京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/07/19
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学校教育目標 社会適応力の育成 〜変化する未来に向けて〜

3年生 第4回土曜学習会

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 いよいよ3年生は、来週の1月25日(水)から3日間、中学校最後の定期テストに臨みます。その直前の21日(土)、約20名の出席のもと、最後の学習のまとめを集中して行っていました。2月1日には滋賀県の私学の入試が始まります。また京阪神の私立高校の入試が、約3週間後の2月10日(金)・11日(土)に行われます。いよいよ入試本番が迫ってきました。寒さも厳しくなってきました。かぜやインフルエンザの予防にも気をつけ、万全の体調でテストに臨んでください。健闘を祈ります。

公開自主授業研−共同的な学びを目指して!−

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 1月18日(水)、君たちの「学び合う姿」を見るために、京都市はもとより全国から多数の先生方が来られました。他府県からは、佐賀県・高知県・岡山県・和歌山県・大阪府・滋賀県の先生方が来られました。保護者・地域の方々、市内・市外教育関係者の方々をあわせると、78名の参観者がありました。うれしい限りです。お忙しい中、また遠路はるばるご来校いただきましたことに厚く御礼申し上げます。
 授業が終わった後、「どのクラスも子供たちの表情は良く、しっかりと学び合おうという姿勢が見られました」というご感想をいただきました。「子供たちをしっかりとほめてください」というお言葉も頂きました。また、「春日丘の先生たちが一丸となって取り組んでおられることが、ひしひしと感じることが出来た授業研でした」と、教職員にも熱いエールを送って頂きました。
 まだまだ先生たちは満足していません。「君たち一人ひとりの学ぶ権利の保障を目指して」、また、「君たち同士のつながりをより確かなものにする」ために、授業改革を更に進めてまいります!!

あれから17年・・・メッセージを受け継ぐ避難訓練

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 あれから17年・・・。君たち中学生は、まだ生まれていませんでした。しかし、昨年の3月11日に、君たちは東日本大震災を経験しました。そして、それを受けての1月17日の今日、全校で地震の避難訓練をしました。
 神戸市にある「1.17希望の灯り」には碑文が刻まれています。「あの震災で亡くなった方々の命と、生き残った私たちへのメッセージ」を今も発信し続けています。今この時を生きている私たち・・・。今日という特別な日に、何を思い、何を考えていけばいいのでしょうか・・・。多くの深い悲しみを風化させないために、「1.17希望の灯り 碑文」が、私たちに静かに語りかけているように思います。

『1.17希望の灯り 碑文
 1995年1月17日午前5時46分 阪神淡路大震災
 震災が奪ったもの命 仕事 団欒 街並み 思い出
 …たった1秒先が予知できない人間の限界…
 震災が残してくれたもの やさしさ 思いやり 絆 仲間
 この灯りは 奪われた すべてのいのちと
 生き残った わたしたちの思いを むすびつなぐ』

一人ひとりの学ぶ権利の保障を目指して!

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 先生たちは今、1月18日(水)の「公開授業」に向けて、「みんなが共に学び合う授業」にしようと一生懸命考えています。その1つとして、他府県で行われる先生たちの「授業研修会」に、年に何回か参加しています。上の写真は、1月7日(土)・8日(日)の連休に、全国から約400名の先生方が参加して行われた先生たちの勉強会での様子です。春日丘中学校が、ここ4年間力を入れて取り組んできた「小集団」での学習について、全国の先生方と熱い討論が行われました。君たち一人ひとりにしっかりとした学力をつけるために、先生たちの学習会はまだまだ続きます。
 保護者・地域の方々、是非18日の公開授業(12:15〜13:55)のご参観をよろしくお願い致します。子供たちにとっても大きな励みになると思います。

2年生 百人一首大会

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 1月11日(水)5・6限に、2年生が「学年百人一首大会」を体育館で行いました。底冷えのする体育館でしたが、寒さも忘れ、みんな集中して1枚でも多く取ろうと気合を入れていました。競争の中にも、和やかな雰囲気が体育館に漂っていました。中には59枚も1人で取った人もいました。楽しむときにはみんなで楽しむ、勉強するときにはしっかり話し合う、そんなメリハリのついた学年になってきました。

ちょっといい話―52―

 本日1月11日は、東日本大震災から10ヶ月になります。そして「復興元年」といわれる平成24年が幕を明けました。それゆえ、今年の成人式は、これまでとは違った思いで出席された方が多かったと聞いています。自分たちの世代に、日本の復興が託されているという使命感にも似た思いがあったのではないでしょうか…。
 今日の「ちょっといい話」は、数年前の「成人式」であったお話です。感謝・感動・決意に溢れた「成人式」であったと思います。
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 式場についた私が,受付で来賓の案内を受けていると、宅急便の○○○運輸のグリーンの制服を着た若者が入って来ました。以下、市役所?の受付の女性の方とのやりとりです・・・

