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最新更新日:2025/07/10 |
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サッカー部 サンガの公式戦にボールパーソンを務める!![]() ちょっといい話―65―![]() ![]() 来週から平常の6時間授業が始まります。陽気もめっきり春らしくなり、気分も高まります。1年生の部活動仮入部も始まり、学校が新しい空気で動き出しているように感じます。いつもと変わらない校舎のはずなのですが、新鮮な学校生活が生徒一人ひとりに始まっているように感じます。 新年度になっての「ちょっといい話」の第2弾です。温かな気持ちが伝わってくる「ちょっといい話」です(「泣ける話・感動する話」より)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『すごろく』 オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。 当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。それをばあちゃんに見せては 「ここでモンスターが出るんだよ」 「ここに止まったら三回休み?」 ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。 やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、 「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」 と喜んでくれた。 先日、そのばあちゃんが死んだ。 89歳の大往生だった。遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか妖怪も混じっていたり。 「ばあちゃん、よく作ったな」 とちょっと苦笑していた。 最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に 「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」 人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。 地域の桜も満開です!!![]() ![]() ![]() 部活動紹介&春体壮行会![]() ![]() ![]() 6限は、春季総合体育大会の「壮行会」でした。行進に始まり、各部の部長からの決意表明、選手宣誓、校長先生からの激励の言葉と、徐々に闘志が燃え上がっていきました。そして最後は恒例の、教職員による「エール」で締めくくりました。春日丘中学校の代表としての誇りを持って頑張ってきてください。健闘を祈ります。 一人ひとりが学びあう授業を目指して…![]() ![]() 学力をつけていくためには、「魔法の言葉」があるのです。校長先生の話を覚えていますか?それは・・・ 「ねえ、ここどうするの?」「わからへんから、教えて!」 です。毎日の授業でどうですか?そんな言葉がグループの中で、飛び交っていますか?そしてそう言われたら・・・あなたはどうしますか?そうです。それは・・・ 「わかるまでとことん教える」のです。そうすることで、「一人残らず学びから逃げない!逃さない!」のです。全員の「学ぶ権利の保障」を目指すのです。そんな厳しい・やさしい生徒同士の授業の中での営みが、友達同士の関係「絆」も深めていってくれるのです。 さあ、 ・人の話を深く聴き合っていきましょう! ・温かい言葉で伝え合いましょう! 春体壮行会 行進練習![]() ![]() ![]() ちょっといい話―64―![]() ![]() さて、今年度も「ちょっといい話」を続けていきます。3年目になりますが、心が温かくなるお話を紹介します。心が温かくなると、他の人にもその温かさを伝えたくなります。そんな心のバトンパスが続いていくことを願っています(涙腺崩壊−泣ける話・感動する話−より)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『クリスマスの日の出来事』 あるクリスマスの日の出来事です。 うちには6才の息子がいます。我が家では、クリスマスイヴの夜、子供たちが寝静まった枕もとにおもちゃをそっと置いて、翌日の朝、子供たちが目を覚ました時に、おもちゃを見つけて、 「わ?、サンタがきた?!」 と、喜び、そして、そのおもちゃで遊ぶ、ということを年中行事にしていました。その年もまた、同じように、子供たちの枕もとにおもちゃを置きました。寝静まってから・・・。 次の朝、子供たちが起きた時に、「わ?、サンタがきた?!」といつもと同じ光景が起こると思っていました。そう信じていました・・・。買ったおもちゃは、子供用のコンピューターでした。そのコンピューターの電源を入れた時に、事件が起こりました。電源をいくら入れてもつかないんです。壊れていたんです。お昼になるのを待って、買ったおもちゃ屋さんに電話を入れました。責任者の方が出てこられて、こんな対応をされました。 「あー、故障ですか。それは申し訳ないですねー。でもね、それは作ったメーカー側の責任なんです。メーカーのお客様相談室に電話をしてください。電話番号を言いますんでー」と。 少し「ん?」と思いながらも、おもちゃメーカーに、妻が電話をしたんです。クリスマスの日に、おもちゃメーカーに電話してみるとわかりますが、繋がらないんですよね。1時間に4回くらいの割合で、夕方くらいまでかけたんです。タイミングも悪かったとも思うんですが・・・。けれども、その日はとうとう繋がらなかったんです。お昼をすぎた頃、息子は泣き始めました。新しいおもちゃで遊べない。。。泣く気持ちもわかるんだけど、その泣く息子を見て、妻は「あんた、ちょっとくらい我慢しなさいよ」 と・・・。 これはサンタさんからのプレゼントだから、僕も「俺らが我慢しろよってのもおかしいだろ!」と取り乱す一幕もあったんですが・・・。しびれをきらして、夕方4時を回ったころに、買ったおもちゃ屋さんにもう一度、妻が電話をしました。