京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/02
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ハートフルマーク

岡崎いどばたサロン

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11月21日(水)岡崎社会福祉協議会の主催で,「井戸端サロン」を開催いたしました。岡崎地域の28名の方々が本校ランチルームに来ていただき,楽しい一時を過ごしていただきました。

年賀状のデザインが完成しました。

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 年賀状のデザインが完成しました

 毎年情報印刷の授業で恒例となっている年賀状受注用のデザインカタログが出来上がりました。ここ数年、この時期にずっと取り組んできていますが、情報印刷の生徒や教師がそれぞれ作成したオリジナルデザインの年賀状です。
 1からデザインを考え、Illustratorを使って作成したもの。自分が思い描いたイメージをまずは手書きのイラストにしてからそれをコンピュータに取り込んでから作成したもの。市販の年賀状イラスト集を参考にトレース作業を行ってオリジナルに仕上げたもの、などその作品は様々です。
 今年度は2、3年生が取り組みましたが、残念ながら全員の作品がカタログに載っているわけではありません。専門教科担当のT先生の厳正なる審査を通過した18例が今年の年賀状デザインカタログに掲載されました。
 1年生は残念ながらまだそこまでは取り組めませんでしたので、年賀状のご注文をいただいたお客様にプレゼントする「ぽち袋」のデザインを手書きで挑戦してもらいました。それを3人の専門担当教師がPhotoshopやIllustratorを使ってアレンジして仕上げました。
 カタログは本校の喫茶ミルキーウェイに置かれています。中に申込書も入っておりますので、来校されました際にはどうぞお持ち帰りください。年賀状の印刷注文は12月中旬まで現在絶賛受付中です。どうぞ、よろしくお願いいたします。

巻きずしに長ーいご縁を想う

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 11月4日、秋晴れの下、南丹市日吉町胡麻の地域のお祭りに行ってきました。このお祭りを中心になって企画されているのが本校で農業指導いただいている橋本先生であるご縁から、2年に一度開催されるお祭りに農園芸の生徒全員が参加させていただいています。私も2回目の参加になります。写真は、長さ50mの大巻きずし作りです。本校の生徒たちとともに、農園芸の野菜を配食弁当に使って頂いているご縁で、本校のある吉田地域の配食サービスNPO法人のメンバーのご婦人方も参加されています。
 本校とそれぞれの地域のみなさまのご縁、本校がお世話になっている地域の皆様と皆様のご縁、そういうご縁が一本の巻きずしになっているようです。私は撮影だけして、とてもおいしく巻きずしをおすそわけいただきました。どこかの銀行のCMを思い出しましたが、本校と地域の皆様とがこの巻きずしのように末長いご縁になりますように。

後期生徒会認証式での校長談話

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 まだ、司会をやってくれている途中で恐縮ですが、前期本部役員のみなさん、ご苦労様でした。これから認証を受ける新本部役員のみなさん、よろしくお願いします。
 さて、私は始業式や入学式など、本年度の最初からみなさんにお願いしていることがあります。大きくは二つです。一つ目は、誠実であれ、と言ってきました。誠実とは、一生懸命自分に向き合うこと、人生に向き合うこと、正直であること、人のためにも頑張ること等の意味があります。二つ目は、チーム白河、一人じゃ生きられないわけですから人と人との絆、この白河の仲間や先生との絆を大切にしてくださいと言っています。
この二つの点について、前期を振り返っていかがでしたでしょうか。
 みなさんは、総じて、自分の将来に希望を持って臨み、人にやさしく、自分にきちんと向き合える立派な高校生であると思います。こうしたよさを、生徒会がさらに盛り立ててほしいと思います。
 課題だなあと思うことも見聞きします。例えば、授業の受け方とか、携帯の扱い方、放課後の過ごし方、服装、その他ルールや法律を破るような行為、人に迷惑をかけることや人にしんどい思いをさせること、などなどです。
 風邪にかかると熱が出てしんどいですから解熱剤をもらいます。そして熱が下がります。これは必要なことです。しかしながら、他に何もしないでいて薬がきれるとまたしんどくなります。そのうち風邪をこじらして命が危なくなります。これを対症療法と言います。
 ルールを守らない人に罰を与えます。あるいは、罰則があるから守るように言います。するとしばらくは問題行動が収まります。抑止力といって必要なことではあります。しかしながら、それだけでは、監視されていないとか、少し時間が経つとかするとまた問題を起こします。これを繰り返すと人生が危うくなります。
 風邪にも問題行動にも、根本治療が求めれるのです。根本治療とは風邪の場合は安静にし栄養をとることですが、問題行動の根本治療は、みなさん自身が自分の行為を振り返り、仲間の行為をきちんととらえて、気づき、何をするのか決め、行動することです。
 このことは、みなさん一人一人で、学級で、専門で、部活で様々な場所においてすることですが、とりわけ、生徒会への期待には大きなものがあります。こうした課題に向き合うのが生徒会の使命、つまり生徒会メンバーであるみなさん全体の使命であり、それをまとめていくのが役員のみなさんではないでしょうか。みなさんには、様々な課題の解決に向けて、仲間のためにチーム白河として尽力してほしいと思います。

