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最新更新日:2025/07/10 |
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2年生 体験型 防煙教室(2)![]() ![]() ![]() 今回の学習を通して、健やかな体を作るために日頃から気をつけておかなければならないことをあらためて考え直しました。 2年生 体験型 防煙教室(1)![]() ![]() ![]() 歯科医師さん、保健師さん、大学の先生方に来ていただき、それぞれの専門分野からわかりやすくお話をしていただきました。 まずはじめの全体会では、世界の国のタバコのコマーシャル等を使って、タバコの害について丁寧に説明していただきました。 ちょっといい話―103―![]() さて、本日の「ちょっといい話」は、「本当に大切なものとは何か?」をしんみりと教えてくれる本当にいいお話です。(「泣ける話・感動する話」より) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『親父の金庫』 3年前に親父が死んだけれど,ほとんど遺産を整理し終えた後に,親父が大事にしていた金庫があったんだよ…。うちは3人兄弟なんだけど,お袋も死んじゃって誰もその金庫の中身を知らなくてさ,とりあえず兄弟家族みんな呼んで,その金庫を開けることにしたんだ。 けど,これがまた頑丈でなかなか開かないんだよ。仕方ないから鍵屋さんを呼んで,開けてもらうことにしたんだけど,なかなか開かなくてさ,なんとなく俺たちは子供の頃の話をはじめたんだよ。親父は昔からすごく厳格で,子供の前で笑ったことも一度もなくて,旅行なんて本当に行かなかった。子育てもお袋にまかせっきりでガキの頃はマジで親父を憎んでいた…。 それで一番下の弟が,「そういうわけだからしこたま溜め込んでいるんじゃねえか?」みたいな事を言い出して,その後に真ん中の弟も,「親父が夜中に金庫の前でニヤニヤしながらがさがさやってるのを見た」とか言ったから,俺もかなり金庫の中身に期待を抱いちゃったんだ。それで,そのときに鍵屋さんがちょうど「カギ,開きましたよ」と言ったからワクワクしながら金庫の前に行き,長男の俺が金庫のドアを開けたんだ。 そしたら,まず中から出てきたのは,古びた100点満点のテストなんだ。それを見た一番下の弟が「これ,俺のだ!」と言って俺から取り上げたんだよ。次に出てきたのは,なんかの表彰状,すると次は次男が「俺のだ!」と言い出して,その後にネクタイが出て来たんだ。見覚えがあるなあと思って気がついて叫んじゃった。「あっ,これ俺がはじめて給料で親父に買ってやったネクタイだ!」…。その後に次々と昔の品物が出てきて,最後に黒い小箱が出てきたんだよ。その中には子供の頃に家の前で家族全員で撮った古い写真が一枚出て来たんだ。 それを見た俺の嫁さんが泣き出しちゃってさ,その後みんなもなんだか泣き出しちゃって,俺も最初は何でこんなものが金庫の中にあるのかがわからなくて,「なんだよ,金目のものがねーじゃん」とか思ってちょっとがっかりしてたんだけど,少したって中に入っていたものの意味が理解できたとき,その写真を持ちながら肩震わせて泣いちゃったんだ。人前で始めて号泣しちまったよ。そこで鍵屋さんが気まずそうに「あの,私そろそろ戻ります」とか言ったんで,みんながはっとして涙をにじませながら「ありがとうございました。」 このとき、俺は親父がどんなに俺たちのことを思っていてくれたかと,さっきまでの自分が金目当てで金庫を開けようとしたこと,子供の頃に親父に反感を抱き,ケンカばかりしていたことが恥ずかしくて仕方なかった。親父は金よりも本当に大事なものを俺たちに残していってくれたと思っている。 人権講演会及び懇談会のお知らせ
11月も今週で終わります。
