子どもたちは,疲れも見せず,解散式にのぞんでいました。
まず,解散式の司会の子どもの声が,運動場に響きます。お迎えに来てくださっている保護者の方々にもご協力を得て静かに聞くことができました。
解散式の言葉では,楽しかったことを伝えてくれましたね。
「おみやげが決まったときには,ほっとしました。」迷いに迷ったおみやげタイムだったのですね。
引率の方々にお礼を伝える代表の子どももしっかりと言えていました。
最後に,学年主任からの言葉です。
「5年生の山の家の活動でも時間を守ること,友だちと協力することを日に日に大事にしていくことができていましたね。
6年生では,さらにできていました。1年間の成長を感じうれしく思います。
また,5年生の長期宿泊の解散式のときにも出した宿題ですが,実はできなかったみなさんでしたので,6年生では,ぜひ,がんばってしてください。それは,大きな行事が終わった次の日にこそ,欠席しないで元気に登校しましょう!ですよ。」
そのことにどんな意味をもつのかをわかっていただきたいところです。
次の一歩なのです。ひとつのことを終えるそのときこそ,次の一歩を踏み出すのです。また,大きな行事を終えた充実感を全員で感じ合うのです。同じ経験をしたこどもたちが,同じ思いで語り合うことの大切さ。このことが,つながりをさらに深め,強くするのです。人を思う気持ちも育つのです。心を豊かにするのです。終わってしまったことは,終わりではなく,あたため感じ合い,そして,始まっていくのです。
私も6年生をみているとうれしくなります。たくさんのことをどんどん吸収して成長していっています。
ひとつひとつに意味をもち,私たちは,教育をしております。理想をもってその実現のために努力しています。
この西京極小学校の教育を6年間受けた子どもたちの姿は,私たちの取組の証と言っても過言ではありません。
これからもどうぞご理解とご協力をお願いし,修学旅行の配信を終えたいと思います。たくさんのアクセス,ありがとうございました。