京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/08/05
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夏の中学生スクールガイダンスの1日目と、小学生のためのスクールガイダンスは終了いたしました。ご参加の皆様ありがとうございました。次は8月22日の中学生スクールガイダンス2日目です。お待ちしております

入学式 式辞

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  昨春の東日本大震災から一年余り,復興は道半ばにも至らず,追い討ちをかけるかのように,//季節//の冬は,各地に豪雪の被害をもたらすなどの厳しさで,「冬来たりなば」とは,とても言い難い,あまりの春の遠さに,日本中が,将来への不安と危機感という,厚い雲におおわれていると言っても,過言ではありません。しかし,今だからこそ,豊かな未来を託された若者には,しっかりと前を向き,本質をわきまえ,この難局に立ち向かう,強い志と姿勢が求められていると思います。その背中を押すように,例年より少し遅れたとはいえ,今年もやはり確実に,//季節//の春は訪れ,桜の花も,この入学式を祝福するかのごとく,美しく見事に開花しました。
  本日は,京都市立京都堀川音楽高等学校,第三回入学式を挙行するにあたり,御来賓として,京都市教育委員会をはじめ,PTA音友会会長様,ならびに役員の皆様,本校京都・堀音同窓会会長様,ならびに役員の皆様,堀音父母の会会長様,城巽自治連合会会長様のご列席を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。
  ただ今,平成二十四年度入学生として,四十名の入学を許可いたしました。 
新入生の皆さん,入学おめでとう。また,保護者の皆様,本日は誠におめでとうございます。新入生の皆さんは,難関を突破し,本日のこの晴れの日を迎えるために,確固たる意志を貫き,たゆまぬ努力を重ねてこられたことと思いますし,加えて,保護者の皆様におかれましても,並々ならぬ ご支援があったろうと拝察いたします。京都堀川音楽高等学校 教職員一同,そして在校生一同,新入生の皆さんのご入学を 心より歓迎いたします。
  さて,本校は,一九四八年(昭和二十三年)に ,「堀川高校音楽課程」として創設され,以後,出雲路学舎,岡崎学舎, 沓掛学舎を経て,一九九七年(平成九年)に,日本で唯一の公立の音楽高等学校として独立しました。そして,一昨年四月,その沓掛の地から,この城巽の地に移転し,新校舎とともに校名も,「京都市立京都堀川音楽高等学校」と 改称され, 新たな一歩を踏み出しました。  
  ご存じのように本校は,創設以来,音楽を専門とする公立の高等学校として,全国から高い評価を受けてきました。そして,その六十数年間の歴史の中で,国内のみならず,世界で活躍する音楽家を数多く輩出してきた,輝かしい,伝統のある音楽の名門校であります。したがって,新入生の皆さんは 本日から,この京都堀川音楽高等学校の一員としての,誇りと自覚を持ってほしいと思います。
  本校の教育目標は,「人権尊重の精神を基盤に,心豊かな人間を 育てるとともに,将来幅広く音楽専門家として活躍し,文化の発展に貢献する人材を育成すること」です。この大きな目標を達成するためには,まず,水準の高い,恵まれた環境と,熱意ある優秀な教授陣に囲まれた中で,思う存分,「音楽力」を身につけなければなりません。また,その基礎基本となる「確かな学力」を培うことも,けっして怠ってはなりません。なぜなら,皆さんの大きな夢は,その「音楽力」と「確かな学力」の両輪がそろってこそはじめて実現するものだからです。 
  今,皆さんは,「音楽」という,楽しいけれども厳しい道を志しました。 どうか日々,精進してください。「精進」とは, 精を出せば必ず進歩するという意味です。 自分が選ばれし者であるという,自信と誇りを持って,何事にも積極的に取り組んでください。高校時代は,そのためだけに与えられた,時間と空間を占有できる,貴重な日々の連続です。「学べる」という歓びをかみしめ,他者を慮りながら,自らを律し,たくましく,その貴重な日々を構築していく 「人間力」 を培ってほしいと思います。
  本校の校歌「海を遠く」の歌詞の中に,
「ゆらめき きらめくものを追いかけ手にすくおう」 
「こころを合わせ そよげば 歌がひろがる」 
「たたんだ翼をひろげ 恐れずにむかっていこう」 とあります。
音楽を通した学びの過程の中で,自らの個性を発見し,磨き,他者の思いに心をよせ, 自分に何ができるか思索し,与えられた環境の中から,思い切って飛び立っていく。 そんな人間,音楽専門家をめざし,悩み苦しみ,しかし楽しみ,有意義な三年間を送るのだという,ゆるぎない「覚悟」を 今日から持ちつづけてください。
  「今日よりは幼心をうちすてて,人となりにし道を踏めかし」 
吉田松陰が元服した従兄におくった歌,言葉です。
「今日よりは幼心をうちすてて,人となりにし道を踏めかし」
新入生四十名にこの言葉をおくり,式辞といたします。

平成24年4月9日 
      京都市立京都堀川音楽高等学校
            校 長  山 脇  護

ワンダーフォーゲル部 音羽山

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写真:牛尾観音への階段を登っています
写真:音羽山頂上から京都市街を眺める生徒たち
写真:昼食作成中

4月7日。ワンゲル、春の陽だまりハイク。
今回の目標は音羽山。

ちょっと寒いかな?と思う天気の中、
眼下に見える琵琶湖や大津・京都市街、
そして雪に覆われた比良山は、どれだけ見ていても飽きません。
しかし風も強く、小雪までちらつく寒さに、早々に山頂から退散。

山頂近くの木陰で風を避けながら昼食。
音高ワンゲル恒例の昼食メニュー、今回は「ほうとう風きしめん」。
暖かい昼食を食べて、みんな満足(満腹?)の一日を過ごしました。

生徒手帳

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 今年度から生徒手帳を使用することになりました。その内容は学校生活に関する事柄と各種届等です。
 生徒の皆さんは、登校の際にはこの手帳を必ず携帯してください。

教育課程・使用教科書

平成24年度教育課程及び使用教科書一覧 をアップいたしました。

次のURLをクリックしてご覧ください。

教育課程
https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3005...
使用教科書一覧
https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3005...

