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最新更新日:2025/07/04 |
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厳しい夏もある。
梅雨明けを目前にした3連休,女子テニス部の個人戦(予選)と野球部の夏季大会が行われました。
女子テニス部は,9ペアがエントリーをしました。しかし,夏季大会初戦突破の壁は厚く,全ペアが全市大会に駒を進める事はできませんでした。ただし,シード権を持った1ペアは全市大会への出場権があり,部員の期待を背負い全市大会で戦います。まだ,団体戦もあります。今回の負けの悔しさは,団体戦で爆発させて欲しいと願っています。 野球部は,15日に予定されていた試合が雨のため順延となり,16日に勧修寺グラウンドで初戦を迎えました。蜂ヶ岡中学校との初回に2点を先制し,優位に試合を進めて行ったのですが,なかなか追加点を取れず,6回に追いつかれ延長戦となりました。 そして迎えた8回裏,相手にレフトオーバーのヒットを許し,さよなら負けとなってしまいました。 先制して,追いつかれ,逆点を許してしまう。春と夏はこのパターンに苦しめられました。 我慢することの厳しさですね。 フィールド・サイエンス部![]() ![]() FCでは,日曜参観日には,自作のロボットによるサッカー大会を開催したり,天王山登山にも挑戦しました。今回,3連休の1日を利用して「音羽山」登山に挑戦しました。校長先生も参加され,梅雨明け間間近の京都を見下ろしました。 三者懇談が始まりました![]() ![]() 「先生は教育のプロですから」と言う言葉を聞くことがあります。でも,子育ても同様に,どんな職業でも,最初から「プロ」である人はいないと思うのです。どんな「巧みの技」を持った腕のいい職人さんも,最初から世間が絶賛する技を身につけていたわけではありません。教師も最初から完璧な教育のプロではなく,保護者も最初から完璧な親ではないと思うのです。でも,お互いが,未来を担う,大切な生徒の成長のために,スクラムを組み,一生懸命に関わり続けていく。その一生懸命に学ぎ続けようという気持ちが「プロになっていく条件」なのだと思うのです。 (「さすがに巧みの技ですね」と言われても「いやいや,まだまだ未熟者です」と言える謙虚さと自信も持っていたいとも思いますが) 今日から始まる三者懇談会が,保護者,生徒,担任が「よし,明日からまた頑張ろう」いう気持ちになれる場になりますように。保護者の皆様,お忙しいところ,また梅雨の足元の悪い中,お時間をいただきます。よろしくお願いいたします。 柔よく剛を制す![]() 昨日の唐橋学区での「ミニ集会」でもこの話題が出されました。八条中学校,唐橋小学校での様子をお話しました。やはり,多くの人たちにとって関心の高い問題であることを物語っています。 私はこの八条中学校に赴任して始めて柔道の試合を応援する機会に恵まれました。個人戦もなかなか興味深いのですが,やはりスポーツの醍醐味は団体戦にあると思います。昨年1年間,また本年度の春と,仕事の合間を見て応援に行きました。特に団体戦です。昨年度のある大会での決勝戦,相手は私学の中学校です。整列したときの体格の違いに唖然としました。あまりにも体格の差がありすぎるのです。言葉はよくないかもしれませんが,アメリカ製のダンプカーかコンボイに,軽トラックで当たっていくような感じです。恥ずかしいのですが「これで勝てるのだろうか」と思ってしまいました。 「柔よく剛を制す」これは昔から柔道の世界で言われ続けてきた言葉です。しかし,柔道が世界に認められ,国際試合が広がる中で,かつての柔道が変わってきました。「しっかりと正面から組んで,1本を狙いに行く柔道」「柔よく剛を制す」の精神がどこかへ追いやられ,「何が何でもポイントを稼いで勝つ」「剛が柔を,大が小を力でねじ伏せる」柔道が主流となりました。私は思うのです。この傾向は,はたして柔道だけなのだろうか。社会全体がそんな傾向に変わってきているような気がしてならないのは私だけでしょうか。 私たち一人一人はとても小さな,力の弱い存在である事を自覚していたからこそ「柔よく剛を制す」ことに秘められた人としての美学を重んじ,「人として恥ずかしい」という「恥の文化」はきっちりと私たちの心の中で育てられ,社会の中でも柱となっていました。ところが,その文化は徐々に薄れてきました。まるで柔道の形が変わってきたかのように。「多数が少数を,大が小を,剛が柔を力でねじ伏せる」 八条中学校の柔道部の子どもたち,決して恵まれた体格や,恵まれた環境の中で練習をしているわけではありません。中1の生徒から中3の生徒が,自分にできることを精一杯力の限り相手にぶつける。相手が誰だろうが,畳の上で真正面から立ち向かって行く。5人の仲間の力になれなかったとき,悔し泣きをする。その悔しさに答えようと仲間が頑張る。 私たちは,純粋な生徒たちの毎日から,まだまだ学ぶことがありますね。 「柔よく剛を制す」 「冒頭話題と本文とどんな関係があるの?」と言わないでください。筆者の中ではちゃんと繋がっているのです。文字と通り「作者の独り言」です。また,家庭や地域での話題にしていただければ,とても嬉しいです。 暑い夏のひとときに,吹奏楽はいかがですか?![]() 八条中学校吹奏楽部は,8月4日にコンクール本番を迎えるのですが,毎年この時期には地域のお祭りや行事があり,演奏の依頼が入ります。今年も2つの演奏の依頼があり,演奏させていたく事になりました。 