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最新更新日:2025/06/16 |
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「自分を育てる」![]() 今週の20日(水)から「定期テスト2」の1週間前となり、部活動が停止され、教育相談でクラスに残っている人を含めて、自分で立てた学習計画に従って、皆さん取り組んでいてくれているだろうと思っています。 中学校では、授業中に学習にしっかり取り組むことと、毎日の授業の「振り返り」をその日にすること、つまり「復習」がまず大切で、これが毎日の「宿題」にあたる部分です。日々の取組である「復習」に取り組まないで、テスト前だけ頑張っても、なかなか結果はついてきません。「学問に王道なし(学問に楽な方法や近道はないの意)」というように、コツコツと取り組む以外ないのです。 勉強する、勉強を続けるのは確かにつらいものです。「自分を育てている」というようには考えられず、誰かにやらされていると感じてしまっているのでしょう。しんどいことに立ち向かったり、「つらさ」を乗り越えることは、「自分自身を鍛える」ことであり、様々な知識や能力が身に付くことよりも、大きな意味があるのではないでしょうか。 毎日、自分に「取組」を課すことによって自分を鍛えていくのです。これが学習面だけでなく、精神面でも自分を育てる、つまり、「自分を大切にする」ことにつなっがっていると思います。 6月22日 避難訓練(不審者侵入)![]() ![]() ![]() 実施されました。 今回は北門から不審者が侵入して、モニターで確認し教職員が対応したが、 なかなか応じず、凶器を所持の可能性があり言動に一貫性がなく暴力的という 想定で行われました。 リスポンスタイム(通報から、警察が到着するまでの約7分間)をどう対応 するか、規律正しく安全かつ、迅速に避難できるか、放送による指示や 指導者の誘導によって落ち着いて行動できるか、教職員の役割分担を明確に して組織的に行動できるか等のポイントを設定しました。 結果は、現場から職員室に情報が十分届かず、応援や生徒への避難指示が 遅れたり、緊急放送の対応の不備など課題が多く見受けられました。 西京警察の方からも、当日予測不可能な行動をとられたり、ケースに応じた 対応を日頃の訓練で身につけておく実践的な訓練の必要性を指摘されました。 今後また機会を設けて訓練を積み重ねていく必要を改めて強く感じました。 6月21日 3年生「企業訪問」ガイダンス![]() ![]() 「企業訪問」のガイダンスが行われました。 これは秋に実施されるもので、キャリア教育に主眼を置いて、自分 の進路選択に向けて課題設定を行い、体験的・探究的に学習を進める。 また、地元京都の企業が世界に誇る素晴らしい技術を持ち、製品を 製作していることを学んで、地元を愛する心を持つこともねらいと しています。 体育館では、過去の先輩が訪問したときの様子を画像にまとめた ものを全員で見た後、今後の取組のスケジュール等について説明を 受けました。 例年、訪問先の企業で、担当の方から詳しい説明を受けたり、普段 見られない施設の見学や製品の開発や製造に関わるエピソードを 聴かせて頂いたり、貴重な体験をしてきたようです。 3年生たちは、先輩の学習の様子を興味深げに見入っていました。 「模範を示す」![]() 当たり前のことをしたと考える人もいるかもしれませんが、当たり前のことがなかなかできない世の中で、自然に当たり前のことができたことに誇りをもっていいと思います。人に言われてではなく、自然に体が動く、それが身に付いた人間性です。このような心優しい行動ができる生徒たちをどのように育てていこうかと考えたとき、こうしなさい、ああしなさいという指示を出すことも必要ですが、やはり、大人が自らが進んで動くことだと思います。そうした大人たちの姿を見て、子どもたちは学んでいくのだと思います。 「今日も一日、一緒に頑張ろう。」という気持ちを込めて、朝校門に立って「おはようございます。」と挨拶しています。多くの生徒たちが気持ちよく挨拶してくれますが、会釈するだけの人やなかなか挨拶できない人もいます。頭では理解していても、気恥ずかしさからか挨拶を交わせない人がいます。では、どうするのかと言えば、こちらから挨拶をし続けることだと思います。ひたすら続けることです。何事につけても、一日や二日で、短期間で結果が出るものではありません。「挨拶をしましょう。」と呼びかけることもいいですが、やはり、大人が「模範を示す」ことが大切です。日々、取り組んでくれている生活委員さんにも「模範を示せる」ように、大きな声で挨拶を続けていきたいものです。
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