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最新更新日:2025/07/10 |
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ちょっといい話―95―
10月も半ばを過ぎました。大きな行事も全て終わり、学習に集中する時期です。今月末から始まる教育相談も今年度の3年生は、三者懇談で行います(1・2年生は担任との二者面談です)。進路に向けて更に集中していく時期になりました。粘り強く学び続けてください。
さて今日は、涙なしではいられない“きょうだい愛”の「ちょっといい話」です。きっと、妹の成長が兄の生きる喜び(生きがい)になっていったのだと思いました(「心温まるいい話」より)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『天国で見ててね』 今日は兄の誕生日だ。 私より10才年上の兄は、私が10才の時に両親を事故で失って以来ずっと私を育ててくれた。兄は私を育てるために大学をやめ、働きながら私を育ててくれた。口癖は 「お前は俺の半分しか父さんや母さんとの思い出がないんだから」 だった。 授業参観にも学校祭にも体育祭にも三者面談にも、いつも兄が来てくれた。周囲のおばさま方の中で、明らかに兄は浮いていたがそれでもいつも兄は会社で休みをもらって学校に来てくれた。初めて作った料理とも言えないようなものを、美味しいと言って全部食べてくれた。仕事で疲れているだろうに、家に帰ってきてから私の学校での話を聞いてくれたり宿題を見てくれたり、学校への連絡ノートも毎日欠かさず書いてくれた。土日も私と遊んでくれて、色々なところへ連れて行ってくれた。そんな兄には自分の時間なんてなかったように思う。 友達のを見て、お団子ヘアにして欲しい、友達のお母さんならやってくれたとわがままを言った時、慣れない手つきで一生懸命作ってくれたのにこんなんじゃない、お母さんに会いたいと兄をなじってしまった。兄はそれを聞いてごめんと泣き出してしまった。あの姿を思い出すたびに、兄も両親を事故で失った子供だったんだと今でも泣きそうになる。 その兄が、一年前両親と同じように事故で突然この世を去った。兄が死んだ時、私は兄が両親を失った時より一才年上だった。兄はこの状態で、まだ小学生の私を育ててくれたのかと思うと、それがどれだけ大変だったかと思って涙が出る。兄は私がいたせいで友達と遊びにも行けなかった。恋人も、出逢う暇さえ私が奪ってしまったんだ。たくさん、たくさん、ごめんなさいとありがとうも言えないままだった。 「ちゃんと幸せになれ」 っていつも言ってくれたけど、兄の幸せはどこにあったのだろう。今も考えている。もう兄に何も返すこともできないけど、兄のおかげでここまで来れた人生、恥ずかしくないように生きられるように頑張ろうと思う。お兄ちゃん、天国で見ててね。今からでもお父さんとお母さんに甘えてるといいなぁ...。 新・生徒会本部役員立候補者が出揃いました!![]() ![]() ![]() PTA保体委員主催 3B体操![]() ![]() ![]() バレー部 新人戦予選リーグ 結果![]() ![]() ![]() 1試合目は対蜂ヶ岡中との試合で、2−0で勝ちました。2試合目は対桃陵中学校との試合で、これもセットカウント2−0で勝利しました。3試合目は強豪小栗栖中学校との試合でした。競った試合内容でしたが、0−2で負けてしまいました。 その結果、予選ブロック2位で全市大会に出場することが決まりました。この試合で学んだことを、全市大会で生かしてください。 3年生 第1回土曜学習会![]() ![]() 3年生 高校模擬授業(2)![]() ![]() 3年生 高校模擬授業(1)![]() ![]() ![]() 3年生 高校説明会![]() ![]() シンキングタイム〜フェスティバル振り返り〜![]() ![]() ![]() ちょっといい話―94―
先週のフェスティバル終了で、大きな行事は全て終わりました。これから、新生徒会本部を決める選挙が控えていますが、ひとまずは落ち着いて普段の学校生活に戻っていきましょう!まずは1時間1時間の授業に集中し、家庭での学習にもしっかり取り組んでいきましょう!
今日の「ちょっといい話」は、広島の瀬戸内海に浮かぶある小さな島の「時計屋さん」のお話です。1つの時計を中心として、人と人とが優しくつながっていきます。また、ひとにとっては、かけがえのない「時」への思いがあるということを、あらためて考えさせられるお話です。「時の豊かさ」を考えさせられるお話です(「心温まる話」より)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『今朝のラジオでこんな話が流れてきました。 広島の瀬戸内海に浮かぶある小さな島に、時計の修理をするお店があるそうです。このお店には、日本各地から沢山の時計が送られてくるそうです。時計というものは沢山の思い出が刻まれ、また多くの思い出と一緒に過ごしています 全国各地から送られてくる時計と一緒に、持ち主の思い出や思い入れを綴られた手紙も添えられて送られてくるそうです。 例えば、成人式の時に父からもらった思い出が・・・・父との楽しい思い出が刻まれ、今亡き父の優しさを感じる時計、生活が苦しくて時計を質に入れ、そのお蔭で、今は生きていられた時計いろんな思い出があると思います。 そんな話の中で、ラジオからお店の店主の優しそうなお爺さんの話が流れていました。 「皆さんの時計の思い出や思い入れの手紙を読みながら時計の修理を毎日していると、思い出が止まった時計を何とか動かして、また新たな思い出が刻めるようにと思うと、こちらも思い入れが湧き、一生懸命になってきます。」 と広島弁の口調の優しい言葉でお話されていました。 「この前なんかは、千葉のほうから届いた時計と手紙を読むと、脳梗塞(のうこうそく)で倒れた方の時計を奥さんが送られてきて、“主人の止まった時計に息を吹き込んでください。思い出が沢山詰まったこの時計が再度思い出を吹き込めることを考えると、主人もリハビリを頑張れることだと思います。宜しくお願いします。”とこんな手紙が添えてありました。 こんな思いがある時計を直してお送りすると、必ず、お礼の手紙を頂けます。これが誠に嬉しくてこの仕事を続けています。」 この話を聞くと何となく胸が熱くなり、優しい人たちの心の繋がりと感動を覚えました。人の本当の幸せとは、「心の安らぎ」を得ることなのかもしれません・・・。』 |
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