京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/19
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硬式野球部 1回戦突破!!!

 7月10日(日)全国高校野球京都大会、対府立工業高校戦が行われました。炎天下の中、2年生田中君の力投により、3対2で接戦を制しました。
 井口監督のインタビューです。
「生徒たちは本当によくやってくれました。体力面で心配もありましたが、最後まで強い気持ちを持って戦い続けてくれました。次の試合も、おごることなく平常心で戦いたいと思います。」
 12日(火)には、宮津市民球場で11時30分から洛水高校と対戦します。吹奏楽部も応援にかけつけます。
 

研修旅行 行先別プレゼンテーション

 本校では,研修旅行を1年生の3月に実施します。
 この研修旅行は,行先や内容も生徒の研修旅行委員が中心となって決めていきます。学校が用意するのは宿泊場所と往復の航空券,それと安全の半分。残りの安全の半分は生徒の自己管理に委ねられています。そしてこの13期生からは,普通科,探究科の区別なく,次の4つのコースから1つを選ぶことになりました。

1.マレーシア
2.アメリカ合衆国(ボストン)
3.アメリカ合衆国(ワシントンD.C.,オーランド)
4.イギリス及びフランス

 その選択の参考になるよう研修旅行委員が,各コースの目的,特徴,注意点などを8日のLHR時に1年生全員を前にプレゼンテーションを行いました。(写真上)
 また,9日の1年生保護者説明会でも約200名の保護者を前に堂々とプレゼンテーションを行ないました。(写真下)

 生徒達は,このプレゼンテーションを参考に,行先を7月20日までに選択します。

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第93回全国高等学校野球選手権京都大会

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 7月9日(土)、西京極球場(わかさスタジアム京都)で開会式が行われます。もちろん本校野球部も出場します。(写真は昨年度開会式)
 この開会式では、本校放送局2年生の大井ありささんが司会を務めます。大井さんは3月に行われた「春の高校放送フェスティバルin京都」のアナウンス部門で優勝し、秋の近畿大会への出場が決まっています。今回の開会式では大会の上位3名が司会を担当します。
 翌日10日(日)には、野球部がわかさスタジアムで京都府立工業高校と対戦します。野球部主将の3年生荒井奎太君は「待ちに待った夏の大会なので、絶対勝って、今まで支えてくださった人たちに恩返しできるようにがんばります。」と初戦へのいきごみを語ってくれました。昨年度春季京都府大会の優勝校である府立工業との熱戦がおおいに期待されます!

全校人権学習(2011.7.5)

 本校では、全校人権学習の取組みとして年1回の団体鑑賞を実施しています。今年度は7月5日(火)午後から、京都府長岡京記念文化会館において演劇鑑賞を行いました。作品名は『THE WINDS OF GOD』(シアター青芸)です。この作品は、売れない若手漫才コンビが交通事故を境に1945年8月の特攻隊前線基地へとタイムスリップしていくという物語です。
 事前のロングホームルームの時間には、この作品の舞台となる太平洋戦争末期の時代背景を概観したり、原作者である今井雅之氏からのメッセージを読んで、鑑賞のポイントなどを学習しました。
 今を自由に生きることのできる現代の若者と、自らの意思と力で「生」を決定することができなかった戦時下の若者たちが織りなす舞台。迫力のある演技に、生徒たちは引き込まれていきました。
 生徒たちは、この演劇を通して「生きること」の意味、「命」の尊さ、「夢」を追い求めていくことの素晴らしさを実感したことでしょう。今後の自分の生き方を考えていくきっかけとしてほしいと思います。

写真は講演終了後、生徒の代表から劇団の方への挨拶と花束贈呈をしたところです。
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100メートル全力疾走

