京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/10
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学校教育目標 社会適応力の育成 〜変化する未来に向けて〜

世界人権デー ちょっといい話―107―

 本日12月10日は「世界人権デー」です。今から64年前の1948年12月10日,国際連合第3回総会で「世界人権宣言」が採択されました。「戦争が最大の人権侵害である」と,2度の大きな世界大戦の苦い経験から出されました。たくさんの大切な命が奪われました。それに気づくには,あまりにも大き過ぎる代償でした。
 2つの世界大戦の反省から出された「世界“人権”宣言」…。ではなぜ「世界“平和”宣言」としなかったのでしょうか?今私たちが住んでいる日本は,真の“平和”と言えるでしょうか?ただ単に,「戦争がない」状態のことを,“平和”と言うのではありません。真の“平和”とは,「一人ひとりの人権が大切にされている」状態のことを言うのです。そのことからも「世界“人権”宣言」の出された意味をもう一度考え直す必要があるように思います。
 先週は人権学習や人権講演会で,集中して「人権」について考えました。「自分を,人を大切に」し,「自分が,人が大切にされる」世の中の実現を目指して,これからも人権について一緒に考えていきましょう!

 本日は雪がちらついていますが,「ちょっといい話」(「感動する話」より)で心を暖めてください。些細な出来事だったかもしれませんが,大きな喜びを感じた瞬間だったはずです。「うれしい」と感じるときは,やはり「自分が大切にされている」と感じたときなのですね・・・!
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            『クリスマスの思い出』

 あれは4年前のクリスマス。当時おもちゃ屋で働いていた私。
その日はクリスマスということもあり、顔を上げる暇もなく、次々できる長蛇の列を相手に、会計→包装→お渡しの作業を繰り返していました。
 その時、いつもは気をつけていたのですが、ふとした不注意で、値札剥がしの道具で指を切ってしまったのです。しかし、バンドエイドを取りに行く暇もなく、かといって、そのまま作業を続け、クリスマス包装に血をつけてしまうのも許されないので、近くにあったセロテープを代用として巻き、作業を続けていました。

 そのまま何人かのお客様の対応を行い、いつものように次のお客様の会計を済ませようと、「○○円になります」と伝えると、お金と一緒にバンドエイドがでてきました。私はビックリして顔を上げると、そのお客様は何も言わず笑っていらっしゃいました。ビックリしたのと、嬉しさと、その方の気遣いや優しさで、涙目になってしまいました。そのことを気づかれるのが恥ずかしくて、下を向いたまま、何度も頭を下げ、お礼を言いました。

 顔も覚えておらず、ちゃんとお礼を言えなかった事を後悔しておりますが、今でもクリスマスが来ると、必ず思い出す、温かい思い出です。


醍醐灯りのハーモニー 吹奏楽部出演(2)

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 12月は人権月間です。「人権を考える講演会」や「人権アニメ鑑賞」など、人権について地域で考える催しが行われました。本校吹奏学部は、そのオープニングで会場を大いに盛り上げてくれました。
 今年の授業の最終日となる12月21日(金)には、「クリスマスコンサート」が控えています。寒さが厳しくなる一方ですが、心温まる演奏会になるよう毎日の練習に励んでいます。また後日ご案内させていただきます。ご来校をお待ちしております。

醍醐灯りのハーモニー 吹奏楽部出演(1)

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 12月9日(日)、伏見東人づくりネットワーク実行委員会主催の「醍醐灯りのハーモニー」が行われ、ダイゴローのアトリウムステージで本校吹奏楽部が出演しました。「人権の灯りをともし、地域の絆を深めよう!」をスローガンに、小・中・高校からも趣向を凝らした取組が発表されました。

ちょっといい話―106―

 「あなたは“口”や“耳”や“目”を何に使っていますか?」
 「“口”はものを食べたり、しゃべったりするものやし…、“耳”は、音楽を聴いたり人の話を聞いたりするものやし…、“目”はTVを見たり本を読むときに使うし…」等々、あたり前すぎて普段はあらたまって考えたこともないという人も多いのでは・・・?
 今日はその本質に迫った「ちょっといい話」を紹介します(「感動する話」より)。
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 腰塚勇人さんは、中学校でバスケットボール部の顧問をはじめとして、生徒たちの教育・指導に一生懸命打ち込む「熱血教師」でした。その熱血教師であった腰塚さんに、ある日、人生を大きく変える出来事が起こりました。2002年3月、スキー事故で首の骨を折り、一瞬にして首から下が全く動かない状態になったのです。
 4時間の手術の末、奇跡的に一命はとりとめたものの、全身が動かないという深刻な麻痺状態となり、あまりの絶望に、腰塚さんの心は深く沈んだということでした。「それでも自分は3年の担任をやりたい!」生徒や他の先生の励ましなどによって奇跡的に歩けるようになったそうです。

