最新更新日:2024/09/26 | |
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清水寺の防火訓練見学 4年生清水寺門前会の方や、清水消防分団の方にお世話になりました。そして、東山消防署の方から説明と諸注意を聞きました。 一斉放水を間近に見学した子どもたち。その水の勢いや水量に驚いていました。でも、驚いたことはそれだけではありません。昔から大切にされてきた文化財を守るために、多くの方が協力されていること、その思いの深さに驚きと感動をもって見学しました。多くの文化財を有する京都です。自分たちも文化財を火災から守るためにできることをしていこうと改めて思いました。 8年生 職場体験学習に奮闘!
今週の8年生は、職場体験「生き方探究チャレンジ体験」学習で25ヶ所の事業所にお世話になっています。
この取組は平成12年度から始まり、京都市では毎年約一万名の生徒が約3500ヶ所の事業所のお世話で様々な職業体験をしています。 本校では、洛東中、弥栄中の取組を引き継ぎながら、新しい事業所にもご協力いただき、今週一週間の貴重な体験をさせていただいています。 現在のニート、フリーター、モラトリアム等の青年層を中心とした社会問題が話題となっています。社会構造が大きく変化して終身雇用や年功序列といった雇用形態が大きく変化し、社会に求められる知識やスキルを一生涯学び続けるという生涯学習の時代を迎えています。 そのような中、今回の体験では、働くということ、お金を稼ぐということがどのようなことなのか。そして働いておられる方々は社会のためにどのような志をお持ちなのか、というような「勤労観」が育ってくれれぱと祈っております。 最後になりましたがご協力いただいている事業所の皆様方には心より感謝申し上げます。5日間よろしくお願いいたします。 ご協力頂いている事業所は次の通りです。 鍵善良房 スポーツ館ミツハシ 京都市三条保育所 東山消防署 真覚寺保育園 善立寺保育園 小松谷保育園 新道児童館 清水児童館 郵便事業(株)東山支店 清水寺 高台寺 ハッピー六原 朝日堂 京都全日空ホテル 三ツ星商会 肉の大橋亭 東山警察署 京都市東山図書館 京都市家庭動物相談所 菓子職人 永興保育園 修道洛東園 東山デイサービスセンター 霊山歴史館 クリスマスカードの返事が届きました!
オーストラリアのVictoria Point State School(ヴィクトリア・ポイント・ステイト・スクール)から6〜9年生の全員にカードが届きました。6〜9年生全員が12月にクリスマスカードを書いて送り、その返事が届いたのです。
特に6年生はまだ英語を書くことに慣れていない中で、「自分の好きな教科」「できること」「将来は〜になりたい」など、学習してきた内容を8年生のサポートを受けて頑張って表現しました。 返事のカードをもらって、「もう一回返事を書く!」「文通を続けたい。」「自分なりに英語で書いてきたけれど、通じるかチェックしてください!日本語でかいたところもあるので英語でどうやって書けばいいか教えて下さい。」と意欲的な児童・生徒が何人もいます。これからも交流が続けばと願っています。 相手に気持ちを伝えたい! 当たり前のことなのですが、コミュニケーションの根本ですよね。本校6年生の手紙を拝見しましたが、あらゆる手を尽くしても相手に届けたいという強い気持ちが、様々な工夫に表れていました。英語活動ではこのような気持ちを一番大切にしていきたいと思います。 8年生の諸君はよく6年生をサポートしてくれました。小中一貫校の良さがあらわれていると考えるとうれしい限りです。先輩!これからもよろしく。 給食週間の取組から
給食週間が始まりました。給食委員会のメンバーはとってもはりきっています。
「給食ラリー」は、ジグソーパズルや野菜ビンゴ、京野菜クイズ、おはしトライアスロンなど、給食委員会が作ったいろいろなコーナーをたてわりのグループでまわります。 おはしトライアスロンでは、ぎんなんや金時豆をおはしで別のお皿に移していきます。つるんつるんとすべり、苦戦していましたが、上級生のお兄さんお姉さんにやさしく励ましの言葉をかけてもらいながらがんばっていました。おはしの正しい持ち方ができるようにしたいですね。 マーチングバンド演技を披露!