 受付「どうしたの?新成人でしょう?」
 若者「はい、そうなんですが、実は会社の先輩が急病で今まで仕事をしていた
    んです。でも会社のみなさんから式典には行ってこい、って言われて。
    でも、帰って着替える時間とかはなかったんで・・・いいです、後ろで
    見ています」
 受付「何を言ってるの!あなたみたいな若者がこの式典に出るべきなのよ!
    胸を張って出席しなさい!」
 若者「えっ、そ、そうですか」
 受付「そうよ、立派じゃないの、急病の先輩の代わりに仕事をしてきて…
    そのグリーンの制服が今のあなたの一番の晴れ姿じゃない!」
 若者「あっ、はいわかりました。出席させていただきます、ありがとうござい
    ます。」

いやあー受付の女性の方、よくぞ言ってくれました、という感じです。
日本の新成人も捨てたもんじゃないですよ!!

ちょっといい話―51―

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 今年最初の「ちょっといい話」です。少し長いですが、感動するお話です。
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            「ありがとう、ありがとう」
 一人のお母さんから、とても大切なことを教えられた経験があります。そのお宅の最初に生まれた男の子は、高熱を出し、知的障害を起こしてしまいました。次に生まれた弟が2歳のときです。ようやく口がきけるようになったその弟がお兄ちゃんに向かって、こう言いました。
「お兄ちゃんなんてバカじゃないか」
 お母さんは、はっとしました。それだけは言ってほしくなかった言葉だったからです。そのとき、お母さんは、いったんは弟を叱ろうと考えましたが、思いなおしました。弟にお兄ちゃんをいたわる気持ちが芽生え、育ってくるまで、長い時間がかかるだろうけど、それまで待ってみよう。
 その日から、お母さんは、弟が兄に向かって言った言葉を、自分が耳にした限り、毎日克明にノートにつけていきました。そして一年たち、二年たち・・・しかし、相変わらず弟は、「お兄ちゃんのバカ」としか言いません。お母さんはなんべんも諦めかけ、叱って、無理やり弟の態度を改めさせようとしました。しかし、もう少し、もう少し・・・と、根気よくノートをつけ続けました。
 
 弟が幼稚園に入った年の七夕の日、偶然、近所の子どもや親戚の人たちが家に集まりました。人があまりたくさん来たために興奮したのか、お兄ちゃんがみんなの頭をボカボカとぶちはじめました。みんなは「やめなさい」と言いたかったのですが、そういう子であることを知っていましたから、言い出しかねていました。そのとき、弟が飛び出してきて、お兄ちゃんに向かって言いました。「お兄ちゃん、ぶつならぼくだけぶってちょうだい。ぼく、痛いって言わないよ」お母さんは長いこと、その言葉を待っていました。
 その晩、お母さんはノートに書きました。「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・」ほとんど無意識のうちに、ノートの終わりのページまで鉛筆でぎっしり、「ありがとう」を書き連ねました。人間が本当に感動したときの言葉は、こういうものです。
 
 やがて弟は小学校に入学しました。入学式の日、教室で初めて席が決められました。ところが弟の隣に、小児マヒで左腕が不自由な子が座りました。お母さんの心は動揺しました。家ではお兄ちゃん、学校ではこの友だちでは、幼い子に精神的負担が大きすぎるのではないかと思ったからです。その夜、ご主人と朝まで相談しました。家を引っ越そうか、弟を転校させようかとまで考えたそうです。結局、しばらく様子を見てから決めようということになりました。学校で最初の体育の様子を見てから決めようということになりました。
 学校で最初の体育の時間のことです。受持ちの先生は、手の不自由な子が体操着に着替えるのを放っておきました。手伝うのは簡単ですが、それより、一人でやらせたほうがその子のためになると考えたからです。その子は生まれて初めて、やっと右手だけで体操着に着替えましたが、そのとき、体育の時間はすでに30分も過ぎていました。2度目の体育の時間のときも、先生は放っておきました。すると、この前は30分もかかったのに、この日はわずかな休み時間のあいだにちゃんと着替えて、校庭にみんなと一緒に並んでいたのです。どうしたのかなと思い、次の体育の時間の前、先生は柱の陰からそっと、その子の様子をうかがいました。
 すると、どうでしょう。前の時間が終わるや、あの弟が、まず自分の服を大急ぎで着替えてから、手の不自由な隣の席の子の着替えを手伝いはじめたのです。 手が動かない子に体操着の袖を通してやるのは、お母さんでもけっこうむずかしいものです。それを、小学校に入ったばかりの子が一生懸命手伝ってやって、二人ともちゃんと着替えてから、そろって校庭に駆け出していったのです。
 そのとき、先生は、よほどこの弟をほめてやろうと思いましたが、ほめたら、「先生からほめられたからやるんだ」というようになり、かえって自発性をこわす結果になると考え、心を鬼にして黙っていました。それからもずっと、手の不自由な子が体育の時間に遅れたことはありませんでした。
 