 その後職場復帰し、養護学校を経て今は「命の授業」の講演活動を通して、命の大切さや生きるよろこびを全国の学校や一般の方々に向け伝え続けられています。

 職場復帰をし、受け持った3年生が卒業する時に下の言葉を送ったということでした。

 “口”は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう・・・
 “耳”は人の言葉を最後まで聞くために使おう・・・
 “目”は人の良い所を見るために使おう・・・
 “手足”は人を助けるために使おう・・・
 “心”は人の痛みがわかるために使おう・・・

 腰塚さんの自分の体験から得た言葉には重みがあります・・・。


日野学区 クリーンキャンペーン

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 12月9日(日)、寒い中ではありましたが、10時から「日野学区クリーンキャンペーン」を行いました。今回は、陸上部・テニス部・卓球部から約50名の生徒が参加してくれました。小さなごみも見逃さず、一生懸命にごみを拾ってくれました。自分たちが暮らしている地域が少しでもきれいになると、心がなぜか落ち着くものです。そんな貴重な体験ができた1日でした。参加してくれた部活動の皆さん、ありがとうございました。また地域の皆さん、お疲れ様でした。

3年生 土曜学習会

 12月8日(土)、9時30分から第3回目となる「3年生土曜学習会」が行われました。各自が、自分の進路を実現するために課題を用意し、2時間集中して学習に取り組んでいました。いよいよ来週の金曜日から「個人懇談会」が始まります。「個人懇談会」に臨むにあたり、お家でしっかり話し合いを行ってきてください。
 また7組では、1月に行われる「小さな巨匠展」に出展するための作品作りを、仕上げに向けて急ピッチで取り組んでいました。個人作品を仕上げた後は、共同作品の作成にかかります。これからも協力し合って頑張ってください。
 今回ボランティアでご協力いただいた学生の皆さん、寒い中熱心に指導にあたっていただきありがとうございました。今後もよろしくお願いします。
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清原さんのお話を聴いて〜人権講演会を受けての感想〜

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 人権講演会での清原さんの話に、「どのお話も深く考えることが出来ました。これからの自分に活かしていきたい」と感想に書いている生徒が多かったです。魂の込もった清原さんの講演が、しっかりと君たちの心に届き、響いていることを感じました。以下に何名かの感想文を紹介します。

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・自分を見つめ直して、「自分を好きになろう」と思います。世の中から差別というものをなくしていかなければいけないと思った。(3年生女子)

・差別が目の前で起こっていたら、なくそうとするのは当たり前だけど、目の前で起こっていなくても実際にどこかで起こっていることなので、他人事みたいに思ってはいけないと思った。「ものさし」の話があったが、自分が差別とは思っていなくても差別につながってしまうような「ものさし」が自分の中にも存在していると思った。自分はただ冗談としか思っていなかったとしても、相手にとっては本当に命を失ってしまうほどの大変な問題があるのだと思ったし、差別は絶対になくしていかなければいけないと思った。(3年生女子))

・差別は、今自分の目の前で起こっていないからといって全く関係ないわけではないし、今でも差別がなくなっていないから、清原さんの娘さんみたいに「なくそう」と皆に言えるような人間に私もなりたいと思った。人の価値をはかる「ものさし」は人によって違うけど、それを皆が変えたら差別もなくなると思う。法律をつくって無理やり差別をなくすのは、本当に「差別をなくした」って自分でも言えないと思った。法律で決めるのではなく、ちゃんとこの世の中から差別をなくしていきたい。(3年生女子)

・私たちと同じ年齢で、学校のみんなに差別のことを知らせる清原さんの娘さんを尊敬しました。特に学校を休めと言っても「差別する側の思うつぼになるから」と言われたことが印象的でした。今まではただ「差別はあかんな」と思っていたけれど、清原さんの話を聞いて改めて差別の事を考えたし、差別がなくなるようにしていきたいと思いました。この世からいじめや差別がなくなれば、もっと多くの人が幸せになれると思いました。
(3年生女子)

