京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/01
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気づき 考え 行動する

研究授業 「考え発表し響き合う社会科!」

 12月6日(木)2限、総合教育センターから指導主事をお迎えして、本校の社会科の先生が研究授業を実施しました。単元名は、公民的分野「国民主権と日本の政治」でした。本時の目標は、「議会制民主主義及び衆議院と参議院の違いについて理解する。」と「二院制と一院制の長所と短所について考える。」でした。
 導入で、ICTを活用して、国会議事堂に関するクイズを行い、生徒の関心・意欲を高めていました。
 展開1では、生徒の発言を引き出しながら、国会の地位(「国権の最高機関」「唯一の立法機関」)について理解させていました。また、ICTを使って、国会議員の特権を理解させ、その理由を考えさせていました。
 展開2では、二院制と一院制のメリットとデメリットを、まず個人で考えさせ、その後、学習班になって意見交流をさせ、班として一つにまとめたことをホワイトボードに記入させていました。各班のホワイトボードを黒板に貼って、代表者が班の考えを発表していました。
 まとめで、将来、選挙権を得たときに、どのような姿勢で政治に参加すればよいかを、衆議院選挙に関連づけて考えさせ、余韻を残しながら授業を終えていました。
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平成24年度 人権平和集会(3)

 最後に、2003年度の先輩たちが採択した「洛南人権宣言2003 〜光〜」をこの場で再認識し、平成24年度の人権平和集会を締めくくりました。

 1945年8月15日、日本は終戦を迎えました。
 果てしなく続く焼け野原、
 100年は緑がよみがえらないと言われた広島と長崎の大地、
 二度とかえらない、かけがえのない人々・・・。
 この戦争で、多くの命が失われ、悲しみだけが残りました。
 58年前の多大なる犠牲は、今なお、私たちに戦争の悲惨さを教えてくれます。
 被爆者の方は、こうおっしゃいます。
 「核兵器による犠牲は、自分たちが最後でありたい」と。
 この切実な願いを、しっかり受け止めなければなりません。

 しかし、今、私たちは平和の大切さを忘れかけてはいないでしょうか。
 今、手にしている豊かさが、当たり前だと感じてはいないでしょうか。
 世界に目を向けると、明日を生きられるかわからない子供たちが大勢います。
 争いと貧困の中で、ぎりぎりの命をつないでいる現実があります。
 たくさんの苦しみや悲しみは、決して過去のことではないのです。
 豊かな国となった日本に生きるからこそ、私たちにはできることがあるはずです。
 しなければならないことがあります。
 本当の平和とは何か。平和を守るためには何が大切なのか。
 洛南中学校の全校生徒一人一人が考えました。

 平和への第一歩として、過去の戦争や過ち、現在の世界の現状を知る。
 人の心の痛みを感じ、思いやる気持ちを持ち、お互いの違いを認め、理解し合う。
 人の命の大切さを、さらに深く学ぶ。

 過去の過ちを二度と繰り返してはなりません。
 今、世界で起こっている争いが、一刻も早く終わることを願います。
 平和こそ、人権を守る何よりの礎なのです。
 そして、人を大切にしようとする心こそが争いのない世界を創造するのだと信じます。
 このことを胸に刻み、平和について学び、知り、考えることで、
 私たち一人一人が、輝かしい未来を築く、希望の光となることを
 ここに宣言します。

 平成24年度の人権平和集会のまとめとして、校長先生から、「今までの話を自分たちの身の回りの生活に置き換えて考えてみましょう。」「自分の周辺にいやな思いをしている人はいませんか?」「見て見ないふりをしている人はいませんか?」「いやな思いをしている人が10人から5人に減ったので良かったという問題ではありません。」「すべての人がいやな思いをしない学校にしていきましょう。」と訴えかけられました。
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平成24年度 人権平和集会(2)

 「鶴のひと声」プロイジェクトのメンバーの話や歌が終わった後、本校の生徒会本部からアピールがありました。最初は、保健安全委員会が『絆』をテーマに作成したオブジェをもとに、保健安全委員長が「友達や家族、身近な人に、日頃伝えられない思いを伝えてください。」また、「人を大切にする意識を高めてください。」と訴えがありました。

 続いて、生徒会本部役員から、全校生徒に次のような話がありました。

  家族、友人、家、学校・・・・・
  当たり前だった日常が一変した様子が
  毎日テレビから流れてくるニュースや映像に
  ただただ茫然とし、それを見つめることしかできませんでした。 
  何かできないか・・・・・という思いもありましたが
  それでも具体的に何かができたわけではありませんでした。

