京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/04
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学校教育目標 「自律・貢献・志」 〜学ぶ楽しさを知り、自ら未来を切り拓く生徒〜

見(み)! 実(み)!

 なんだかわかりにくいタイトルで申し訳ありません。うけるかなと思って随分前から決めていたタイトルです。
 梅雨明けして夏本番です。5組のKちゃんが先生と一緒に育てている夏野菜が,実をつけ始めました。草抜きをし,土を耕し,畝をつくり,種をまいて水をやる。雑草が生えたらまた草を抜く。野菜を育てるのって大変です。まだまだ小さな実ですが,暑さにまけずにみずみずしい実です。一生懸命暑さに耐えて,ひっそりと実をつける生命力に感動です。
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筆者の独り言 2

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 〜 ちゃんと終わる。
     ちゃんと受け継ぐ 〜

 祇園祭の山鉾巡行が終わりました。(祇園祭は7月1日から31日までありまますが)毎年の梅雨明けはこの山鉾巡行の前後となります。学校では三者懇談会があります。(今はその立場ではないのですが)懇談の合間に教室の外を見ると,カッと刺すように照りつける太陽と,夏の大会に向けて必死に声を出し汗を流す生徒がいます。長いあいだ見続けてきた風景です。山鉾巡行が終わり,梅雨があけ,懇談会が終わり,昔で言うところの「1学期の終業式」が終わる。3年生を交えての最後の練習が終わり,最後のミーティング。私はこの瞬間がだいすきです。

 「泣いても笑っても,1試合1試合がこのチームで戦う最後の試合」

 現役でやっていた時以上にこのことは(年のせいでしょうか)感傷的になるものです。秋の新人戦より,春の大会より,やはりこの夏の大会がいいのです。応援に行ってもやっぱりこの夏の大会がいいのです。
 3年間一生懸命に,ただひたすらにゴールを目指し,ボールを追い,音符を追ってきた3年生。「ただひたすら」だから輝くのです。そしてかっこいいのです。その輝きが最高となるこの夏。しっかりと終わりを迎えて欲しいと願っています。しっかりと輝き尽くして欲しいと思うのです。それは,自分のためにも,そして次を担う後輩のためにもです。技や物を残すのではなく,「輝いた」という事実を後輩に残して欲しいのです。

 そんな眩しいくらいに輝いた生徒を見て,元気をもらうために,保護者のみなさん,一緒に応援にいきませんか。

「下京・南支部生徒会交流会」が開催されました。

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 7月17日,下京区と南区にある中学校の生徒会代表が,七条中学校にあつまり「下京・南支部生徒会交流会」が開催されました。本校からは会長と庶務の2名が参加しました。
 交流会では,各校の現状を出し合う中で,向上させていきたい規範意識についてなどが話し合われ,その内容が「CMビデオ」としてまとめられました。このビデオは,各校へ持ち帰って,生徒全員にアピールしていくために作成されました。
 毎日のように報道されている中学校での事件。けっして起こってはならないことです。八条中学校でも,世界中のどの学校でも起こってはならないことです。
 たしかに学校は,しんどいところです。たくさんの人たちが活動をします。その中で,他人と関わり,協力していくことは,エネルギーがいるし,トラブルも起こります。人と人が関わる事はしんどい事なのです。だからこそ,学校で訓練が必要なのだと思うのです。
 人は一人では決して存在しません。一生涯,たくさんの人たちと関わり,繋がりながら生きて行きます。どうか,昨日の生徒会交流会で話し合われた事が,各中学校で広がり,学校が「人と人とが関わるための学習をする場」として,きちんと機能し続けることを願ってやみません。

厳しい夏もある。

 梅雨明けを目前にした3連休,女子テニス部の個人戦(予選)と野球部の夏季大会が行われました。
 女子テニス部は,9ペアがエントリーをしました。しかし,夏季大会初戦突破の壁は厚く,全ペアが全市大会に駒を進める事はできませんでした。ただし,シード権を持った1ペアは全市大会への出場権があり,部員の期待を背負い全市大会で戦います。まだ,団体戦もあります。今回の負けの悔しさは,団体戦で爆発させて欲しいと願っています。
 
 野球部は,15日に予定されていた試合が雨のため順延となり,16日に勧修寺グラウンドで初戦を迎えました。蜂ヶ岡中学校との初回に2点を先制し,優位に試合を進めて行ったのですが,なかなか追加点を取れず,6回に追いつかれ延長戦となりました。
 そして迎えた8回裏,相手にレフトオーバーのヒットを許し,さよなら負けとなってしまいました。
 先制して,追いつかれ,逆点を許してしまう。春と夏はこのパターンに苦しめられました。
 我慢することの厳しさですね。 