大きな舞台で

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 昨日、全国障害者スポーツ大会岐阜清流大会を観戦してきました。本校からは、4名の生徒が出場しましたがみんな健闘しました。陸上に出場した女子二人はどちらも自己ベスト出せてよかったです。大きな舞台では緊張して力が出せないように一般には言われますが、私の経験から言えば、本校の生徒は、大きな舞台でちょっと緊張した方が力を出せます。「本番に強い」というやつですね。
 卓球に出場している男子二人と会場で話をしていましたが、「全国大会はレベルが高くて緊張するけれどきもちいい」と言っていました。そう、大きい大会やステージ等の本番は「気持ちいい」のであります。何事においても本番の心地よい緊張の経験をすることは大切です。結果もついてくるともっと気持ちいいですね。
 卓球男子ブロック1位おめでとう!!

後期を迎えて(始業式での校長講話)

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山中教授のノーベル賞受賞に想いを寄せて
 平成24年度のちょうど真ん中の時期になりました。はじめの方でもなく、おわりの方でもなく、一番1年生らしい、2年生らしい、3年生らしい今ではないでしょうか。暑くも寒くもなく過ごしやすいですから、いろいろな活動が充実します。勉学の秋とか読書の秋とかスポーツの秋とか言われますね。岐阜で開催される全国障害者スポーツ大会にも、代表として、4名が代表で行ってくれます。明日結団式で13日から15日までです。みんなで健闘を祈りたいと思います。
 さて、一昨日のこととなりましたが、京都にちなむ大きなニュースが飛び込んできましたね。いつも木山先生たちにお世話になっているお隣の京都大学の山中教授がips細胞の研究でノーベル医学生理学賞を受賞されました。何か雲の上のできごとのように思いますが、結構、学ぶことがあります。
 まず、夢を持つということが受賞の基本にあること。みんなも夢を持つこと持とうとすることがまずは大切だということを知ってますね。山中先生も人のために役立ちたいという思いが出発点です。そうした面ではみんなと変わらないと思います。山中先生は人の命を救いたいと思われた。でも、医者になった山中先生は手術がへたで、「ジャマナカ」とまで言われていたそうです。結局、人の命を直接救う臨床医にはならず、研究医の道を進まれた。そこでも、失敗ばかりしてこられたそうです。20回以上めげそうになって、でもあきらめないで、ips細胞、どんな臓器などにも育つことができる万能の細胞を発見された。これを使えば、痛んだ臓器や筋肉・皮膚・神経などを作り直すことができるし、癌の治療になるというもので、とてもすごいことです。
 まだ、実際の治療に使われる段階には来ていないため、山中先生はこれでいいと思ってはおられません。人の命を実際に救えるように頑張りたいと思っておられる。欲しいのは地位とか名誉とかではなく「願い=志」の実現なのです。失敗しなさい、そして失敗から学んでへこたれないで生きなさいということです。
 そしてもうひとつ大切なことは、感謝の心を「ド真ん中」に持つこと。山中先生は記者会見の際、一言目に支えてくださった人たちへのありがとうを言っておられます。チーム、スタッフをとっても大切にされています。仲間がいなければ、一人では誰も何もできないのですが、それはみなさんも、山中先生も同じです。支えてくださる家族の存在の大事さも日頃は当たり前すぎてわからないけれど、何か自分にトピックスがあったときには実感するものです。
 新学期を迎えるに当たり、改めて、夢や希望を大切にし、周囲に感謝しながら、前向きに生きることを確認したいと思います。

