京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/10
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学校教育目標 社会適応力の育成 〜変化する未来に向けて〜

ちょっといい話―83―

 部活動の公式戦やコンクールも、昨日の吹奏楽部の銀賞受賞で一旦は落ち着きを取り戻しました。あとは相撲部の近畿大会と全国大会での朗報を待つのみです。
 さて今日は、思いやりの“心のバトン”が、電車の中で引き継がれていくという「ちょっといい話」です。そんな人と人との心の触れ合いが、どんどんと広がっていくことを切に望みます(「心温まるいい話」より)。
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 通勤で電車を利用しないけど、私用でたまに電車を利用したときは、周囲に老人が立っていると、席を譲るようにしている。

 一昨年の花見の帰り、すっかり寝入った三歳の息子を抱っこして電車に乗りました。歩き疲れたのと、それまで子供を抱っこしていたのとで、電車に乗った時点で疲労の極致。すし詰めではないが、空いている座席は見当たらない。電車に乗るまでは家内と交互に抱っこしていたが、車内で抱きかえると迷惑になるかなと言うぐらいには混雑している。
 下車する駅に着くまでの三十分は抱き続けか、かなりの地獄だなと息子を抱えたまま悲痛な顔になると、目の前に座っていた老人が立ち上がり
 「座りなさい。ほら、ここ、ここ」と席を譲ってくれた。
 「いえいえ、平気です。そんなわけにはいきません」と、やせ我慢しようとしたら、  「覚えていないんだね。あんた、以前、私に席を譲ってくれたじゃないか」と・・・。
 「助かります」と、家内に子供を抱かせて座らせた。
情けは人のためならずと、ちょっと涙が出そうになった。お爺さん、ありがとうね。

吹奏楽コンクール 結果速報! 銀賞!!

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 本日行われました「第49回吹奏楽コンクール」(中学校の部A)で、本校吹奏楽部が昨年度の成績を上回る「銀賞」を受賞しました。また、新たな歴史を創ってくれました。本当におめでとうございました。皆さんの健闘を称えます!!

第49回 京都府吹奏楽コンクール(中学校の部A)2

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 多くの保護者の方々をはじめ、吹奏楽部OBの人たち、また在校生も遠路はるばる応援にかけつけてくれました。演奏終了後、保護者の方々から「コンサートホール全体に音が響いていて本当に良かったよ!」「感動で涙が出そうでした…!」と、口々に感想を述べておられました。これまでの練習の成果が、十二分に発揮されたと思いました。コンサートホールの玄関前での写真撮影では、みんなのまぶしい笑顔が溢れていました。緊張感から開放され、本当に吹っ切れた笑顔でいっぱいでした。
 次はいよいよ「定期演奏会」です。9月1日(土)、東部文化会館で行います。3年生の引退式も兼ねています。更なる感動の演奏会になることを期待しています。
 本日は本当にお疲れ様でした。春日丘中学校の代表として、立派な演奏でした。胸を張って帰ってきてください。

第49回 京都府吹奏楽コンクール(中学校の部A)1

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 8月2日(水)、いよいよ「平成24年度京都府吹奏楽コンクール」に本校が出演する日です。朝早くから準備し、磐石に調整してコンサートホールに向かいました。
 出演順は、14番目です。毎年行われている京都会館から、改修工事の関係で今年度はコンサートホールが会場になりました。
 13時45分、スポットがあたりいよいよ演奏の開始です。みんなの心臓の音が聞こえてきそうなくらい、緊張感に満ちたスタートでした。約15分間2曲の演奏でしたが、感動で胸が震えました。

明日、京都府吹奏楽コンクール本番です!!