7月21日(土)「共栄保育園夏まつり」 午後5時から,共栄保育園の園庭で開催 (雨天中止です) 7月22日(日)「唐橋 防災の夕べ」 午後6時30分から,唐橋小学校グラウンドで開催 (雨天の時は,体育館で演奏します) みなさん。暑い暑い夏本番です。吹奏楽のひとときをお楽しみください。部員の生徒たちは,みなさんご存知の曲を準備して,毎日練習をしています。生徒たちにとって,コンクールの曲と平行して練習しなければならないのは大変だと思うのですが,みなさんに演奏を聞いていただいて,一緒に楽しんでいただければ思います。そして演奏後に「演奏,よかったよ。楽しかったよ。」と声を掛けていただければ,生徒たちの苦労も吹き飛ぶと思います。 「暑い夏のひとときに,吹奏楽は い・か・が ですか?」 ![]() 必要な水,暑さ![]() この夏野菜は,梅雨の雨と夏の太陽の日差しが必要です。雨が多すぎると根が腐ってしまいます。逆に日照りばかりだと成長できずに枯れてしまいます。たっぷりの水と暑い日差しが夏野菜を立派に生長させるのです。HP用の写真を撮影しながら,そんな事を考えていました。 子どもたちの育ちも同じですね。必要なときに必要なだけの水(優しさ)と暑い日差し(厳しさ)が,子どもたちをたくましく,そして大きく育てるのだと思います。 と,自らを振り返ってしまいました。 ![]() 個人ブロック予選(男子テニス部)![]() ![]() ![]() 八条中学校からは3年生が8ペア,2年生が4ペアエントリーされました。本校が入っているブロック(C.Eブロック)は,全部で77ペアがエントリーされました。この中で,ベスト24に入ると,7月24日に開催が予定されている,決勝トーナメント(全市大会個人戦)に出場することができます。77ペア(154名)が24の椅子を目指し,熱戦が繰り広げられました。 結果は3年生の4ペアが全市大会に駒を進める事ができました。1戦1戦,1球1球が3年間の部活動のしめくくりだということを忘れず,決して安易にせず,心を込めて戦って欲しいと思います。ここまでに敗れていった,共に3年間汗を流した仲間の分も,なにより自分自身のために「この一球は無二に一球なり」「一球入心」を忘れないでください。 夏休みまであと2週間です。4月からのまとめと,最後の戦いへの準備を,入念に!! 唐橋児童館まつり![]() 昨日の雨がどれくらい残るのか心配をしましたが,お昼前にはすっかりとあがり,児童も傘をささずに参加することができました。唐橋学区の老人会,少年補導委員会等の各種団体の協力で,たくさんのコーナーが設けられ,児童はお家の人たちと楽しい一時をすごしました。八条中学校のPTAも「輪投げ」コーナーを担当,児童館まつりのお手伝いをしました。部活動を終えた中学生も顔をのぞかせていました。 地域をあげてこどもの成長を見守って頂いている事を,あらためて感じました。教育は学校でのみ成されるものではなく,家庭や地域,学校が文字通りからみ合いながら成されていく事を実感します。地域の繋がりが弱くなっていると言われているこの時代だからこそ,このような地域での取組みが大切な役割を果たしていると思います。 ![]() 梅雨空に笑顔
「そんなに降らなくても」と思うくらい今日は雨が強くなってしまいました。今朝もいつもどおり東門で登校してくる生徒を出迎えていました。眠そうに登校してくる生徒。一人でしっかり前を向いて来る生徒。友達と楽しそうに喋りながら登校する生徒と様々です。「おはよう!」と声を掛けると「おはようございます」と元気に返事をしてくれる生徒。照れくさそうに口が「おはようございます(?)」と動いている生徒。会釈だけする生徒。「話しかけないで」と言わんばかりに,前の1点を見つめて通り過ぎていく生徒。本当に様々です。
毎日校門に立っていると色々な変化に気づきます。一緒に来る生徒が変わったり,登校してくる道が変わったり,通り過ぎる時刻が変わったり,服装や態度が変わったりと。 そんな中に友達5〜6人で,楽しそうに喋りながら登校してくる女子生徒がいます。「おはよう!」「おはようございます!」と元気に挨拶を交わしてくれます。お喋りに夢中になってしまうのか,時折道一杯に広がって登校してきます。本当に楽しそうなのですが,さすがに道一杯に広がると危ないので注意をします。するとすぐに道の右端によって歩いてくれます。本当に素直に注意を聞いてくれます。昨日のことです。この日も道一杯に広がっていたので注意をし,近づいてきたときに「君たち,一度一列に綺麗に並んで,手足を揃えて,行進してきたらどうや」と冗談交じりに言い,笑い声に包まれました。 今朝,いつも通り校門に立っていると,向こうから1列に並んで,行進してくる女子生徒を見つけました。私は昨日の会話をすっかり忘れていました。もうおかしいやら,楽しいやら。「手と足があってないぞ!」と叫ぶと生徒たちも反応します。朝の校門に笑い声がこだましました。 梅雨空で気がめいってしまいそうな朝の始まり。今朝は穏やかに,暖かな笑い声で始まりました。こんなひとときや,ちょっとした関係を大切にしたいですね。 社会を明るくする運動 表彰式![]() <入選> 友だちと 手をつなぎあい きずなのわ (1年生) 絆って 見えないけれど 感じるよ (3年生) <佳作> 全員の 絆深めて いい町づくり (1年生) いつもいつも 支えてくれて ありがとう (1年生) 人は皆 絆で結び 生きている (2年生) 仲間との 絆をふかめ 助け合おう (3年生) 相手との こころをつなぐ 良き力 (3年生) 絆はね 見えないからこそ 温かい (3年生) 友達と 協力し合い 絆生む (3年生) |
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