12月は「人権月間」です。右の「配布文書一覧」に「人権講演会及び懇談会のお知らせ」をアップいたしました。先週の21日(水)に配布したものです。 今回お招きする講師の先生である清原隆宣氏は、水平社宣言を起草した『西光万吉』の弟の孫にあたる方です。現在は、その『西光万吉こと清原一隆』の生家である奈良県西光寺の副住職を務められています。今年で「水平社創立90年」を迎えました。この機会に、人権の大切さを共に考えていくことができれば幸いです。万障お繰り合わせの上ご参加くださいますようよろしくお願いいたします。 1.日時:平成24年12月6日(木) 講演 13:20〜15:10 懇談 15:20〜16:20 2.場所: 講演 体育館、 懇談 いきいき交流ルーム 3.講師:清原 隆宣氏(奈良県 西光寺副住職) 演題 「〜人の世に熱と光を〜」 ※地生連の取組の1つとして開催しますので、広く地域の皆様もお誘い合わせ の上、ご参加いただけましたら幸いです。 ちょっといい話―102―
明日でテストも終わります。もう一息、もう一息・・・。このテストが終わり、成績が出ると次は「個人懇談会」です。いよいよ3年生は進路決定の時を迎えます。また、あと2ヶ月もすれば私立高校の入試です。あっという間に、勝負の時を迎えます。
今日の「ちょっといい話」は、そんな受験にまつわるお話です。テストは自分が受けるので、自分の力で切り拓いていくということはわかっています。しかし、受験となるとどうでしょうか…?よく考えてみると、たくさんの人に支えられているということに気づきます。今日はそんなお話です(「泣ける話」より)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『受験日のヒッチハイク』 両親は学費の高い私立高校の入学に反対だったが,実技が学べる○○高校の魅力は捨てがたい。「推薦でダメだったら公立にする」が約束だった。 入試前日の16日午後11時半JR長岡駅(新潟県)。新幹線から乗り換える予定だった夜行列車が,折からの大雪で運休になってしまった。 「もう間に合わない」 と同時に 「夢は終わった」 と思った。 母と共に立ちすくむ静かな駅のホームで,涙が止まらなくなった。泣いている 私を母が 「絶対にあきらめない!」 とたしなめた。 そして長岡駅を出た母は,私にヒッチハイクを提案した。私は車が通りかかるたびに傘を振り回して合図。吹雪の中を約2時間半歩き続けた。午前4時半,ガソリンスタンドで給油している大型トラックが目に入った。運転手の男性に駆け寄った。神戸に行くという運転手は, 「金沢までなら」 と乗せてくれた。 「同じ中3の娘がいる」 という運転手はヨコヤマと名乗った。夜が明けるころ,金沢に入った。 「よし,輪島まで行っちゃる」 とヨコヤマさんが突然,向きを変えた。 母と私が受験会場に着いたのは午前9時。試験開始のわずか10分前だった。ヨコヤマさんは 「がんばれよ」 と励まして去っていった。連絡先は教えてくれなかった。入試の作文の題は,「私が感動したこと」だった。大反対しながらも懸命に励ましてくれた母のこと。遠回りして試験会場まで贈ってくださったヨコヤマさんのこと。「人の優しさに触れることが出来,感動・感謝,他にもいろいろと感じることが出来,良かった。」と懸命に書き上げた。 後日,合格通知が届いた。真っ先にヨコヤマさんに知らせたかったが,連絡先はわからない。私は「感謝の気持ちを周りの人に少しずつ返していきたい」と思っている。 伏見区中学校「美化ボランティア活動」が新聞に載りました!![]() 第3回定期テスト始まる!![]() ![]() 1日目は「数学・音楽・保健体育」の3教科です。みんな真剣な表情で、問題用紙をにらんでいました。 2日目は「国語・英語・技術家庭科」です。そして最終日の木曜日は「社会・理科・美術」です。今年最後のテストになります。最後の最後まで精一杯頑張ってください。 なお個人懇談は、12月14日(金)からの5日間です。3年生は、この懇談で進路を決定します。それまでに、しっかりとお家の方で話し合っておいてください。 ちょっといい話―100・101―![]() ![]() さあ、いよいよ明日から第3回定期テストです。今年1年を締めくくる最後のテストです。寒さもどんどん厳しくなってきましたが、体調に気をつけ粘り強く取り組んでください。健闘を祈っています。 さて、3年前から紹介してきました「ちょっといい話」も、ついに100話を越えました。「心が疲れたときに、少しでも元気になれるお話を…」と思い続けてきました。今後も紹介し続けていきたいと思います。