1月14日土曜日,京都府立体育館にて開催されたマーチングバンド交流演奏会にて開睛館のマーチングバンドが演奏演技を披露してきました!5年生から8年生まで,同じユニフォームを着ての演技です。
京都だけでなく,大阪・兵庫・滋賀といろいろな場所から中学校・高校・社会人団体などのマーチングバンドやカラーガードチームが集まり,一年間の集大成を交流する場です。府立体育館はとても大きな体育館で,とっても緊張しました。 開睛館吹奏楽部は,校外でマーチングを行うのはこれが初めて!この日のために,暑い日も寒い日も,コツコツと長時間の練習を頑張ってきました。5・6・7・8年生が,同じ目標に向かって努力してきました。会場で,緊張感を持ってウォーミングアップやリハーサルを終え,「ファイトー!オー!」の気合入れも十分,いよいよ本番です!ミュージカル「ライオンキング」より,4曲を演奏しました。 生命のつながりをテーマにした曲で,小学生にはなかなか難しい部分もありますが,力いっぱい演奏できました。中間部分では美しい歌声も響かせ,アップテンポの動きもかっこよく決められました。観てくださる方,聴いて下さる方に感動してもらえるように,精一杯「伝える」「表現する」ことができたのではないかと思います。体育大会から3カ月,音はよく鳴るようになり,楽器の持ち方や姿勢も大きく成長しました。 他の団体の方や保護者の方からは,「素直な気持ちで一生懸命頑張っている姿に感動しました。」「今年はじめたばかり,小学生も一緒にやっているときいてびっくりしました!」等,お褒めの言葉をたくさんいただきました。何より,本番を終えた時の部員の表情は,達成感で輝いて見えました!(緊張から解放されて,ホッとした顔も・・・) とはいえ,ここからが本当のスタートです。2月には総合庁舎で,3月には市役所前で,発表の機会があります。来年どは他の大会にも参加したいです。次はもっと素晴らしい演奏ができるよう,今日からまた,全員で力を合わせて頑張ります。引き続き応援よろしくお願い致します! 給食に感謝しました!
本日の児童朝会では新春書き初め展の表彰に引き続き,毎日おいしくいただいている給食に対して感謝をする時間を設けました。その中で,子どもたちから給食調理員に対してお礼のメッセージが贈られ,調理員はとても感激しています。
児童生徒の皆さんがおいしくいただけるようにと,いろいろな工夫をしながら,毎日毎日時間との勝負でがんばっています。みんなのおいしい笑顔が一番のご褒美です。今日はありがとうございました。 土曜学習の取組「狂言鑑賞教室」
東山開睛館PTAと共催で「狂言鑑賞教室」を行いました。千本ゑんま堂大念佛狂言保存会のみなさんに来ていただいて、伝統芸能である狂言を鑑賞する機会を得ました。
子どもたちだけではなく、保護者の皆さん、そして地域の皆さんにも鑑賞していただきました。 子どもたちには難しいセリフが多くありましたが、演じられる方の表現のすばらしさで、狂言のもつ楽しい雰囲気を味わうことができました。また、子どもたちに体験する場も設けていただいたので、蜘蛛の糸を投げかけるという滅多にできない経験もできました。 また、休日土曜にこのような体験活動によって、京都の伝統文化にふれる機会をつくっていきたいと思います。 第三期が始まりました
今日は平成24年の幕開け、第三期の始業式を行いました。
全校児童生徒の元気なあいさつに始まり、校歌を全校斉唱したのち、校長から年頭のあいさつを行いました。内容は以下の通りです。 そのあと生徒会からのアピールと表彰が行われました。 本日のサプライズは、清水寺から 森清範貫主 がお見えになり、「立志開睛」と揮毫された額をお送りいただいたことです。森貫主はあいさつの中で、「志を立て、未来を切り拓いてください。」と述べられました。 今年一年が本校児童生徒のみならず、すべての皆様方に幸多き歳とならんことをお祈りいたします。 ☆校長講話要旨 今年をスタートするにあたり,心新たに一年の目標を立てることの大切さを皆さんにお話したいと思います。皆さんはイソップ童話の「ウサギとカメのお話」を知っていますか。ある時、ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、山のふもとまでかけっこの勝負を挑みます。かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、とうとうカメが見えなくなってしまいました。ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めたのです。その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたときには、カメは山のふもとのゴールで大喜びをしていました。 このお話は油断を戒めるためのお話といわれています。すなわち,思い上がり油断をすると物事を逃してしまうということを教えています。 反対に、歩みが遅くとも、脇道にそれず、着実に真っ直ぐ進む事で、最終的に大きな成果が得られるということを語っています。 さて,ウサギは油断をしたということになっていますがなぜでしょうか。