  そして、私たちが日常生活を繰り返す中で、月日がたって
  大災害のこと、また、復興がなかなか進まないことが
  頭から少し遠のいていたことも事実です。

  そんな中、私たちの先輩である「鶴のひと声」プロイジェクトのみなさんの
  取り組まれている活動に、全校生徒で協力できたことが
  被災された方々の心の復興に、少しでも役立てることに繋がることを
  嬉しく感じています。

 そして、被災された方々への思いを込めて全校生徒が折った鶴を、生徒会長からプロイジェクトの代表に手渡されました。

 被災された方々への思いと、私たち自身が前に進むためにも、大切にしていきたい言葉を次のようにオブジェとして作成し披露しました。

 「和」 (オブジェ1) なごむ、やわらぐ、仲良くし、争わないこと
 「明日」(オブジェ2) 明日を信じる、明日に向かう、私たちの希望
 「結」 (オブジェ3) 互いに力を出し合い、助け合うこと、
             また、それを一緒におこなう仲間

 このオブジェは、北門入ったすぐのところある掲示板に掲げます。

 

  
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平成24年度 人権平和集会(1)

 12月6日(木)5限に人権平和集会を実施しました。今年度は、本校の卒業生で「鶴のひと声」プロイジェクトのメンバーに来校してもらい、活動の動機や内容を全校生徒に語りかけてもらいました。その要旨は次のようなものです。
 
 プロイジェクトの代表が、東日本大震災の被災地を訪れた際に、復興があまり進んでいないことを知り、被災者のためになる行動を起こす決心をしました。その決心とは、「平和の祈りを込めた10万羽の折り鶴を被災地へ送り、被災された方々を応援したい」という思いでした。

 「鶴のひと声」と名付けたこの活動を始めたのは6月で、インターネットのフェイスブックでPRするほか、毎週金曜日の夜は三条大橋東詰で通行人に折り鶴の協力を呼びかけるストリート折り鶴を行っています。通行人の中には、「現金や救援物資を送るべきでは」と指摘する人もいましたが、人と人の絆・つながりや人を思う温かな気持ちが大切であると力説しました。

 代表の同級生や後輩も、かわるがわるマイクを持ち、自分が行動をとることで人と人が結びつくことの大切さや、ボランティアを通して世の中を多面的に見る視点の大切さを語りかけてくれました。

 最後に、代表の同級生(女性)が、ピアノを弾きながら2曲、歌を披露してくれました。ライブ活動をしているということで、みるみるうちに全校生徒や教職員が歌の世界の中に引き込まれていきました。特に2曲目は、教育実習(音楽)を終えるときに作った曲ということで歌詞が心に響いてきました。

 「鶴のひと声」プロイジェクトのメンバーの話や歌を聴いた生徒の感想を、次に紹介します。 

 「世界が折り鶴でつながっているような気がした。自分自身こういう活動をしたことで絶対に東日本大震災のことは忘れないと思う。」

 「すごく強い思いを感じました。思っていることを行動に表すって、なかなかできないことだと思う。でもそれを形にする。かっこいいなあと思った。人のためにできることを一人一人がやることで、次の希望になるんだろうなあと思う。10万羽ってたくさんの人が協力するすごいプロジェクトだと思う。きっと今の自分たちにもできることがあると思う。」

 「最初は、私もお金とかを届けた方がいいんじゃない?と思っていた。でも、今日の話を聞いて『想い』をカタチにして届けるのも、すごくいいことだ。もしかしたら、お金よりももっともっと勇気が出る。お金では買えないモノが送れると思った。」

 「まず、かっこいいなって思った。困っている人のために、一生懸命になって全力をつくしている。すごく感動した。みんなでさまざまなアイディアを出し合って少しずつ出来上がっていくボランティアって、自分がしんどいことしただけ相手に伝わると思う。大学生でこんな大きな規模のボランティアができるって知ってびっくりした。私もこんなボランティアをやってみたいです。ピアノでの演奏、すごく良かったです。心を打たれました。音楽ってすごいなって思いました。」
 

 
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「X’mas 鶴のひと声 プロジェクト」を実施中です!

