京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/31
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学校教育目標 社会適応力の育成 〜変化する未来に向けて〜

卒業式を明後日に控えて・・・母校を誇りに!!

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 いよいよ3月15日(木),「平成23年度 第25回卒業証書授与式」が行われます。
東日本大震災から1年が経ち,復興にはまだまだ高い壁がありますが,確実に人と人とのつながり・絆は広がり深まっているように感じます。そんな中,卒業式を予定通り行うことができるという意味をしっかりと考え,式に臨みたいと思っています。

 明日は卒業式の予行練習です。毎年卒業式の前のこの時になると,伝えたいメッセージがありますので,(遠慮せずに)その思いを伝えたいと思います。

 いよいよ9年間の義務教育が終わります。中学校の3年間は,本当にあっという間だったと思います。卒業後は,これまで以上に自分自身に「自覚と責任」が問われてきます。あなたの人生は,あなたがまずしっかりと「考え」,「判断」し,「行動」していかねばなりません。しかしこれから先,いつも順風満帆に行くとは限りません。いろいろな困難にぶつかることもあるかもしれません。自分ひとりではどうしようもないこともあるかもしれません。でもそんな時は,すぐに結論を出さないでください。必ず「誰か」に相談してください。その「誰か」とは,親であり,友達であり,先生たちなのです。自分を大切に,人を大切にし続けてください。大切な人には,輝き続けていってほしいと願っています。

 ・「ありがとう!」と,“心”から言える人になってください。
  〜感謝の“心”を常に忘れない人になってください〜 
 ・「ごめんなさい!」と,“心”から言える人になってください。
  〜自分の行動を常に振り返ることの出来る“素直な心”の人でいてください〜

 教師というのは浅はかなもので,君たち生徒の言動一つ一つに一喜一憂するものです。特に卒業式からは,「明日への力・エネルギー」を君たちからもらいます。「終わりよければすべてよし!」といった,簡単なことではありませんが,明後日の卒業式は心に残る「感謝・感動・決意」に溢れた厳粛な式にしましょう。 

 最後に,
 素晴らしい生徒たちに恵まれ,また心優しい保護者の方々と出会い,情熱あふれた教職員の方々と共に過ごせた3年間を,心から幸せに思っています。君たちが旅立っていくこの春日丘中学校は、いつまでも君たちの母校です。春日丘中学校卒業を、誇りに思い続けてください。 
             −君たちの成長を心より願っております−


―悲しみを抱いて―東日本大震災から1年…

3月11日(日),東日本大震災から1年がたったこの日,各地で追悼式が行われました。あらためて津波の被害の大きさと,多くの大切な命を失った悲しみに,心が張り裂ける思いがしました。
 追悼式に参列した宮城県遺族代表の奥田江利子さんの「ことば」を紹介します。本当に辛く悲しい思いをしながらも,「涙を超えて強くなる」「しっかりと前を向いて生きていく」と言い切っています。その力強い姿に,あらためて「生きることの意味」について,私たちも考えていかねばと思いました。
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               孫の成長 生きる希望