ウサギは何を見ていたのかを考えてみましょう。そうです。ウサギはカメを見ていたのです。ゴールを見ずにカメを見ていたことから油断しました。それに対してカメは何を見ていたでしょうか。そうです。ゴールを見ていたのです。ゴールに到着することだけを考えていたのです。 わたしたちはよく友達や周りの人と自分を比べてしまいます。目標を立てたら目標に向かって今の自分はどうなのかということを絶えず考えることが大切です。すなわち自分と向き合い自分と勝負する。他人と比べ他人と勝負することではないのです。 目標は生き方とかかわり,「志」といいかえることができます。志を立てるということはとても大切であり,人間としての生き方を考えることにもつながります。ぜひ年の初めにあたり,今年一年間をどのように生きていくのかを考えてください。そして,手の届くところで目標を立てていただきたいと思います。その一年一年の積み重ねがやがて大きな志へとつながっていきます。 特に9年生の皆様は卒業までに志を立て,瞳を点じていただきたい。「立志開睛」この言葉を年頭当たり皆様に送りたいと思います。 この一年の健闘を祈ります。 今年もよろしくお願いいたします
新しい年が明け,皆様には佳き初春を迎えられたこととお喜び申し上げます。昨年は東山開睛館が開校し,お子たちを取り巻く環境も大きく変化いたしました。少子化が進む中で,子どもたちにとって,ベストの教育環境づくりを共に進めてまいりました。
「この世で変わらないのは,変わるということだけだ」ジョナサン・スウィフトの言葉です。連続した変化の中に今があり,教育にかけるこの地域の思いや伝統も生き続けます。今勇気をもって変化をつくる時だと考えます。 「道はじぶんでつくる 道は自分でひらく 人のつくったものはじぶんの道にはならない」相田みつを 子どもたち一人一人が自分の道をひらき,今年という一年がかけがえのない一年となりますよう,全力で応援してまいります。保護者や地域の皆様方にはご支援御協力のほど心よりお願い申し上げます。 一年を振り返って =今思うこと=
激動の2011年も暮れようとしています。本年を振り返れば,千年単位で起こったとされる大地震に津波,台風による被害といった自然災害の怖さを再認識させられた一年であり,人類の英知の結集であるはずの原子力発電までもが制御不能な局面に立ち至り,世界中の人々があらためて人間の無力さを思い知った一年ではなかったでしょうか。
二万人を超える死者,行方不明者の皆様にあらためて哀悼の意を表するとともに,ご親族やご友人,関係者の皆様には心よりお悔やみを申し上げます。 一方で,海外メディアが報じた日本人や日本社会の素晴らしさを,あらためて認識させられた一年でもありました。特に報じられていたのは日本人の慎み深さであり,秩序を乱さない自制心に立った振る舞いでした。テレビで映し出される被災者の方々の表情には,悲しみや絶望を超えたある種の尊厳が感じられました。とてつもない悲しみに身を置きながらも穏やかに,そして節度をもって話されるその姿に,日本人としての誇りを感じずにはおれませんでした。 山折哲雄氏の著書「いま、心を育むとは」の中で,日本人の笑顔についての深い洞察が描かれています。 父親の死を笑顔で報告する日本人女性に対して,「なぜ肉親の死を笑顔で語るのか。」と雇い主であるアメリカ人が叱責します。この笑顔について小泉八雲は,「相手に対して自分と同じような嘆きと悲しみを感じさせることに対する気遣いである。」と解釈しているのですが,山折氏は,さらに深い解釈をする柳田国男に賛同するかたちで「自分の深い悲しみを慰撫するため,絶望の気持ちを抑制しコントロールするための生きる上での慎み,自制の気持ちがにじみ出ているのではないか」と解釈されています。私にはブラウン管に映し出された被災者の表情に,その感情の一端を見た思いがいたしました。 人類五万年の歴史は,「生との戦い」そのものです。生きるために求めるものは必ずしも他者の幸福を伴わず,多くの犠牲の上に立って一部の幸福が成り立つという,様々なヒエラルキーを生んできました。私たちが信じ,築きあげてきた社会も,歴史という大きな流れからみるとほんの一瞬の虚構なのかもしれません。けれども幾多の困難を乗り越えてきた私たちであるからこそ,この国の特質や国民性を理解し,活かしきって,誰もが幸せに暮らせる社会の実現という理念を次代の子どもたちに引き継ぎ,より確かなものにしていかなければなりません。このことがこの国に生れ育った私たちに課せられた使命であると改めて考えさせられました。 開校の年も間もなく幕を閉じ,新年を迎えます。本校の学校運営協議会が発足し,地域と共に歩む学校が名実ともにスタートします。教職員一同,全力で取り組んでまいりますので,来年も力強いご支援と御協力をよろしくお願い申し上げます。 最後になりましたが,この一年間,本校を支えていただいた全ての皆様方に心より感謝を申し上げ,平成23年のホームページを閉じさせていただきます。 平成23年12月28日 東山開睛館 校長 初田幸隆 |
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