京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/11
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「フューチャースクール推進研究会」「学びのイノベーション推進協議会特別支援教育ワークキンググループ」委員及び総務省・文部科学省担当者による「フューチャースクール推進事業」「学びのイノベーション事業」実証校(京都市立桃陽総合支援学校)視察

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昨年度より,フューチャースクール推進事業・学びのイノベーション事業の指定を受け,実証研究を進めています。今年度は12月5日(水)に本事業進捗状況の視察で,有識者,総務省・文部科学省の皆様が来校されました。
<参加者一覧(敬称略)>
1 有識者【3名】
➢総務省「フューチャースクール推進事業研究会」構成員(委員)
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所教育情報部総括研究員 金森 克浩
➢文部科学省「学びのイノベーション事業」特別支援教育ワーキンググループ委員
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所教育支部長 大内 進
帝京大学教職大学院教職研究科准教授 田村 順一
2 総務省【1名】
情報流通行政局情報通信利用促進課主査 望木 昌樹
3 文部科学省【2名】
生涯学習政策局参事官(学習情報政策担当)付参事官補佐 西條 英吾
初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育調査官 丹羽 登
<日程>
1 学校紹介・実証研究概要説明等
「一体感のある学校を目指して」「本校と分教室を結んだ授業」「前籍校との交流」「移行支援」「日常の授業」の取組の進捗状況を説明しました。
2 授業視察
小学部(特別活動)と,中学部(1年:数学,2年:国語,3年:音楽,重複学級:自立活動)の6限目の授業を参観していただきました。
中学部3年の音楽は,今回開発した「リモート・コンサート・ホール・システム」で京都府立医大病院分教室と結んで,本校と分教室の生徒が一緒に楽器演奏を行いました。
授業参観の後,理科室で「リモート・サイエンス・ラボ」の仕組みを説明しました。
3 意見交換
有識者の皆様からは,病弱教育にICT機器が積極的に活用されていることへの評価をいただくと同時に,児童生徒への個別対応の在り方,授業の更なる工夫,ICT環境の改善について,貴重な御意見をいただきました。

校長室だより12月号

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坂道を登り,桃陽病院の入口にたどり着くと,美しく紅葉したもみじが迎えてくれます。また,学びの森の木々たちも秋から冬へと衣替えを始め,本格的な冬の到来を感じる今日この頃です。
 早いもので,もう12月。師走です。この12月は,「人権月間」として,すべての人が持っている基本的人権を尊重し,大切にすることを,今一度見つめなおそうとする期間とされています。
 1948年(昭和23年)12月10日,国際連合の第3回総会において,世界における自由,正義及び平和の基礎である基本的人権を確保するため,全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の標準として,世界人権宣言を採択しました。そして,1950年(昭和25年)12月4日の第5回総会においては,世界人権宣言が採択された日である12月10日を「人権デー」と定めました。
 我が国においては,1949年(昭和24年)から毎年12月10日を最終日とする1週間(12月4日から同月10日まで)を,「人権週間」と定めました。さらに,京都市では,12月を「人権月間」とし,様々な取組が行われています。
 京都市PTA連絡協議会では,一人一人の人権が尊重され,かけがえのない“いのち”が輝く社会を目指して,広く市民に呼びかけるため,毎年,街頭で啓発活動を行っています。今年度も12月1日(土)に,小学校伏見中支部の地域にある,幼稚園,小学校,中学校,高等学校,総合支援学校が藤森中学校に集まり,事前学習会を行った後,桃陽総合支援学校は,大手筋で街頭啓発活動を行いました。ご協力いただいたPTAのみなさん,ありがとうございました。
 学校では,普段の学校生活の中でも,また,各教科や道徳,自立活動等の指導を通して,「かけがえのない命」や「思いやりの心」,「前向きに生きる」といつことについて子どもたちに伝えていこうと,日々取り組んでいます。
 12月7日には,これまでの取組を,多くの皆さまに参観していただく機会として,研究発表会を行います。保護者の皆さま,病院関係者の皆様にも,いろいろご協力いただくかと思いますが,どうかよろしくお願いいたします。



不登校と向き合う〜子どもの心,親の心に寄り添いながら〜」講演会・相談会

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11月28日(水)15:30から、京都市教育相談総合センター(パトナ)にて,教職員を対象に「不登校と向き合う〜子どもの心,親の心に寄り添いながら〜」というテーマで講演会・相談会を行いました。
 今回の講演会・相談会は,学校運営協議会で,「もっと桃陽のことを知っていただこう。そうすることで,桃陽の教育を必要としているお子さんに一人でも多く,必要な教育が受けられるようにできるのではないか。」「そのためには,もっと交通の便のいい場所に出前をしたらどうか。」とご提案いただいたのをうけ,地域支援の取組の一環として実現したものです。桃陽総合支援学校と桃陽総合支援学校学校運営協議会が主催し,京都市教育相談総合センター(パトナ)の共催を得て,会場も交通の便の良いパトナをお借りすることができました。
内容は次の通りです。