 今年の夏は猛暑が続いていますが、そんな暑い中、毎日朝から夕方まで暑さに負けずに猛練習をしてきました。そして満を持して、明日コンクール本番を迎えます。ここまできたら、あとは心を1つに音を「奏」でるだけです。3年生の人たちにとっては、最後のコンクールです。3年間の集大成となるよう、精一杯の演奏をしてきてください。

・場 所:京都市コンサートホール
・日 時:8月2日(木) 午後1時45分〜
・曲 目:課題曲3「じゅげむ」
     選択曲 「ペルセウス〜大空を翔る英雄の戦い〜」
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ちょっといい話―82―

 まずは先日の京都新聞に掲載されていた投書を紹介します。
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            『乱暴な言葉にびっくり』

 先日,小学生下校時の「見守り活動」で,黄色の旗を持ち安全誘導をしていたとき,中学の制服を着たかわいい女の子が2人乗りの自転車でやってきた。すると,信号が赤なのに信号無視で道路を横断してしまったのである。急ぐ用事があったのかもしれないが,ルールは守らなければいけない。
 私はとっさに「信号を守らなあかんよ」と声をかけたが,女の子たちは「うるさい,おっさん,死ね!」と言って,急いで逃げるように走り去った。私はあまりにも乱暴な言葉にビックリするとともに,あぜんとした。私が子供だったころには考えられない言葉で,本当に嘆かわしいことである。常日頃,美しい言葉を使っている子供が,急に汚い言葉を使うとは思えない。
 今,いじめの問題がクローズアップされているが,言葉の暴力で他人を傷つけることのないように・・・。そして「他人の不幸の上に自分の幸福を築かないように」という,相手を思いやる美しい心で人生を歩んでいただきたい,と強く願う。(山科区73歳男性)

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 見守り隊のおじいさんが,どんな思いで声をかけてくださったのか・・・。中学生の女の子2人の返した言葉に,怒りを通り越して哀しみを感じます。あらためて,言葉の持つ暴力性に怖さを感じます。美しい言葉は,心をも美しく磨いてくれます。そんなふうに,言葉を使っていきたいものです。

 次に,もう1つの投書(「心に響くいい話」より)を紹介します。この投書を読むと,自分の命がいかにたくさんの方々に支えられ,生かされているのかということに気づかされます。まさに「感謝」「感謝」「感謝」のはずなのですが・・・!!前述の投書の2人の中学生が「声をかけてくれてありがとう!」と返していれば・・・。人と人とのつながりを,まずは感謝の意を込めて、もっと豊かにステキに築いていきたいものです。

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 『毎日、朝早くから夕方に通学の子供達を安全に誘導する黄色い腕章をして黄色い旗に黄色い帽子のおじいさん。子供たちの安全を笑顔で守っていたおじいちゃん。いつからだろう来られなくなったのは…。
 ある時、たずねてみたんです、町内の方に。お亡くなりになられたそうです。お葬式には何百人もの小学生や卒業生が参列しました。みんな泣いていたそうです、ほんとうにたくさんの子供が泣いていた。

 このおじいさんにも悲しい出来事があったそうで…。昔、この交差点で小学校に通っていた娘さんを事故で亡くされたのです。それ以来ずっとここに立っていたそうです。私はまったく知りませんでした。いつも笑顔で子供たちをかわいがり、子供たちに慕われていたおじいさんに、そんな過去があったなんて。おじいさん30年間ごくろうさまでした。私は忘れません。

 でも先日ここで小学生の事故がありました。30年間通学途中の事故は一度もなかったのに …。きっと天国で亡くなった娘さんと悲しんでいると思います。』

卓球部 府下大会結果! 男子団体ベスト8!