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 7月1日のロングホームルームで3年生に話しました。
 夏休みを控え,これからの勉強に向けて「気合い」を入れる。ただし学年主任からは,文化祭のこともお忘れなく,と言われていました。
 高校3年生の文化祭は生涯に1度しかありません。大学入試は毎年あります……保護者は,みなさん苦笑。すみません。でも,こういう気概がなければ,と思うのです。
 7月が近づくと,校舎内外のあちらこちらで3年生が三々五々何やら打ち合わせをしたり,身振り手振りを合わせたり,学校がどことなく静かに色めき立ってきます。高校3年生の2か月に及ぶ文化祭の始まりです。

 1999年に入学した生徒たちを,敢えて1期生と呼んだということは第1回でお伝えしました。1期生が3年生になったときに学年主任が,「文化祭は9月だから準備や本番の興奮に流されて勉強に身が入らないようになるのではないか。生徒の中にはそういった心配のいらない人もいるが,そうでない人も少なくない。よって,3年生については全クラスとも文化祭への参加を見合わせたい」ということを言ってきました。そうだろうかとは思いましたが,関係者が話し合った結果,生徒の意向を十分に聴くようにという注文を付けた上で,学年主任の意思を尊重することにしました。
 このころは,学年主導体制を構築するということが大きな課題でした。前例踏襲ではなく,その学年の集団特性に応じた指導体制を整えて教育効果を上げる。そのためにどうすればよいか。
 いまも続いていますが,初めて企画会議という場を設け,いろいろなことを議論し,実行に移していきました。いわば戦略会議です。最初は学年主任と企画部長と教頭の3人だけの会議でした。企画会議については,いずれまたご紹介することにします。
 
 2001年初夏。1期生の一人が担任に尋ねたそうです。
 「クラスとして文化祭への参加はしないということになりましたが,有志で参加するのはいいでしょうか?」
 担任は学年主任に相談した上で答えました。
 「有志が無理のない形で参加するならいいよ。ただ,講堂もアリーナも教室も全部,1年生や2年生やクラブが使うから,場所はどこにするの?」
 「アトリウムはだめでしょうか?」
 「アトリウム? なるほど,あそこはどこも使わないね」

 初めて来ていただいた方に堀川は開放感があると言われるのは,30メートルの吹き抜けの,3方がガラス張りの空間があるからでしょう。東西65メートル,幅8メートル。狭い敷地の小さな校舎ながらも,せめてもの贅沢。アトリウムは堀川のメインストリートです。正面玄関から入ったすぐの所には,ガラスの天井から吊り下げたフーコーの振り子が,ゆっくりと規則的に動いています。

 結局,「有志」とは1期生の全員でした。学年主任は苦笑いをして,「やられました」。そして付け加えました。「でも,これでいいはずがない。彼らはいま文化祭を楽しめるような状態ではない」。
 この学年主任は,生徒に対して厳しい教員でした。日ごろから,勉強するのは高校生の仕事であると言っていました。その仕事を生徒がしていない,とも。しかし,各クラスの「有志」たちの,照れながらも楽しげに演じるパフォーマンスを,目をしばたたかせて見つめていたのもまたこの学年主任でした。
 そのころは文化祭に続いて体育祭があり,体育祭の最後が学園祭の閉会式でした。体育祭は,いまも広沢の池の畔にある堀川高校嵯峨野グラウンドで行っています。その年,閉会式で「その事件」が起こりました。
 閉会式が終わった後,3年生の中から学年主任の名を連呼する声が上がりました。声は広がり,3年生全員の大合唱になっていきました。2年生や1年生が場所を譲って遠巻きに見守る中,促されて学年主任が壇上に立ちました。3年生の大合唱はやみません。中には泣きながら声を上げている生徒もいます。嵯峨野グラウンドの広い空の下,自分を包み囲んでいる生徒たちを見回しつつ言葉をかける学年主任の目にも光るものがありました。
 2001年。残暑の中で秋が始まろうとしていました。私たちが知らないうちに,1期生たちはそれぞれの卒業に向けて歩き出していました。私たちに,経験したことのなかった多くの苦労と,それらを超える数限りない感動とを与えてくれながら。
 1期生はパイオニア,すべての道を拓いた……「堀川高校物語」の第1ページです。いまに続くアトリウムでの3年生のパフォーマンスは,このようにして始まりました。