 そして、偶然ながら、また七夕の日の出来事です。授業参観をかねた初めての父母会が開かれました。それより前、先生は子どもたちに、短冊に願いごとを書かせ、教室に持ち込んだ笹に下げさせておきました。それを、お母さんが集まったところで、先生は一枚一枚、読んでいきました。
 「おもちゃがほしい」、「おこづかいをもっとほしい」、「じてんしゃをかってほしい」・・・。 そんないかにも子どもらしい願いごとが続きます。それを先生はずっと読んでいくうちに、こんな言葉に出会いました。
 「かみさま、ぼくのとなりの子のうでを、はやくなおしてあげてくださいね」言うまでもなく、あの弟が書いたものでした。先生はその一途な願いごとを読むと、もう我慢ができなくなって、体育の時間のことを、お母さんたちに話して聞かせました。小児マヒの子のお母さんは、我が子が教室でどんなに不自由しているだろうと思うと気がひけて、教室に入ることもできず、廊下からそっとなかの様子をうかがっていました。 
 しかし、先生のその話を聞いたとたん、廊下から教室に飛び込んできて、床に座り込み、この弟の首にしがみつき、涙を流し、頬ずりしながら絶叫しました。
 「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・・・」 その声がいつまでも学校中に響きました。       
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 ※これは「本当に感動したときの言葉−鈴木 健二 著−」という本の中にあったお話です。子供の成長を信じて待ち続ける母親の深くあたたかく、そして力強い愛情に本当に感動しました。年が明け、「復興元年」といわれる2012年・・・。そのスタートにあたり、「ちょっといい話」に出会えて感謝です。まさに「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・」です。
(写真は1月5日(木)の朝、グランドと正門前にうっすらと積もった雪景色です。)


2012(平成24)年もよろしくお願い致します!

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 あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
昨年は、日本のみならず世界的にも心を痛める大きな出来事がありました。今年は、昨年以上に、一人ひとりの笑顔が溢れ、より輝く1年になることを祈っております。
 本日1月4日(水)より、部活動が再開しました。6日(金)からいよいよ学校も始まります。「安心」「チャレンジ」「感動」が一杯に溢れた学校づくりに、教職員一同さらに邁進していく所存です!保護者・地域の方々の熱い支援を、今年もよろしくお願い致します。
 特に平成24年は、生徒が「共同的に学び合う授業」の創造を第1目標に掲げてまいります。その第一歩といたしまして、1月18日(水)に、「自主公開授業」を行います。12時15分〜13時55分までの2時間は、保護者・地域、教育関係者の方々にも参観していただきたく計画しております。お忙しい時間帯ではありますが、お誘いあわせの上、ご来校していただ来ますようお願い致します。

 ・1月6日(金) 8時35分登校
         1時間目:全校集会・学活
         2時間目〜:2・3年生は、金の4・5・6限の授業
              1年生は、国・数・英のテスト
         ※お弁当はいりません。給食はありません。部活動はあります。
         ※2月分(3年生は2・3月分)給食申し込み締め切りです。

 本年もどうぞよろしくお願い致します。 

職員室 年末 大掃除!!

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 年の瀬も押し迫った12月27日(火)、午後1時30分から教職員で職員室の大掃除を行いました。窓ガラスの拭き掃除、換気扇やフィルターの掃除等、約3時間にわたって行いました。窓ガラスがきれいになると、職員室や廊下が明るく感じられました。
 また、テニス部やバスケットボール部、相撲部、陸上部、水泳部員たちも、普段自分たちが使っている練習場所や教官室の掃除をしてくれました。みんなのおかげで、気持ち良く新年を迎えることが出来ます。

ちょっといい話―50―

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 ☆「はいっ,3万円」

 ある女子高生が、修学旅行中の駅で、 電車の窓から財布を落としてしまった。財布はプラットホームと車両のすき間に落ちて、 そのまま発車の時刻になった。騒ぎに気づいた一人のおじさんが、 動き始めた電車といっしょに走りながら、
 「いくら入ってたの?」
女子高生は、涙声で答える。
 「3万円です」
すかさず、
 「はいっ、3万」
そのおじさんは差し出した。
 とっさのことに、女子高生は思わずそのお金を受け取った。小さくなっていくおじさんを見ながら、彼女は感動と感謝の涙が止まらなかった。おじさんは、後で拾えばいいのである。しかし、とっさの機転と判断力、何より人を信ずる心と思いやりが、この女子高生を救った。もしこのおじさんがいなかったなら、さぞみじめな旅に終わっていたことだろう・・・。

 ☆「最後の仕事」

 中学生の娘がうれしそうに伝えたバスの運転手さんの話。
降りるとき一万円札しかなくて、こわごわ両替を頼むと、運転手は「次に乗ったとき、今日の分も払ってくれればいいよ」と、娘を信用して降ろしてくれた。子どもがやさしくされるとうれしくて、親ばかと思いつつ、バス会社にお礼の電話をしてしまった。  「路線からまだ戻りませんが、戻りましたら伝えておきます。あっそうそう、彼はこの運転が最後です。今日退職なんですよ。この電話、ありがとうございます」と言われた。

 (写真は、保健委員会からの今月のメッセージです。)
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