 東日本大震災では大勢の人が亡くなりました。そして、いとおしい人を思い続けるたくさんの人が残されました。

 私は津波で甚大な被害を受けた、宮城県石巻市北上町に2人の子供と両親とで住んでいました。
 震災の1週間前、23歳だった長男、智史(さとし)の結婚式でした。息子夫婦が入籍の日に選んだのは3月11日でした。2人はわが子の誕生を楽しみに、人生で一番幸せな時を迎えていました。私たち家族も、その将来に向けてささやかな幸福を感じておりました。震災の日も、いつもと変わらない朝を迎えて、変わらず明日が来る、来ないなんて思いもしませんでした。
 地震の後、息子は家族の身を案じ、妹と祖父母が身を寄せていた近くの指定避難所に車で向かったそうです。津波が海から数メートルの避難所を襲い、たくさんの尊い命をもぎ取り奪っていきました。窓からは、迫り来る波が見えただろうに、「どんなに恐ろしい思いをしたか」。それを思うと胸が締め付けられます。ただただ、かわいそうでかわいそうで、いたたまれません。
 次の日、避難所から100メートルの自宅のあった場所近くで息子は見つかりました。一緒にいたはずの娘は家族の一番最後、1カ月後にやっと見つかりました。妹をその腕の中で守っていたかのように手を組んで水たまりに横たわっていました。「おかあ、俺なりに頑張った」。そう言っているようで、「おまえ頑張ったな。偉いぞ。みんなと一緒にいてやったんだよね」。何度もそう話しかけました。
 冷たくなった夫にすがって泣き続ける嫁。こんな残酷な思いをさせてしまって本当に申し訳なくて済まなくて、残されたこの子らがふびんでなりません。身重の妻を残して逝った息子の気持ちを思うと、どんなに無念だったか、この母が代わらせてもらいたかったです。

 見渡す限りの惨状に地獄はここだと思いました。
私の大切な家族。強くて厳しかったけれども心の温かだった母。一家を辛抱強く支えてくれた父。年の離れた妹を心底かわいがり父親代わりをしてくれた息子。心優しく、その笑顔がわが家の明かりだった娘。14年ぶりに授かった娘は家族の宝物であり私の生きがいでした。受け止めがたい現実、やり場のない怒りと悲しみ、そして限りのない絶望。最愛の人を失ったというのに自分が生きているという悲しみ。「生きることがつらい」。そう思う申し訳ない気持ち。生きていることが何なのか、生きていくことが何なのかを考えることさえできない日々が続きました。
 愛する人たちを思う気持ちがある限り私たちの悲しみが消えることはないでしょう。遺族はその悲しみを一生抱いて生きていくしかありません。だから、もっと強くなるしかありません。涙を越えて強くなるしかありません。今、私はこう思うようにしています。「子供たちが望む母でいよう」「これでいいだろうか」「こんなときに両親はなんと言うだろう」。そう思うことで亡くした家族と、「一緒に暮らしている」。そう感じていたいからです。

 絶望の中にさす光もありました。息子は私たちに生きる意味を残しました。忘れ形見の初孫が7月に生まれ、元気に育っています。その孫の成長が生きる希望へとつながっています。
 最後に被災地の私たちを支えてくださった多くの皆さん、日本全国、世界各国の皆さまに心から感謝を申しあげます。皆さまからの温かな支援が私たちに気力と希望を与えてくださいました。だから今日までこうして過ごしてこられました。その恩に報いるには、私たち一人一人がしっかりと前を向いて生きていくことだと、そう思っています。さしのべてもらったその手を笑顔で握り返せるように乗り越えていきます。
 本当にありがとうございます。

あれから1年…本校「卒業式」を5日後に控えて…

 本日10日(土)は、東日本大震災で多大な被害を受けた宮城県内の多くの中学校で、卒業式が行われたということでした。あれから1年…。まだまだ厳しい状況は残っていますが、復興に向けての変わらぬ強い決意を確認し合えた卒業だったということでした。 本市にも、被災地から多くの子供たちが転校されています。5日後の15日(木)、どのような思いで卒業式に参列するのか、その思いをしっかりと受け止めたいと考えています。被災地からは、距離的には遠い京都ですが、心は常に近くにあり続けたいと思っています。
 インターネットで紹介された、ある中学校の卒業式の記事が目に留まりましたので紹介します。
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      被災中学校で卒業式=遺族が出席、証書手渡し−宮城
 