 「クリスマスに10万羽の折り鶴を東北へ」を合い言葉に、本校の卒業生が一人で始めた「鶴のひと声」運動が、京都から全国に広がっています。この運動は、被災地に関心を持つきっかけがなかった人に、被災地に目を向けてもらうためにはどうすればよいか・・・・・」という思いから始まりました。

 活動内容は、全校生徒にもやってもらったように、一人一枚折り紙に被災地へのメッセージを書いて、鶴を折ってもらうというものです。明日(12月6日)、その卒業生と仲間たちが本校に来て、この活動の動機や取組内容を全校生徒に伝えてくれます。

 多くの人々の優しい気持ちが込められた折り鶴の大切さを、私たちも忘れないように人権月間の一日一日を過ごしていきましょう。
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生徒会活動として、「For One’s Life運動」を実施中です!

 生徒会本部が全校生徒に呼びかけて、エコキャップの回収運動を実施しています。名付けて、「For One’s Life運動」です! 小さなペットボトルのキャップを回収することが、子どもの命を助けたり、限られた資源の有効活用につながるなど、命や環境問題を考えていく機会としています。

 現在、3学年合わせて集まった合計個数が、52,494個になりました。重さに換算すると101kgで、ワクチン67人分になりました。この素晴らしい運動が、さらに発展していくように期待しています。
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小中の「人権作品」を交流しています!

 12月4日〜10日までの人権週間に合わせて、校下4小学校(祥栄小・祥豊小・上鳥羽小・吉祥院小)と洛南中学校の人権作品を交流しています。校長室・職員室前の通路の掲示板に、各作品を展示しています。休み時間に「あ〜、これ私の妹の作品や」などという声が聞こえてきます。この取組が、各校において人権尊重の意識の高揚につながることを期待しています。
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京都府中学生ソフトテニス選抜1年生大会で、見事準優勝!

 平成24年12月2日(日)に、丹波自然運動公園テニスコートで、京都府中学生ソフトテニス選抜1年生大会が実施されました。本校のペアは、Aリーグ予選を3戦全勝で1位通過し、決勝トーナメントに進みました。決勝トーナメントの1試合目は、九条中(市内)との対戦でしたが、3対0で勝利しました。2試合目は和田中(府下)との対戦でしたが、3対0で勝利しました。準決勝の相手は花山中(市内)でしたが、これも3対0で勝利することができました。そして、決勝戦の相手は蜂ヶ岡中(市内)でしたが、フルセットの末、残念ながら2対3で惜敗しました。それでも見事な準優勝でした。市内大会(優勝)から、本当によく頑張って戦ってきた2人に大きな拍手を送りたいと思います。
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中唐戸児童館まつりで、オープニングを飾った吹奏楽部!

 12月2日(日)に午前10時〜午後2時までの間で、中唐戸児童館まつりが実施されました。小さなお子さんからお年寄りまで、たくさんの方々が集まっておられましたが、挨拶に引き続いて、本校の吹奏楽部が立派に堂々とオープニングを飾っていました。いろいろな地域行事で機会をいただき、吹奏楽部が活躍しています。
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ジュニア・スポーツ賞に5人選ばれる!

 青少年の健全な育成と競技力向上を目的に、全国大会3位以上、近畿大会優勝などの基準を満たし、各競技団体から推薦された選手たち(京都27競技263人)に、ジュニア・スポーツ賞が贈られました。それが11月30日(金)の朝刊に、顔写真入りで掲載されました。
 
 ラグビーで京都府選抜(24人)が、7月に岐阜県数河高原ラグビー場で行われた関西中学大会で優勝しましたが、このうち主将を含めて4人の選手が、洛南中学校の選手でした。その4人の選手が新聞に掲載されました。

 また、全日本少年春季大会と全日本少年大会で優勝した、校外の軟式野球チームに所属した洛南中学生が1人、新聞に掲載されました。

 京滋のトップクラスの選手に5人も、本校生徒が選ばれたことは大変素晴らしいことだと思いました。今後も、若き才能を無限大の未来に向かって発揮してほしい思います。

 
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行事予定
12/9 中体連ソフトボール競技力向上講習会
12/11 1年生 学習確認プログラム1
12/12 1年生 学習確認プログラム2
12/13 1・2年生教育相談 3年生個別懇談会1
12/14 1・2年生教育相談 3年生個別懇談会2
京都市立洛南中学校
〒601-8324
京都市南区吉祥院落合町31
TEL:075-691-0018
FAX:075-691-0220
E-mail: rakunan-c@edu.city.kyoto.jp