花背山の家 ５日目

　昨日は少し時雨れていたので，プレイホールでキャンドルファイアーをしました。
火の子たちは，“友情”“挑戦する勇気”“協力”“感謝”の四つの火を火の神様からいただき，一人一人の子どもたちのろうそくに灯しました。この宿泊行事で学んだこととともに，この炎はいつまでも心の中に灯してほしいと思います。
　いよいよ５日目。朝食はバイキングでした。夜はよく眠れたので，朝からしっかり食べられました。
　晴天に恵まれ，ふり返りの後には所内の散歩もしました。今日の花背は，真っ青な空に赤や黄色に色づいた葉が映えて，素晴らしい景色でした。退所式をするころにはさすがに疲れて，「早くおうちに帰りたいなあ。」と思っていた人もいたようです。
　おうちでは，５日間も子どもたちがいなくて寂しい思いをされたことと思います。今日は，楽しかったことやがんばったことなどたくさんのお話を聞いてあげてください。

花背山の家 ４日目

　４日目。雨が上がると同時に少し寒さが和らいできました。一日時雨れていましたが，次々変わる秋・冬の山の天気を体験できました。　
　山の家からバスで３０分ほど奥にある「山村都市交流の森」では，前半と後半に分かれて，自然観察や木工をしました。交流の森の横を抜けて山に上がると，もうすっかり冬仕度をした木々や草花の様子が見られます。野鳥の鳴き声も次々聞くことができました。スギ・ヒノキ・モミなどは，よく見ると違いが分かり，木の葉や実をたくさん見つけられるようになりました。この３日間ぐらいが一番の紅葉の見ごろだったようです。まるで，じゅうたんのように美しく敷き詰められた赤や黄色の落ち葉もとても素敵でした。ゆっくり山道を登りながら，西台律子先生から自然についてのお話をたくさん聞いて，自然の世界の素晴らしさや鳥たちの様子にふれることができました。
　残りの半分の時間は，木工室で写真立てを作りました。ヒノキやサワラギの木の香りや手触りを楽しみ，一つ一つのパーツをペーパーで磨き，組み立てた後カラーテックスで模様をつけました。白木の感触を大切にして，それを楽しんでいる子どもたちがたくさんいました。
　これから，お楽しみのキャンドルファイアーです。続きは，また明日，お知らせします。　

花背山の家 ３日目

　あいにくの雨。ちょっと眠そうですが，子どもたちは元気に過ごしています。
　野外バイキングでは，豚汁・やきそば・とりすき風煮を作りました。３回目の野外炊飯になるので，火をおこしたり材料を切ったりするのも随分上手にできました。グループごとに違うものを作るので，責任をもって自分の役割を果たすことが重要です。友達と声を掛け合い，協力することができたので，どのメニューも残すことなく，おいしくきれいに食べられました。
　午後は，プレイホールでボルダリングをしました。自分の力に合わせて初級から上級までのコースを選び，３メートルの壁のぼりをします。めったにないよい経験ができたので，「もっとやりたい。」という声を聞くことができました。
　３日目になると体も心も疲れてきます。身の回りの整頓や時間を守ることなどがルーズになったり，些細なことでもめごとになったりすることもあります。自分のことも周りの人のことも考えて話し合い，一つ一つ乗り切って友達とのつながりを深めてほしいと思います。

花背山の家 2日目

　２日目。朝の集いでは，他校のお友達に上手に仁和校の素敵なところを紹介することができました。
　朝はまだ雨が残っていたので少し心配をしていましたが，徐々に青空が広がり，絶好の山登り日和となりました。７７人全員がそろって井の口山に登り，天然記念物「伏状台杉」を見ることができました。険しい山道なので，四つ這いになってハアハア息を切らしながらの登山になりました。前の子どもたちが「足元に気をつけて！」「頂上が見えるよ！」などと，後ろから来る友達に順に声をかけ，みんなで励まし合いながら全員が登りきることができました。台杉の前でみんなで食べたおにぎり弁当―いつものようなご馳走ではないけれど，汗をいっぱいかきながらがんばってきたので，格別のおいしさでした。山道でつるっと滑って転んだ人もいましたが，今日のめあて「挑戦」は全員がしっかり達成することができ，自信がもてたと思います。
　山を下りたところにある花背製材所では，木についてのお話を聞いたり，大きな木を製材する工程を目の前で見せていただいたりしました。木の粉が飛び散り，当たり一面にとてもよい香りが漂いました。「木はみんなおんなじだと思っていたけれど，切ると色や特徴が違うことが分かってよかった。」「こんなに大きな木が材木になるところを見られて，すごいと思った。」などの感想や質問がたくさん出ました。
　夕食は，食堂でのバイキング，そしてお風呂。学年の友達と一緒に過ごすのはとても楽しいです。