今後はもっともっと「春日丘のちょっといい話」を、お知らせしていけたらと願っています(『涙が出るほどいい話』(河出書房新社・刊)より)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『新聞のお姉さんへ』 私は高校卒業後、親の反対を押し切り東京の学校に進学した。自分で学費も生活費もなんとかする、と決めてのことだった。大学近くの新聞店でやとってもらい、朝刊・夕刊・集金・勧誘をしながら学校に通っていた。最初の一年は、授業料以外に教科書代や実習費などの出費が続き、生活は苦しかった。 そして、初めての冬を迎えた。午前二時起床、出勤。印刷されたばかりの温かい新聞に、広告を入れて配る。寒さをしのぐため、軍手をはめて服を着こむ。首にはタオルを巻いていた。マフラーを買うお金があるなら、大学で使用する参考書を買わなければ‥‥いつもそう思っていた。 やがてクリスマスの日。配達先のポストに、『新聞のお姉さんへ』と書かれた紙とプレゼントが置いてあった。中をあけると赤いマフラーと激励の手紙。胸が熱くなった。 知らない土地に一人で来て、どんなにつらくても苦しくても絶対に泣かなかった私が、初めて泣いた。 『バスは待っていますから‥‥』 あるバス停での事です。乗客は全部乗降し終わったのに、バスはいつまでも動きません。そのうち、バスの中はザワザワしはじめました。運転手さんは‥‥と見ると、じっとバックミラーを見つめています。 そして、やおら席を立つと、乗降口から降りて、後ろに向かって、大きな声で、こう叫びました。 「バスは待っていますから、走らないでください」 乗客は皆、びっくりして後ろを振り向くと、おなかの大きな女性が、小さな子どもの手を引いて小走りに走っています。 しばらくして息を切らせてバスに乗り込んだ二人が、 「運転手さん、ありがとうございました。皆様、ご迷惑かけました‥‥」 と、ていねいに頭を下げました。 バスの中で拍手がおき、やがてゆっくりとバスは走り出しました。 (※写真は、明日からのテストに備えて放課後残って学習をしている3年生の様子です。) ちょっといい話―99―
冷たい雨が降り続く土曜日ですが、心温まる「ちょっといいお話」を・・・。
わずか1分たらずの出来事が、10年間も心を温め続けているといういいお話です(「涙が出るほどいい話」(河出書房新社・刊)より)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『赤城おろしの坂道で』 赤城おろしが砂ぼこりをあげて吹きつける11月の寒い日のこと。 車椅子の私は買い物に出た帰り道、途中の上り坂まで来ました。歩いて上るならなんともない、わずか五メートルほどの坂なのですが、車椅子で上るのは大変なのです。 息をととのえて私は坂を上りはじめました。折からの強い向かい風とで、思ったよりも前に進みません。泣きたい気持ちでひとこぎ、ひとこぎ、今にも止まってしまいそうなスピードで坂の中ほどまで来た時でした。急に車椅子が軽くなったのです。 誰かが押してくれているのがすぐにわかりました。ありがたいのと嬉しさがこみあげてくるのを感じながら、私も力いっぱい車椅子をこぎました。 坂を上りきり後ろを向くと、そこには小学五年生くらいの女の子が立っていたのです。 「ありがとう」 と言うと、女の子はチョコンと頭を下げて坂道をおりて行きました。何にも言わず、黙って私の車椅子を押してくれた女の子の後ろ姿を見送りながら、私の心の中は何とも言えぬ感激でいっぱいになり、とても気持ちの良い涙が流れてきたのです。 10年ほど前のたった1分たらずの出来事でしたが、私にとってこれからもずっと忘れることのできない、とても大切な思い出なのです。 伏見支部 地域美化ボランティア(2)![]() ![]() ![]() 前日の15日(木)、終学活時に16校のアイディア溢れるCMを視聴し、当日への意識を高めました。なかなか内容の濃い素晴らしい出来栄えのCMでした。 当日は、5つのグループに分かれて地域の掃除に向かいました。ごみを1つ拾うごとに、気持ちがだんだんと晴れやかになりました。今後も、伏見区の各中学校で実施されていきます。 朝早くから美化ボランティアに参加してくれた皆さん、ご苦労様でした。このさわやかな気持ちを大切に持ち続けてください。 |
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