「本のこと知ってる？」

　１２月５日（水）・６日（木）、１年生全クラスの国語の時間に学校図書館運営支援員さんによる「本について」の授業を行いました。
　支援員さんから配られた学習プリントにしたがって、一人一人の自己紹介をプリントに記入しました。「じゃあ、本の紹介が書かれているところは？」という質問から、本には「奥付」と呼ばれる書物の終わりに付ける、著者、著作権者、発行所、印刷者の氏名、発行年月日、定価などを記載した部分がありことを知り、自分たちが朝読書で読んでいる本などの奥付を各自で確認してみました。
　次に、「『週刊少年○○』の発行所（出版社）はどこ？」「知っている出版社の名前を挙げてみて」などの支援員さんからの質問に楽しそうに次々と答えていました。
　授業の最後には、１２月の人権月間に因んで学校だよりに支援員さんが紹介してくれた絵本「ぼくがラーメンたべてるとき」を朗読していただきました。時折、絵の解説やみんなの感想を交えながら、支援員さんの「語り」をみんなで輪になって楽しく聞かせていただきました。みんなが書いてくれた授業の感想は、図書室に掲示されるそうです。ぜひ、見に行ってください。

　その気になれば、学べることは本当に多い。自分の周囲にいる人たちから、ふと手に取った本からも、私たちは学び成長できるのだと思います。

１２月７日 全校集会 人権講話

１２月６日木曜日の１時間目に、体育館で全校集会が開催されました。
　１２月が人権月間であることから、各クラスで人権問題について考える
人権学習が行われます。
　この日の全校集会で、生徒それぞれが人権問題について考えを深めていく
きっかけとして、校長先生から人権講話がありました。
　人権月間や人権週間の由来（二つの世界大戦の後、世界人権宣言・
国際人権デー12月10日の設定）についての話。
　また、それぞれの違いを認め、尊重する考え方の大切さ、「自分を大切にする」
、「人を大切にする」という考え方を根幹に持って中学校生活を過ごし、身近な
ところで気になることはないか、常に心を配ってほしいというお話でした。
　朝早くのひんやりした空気の体育館で、全校生徒の諸君は物音一つたてず
話に聴き入っていました。

１２月６日 ＰＴＡ体育の日ソフトバレー大会その２

　最後に保護者代表チームと教職員チームの一戦も行われ、終始和やかな
雰囲気で試合は進みました。
　全ての試合終了後、優勝から３位までのチームとブービー賞のチーム
には保体委員会から記念品が用意され、校長先生から贈呈されました。
　参加された皆さん、どうもお疲れ様でした。

１２月６日 ＰＴＡ体育の日ソフトバレー大会その１

　１１月２９日木曜日、定期テスト４の第２日目の午後にＰＴＡ保体委員
会主催の「ＰＴＡ体育の日」ソフトバレーボール大会が開催されました。
　この「ＰＴＡ体育の日」は、ＰＴＡ会員相互と教職員との親睦を兼ねて、
例年この時期に実施されています。
　チーム分けの抽選、開会式、諸注意全員での準備体操の後、今回３０名
の保護者の皆さんと２０名の先生方、総勢５０名が参加され、合計６つの
チームに分かれてグループごとの総当たり戦で戦いました。
　それぞれのチームは、ボールを追いかけて１点に一喜一憂し、それぞれの
コートは大盛り上がりでした。

１２月５日 新入生体験授業

　１１月３０日の新入生入学説明会に引き続いて、新入生対象の
体験授業が開催されました。
　これは、中学校の教室で教科担当の教師による中学校の授業を
体験することを通して、中学校生活の一端に触れ、入学への期待と
新たな環境での学習に対する意欲を高める目的で、例年実施してい
るものです。
　今年度は、国語、社会、数学、理科、英語、体育の６教科が
行われました。
　国語は「漢字の学習」、数学は「トランプを使った正負の計算」、
社会は「都道府県クイズ」、理科は「中学校で学習する指示薬」、
英語は「文字と音を認識しよう」、体育は「体つくり運動」の授業
を行いました。
　６年生の児童はみんな興味津々で、熱心に授業に取り組みました。

１２月５日 新入生入学説明会

１１月３０日金曜日の午後２時から、本校体育館で平成２４年度
新入生入学説明会が行われました。
　体育館に桂坂小と大枝小の６年生２２０名とその保護者１３０名
に来校して頂いて盛大に行われました。
　学校長の挨拶の後、今年度の大枝中学校の行事を写真をスライドに
まとめた学校生活の説明があり、児童たちは興味深げにスクリーン
に見入っていました。
　このあと、教科ごとの体験授業に参加するために児童は退出し、
保護者対象に入学のしおりを使って、本校教育課程や学校生活に
ついて、学校預り金について等、各担当者からの説明がありました。