仁和タイムでの発表

　11月14日の仁和タイムで２年生が発表しました。これまで生活科で取り組んできた「おこめをそだてよう」で分かったことや，思ったことを発表しました。地域の石井さんご夫妻に教えていただきながら頑張ってきたこと，できたお米を見て感じたことなどを一生懸命発表している姿がとてもたくましく，成長を感じられる時間となりました。
　学習発表会の取組などがあり，短い期間での練習となりましたが，とても聞きとりやすい大きな声で，はっきりと発表できていました。たくさんの人によって育てられているお米の一粒ひとつぶを大切にしなければならないことが，全校のみんなに伝わったと思います。

花背山の家 1日目

　朝，お天気を少し心配しながら，出発式をし花背山の家に向かいました。
　到着後，昼食をとり，竹ばし作りに挑戦しました。軍手をし，使い慣れないナイフを動かして箸を作るのは大変でした。使いやすい美しいものになるよう，真剣に取り組んでいました。
　夕食は，野外炊飯です。グループの友達と協力して，カレーライスを作りました。材料を切ったり火をおこしたりするだけでなく，食器を洗ったり片付けものをしたりなど，自分がするべきことを判断し進んで仕事をすることで，おいしい食事ができるという経験をしました。後片付けの時間になると，あたりは真っ暗です。冷たい水で洗い物をするなんて，近頃ほとんどないと思いますが，協力して最後までがんばれました。
　これからの山の家の生活では，いつもと違うさまざまな経験をします。その中で，自分でできることを増やしたり，新しい発見をしたりすると思います。どうぞお土産話をお楽しみにお待ちください。

あさがおのつるでリース作り【１年】

　５月からに種まきをしてから，一人一人が植木鉢で大事に育ててきたあさがおが，夏にはきれいな花を咲かせ，とうとう枯れてしまいました。その，枯れたつるを使って，リースを作りました。
「きれいなリースができて，うれしいな。」
「あさがおのつるでリースができるなんて，びっくりした。」
「おうちのあさがおでも作ってみよう。」
と，子どもたちは話していました。

　あさがおがなくなった植木鉢では，今度は春に咲く花を育てる予定です。

2年 だっこく

　８日（木）に先日稲刈りをしたお米を脱穀しました。地域の石井先生に教えていただいて、学校にある足ふみの脱穀機で脱穀しました。初めて見る脱穀機に子どもたちは興味津々で、脱穀機が回り始めると「すごいスピード！！」「お米がとんでる！！」と歓声が上がりました。

5年 学習発表会２

５年生は初めての係活動も頑張りました。委員会でそれぞれ役割がありました。
当日は幕間にゲームをしたり，見どころをアナウンスしたり，照明をあてたりしました。最後の後片付けも進んですることができました。

5年 学習発表会 サウンドオブ仁和

３０日（火）の学習発表会に多数ご参観くださり,ありがとうございました。５年生のサウンドオブ仁和〜音楽でつなごう友達の輪〜，いかかでしたか？見ていた方から，「声に張りがあって高学年らしい素敵な声だった」，「迫力があった」，「音がそろっていてかっこよかった」という感想をたくさんいただきました。
短い練習時間でしたが，子どもたちは「楽しかった」，「今までで一番いい学習発表会だった」とふりかえっていました。６年生の終わりの言葉に「来年は５年生が学習発表会を今年以上に盛り上げてください」とありました。来週から山の家に向けての活動も始まります。最高学年に向かって，力をどんどんつけていきたいと思います。