 7月29日(日)、舞鶴文化公園体育館にて、第65回京都府中学校総合体育大会 卓球の部の競技が行われました。
 市内大会では、見事男子団体で第4位に入賞することが出来た本校卓球部。府下大会ともなると各ブロックから1位、2位が出場してきますので、なかなかのハイレベルな闘いが展開されます。
 その結果、1回戦は見事勝利したのですが、2回戦対木幡中学校との対戦で、セットカウント2−3で惜しくも負けてしまいました。ベスト4入りは逃しましたが、堂々のベスト8でした。暑い中の闘いでしたが、ここまで本当に良く頑張り抜きました。これまでの3年間の活動に拍手を送ります。お疲れ様でした!!
(写真は、壁面に掲示されました「相撲部 全国大会出場!」のお知らせです。)
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PTA保体委員会主催 救命救急講習会

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 7月30日(月)、醍醐消防分署から講師の方を招いて、「PTA救命救急講習会」が9時30分から本校いきいき交流ルームで行われました。
 連日の猛暑続きで、川や海での水の事故が多発している中、PTA保体委員会主催の講習会が毎年タイムリーに行われています。心臓マッサージや人工呼吸、AEDの使い方などの講習がみっちり2時間30分行われました。救命措置を行うことで、大切な命を救うことができます。身近にある大切な命を救うための知識と技能を、この講習会で身につけることができました!!

吹奏楽部 夏祭りに出演!

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 7月27日(金)、この日は37度を超える酷暑日となりましたが、辰巳保育所の夏祭りに本校吹奏楽部が出演しました。
 あまりの暑さに、顔を真っ赤にしての演奏でしたが、吹奏楽部員の輝く笑顔が、園児や地域の方々の心を和ませてくれました。ダンスありの4曲の演奏でしたが、保育所の夏祭りのオープニングを飾るにふさわしい演出となりました。
 地域に深く愛されている本校吹奏楽部。今日の演奏を聴いて、10年後に本校吹奏楽部に入部してくれる園児さんもたくさん出てくるのではないでしょうか?!

ちょっといい話―81―

 連日の猛暑日です。暑いのは当たり前なのですが、水分補給をしっかりとし、体調には十分に気をつけてください。
 今日の「ちょっといい話」は、偶然と呼ぶにはあまりにも偶然過ぎるお話です。あってはならない交通事故ですが、その中にあって、2つの大切な命が奇跡的に助かったというお話です(「泣ける話・感動する話」より)。
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                『貸し借り』

 小5のとき、通学路の交差点を渡っていたとき、右折車が横断中の俺めがけて突っ込んできた。催眠術にかかったように体が動かず突っ込んでくる車を呆然と見ていたら(あらぬ方向を見ているドライバーの顔まではっきり見えた)、後ろから突き飛ばされ、俺は難を逃れた。が俺を突き飛ばしてくれた大学生は車に跳ね飛ばされた。泣きながら近所の家に駆け込んで救急車と警察を呼んでもらい、自分は警察の事故処理係に出来る限り状況説明をした。後日、家に警察から電話があり大学生の入院先を教えられ、母親と見舞いに行って御礼を言った。

 中学1年のとき,父親の仕事の都合で同県内の市外(というか、山の中)へと引っ越した俺は、そこで先生となっていた例の大学生と再会した。お互いに驚き再会を喜びつつ、3年間面倒を見てもらって(なんせ田舎の分校なので、先生はずっと同じなのだ),俺は中学を卒業し、高校進学とともに市内に戻った。

 地元の教育大学に進学した俺が教育実習先の小学校へ向かう途中の交差点で,自分の前を渡っている小学生の女の子に右折車が突っ込もうとしているのをみた。今度はドライバーが携帯電話で喋りながら運転しているのが見えた。
 スローモーションみたいに流れる情景に「ウソだろ・・・」と思いつつ、とっさに女の子を突き飛ばしたら、自分が跳ね飛ばされた。コンクリートの地面に横たわって、泣いている女の子を見ながら、あのとき先生もこんな景色を見たのかな・・・とか考えつつ意識を失った。

 入院先に、俺が助けた女の子の親が見舞いにやって来た。彼女の親は中学時代の恩師であり、俺の命の恩人そのヒトだった。

 「これで借りは返せましたね」と俺が言うと
 「バカ・・・最初から、借りも貸しも無いよ」と先生は言った。

 ベッドの周りのカーテンを閉めて、俺たち二人、黙って泣いた。

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