5・6年生の理科は,副教頭が担当します。
導入の1時間目は,理科で大切なことを考えていきました。
始めにアンケートをしました。理科が得意かどうかをたずねたところ,なんと得意でないと答えたのは一人でした。次に理科の授業で楽しかったことをたずねると,光電池,水の沸騰などの実験が大多数で,次に季節の生き物の観察でした。
理科で大切なことは,「経験をとおして考えていく。」ことなのです。
実験や観察は,その経験を豊かにしていくことなのです。
次に考える問題です。経験から考えていきます。
「食塩と砂糖が混ざっています。食塩だけにする方法を考えなさい。」
グループで話し合って色々考えました。
「ふるいにかけたらいいと思います。砂糖は細かいし,食塩はサラサラしているから,食塩だけ残ると思います。」
「おばあちゃんが言うたはったけど,食塩は水をかけたら固まるから,少し水をかけて固まらせたらいいと思います。
「砂糖は水に溶けるし,水に溶かして食塩は浮くからすくえばいいと思います。」
素晴らしい推論がたくさん出てきました。
できる限り実験をして確かめるのが一番いいのですが,今日は実験はできませんでしたが,どの方法も食塩,砂糖を分離することはできません。
この後,ヒントを出すと,正解が出てきました。
「そうか,そうすればいいのか。」子どもたちは納得していました。
正解は,ここには書きません。本校の5・6年生の児童に聞いてみてください。