振り返りと自己評価(前期終業式にて)

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24年度前期終業式での校長講話

 前期が終わりました。みなさんは、ここのところ、ケース懇談会などで、その振り返りをしてきたことと思います。
振り返りってなんでしょうか。「してきたことを思い起こす」だけでは振り返りになりません。それを評価することが大切です。
目標にしていたことに対して「できた」とか、「だいたいできた」とか、「少し届かなかった」とかいろいろあるでしょう。それから、「あほなことしたわ」とか、「恥ずかしい」とか、そういう反省もあるかと思います。
 評価するのは誰ですか、結局は自分なんですね。でも、自分の目からだけでは、自分ってわからないんです。人は、ともすれば、都合の悪いところには目をつぶったり耳をふさいだりしますからね。ポイントは、他からの視点とか、多角的な視点とか言われるように、これ、「人からみたらどう見えるだろう」ってことを意識することです。
 私は、授業をみてまわっています。ほとんどの人はしっかりやっているのですが、気になるのが寝ていたり、だれっとしていたりする人です。その人の目から見れれば、立場から言えば、「授業がおもしろくない」とか、「家でごたごたあってしんどいから」ということになるのでしょうけれど、先生の目からみれば、もちろん理由はどうであれおかしいと思うし、何かあるならきちんと丁寧に伝えるべきです。廊下で見ている私はこうみます。「それじゃあ就職できないよ」常日頃から、どうであれ、授業とは君たちの仕事場です。そこで、寝ている人は雇ってもらえないでしょう。
 最後の最後に、いろいろな角度から見たことを見てもらったことを評価として受け入れるのは君たち自身ですが、そういうことを意識して後期にのぞんでほしいと思います。

門掃きと挨拶

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 登校時の校門で、校長先生が挨拶をして出迎えてくれるという学校は少なくないと思います。夏休み前、登校時の挨拶をしていたところ、私から挨拶しないと無言で通り過ぎようとする生徒が何人かいました。しばらく中断していて、学校祭が終わり、再開したときには門掃きをしながら挨拶をすることにしました。こうすることで、私からの「挨拶しなさい!オーラ」を薄めようと考えました。
 再開時、学校祭で盛り上がった後で雰囲気がよかったせいか生徒たちの反応は上々でした。地面方向に視線が外れている私の傍らを無視して通り過ぎていってもわからない状態ですが、多くの生徒たちは、大きな声で私の掃除をする手を止めさせてくれました。10mくらい離れた場所になると挨拶しないで通り過ぎる生徒が増えますが、それでも大きな声で「おはようございます」と呼びかけてくれる生徒がいます。彼ら彼女らはより自律的な生徒であり、また、自己アピール力のある生徒であるとも言えるでしょう。企業就職する上で大切な力です。やはり3年生は、概ね自然体で大きい声で挨拶します。キャリアの育ちがこうした場面でもよくわかります。
 今日は台風一過で落ち葉が多く気になって箒を手にとりましたが、そろそろまた夏休み前のように、竹箒を置いて挨拶をしてみたいと思います。

学校祭が終わって

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 学校祭が終わりました。今年のテーマはスマイルでしたが、生徒たちはクラスや有志で主体的に企画し、練習し、発表し、メンバー一人一人の笑顔を実現することができたのではないかと思います。
 相手の立場で考えるとか、一人一人を大切にするとか、絆を深めるということを理解することにおいては、いくら話を聞いても、こうやって、いろんな仲間が集まって一つのことをやりきるという体験に及びません。学校祭にはこうした意義があります。
 また、バレーボールの試合にしろ、ステージ発表にしろ、展示発表にしろ、そこで見聞できる結果もさることながら、プロセスがとても大切です。「いつも遅刻気味だった人が、毎朝練習に早く学校へ来た」「日頃は結構自分の好き勝手にしている人が、クラス発表では裏方で一生懸命みんなを支えていた」「日頃あまり目立たなかった人が才能を発揮してプロデュースした」など、いろんなエピソードがあるかと思います。
 学校祭についても、生徒たちなりのエピローグ(終章、振り返り)を作って、自分の在り方を考える一つの材料とし、今後に活かしてほしいと思います