 さて,先週7月1日。11期生である3年生に話したのは,くれぐれも交通事故に気をつけること,志をもって進路実現に取り組むこと,最後の文化祭のパフォーマンスを楽しみにしていること……そこで終わるつもりでしたが,まっすぐ見つめてくれる,見慣れた多くの顔につい引き寄せられて,つい言葉を続けました。
 「かつて私服時代の堀川には,『高校生らしい服装を』というポスターが貼ってありました。不思議に思って先輩の先生に,高校生らしい服装ってどんな格好ですか,と尋ねました。そしたら,どんな答えが返ってきたと思う?」
 私としては満を持して,「で,高校生らしい服装はどんな服装かと尋ねると,その先生は事もなげに,『100メートル全力疾走できる服装やね』って……」。
 聞いていた教員の中にはにっこりしたり,声をあげて笑ったりする人もいましたが,生徒は概ねきょとんとしていました。あらら。しかし,くじけてはならじと続けました。
 「考えてごらん。君たちそれぞれにとって『100メートル全力疾走する』ってどういうことか」
                                      …… 荒瀬克己


第2・3回探究道場申込に関するご案内

第2・3回探究道場の受付を7月4日(月)〜7月11日(月)に行います。
第2回・第3回の内容は同じで、いずれかに参加していただきます。

詳しくは画面右下にある「配布文書」の中の、「第2回・第3回探究道場のご案内」をご覧の上、下記のいずれかの方法でお申込みください。
1.FAX申込:「配布文書」の中の「探究道場申込書及び保護者同意書」に必要事項をご記入の上、FAXしてください。
2.メール申込:必要事項をメールにて送付ください。


「ニュース610 京いちにち」に出演

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 本校3年生の熊谷憲八君が7月4日(月)放送の「ニュース610 京いちにち」(午後6時10分〜午後7時 NHK総合テレビ http://www.nhk.or.jp/kyoto/news610/)「おこしやす」のコーナーに出演します。
 熊谷君は、6月12日に行われた「京都府高等学校放送コンテスト」のアナウンス部門でみごと優勝し、夏の全国大会に出場します。4日の放送では、アナウンス部門・朗読部門の優勝者が「アナウンスや朗読のこと、学校のこと」などを語る予定です。乞うご期待!

第1回 探究道場(2011.6.25)

 本校は、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け,先進的な理数系教育の研究をすすめてきました。この成果を普及すべく、本年度より中学生を対象とした探究的・発展的な特別講義・実習を『探究道場』として実施しています。
 第1回目のテーマは「理科で探究 I ゴムと地震と糸電話」。中学生220名が参加し,糸電話を使って音の伝わり方などを探究しました。3〜4人のグループに本校生徒が1人ずつ入り探究をサポートしました。
 各グループで「複数で話せる糸電話」や「音声をクリアに届ける糸電話」,「受話と送話が同時にできる糸電話」など作ってみたい糸電話を考え,まずは1つ作成しました。ところが,実際に使用してみると,自分たちが考えた通りの結果がなかなか得られず,その原因は何か,どう改良すればよいかを話し合い,試行錯誤しながら創意工夫を重ねました。本校生徒が中学生に語っていた,「探究活動に終わりはない。終わる時はあきらめた時だ。」という言葉が印象的でした。
 最初は初対面で遠慮がちだった中学生たちも,実際に糸電話を作りだすと,ユニークなアイデアを出し合いながらにぎやかに活動していました。最後には,作成した糸電話についてグループで発表を行いました。「お互いの発表を聴くことで、糸電話という身近なテーマでも案外わからないことが多いと気づいた」という感想を書いた参加者もいました。アンケートの結果や参加者の感想など,後日ご紹介します。
 今後の探究道場は7月30日(土),10月1日(土),12月3日(土)を予定しています。
 

写真上:開場式  写真中・下:グループワーク
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高校生らしさ