同じ人が出てきて、同じ対応をされました。そこで、僕はちょっと腹が立つのをこらえて、電話を変わりました。そしてこう言いました。 「クリスマスの日、お忙しいのに、故障の電話なんかして申し訳ありません。もう修理は結構です。もういいんです。電話を変わったのは、一つだけ、お伝えしたい事があったんです」 「はあ?」 と相手の人は、警戒心を強められました。何、言うんだろうな、電話を変わってまで・・・と思ったでしょうね。僕はかまわず、こう続けました。 「僕が、そちらのお店で買ったもの、それはなんだか解りますか?僕が買ったもの、それは・・・サンタクロースは、子供たちの心の中にいますよね。子供たちは、イヴの夜、サンタに会おうと、夜更かしをするんです。一時間経っても二時間経っても現れる様子はないんです。そして、睡魔には勝てず、とうとう寝てしまいます。次の朝には、枕もとにはおもちゃが置かれている。そのおもちゃを見て、「あー、サンタは本当にいたんだー」そう思って、心踊らされて、遊ぶ。その夢と子供たちの感動に、僕はお金を払ったんです。僕がそちらで買ったもの、それはおもちゃでは無いんですよ。その夢と感動です。だから、クリスマスに、このおもちゃで遊べる事が、どれ程大切かという事を、それだけは理解していただきたいと思うんです。また、余裕がある時に修理の方をお願いします」 そう言いました。 そして電話を切ろうとした時です。その人は、しばらく黙っていました。その後こう言われました。 「お客様、時間をいただけますか?」 「お客様がお買いになった子供用のコンピューター。超人気商品で、この店には在庫はございません」 それを聞いて、調べてくれたんだなぁと思って、胸が「ぐっ」となりました。 「でも支店を探してみれば、一つくらいあるかも知れません。もしあれば、今日中に届けさせていただきたいと思います。ちょっと時間をいただけますか?」 「えっ、本当ですか?本当にあれば子供は凄く喜びます。お願いします」 僕は、そう言って電話を切りました。 電話を切ったあと僕は、「頼む。あってくれよ!」と期待に胸が張り裂けんばかりでした。そして、ピンポンが鳴るのを心待ちにして、待ちました。しかし、夜の8時になっても、誰も来る気配はありません。子供たちは、すっかり寝支度ができて、布団の中に入りました。 「間に合わなかったな。きっと無かったんだな。今年のクリスマスはガッカリだったな。でも、こんな時もあるよな・・・」と諦めていた、その時です。9時頃でした。 「ピンポ?ン!」 とベルが鳴りました。 僕は「よし、来た!」っと、小さくガッツポーズをしながらも、何食わぬ顔で子供たちを部屋に残し、玄関に向かいました。ドアを開けたら、その人がコンピューターを抱えて立っていました。しかも、サンタクロースの服を着て・・・。僕は驚きました。 「えっ、サンタ?!」 と思わず口に出ました。 その人は言いました。 「サンタクロースです。お子さんをお呼び下さい」 僕は、漠然とスーツ姿の人を、想像していました。スーツ姿で、代わりのコンピューターを持ってくる、そう思っていました。でも、僕の前に立っていたのはサンタでした。僕は興奮して、子供たちを呼びに行きました。 「早く降りておいで」 子供たちは、何事かと、どたどた階段を下りてきました。そして、その人の姿を見た瞬間「サンター!サンタだー!!」驚きながらも、次の瞬間にはピョンピョン跳ねていました。サンタはしゃがんで、子供たちの目線に合わせてこう言いました。 「ごめんね。サンタのおじさん忙しくてね。壊れたおもちゃを持ってきてしまったんだ。ごめんね。はい、これはちゃんと動くからね。お利口にしていたら、来年もまた来るからね」そう言って、頭を撫でてくれました。 僕は、子供たちを部屋に戻して、その人にお礼を言いました。 「ありがとうございました。本当に子供の夢をつないでくれました。サンタにまでなっていただいて、本当にありがとうございました」その人はこう言いました。 「私たちが売っている物はおもちゃではないんです。夢と感動なんです。忙しさにかまけて、大切な物を忘れていました。それを教えてくれて、ありがとうございます」と。 「とんでもないです。こちらこそ本当にありがとうございます。こんなことをしていただけるなんて、これから僕は一生あなたの店からおもちゃを買います。いい社員さんがいる会社ですね」 と僕はそう言いました。 その人は泣かれました。僕も思わず泣いてしまいました。その夜はとても不思議な気分で眠れませんでした。眠らなくてもいい、そう思いました。 「なぜ、あの人はサンタの服できたんだろう?」そう考えるとずーっと考えていました。 そして、いきついた言葉、それは「感動」でした・・・。 H24 新入生を迎える会、生徒会オリテ![]() ![]() 生徒会本部の人たちが中心になり、温かい雰囲気で新入生を迎えました。校歌に始まり、記念品贈呈・歓迎の言葉・新入生代表の言葉等がありました。 第2部は、「生徒会オリエンテーション」でした。生徒会の組織や各種委員会についての説明がありました。生徒会本部の人たちはしっかりと説明が出来、見本となる上級生像を示すことが出来ました。 最後は定番となっている「全校合唱」です。曲はもちろん「流れ行く雲を見つめて」です。これから1年間、いや3年間、全校が心を1つにして歌っていきます。みんなで、歌声の響く学校にしていきましょう!! H24 入学式(2) 厳粛かつ温かな入学式でした!![]() ![]() ![]() 生徒会本部のMさんから、在校生を代表して力強い「歓迎の詞」がありました。1年生から頼られる先輩の姿がそこにはありました。 新入生を代表して、Nさんからはしっかりとした「誓いの詞」が述べられました。希望と決意に溢れた1年生の姿がそこにはありました。 明日は全校生徒がそろっての「新入生を迎える会」があります。生徒会本部の人たちが中心になって、心温まる歓迎の会を催してくれます。いよいよ明日、新生・春日丘中学校が明日スタートします!! H24 入学式(1) クラス発表の風景![]() ![]() 初めての出会いです。いろいろな立場の人たちが、春日丘中学校に通ってきます。それぞれの立場を尊重し、大切にし合える関係作りを進めていって欲しいと願っています。 |
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