１２月４日 美術部３校合同作品展開催

　来る１１月２８日（水）〜１２月９日（日）の午前１１時から
午後６時まで、中京区油小路通御池上ルにある「京都市立芸大
ギャラリー＠KCUA」で「芸術はコラボする」と銘打って、京都
市立芸大・銅駝美術高校・大枝中学校の三校合同作品展が開催
されています。
　本校の美述部は、夏休みから京都市立芸大と交流を進め、
その時に描いた作品や、美術部内で描いた墨絵、長さ１１ｍに
渡る大作の「鳥獣戯画」（原寸大）が展示されています。
　いずれも美術部員の力作です。近くにお越しの際には、
ぜひお寄りいただいて、手作品を鑑賞して頂ければと思います。

１２月３日 秋のクリーンキャンペーンに参加

１１月１７日の日曜日の午前中、地域のクリーンキャンペーンが開催
されました。
　これは春に続いて２度目で、小学校・中学校と地域の各種団体が協力して
地域の美化に努めるために例年開催されているものです。
　今回は１１月１０日が雨天のため順延となって、この日に開催された
ものです。
　この日は、男女陸上部部の皆さん約５０名が、顧問の先生と共に
参加してくれました。
　桂坂小学校に箒や熊手、ちりとりにゴミ袋、軍手などを受け取りに行き、
午前９時から開始しました。
　学校周辺は、木々の落葉のために落ち葉がいっぱいで、前日の雨天のため
葉っぱはしめって重く、路面に張り付いているものはなかなか取れません。
　また、集めても集めても上から落ち葉が落ちてきて、なかなか減りません。
　しかしみんな黙々と作業を進め、地域の方と協力しながら落ち葉を集めて
行きました。
　たくさんの落ち葉の入ったゴミ袋の山が出来ましたが、おかげで学校周辺の
歩道や緑道は見違えるほどきれいになりました。
　参加してくれた皆さん、どうもありがとうございました。

１２月３日 土曜講座数学検定直前学習会と検定

１１月１７日の土曜日の午前に第４回土曜講座が開催され、数学検定
と直前学習会を行いました。
　これは各種検定試験に合格を目指して取り組んでいる、土曜講座の
一つです。
　この日は３級と４級と５級，６級の検定に１年生から３年生までが
チャレンジしました。
　生徒たちは、１次試験と２次試験合わせて１２０分間（６級は６０分）、
黙々と問題に取り組みました。結果は約３０日後に発表されます。
　今後、漢字検定と本年度２回目の英語検定と検定合格学習会を実施
の予定です。

「夢をあきらめない」

　１１月２８日（水）、午後より生涯学習総合センター（京都アスニー）におきまして、京都市立中学校ＰＴＡ連絡協議会　第３１回研究集会が行われました。
　会長・来賓挨拶の後、中Ｐ連教育向上委員会から「教育懇談会」の報告があり、続いて北京オリンピック　シンクロナイズドスイミング日本代表の石黒由美子氏より「夢をあきらめない」と題してご講演いただきました。
　シンクロナイズドスイミングの種目において、北京オリンピックに日本代表として出場された講師の石黒由美子さんは、小学校２年生の時に交通事故に遭われ、瀕死の重傷を負われました。その事故で顔を５４０針、口の中を２６０針縫う手術をされ、顔の筋肉を動かすことができない、視力障害や平衡感覚を失って真っ直ぐに歩行できないなど、日常生活に支障をきたす大きな障害が出ました。
　しかし、翌年よりリハビリを兼ねて、シンクロナイズドスイミングを始めました。顔面まひ、網膜剥離、難聴など、みんなと同じように体が動かなかないながら、人の２倍、３倍の努力を、いつも支え励ましてくれるお母さんとの二人三脚で続けたそうです。その日々の努力の結果、シンクロ競技での成績はみるみる上がり、小学校高学年の部で全国５位。２００７年の夏のスイスオープンのソロで優勝し、日本代表に加わりました。
　後遺症はほとんどなくなったが、今も左目は完全に閉じないそうです。
「こんな私でもオリンピックに出ることができる。これからも障害のある人や苦しんでいる人に勇気を与えることをしていきたい。」
と熱く語ってくれました。会場にいた全員が元気をもらえた本当に充実した時間が過ごせました。