1.講演 講師 桶谷 守 氏
          京都教育大学教育支援センター教授
          京都市教育相談総合センター参与
          桃陽総合支援学校学校運営協議会委員長
2.桃陽総合支援学校 学校紹介 ・「育」支援センター桃陽 紹介
3.個別相談会

 講演会では,桶谷 守 先生に,心や体に不調をきたし登校しにくくなっている子どもたちの理解についてお話をいただきました。ご自身の経験に基づいた不登校の話や,不登校における「心のエネルギー曲線」で,不登校の混乱期・停滞期・試行期・自発期の心理の状況とその時期における具体的なアプローチの仕方について教えていただきました。また,学校は組織体制として子どもを支えていくこと,教職員はお互いがそれぞれの役割をわかり合っていることが大切だとの話がありました。
 市内小中学校から30名の参加がありました。先生方からも「改めて自分の学級の子どもがどの状態にあるのか考えた。」「今までの自分の働きかけが適切であったのか振り返るよい機会となった。」「組織体制で取り組むことの大切さ,校内に伝達したい。」との感想がありました。
 相談会におきましては具体的な相談を直接お聞きし,課題を共有しました。

 ご協力いただきました皆様,本当にありがとうございました。

 今後も子どもたちにとっては安心して活動できる場として,また保護者や先生方には相談機関の一つであり“つながる場”として,桃陽総合支援学校はありたいと考えています。今後ともよろしくお願します。
 

小学部校外学習 京都御苑で秋見つけ!

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京都府警察本部を見学した後,ハンバーガーのお店へ行きました。メニューを見ながら,食べたい物を,予算(500円)の中で決めました。なかなか決められない子やあらかじめ決めていた子,食べる量を考えて少なめにした子や,予算キッチリ使った子など,いろいろな子がいました。
おいしく食べた後,京都御苑へ移動し,ドングリを拾ったり,紅葉を見たりしました。北の空には虹も見えました。
京都御苑の写真は児童が撮影しました。


小学部校外学習 京都府警察本部へ行きました!

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11月27日(火)に,小学部の校外学習で京都府本部へ行きました。自分で切符を買ってJRに乗り,地下鉄を乗り継いで烏丸丸太町まで行きました。
京都府警察本部では,はじめに,警察の活動についてのビデオを見たり,クイズをしたりしました。そのあと,通信指令センターと交通管制センターの様子を見学しました。大きなディスプレイに映された,京都の交通の様子や,パトカーが移動している様子などを見ました。そして,昨日一日で900件近い110番通報があり,いたずら電話や間違い電話などが半分以上を占めるという話を聞きました。
最後に,広報センターで,110番通報の体験や自転車のシミュレーターでの自転車の正しい乗り方の体験などをしました。また,警察についての学習で,質問を考えていき,係の方に質問をして答えてもらうこともしました。

学びのイノベーション事業・フューチャースクール推進事業

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昨年度より,学びのイノベーション事業(文部科学省)フューチャースクール推進事業(総務省)の指定を受けて実証研究を進めています。11月21日(木)に本事業の実施に係る京都市地域協議会第4回会議が本校で開催されました。
【地域協議会委員の皆様(敬称略)】
滝川 国芳 国立特別支援教育総合研究所総括研究員【座長】
山村 節子 全国特別支援学校病弱教育校長会副会長,全国病弱虚弱教育研究連盟理事長(静岡県立天竜特別支援学校長)
桶谷 守 京都教育大学教育支援センター教授(コミュニティ・スクール研究推進委員長)
黒田 知宏 京都大学准教授,京都大学医学部附属病院医療情報企画部副部長
神月 紀輔 京都ノートルダム女子大学心理学部准教授
大畑 眞知子 京都市立藤城小学校長(京都市小学校長会会長)
森本 哲 京都市立松原中学校長(京都市立中学校教育研究会情報教育部会会長)
藤谷 貞之 京都市立鳴滝総合支援学校長
藤井 恵美 京都市立桃陽総合支援学校保護者代表(PTA会長)
柴原 弘志 京都市教育委員会指導部長【副座長】〔公務のため欠席〕
川井 勝博 京都市教育委員会指導部情報化推進総合センター所長【プロジェクトリーダー】
中東 朋子 京都市立桃陽総合支援学校長
【議事】
1.平成24年度事業実施状況報告等
(1) 平成24年度事業実施状況概要
(2) 総務省への報告事項(平成24年度中間報告)
(3) 前籍校との交流
(4) 「リモート・コンサーホール・システム」開発
(5) アンケート結果等
(6) 事業開始以降1年を振り返って
2.協議,指導助言等
3.その他
今回はオブザーバーとして分教室の保護者の方に出席していただきました。
「生の人間の力に勝るものはないが,テレビ会議システムで本校や他の分教室,分教室に出て来られない病室の友だち,そして前籍校とつながることで,つらいのは自分だけではない,待ってくれている人がいると実感することができる。そう感じることで子どもたちは治療に対して前向きになれる。」など出席者の心に響くお話をいただきました。そして「子どもたちはテレビ会議システムでの授業を大変楽しみにしているが,音声が途切れるなどにより気持ちが半減してしまうことがある。ぜひスムーズにやり取りできるようにしてほしい。」など,分教室の子ども達にとって有効なICT機器活用となるよう沢山のご意見をいただきました。
平成25年2月15日(金)には「公開授業」を行います。公開授業の一次案内をホームページに掲載しましたのでご覧ください。