教育目標とその達成に向けて

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  本校の教育目標は、「人間尊重の精神を基盤に、心豊かな人間を育てるとともに、将来幅広く音楽専門家として活躍し、文化の発展に貢献できる人材を育成する。」である。
  この教育目標を達成するため、生徒たちには、「人間力」・「音楽力」・「学力」において、高く確かなものを身につけさせたい。この3つの力を伸長させる方策として次の5項目を策定する。                              

(1)音楽の素晴らしさを広く伝える音楽専門家の育成
(2)音楽を愛する才能豊かな子供たちの夢の実現にむけての取組 
(3)市民とともに音楽に触れる場と機会の創出 
(4)全国、世界にむけた京都堀川音楽高校の躍動 
(5)本校ルネッサンス計画の具現化

ごあいさつ

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校長 山脇 護

 校門の桜の蕾が、ようやく少しずつ開き始めました。きっと満開のころにはこの城巽の地も華やかな雰囲気に彩られることと、今から想像して心躍ります。本校もいよいよ本格的な新年度のスタートとなる9日の入学式ならびに始業式を控え、自ずと緊張と期待の感が高まります。
 私は、大江前校長の後任として4月より赴任いたしました山脇護と申します。どうぞよろしくお願いいたします。先月22日に行われたコンサートホールにおける卒業演奏会、芸術をこよなく愛する一市民としてもたいへん感動しました。すばらしい学校に関わらせていただけることはこの上ない幸せです。しかし、60数年の歴史の中で、国内のみならず世界を舞台に活躍する音楽家を輩出してきた京都堀川音楽高等学校の校長として辞令を受けましたことは、喜びであると同時に身の引き締まる思いもあります。今年度本校は、多方面からの多大な尽力と熱意によって高水準の環境が実現し、校名を改め、現在の地に移転して3年目をむかえます。その期待に応え、輝かしい歴史と伝統を継承しながらも、さらなる充実発展を重ねることで、生徒たちの夢の実現に寄与できるよう、最大限の努力を惜しまぬ覚悟です。
 前任校の西京高等学校には31年間お世話になりました。一抹の寂しさはありましたが、これを今後の人生の糧とし、新しい人や環境との出会いに伴う清新な気分や期待を楽しみ、京都堀川音楽高等学校の生徒たちとともに力強く歩んでいきたいと思います。
               
〜春風や闘志いだきて丘に立つ〜(虚子)
 ご支援よろしくお願いいたします。 

感嘆符 施設利用の申込方法が変わりました

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4月1日より本校の施設利用の申込方法が新しく変わりました!

(1) 申込先が京都会館から本校の施設管理主事室(堀川御池ギャラリー内)に変わり,下見等が容易になりました。

(2) 一般の方の申込開始が3箇月前から5箇月前になり,よりご利用しやすくなりました。

詳しくは以下のサイトからご確認下さい
http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/horiongaku/

最後のご挨拶

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平成24年3月30日
校長 大江加津雄

最後のご挨拶

◆去る3月22日(木)第2回卒業演奏会(第63期生)が大盛況のうちに終了いたしました。ご来場いただきました皆様に改めて御礼申し上げます。演奏に関しましては、独唱奏・合唱・管弦楽のどの演奏も心を打つものでした。お帰りの際に、素晴らしかったとのお言葉を数多くいただきました。また、当日ご協力いただきました「東日本大震災」復興への義援金は、\64,690円集まりました。集まった義援金は、音友会バザーの収益等と合わせまして全額被災された音楽科のある3つの高校に届けました。ここにご報告いたしますとともに御礼申し上げます。

◆ひとつ残念なご報告をしなければなりません。私、大江加津雄はこの3月一杯をもちまして京都堀川音楽高校での任をとかれ、4月からは日吉ケ丘高校に転勤することになりました。結果として、63期生と一緒に入学し、ともに卒業することになりました。この3年間でお世話になったすべての皆様に心から感謝申し上げます。就任当初は音楽のことが全く分からない状況でしたが、この3年間、音楽三昧の日々を過ごさせていただいたお陰で、クラシック音楽の大ファンになりました。私は、生徒が一生懸命に取り組んでいる姿が大好きでした。特に、半年に1度の実技試験で演奏している姿に心を打たれました。これからも自分と真摯に向き合い、自分の夢の実現に向けて突き進んでくれるものと確信しています。ここでともに過ごした生徒たちが、近い将来、世界を舞台に感動を与える音楽家になってくれることを老後の楽しみにしています。頑張ってください!
 また、本日は生徒・教職員の皆さんから心温まるお別れの会をしていただき、感動で胸がいっぱいになりました。更に、昨年ヨーロッパ研修に一緒に行った64期生からは心に残る合唱と演奏のプレゼントがあり、65期生からは笑顔と「かづおパック」をいただきました。教職員からも心温まる言葉や記念品をいただき、改めて素晴らしい仲間と生徒たちに恵まれた幸せ者だと実感いたしました。転勤するのは大変残念ですが、4月からは山脇新校長とともにみんなで力を合わせて、京都堀川音楽高校を更に素晴らしい学校にして行ってください。これからも見守っています。本当にありがとうございました。感謝!感謝!感謝!


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京都市立京都堀川音楽高等学校
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FAX:075-213-3631
E-mail: ongaku@edu.city.kyoto.jp