夏休みが終わって(8月27日の全校集会にて)

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 夏休みが終わりました。みなさんいかがでしたでしょうか。夏休み前の全校集会でお話させてもらったように、一生に一度しかない、高1、高2、高3の夏は充実していたでしょうか。
 部活動やリーダー合宿もがんばってましたね。農園のみなさんには水やり当番ありがとうございました。それから、一昨日ですが、農園芸の代表二人が、来年度から開設される東山分校で地元の人がしている夏祭りに野菜販売で出てくれました。地元の方々へのお世話になりますというアピールになったと思っています。ありがとうございました。これからも、東山分校で行われる催しへの参加の機会があると思いますが、みなさんよろしくお願いします。
 また、あとで表彰を行いますが、総合支援学校スポーツ交換会卓球バレーの部と全京都障害者スポーツ大会水泳の部がありました。卓球バレーの部では、結果はともかくも、チームの雰囲気がよくて、しっかり手を抜かずにやるとともに相手チームへの気遣いもあり、自分たちも楽しむし相手チームにも楽しませてあげるというように見ていて気持ちいいものでした。水泳の部では、それぞれが中学校や家庭でやってきた成果をいかんなく発揮してくれたことと思います。

 さて、社会では今、いじめ問題がテレビや新聞でクローズアップされています。みなさんは、いろいろな報道を見聞きしてどう感じているでしょうか。どういう言い分があろうとも、いじめは絶対に許されない行為ですし、いじめがあったと感じたときにそのことをきちんと先生に伝えるとか、互いの違いを認め合うことや協力し合うことなどについてクラスで話し合うなど、みなさん自身からも予防や解決に向けて行動してください。
 それから、社会では、いじめに関連してはメールなどネットを使ったものが非常に問題になっています。顔が見えないから言葉がエスカレート、平気でうそが蔓延してそのうち、うそかほんとかわからなくなり、みんな怪しいという気分になってしまうといったことも聞きます。みなさんも、まず、学校内では電源を切ることを守ってください。もちろん、学校の内外にかかわらず、メールやブログなどで人を傷つけることを書かないということは人として当然のことです。

 話は変わりますが、この夏のハイライトは何と言ってもオリンピックですね。
 日本の獲得したメダルの数は過去最高の38個です。メダルの数とか色、つまり、結果も大事なんですが、そこでの選手たちの姿がよかったと思います。女子卓球団体では3人が決勝進出を決めて泣きながら抱き合っているのを見て、小さい時からいっぱいプレッシャーを受けながらしんどいこともいっぱいあったんだろうけれど、そんなのがいっぱいある中で銀メダルがあるんだということを感じさせてもらいました。
 オリンピック選手に限らず、みなさんには、自分なりに積み上げてきた過去があります。身近なことで言えば毎日遅刻しないで、学校へ来るというのもそうなんですが、それがあってよかったと思える時が誰でもきっとあるとか、気づかなくても自分の力になっているということを改めて感じさせてもらいました。これがキャリアなんですね。
 また、なでしこジャパンや女子バレーボール、水泳男女の団体メドレーでは、チーム一丸になって頑張るっていうことをまざまざと見せてつけてくれたように思います。この学校ではチーム白河であることを大切にしていますけれど、一人はみんなのために、みんなは一人のためにという言葉を改めて感じました。いかにいいチームづくりをしていくのか、ここのところをみなさんも、ぐっと意識してほしいと思います。
 9月には学校祭スポーツの部、文化の部、全京都障害者スポーツ大会陸上競技大会とチームで力を合わせて結果を出すという、みなさん全員の出番があります。メダルが取れるか取れないかは結果ですが、みんなでやりとげたんだという実感を、だれもがメダルにしてぶらさげてくれたらいいなと思っています。

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