「みどりの会伏見桃山」による『学びの森』の整備

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11月21日に,先月から引き続き『学びの森』遊歩道の階段を補修していただきました。
午後からはなら枯れの状況を調査していただきました。森の木々も色づき,森閑としてすっかり晩秋の装いです。子どもたちが安全に『学びの森』を散策できます。「みどりの会伏見桃山」の皆さま,本当にありがとうございます。3月のシイタケの植菌も今から楽しみです。

静岡県田方地区校長会ICT視察

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11月21日の午前,静岡県田方地区校長会の小・中学校の校長先生方が,視察研修に来られました。総務省「フィーチャースクール推進事業」,文科省「学びのイノベーション事業」における学校経営について研修を深めたいということで,遠方よりお越しいただきました。
中東学校長より,学校概要や取組の概要をお話しした後,大杉研究部長から「病弱教育における生きる力の育成〜学びを支えるICT活用〜」について,説明をしました。
また,校内で実際に使っている様子を見ていただきました。ちょうど,まだ,病室から出られない生徒に,桃陽病院の病室にタブレットのパソコンを持ち込み,本校の様子を本校のタブレットパソコンから中継しているところに出会い,「○○くん,こんにちは。静岡県から来ました。」と声をかけてくださいました。
田方地区の小中学校では,町をあげて,ずいぶん早い時期にTV会議システムを導入された学校があるそうですが,使う機会があまりないそうです。本校での実践を是非参考にしたいとおっしゃっていました。
また,情報交換をする中で,静岡ではかなり災害時の対策を危機感を持って行われていることを感じました。いくらICT機器があっても,電気が途絶えたら使えない,自家発電をどうするかといった具体的なことも検討しているとお聞きし,我々も改めて災害時の対応の整備・検討を急いで進めなければならないと痛感しました。

秋の集い

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京大病院分教室では,秋の集いと称して音楽会と運動会を行いました。
最初から最後まで児童が企画運営しました。医療関係の方もたくさん参加していただき思い出に残る楽しい一日となりました。
写真は,玉入れをしているところです。

全病連埼玉大会に参加しました。

平成24年11月15日(木)〜16日(金),埼玉県大宮ソニックシティを会場に,第53回病弱虚弱教育研究連盟研究協議会埼玉大会が開催されました。
今回は,埼玉県立若槻特別支援学校と神奈川県立横浜南養護学校が主管校で,2日間にわたって,研究発表,オプションセミナー,パネルディスカッション,特別講演等,充実した内容で行われました。
桃陽総合支援学校も3つの研究発表をしました。

○アセスメントに基づく指導計画の作成と実践  加瀬久雄教諭(府立医大分教室)
 登校や学習活動が制限されることが多い分教室の児童生徒,特に化学療法を受けている生徒を通して,見通しを持った指導計画を立てることによって充実した学習活動を実践することを目指し,個別の包括支援プランに記述する内容について検証した研究報告をしました。

○特別支援学校における学びを支えるICT活用   大杉仁彦教諭(研究部長)
 リモート・サイエンス・ラボ・システムの開発を中心に,ICTを活用して,本校と分教室を結んだ理科の授業(分教室には持ち込めない生物にかかわる教材)や金環日食の観察など,これまでできなかったことが可能になった実践を発表しました。

○「育」支援センター桃陽の取組   長谷川明美副教頭
 地域の小中学校に在籍していて,心身に不調を訴え登校しにくい児童生徒への支援を,支援学校のセンター機能として「育」支援センター桃陽がどのように取り組んでいるかを発表しました。

 このほかにもたくさんの研究発表がありました。一口に「病弱教育」といっても,都道府県,市町村,あるいは学校によって,児童生徒の疾患も違えば実態や課題も異なります。京都市で当たり前になっていることも,所違えばまったく違った状況があります。広い視野を持ってこれからの病弱教育,桃陽総合支援学校の教育の今後のあり方を考えるのに有意義な研修の機会となりました。
 中には,「12月7日の研究発表会,参加します。楽しみにしています。」とうれしいお声かけをしていただいた他府県の先生もあり,大変ありがたく思いました。
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学校行事
12/11 フッ化物洗口 PTAお茶べりサロン
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