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 「式辞から」は前回で終わりにします。今回からは学校内外の様子や,生徒とのやりとりを通じて感じたことなどをご紹介しようと思います。

 4月に行われた新入生歓迎会のことです。アトリウムで軽音楽部(フォークソング部が名称変更しました)の3年生のバンドが,ロック調にアレンジした校歌を聴かせてくれました。これがとても「カッコヨカッタ!」のです。
 後日,そのボーカリストと話しました。
 「いやあ,あの校歌はよかったですねえ」
 「ありがとうございます。先生と目が合ったんで,めちゃめちゃ緊張しました」
 「そうでしたか,ごめんなさい。あれね,卒業式の後で,みんなでやったらどうですか」
 「卒業式で歌うんですか?」
 「いや,後です,後。式ではやはり正調でしょうから。終わって退場して,教室に戻る前とかにアトリウムで。以前はそういうのを先輩たちがやっていましたよ」
 「そうですか」
 「ところで君たち,3番まで歌ってたでしょ。校歌は3部構成になっていて,1番が全日制,2番が音楽科,3番が定時制をイメージしているんですよ。知ってた?」
 「あ,なるほど」
 「音楽科は独立したし,定時制は閉じられたし,100周年の時に新たに4番をつくったらどうかと言う先生もいはったんやけど,そのままになってしまいました」
 「へえー,そうだったんですか」
 「どうですか,君たちで歌詞をつくってみませんか。よければ文化祭で披露してよ」
 「考えてみます!」
 笑顔がまことにさわやかでした。

 かつて私服時代の堀川には,「高校生らしい服装を」というポスターが貼ってありました。不思議に思って先輩の先生に「高校生らしい服装ってどんな格好ですか」と尋ねたら,「100メートル全力疾走できる服装やね」と即答されたのを覚えています。それを聞いて,風を切って100メートルを全力疾走する高校生の姿を思いました。

 先々週,16日木曜日に球技大会がありました。1・2年生は西京極体育館,3年生は本館アリーナが会場です。
 早朝から集まってバレーボールの練習をしていた生徒たち。連日,グラウンドには屈託ない歓声と笑顔がはじけていました。
 そして本番。3年生の開会式に立ち会いました。運営はすべて生徒が担当しています。
 相当に長い開会挨拶(実にユニークでした!)があり,選手宣誓。
 「私たちはア,このオ,あこがれのオ,堀川高校アリーナでエ……」
 その後の準備運動。各クラスの体育委員が前に出て号令をかけます。相当にばらばらですが,お構いなしにラジオ体操第一の演奏に合わせて,それぞれがてんでに体を動かしていました。
 アリーナに満ちるさわやかな熱気。あのボーカリストもその中にいました。走り回り,跳び,ボールを追う生徒とともに,車椅子の生徒もいます。堀川高校3年生249人。 一人ひとりにとっての,高校最後の球技大会でした。

 高校生らしさ……ひとりの高校生が成長する過程では,輝きや熱を発することもあれば,迷いや揺れにさらされ深く沈むこともあります。しかし,たとえどうであったとしても,どんなときでも,若い人たちにはまぶしい可能性が内包されています。
 高校生と一口に言っても,実にさまざまです。ひとりの高校生も,日によって,その時々によって,場面によって変わります。
 高校生らしさ……生徒たちを見ていて,「100メートル全力疾走」という意味は,自分自身に対してまっすぐに生きていくということか,と思いました。

                                ……… 荒瀬克己

探究科説明会(8月27日)のご案内

堀川高校HP(http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/horikawa/)に
8月27日(土)探究科説明会の詳細をご案内しています。
こちらからご覧ください。
 http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/horikawa/entran...

昨年度の説明会の様子も是非ご覧ください。
 http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/horikawa/entran...
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行事予定
3/24 PSTなし
3/26 離任式(11:00〜)
京都市立堀川高等学校
〒604-8254
京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2
TEL:075-211-5351
FAX:075-211-8975
E-mail: horikawa@edu.city.kyoto.jp