・今日のお話を聞いて、差別という問題はどんなところでも起こるものだと思いました。しかし、なぜそんな問題が起こるのかと考えてみれば、自分自身の考え方や相手への思いやりなどがないからだと思いました。自分には関係ないというような自分勝手な思いだけでなく、自分も他の人も同じ人間で一人一人個性は違うから、自分と違うのは当たり前のはずです。自分の中の「ものさし」をどこに置くかで、自分の意識も変わってくると思います。西光万吉さんのように、たとえどんなことがあっても、自分が間違っていると思うものを「間違っている」と言える人、また、他の人の個性をすごいと思えるような人になりたいと思いました。(3年生女子)


・差別をなくそうと努力している人がいるのを知って、自分たちの様な若い世代も差別をなくしていかないといけないと思いました。人が命を落とすぐらいまで嫌がることをするのは、同じ人間として絶対にやってはいけないと改めて実感しました。今日学んだことはとても役立つことなので、差別をなくそうとしている人たちの努力を無駄にせず、もっとたくさんの人が同じ意識を持って、差別がない世界になっていったらいいなと思いました。(3年生男子)

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 講演会後の「懇談会」でも、深い話し合いがもたれました。厳しい差別の現実のお話も、具体的に出していただきました。差別の壁を乗り越えようとされているお話に、胸が熱くなりました。文字通り「差別の現実に深く学べる」懇談会となりました。寒い中ではありましたが、ご参加いただきました保護者・地域の皆様、本当にありがとうございました。



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人権学習 3日目〜人権講演会〜

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 12月6日(木)1時30分から体育館で「人権講演会」を行いました。寒い中ではありましたが、西光寺住職「清原隆宣さん」(西光万吉の弟のお孫さん)から心が熱くなるお話を90分間していただきました。
 自分の中にどんな「ものさし」があるのか?生まれたところ、国籍、肌の色、障害のあるなし、…等々。自分を、人を大切に出来る「ものさし」をしっかりと見極めていきたいと思いました。「人は幸せになるために生まれてきたのです」この言葉を体現していく生き方を、今後もみんなと共に考えていきたいと思いました。

人権学習 2日目

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  昨日に引き続き,本日12月5日(木)の5・6時間目に,各学年とも人権学習を行いました。今回の学習は「同和問題」についてでした。
 1年生は,差別撤廃に向けて団結して立ち上がった「渋染一揆」と,人間の尊厳を謳った「水平社宣言」(水平社運動)について学習しました。今回の学習後に書いた感想を何人か紹介します。
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・差別は人が起こさなければ起こらないし,だから差別を防ぐことは自分にもできる。人はみな命があり生きている。これからも自分のこととして考えていきたい。(1年生女子)

・「水平社宣言」は,周りの人や世の中が変わるのを待つんじゃなくて,自分たちから人を大切にしていくという行動を宣言したのがすごいと思った。(1年生女子)

・今回,同和問題のことを勉強して,差別されてきた人たちはみんなから「かわいそう」と同情されるのではなく,「自分たちの力で差別をなくしたかった」のだということがわかりました。この勉強で,差別されてきた人たちの熱い思いが伝わってきました。(1年生女子)

・「渋染一揆」や「水平社創立」のビデオを見て,差別をなくすために自分達の思いを伝えることはすごいことだと思った。もしかしたら命を落とすことになるかもしれないのに,差別をなくすために立ち上がった人たちはすごいと思った。まだ差別は残っているかもしれないけれど,自分に出来ることを見つけていきたい。(1年生男子)

・長い間差別に苦しんできた人たちの思いがこの「水平社宣言」に込められている。人と人との関係をもっと大切にするということの大事さが,今日のビデオを見てあらためて感じた。これからの自分の生活を見直していきたい。(1年生男子)

・清原一隆(西光万吉)さんたちが,部落差別をなくそうとして水平社を立ち上げたのがすごいと思った。差別をされ,どんなに傷ついても自分たちに誇りを持って行動していた人たちはすごいと思った。(1年生男子)

・明日は「西光寺」の住職(清原隆宣)さんが来てくれはるし,今日学習したことをしっかりと覚えて,明日の話を聴きたいです。(1年生男子)

生徒会本部 朝のあいさつ運動

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 「おはようございます!」
元気な声が、朝もやの中から聞こえてきます。11月5日(木)、今朝も大変冷え込みましたが、生徒会本部の皆さんの元気な声で目が覚めました。今日も1日、元気なスタートがきれそうです。朝早くからのあいさつ運動ご苦労様でした。
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学校行事
12/11 評議会
12/12 各種委員会
12/13 6限:学びの共同体校内研究授業
12/14 午前中授業、個人懇談1
12/17 午前中授業、個人懇談2、SC来校、保健安全の日
京都市立春日丘中学校
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