フィールド・サイエンス部

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 本校で今年からできた「フィールド・サイエンス部(FC)」です。活動を絞らず,科学技術に関する事や,園芸,山登りなど,広く「自然や周りを科学する」部活動です。
 FCでは,日曜参観日には,自作のロボットによるサッカー大会を開催したり,天王山登山にも挑戦しました。今回,3連休の1日を利用して「音羽山」登山に挑戦しました。校長先生も参加され,梅雨明け間間近の京都を見下ろしました。

三者懇談が始まりました

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 昨日で午後からの学習も終わりました。夏休みを前に,今日から三者懇談が始まりました。4月からの学習やクラスでの様子,また家庭での様子を話します。私の経験からも,ややもすると,テストの点数や成績に話題が集中してしまい,「できなかったこと」がクローズアップされがちです。できなかった事を振り返ることは,確かに大切なことです。でも,「できなかった事」は「次への頑張りのため」の振り返りでなくては意味がありません。三者面談は,保護者と担任が,生徒の更なる成長のために,情報を交換し合う場です。生徒のできなかったところを数え上げる場ではありません。

 「先生は教育のプロですから」と言う言葉を聞くことがあります。でも,子育ても同様に,どんな職業でも,最初から「プロ」である人はいないと思うのです。どんな「巧みの技」を持った腕のいい職人さんも,最初から世間が絶賛する技を身につけていたわけではありません。教師も最初から完璧な教育のプロではなく,保護者も最初から完璧な親ではないと思うのです。でも,お互いが,未来を担う,大切な生徒の成長のために,スクラムを組み,一生懸命に関わり続けていく。その一生懸命に学ぎ続けようという気持ちが「プロになっていく条件」なのだと思うのです。
(「さすがに巧みの技ですね」と言われても「いやいや,まだまだ未熟者です」と言える謙虚さと自信も持っていたいとも思いますが)

 今日から始まる三者懇談会が,保護者,生徒,担任が「よし,明日からまた頑張ろう」いう気持ちになれる場になりますように。保護者の皆様,お忙しいところ,また梅雨の足元の悪い中,お時間をいただきます。よろしくお願いいたします。

柔よく剛を制す

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 最近毎日のようにマスコミに取り上げられる「いじめ」の問題。教育に携わる者にとってはもちろんですが,とても胸の痛むことです。
 昨日の唐橋学区での「ミニ集会」でもこの話題が出されました。八条中学校,唐橋小学校での様子をお話しました。やはり,多くの人たちにとって関心の高い問題であることを物語っています。

 私はこの八条中学校に赴任して始めて柔道の試合を応援する機会に恵まれました。個人戦もなかなか興味深いのですが,やはりスポーツの醍醐味は団体戦にあると思います。昨年1年間,また本年度の春と,仕事の合間を見て応援に行きました。特に団体戦です。昨年度のある大会での決勝戦,相手は私学の中学校です。整列したときの体格の違いに唖然としました。あまりにも体格の差がありすぎるのです。言葉はよくないかもしれませんが,アメリカ製のダンプカーかコンボイに,軽トラックで当たっていくような感じです。恥ずかしいのですが「これで勝てるのだろうか」と思ってしまいました。

 「柔よく剛を制す」これは昔から柔道の世界で言われ続けてきた言葉です。しかし,柔道が世界に認められ,国際試合が広がる中で,かつての柔道が変わってきました。「しっかりと正面から組んで,1本を狙いに行く柔道」「柔よく剛を制す」の精神がどこかへ追いやられ,「何が何でもポイントを稼いで勝つ」「剛が柔を,大が小を力でねじ伏せる」柔道が主流となりました。私は思うのです。この傾向は,はたして柔道だけなのだろうか。社会全体がそんな傾向に変わってきているような気がしてならないのは私だけでしょうか。
 私たち一人一人はとても小さな,力の弱い存在である事を自覚していたからこそ「柔よく剛を制す」ことに秘められた人としての美学を重んじ,「人として恥ずかしい」という「恥の文化」はきっちりと私たちの心の中で育てられ,社会の中でも柱となっていました。ところが,その文化は徐々に薄れてきました。まるで柔道の形が変わってきたかのように。「多数が少数を,大が小を,剛が柔を力でねじ伏せる」

 八条中学校の柔道部の子どもたち,決して恵まれた体格や,恵まれた環境の中で練習をしているわけではありません。中1の生徒から中3の生徒が,自分にできることを精一杯力の限り相手にぶつける。相手が誰だろうが,畳の上で真正面から立ち向かって行く。5人の仲間の力になれなかったとき,悔し泣きをする。その悔しさに答えようと仲間が頑張る。

 私たちは,純粋な生徒たちの毎日から,まだまだ学ぶことがありますね。

 「柔よく剛を制す」

 「冒頭話題と本文とどんな関係があるの?」と言わないでください。筆者の中ではちゃんと繋がっているのです。文字と通り「作者の独り言」です。また,家庭や地域での話題にしていただければ,とても嬉しいです。

暑い夏のひとときに,吹奏楽はいかがですか?

