わせて作ったものです。
　下書きをもとに、2031年現在の自分の職業や仕事内容、家族構成、
年収や財産、生活費の各項目の支出内容や生活の現状についてポート
フォリオ形式まとめて、将来的に生活をどうしていかなければならない
かの課題もまとめて完成させました。
　これを各クラスの班のメンバーの前で発表しました。
　各クラスでは、発表者が身振り手振りを交えながら、プロフィール
を指しながら説明を続けました。
　他のメンバーは、各自メモを取りながら質問をしたり、熱心に聴き
取ることができました。
　

１２月１０日 西京支部生徒会役員新旧交流会

　１２月５日（水）の午後に、桂中学校で「西京支部生徒会役員新旧交流会」
が開催されました。
　これは、西京支部の各中学校から新役員２名，旧役員２名の計４名合計３２名
が互いの生徒会での活動の報告や、西京区の中学校として、一致して取り組
んでいこうという趣旨で開かれた交流会です。
　会では、昨年の８月２９日に行われた、京都市中学校生徒会サミットのＤＶＤ
を視聴した後に、西京区代表生徒として参加した大原野中学校から報告が
ありました。
　これを受けて各校生徒がそれぞれグループに分かれて、いじめ問題に生徒会
としてどのように行動を起こすのか。
　また、他校の旧本部役員が新本部役員にアドバイスを送るなどの話し合いが
行われた後、報告が各グループから行われました。
最後に、参加された先生からも「自分で考えたことを自分の言葉で話そう。」
「西京区全体の学校で、何か一つのことをやってみよう。」等のアドバイスを
頂きました。
　短い時間でしたが、交流会に参加した各校の生徒会代表の皆さんは貴重な
経験ができたと思います。

「本のこと知ってる？」

　１２月５日（水）・６日（木）、１年生全クラスの国語の時間に学校図書館運営支援員さんによる「本について」の授業を行いました。
　支援員さんから配られた学習プリントにしたがって、一人一人の自己紹介をプリントに記入しました。「じゃあ、本の紹介が書かれているところは？」という質問から、本には「奥付」と呼ばれる書物の終わりに付ける、著者、著作権者、発行所、印刷者の氏名、発行年月日、定価などを記載した部分がありことを知り、自分たちが朝読書で読んでいる本などの奥付を各自で確認してみました。
　次に、「『週刊少年○○』の発行所（出版社）はどこ？」「知っている出版社の名前を挙げてみて」などの支援員さんからの質問に楽しそうに次々と答えていました。
　授業の最後には、１２月の人権月間に因んで学校だよりに支援員さんが紹介してくれた絵本「ぼくがラーメンたべてるとき」を朗読していただきました。時折、絵の解説やみんなの感想を交えながら、支援員さんの「語り」をみんなで輪になって楽しく聞かせていただきました。みんなが書いてくれた授業の感想は、図書室に掲示されるそうです。ぜひ、見に行ってください。

　その気になれば、学べることは本当に多い。自分の周囲にいる人たちから、ふと手に取った本からも、私たちは学び成長できるのだと思います。

１２月７日 全校集会 人権講話

１２月６日木曜日の１時間目に、体育館で全校集会が開催されました。
　１２月が人権月間であることから、各クラスで人権問題について考える
人権学習が行われます。
　この日の全校集会で、生徒それぞれが人権問題について考えを深めていく
きっかけとして、校長先生から人権講話がありました。
　人権月間や人権週間の由来（二つの世界大戦の後、世界人権宣言・
国際人権デー12月10日の設定）についての話。
　また、それぞれの違いを認め、尊重する考え方の大切さ、「自分を大切にする」
、「人を大切にする」という考え方を根幹に持って中学校生活を過ごし、身近な
ところで気になることはないか、常に心を配ってほしいというお話でした。
　朝早くのひんやりした空気の体育館で、全校生徒の諸君は物音一つたてず
話に聴き入っていました。

１２月６日 ＰＴＡ体育の日ソフトバレー大会その２

　最後に保護者代表チームと教職員チームの一戦も行われ、終始和やかな
雰囲気で試合は進みました。
　全ての試合終了後、優勝から３位までのチームとブービー賞のチーム
には保体委員会から記念品が用意され、校長先生から贈呈されました。
　参加された皆さん、どうもお疲れ様でした。