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 毎日暑い日がつづきます。祇園祭のお囃子も聞こえ出し,このお祭りの前後が毎年梅雨明けです。17日の山鉾巡行の前には,宵山,宵々山があります。今年は連休と重なり,京都は文字通り暑い夏となりそうです。
 八条中学校吹奏楽部は,8月4日にコンクール本番を迎えるのですが,毎年この時期には地域のお祭りや行事があり,演奏の依頼が入ります。今年も2つの演奏の依頼があり,演奏させていたく事になりました。

 7月21日(土)「共栄保育園夏まつり」
       午後5時から,共栄保育園の園庭で開催 (雨天中止です)

 7月22日(日)「唐橋 防災の夕べ」
       午後6時30分から,唐橋小学校グラウンドで開催
       (雨天の時は,体育館で演奏します)

 みなさん。暑い暑い夏本番です。吹奏楽のひとときをお楽しみください。部員の生徒たちは,みなさんご存知の曲を準備して,毎日練習をしています。生徒たちにとって,コンクールの曲と平行して練習しなければならないのは大変だと思うのですが,みなさんに演奏を聞いていただいて,一緒に楽しんでいただければ思います。そして演奏後に「演奏,よかったよ。楽しかったよ。」と声を掛けていただければ,生徒たちの苦労も吹き飛ぶと思います。

 「暑い夏のひとときに,吹奏楽は
              い・か・が  ですか?」
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必要な水,暑さ

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 今年は耐震工事も終わり,中校舎南側のスペースを利用して畑が出来上がっています。工事中は資材置き場になっていましたので,畑として活用することができませんでした。工事が終わり,夏が近づいてくると育成学級の授業の中で,畑作りが始まりました。教科や担任の先生と一緒に土を耕し,畝を作って野菜の苗を植えました。トウモロコシ,トマト,ナス,サツマイモ等が植えられました。その野菜がこんなに大きく成長しています。
 この夏野菜は,梅雨の雨と夏の太陽の日差しが必要です。雨が多すぎると根が腐ってしまいます。逆に日照りばかりだと成長できずに枯れてしまいます。たっぷりの水と暑い日差しが夏野菜を立派に生長させるのです。HP用の写真を撮影しながら,そんな事を考えていました。

 子どもたちの育ちも同じですね。必要なときに必要なだけの水(優しさ)と暑い日差し(厳しさ)が,子どもたちをたくましく,そして大きく育てるのだと思います。

 と,自らを振り返ってしまいました。
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個人ブロック予選(男子テニス部)

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 男子テニス部は,個人のブロック予選が,7月8日の日曜日,加茂川中学校のテニスコートで行われました。
 八条中学校からは3年生が8ペア,2年生が4ペアエントリーされました。本校が入っているブロック(C.Eブロック)は,全部で77ペアがエントリーされました。この中で,ベスト24に入ると,7月24日に開催が予定されている,決勝トーナメント(全市大会個人戦)に出場することができます。77ペア(154名)が24の椅子を目指し,熱戦が繰り広げられました。
 
 結果は3年生の4ペアが全市大会に駒を進める事ができました。1戦1戦,1球1球が3年間の部活動のしめくくりだということを忘れず,決して安易にせず,心を込めて戦って欲しいと思います。ここまでに敗れていった,共に3年間汗を流した仲間の分も,なにより自分自身のために「この一球は無二に一球なり」「一球入心」を忘れないでください。

 夏休みまであと2週間です。4月からのまとめと,最後の戦いへの準備を,入念に!!
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学校行事
7/20 夏休み前集会(授業一端終了)
南大内青少年問題懇談会(南大内小学校)午後7時〜
7/21 深夜パトロール(午後10時〜)
京都市立八条中学校
〒601-8461
京都市南区唐橋門脇町35
TEL:075-681-5264
FAX:075-681-5265
E-mail: hachijo-c@edu.city.kyoto.jp