 東日本大震災で被害を受けた宮城県内では10日、多くの中学校が卒業式を行った。3年生に進級する直前に起きた1年前の大津波。「同級生と一緒に卒業を」と、亡くなった生徒の保護者に卒業証書を渡す学校もあった。
 この中学校では、当時中学2年だった男女生徒2人が津波の犠牲になった。校舎は津波にのまれ、会場は間借りする小学校の体育館。仲の良かった生徒が2人の遺影を持って入場し、卒業生90人に卒業証書が授与された。
 学年主任の教諭が「忘れてはならない大切な仲間がいます」と2人の名を呼ぶと、卒業生全員が大きな声で「はい」と返事。校長先生は保護者席に進み、涙に震える声で亡くなった当時(14歳)の男子生徒の名を読み上げ、参列した母親に卒業証書を手渡した。
 母親は最初出席を迷っていたが、息子の級友から多くの励ましの手紙をもらい、「一緒に卒業しようと思えた」という。「来て本当によかった。天国の息子の足を引っ張らないように、笑顔で生きていきたい」とほほ笑んだ。(2012/03/10-12:43)
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 今年の卒業式は、これまで以上にいろいろな人の思いを考えながらの卒業式になることでしょう!「今自分たちに出来ることは何か」を、これからも考え続けていきましょう!


3年生を送る会(5)

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 あっという間の2時間でした。心温まる2時間でした。感動の連続の2時間でした。最後に1・2年生が花道を作り、3年生を心からの拍手で見送りました。その花道を、少し恥ずかしそうに、また感謝の面持ちでくぐり抜けた3年生。全校生徒の心が1つになったように感じました。これで、15日(木)の卒業式に向けての心の準備は整いました。
 生徒会本部の人たちを中心に完璧にやり遂げた今年の「3年生を送る会」。また新たな春日丘の歴史の1ページが作られました。「安心」「感動」「チャレンジ」一杯の学校の実現に向けて、また一歩近づいたように感じました。みんなの絆の深さを確認し合えた2時間でした!!

3年生を送る会(4)

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 1・2年生のエールを受けて、3年生の学年合唱がありました。合唱コンクールで歌った各クラスの選択曲6曲のメドレーでした。あのときの感動がよみがえってきました。体育館が、感動に包まれた瞬間でした。1・2年とやってきた「ハンドダンス」の披露もあり、大変熱のこもった出し物(大合唱)でした。
 また、各種委員会で作成した「くすだま」も、3年生を送る会の目玉となりました。「くすだま」の中には、温かい心優しいメッセージが書かれていました。本当に感動一杯の「3年生を送る会」でした!!

3年生を送る会(3)

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 各学年の出し物の合間に、1・2年生でお世話になった先生方からのビデオレターもありました。懐かしいお顔もあり、また新鮮さを感じました。しっかりと心に残るものとなりました。お忙しい中、3年生のために時間をとって撮影させていただき、本当にありがとうございました。温かいメッセージが、3年生の心を打ちました。
 また、1年生は3年生が卒業式のときに胸につける「コサージュ」を作成しました。各クラスの代表が、心のこもった手作りコサージュを3年生にプレゼントしました。そのコサージュを卒業式本番で胸につけ、胸を張って堂々と入場して来てください。

3年生を送る会(2)

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 1年生に引き続き、次は7組の「トーンチャイム」でした。体育館に、心温まる「トーンチャイム」の音が響き渡りました。卒業のはなむけにふさわしい「明日があるさ」という曲を、しっとりと奏でてくれました。
 次は2年生の出番です。これもまた完成度の高いものに仕上がっていました。3年生へのエールも力強かったです。また、2年学年合唱「栄光の掛け橋」も素晴らしい声量と、しっかりとした態度で歌いきりました。次の最上級生は君たち2年生です。しっかりと3年生のパワーを受け継いでいました。
 

3年生を送る会(1)

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 まさに感動の「3年生を送る会」でした。
 生徒会本部の人たちによる和太鼓でオープニングしました!!ミスなく、力強く、見ている人たちも固唾を飲んで見入っていました。本部役員になって3ヶ月…。大きく成長した姿を、3年生にアピールすることが出来ました。3年生の人たちも安心して、後輩たちに任せていけると思ったはずです。
 続いて1年生の出し物でした。キズナ・ミライ・ナミダ…、しっかりとした文字が、完成度の高さを示していました。素晴らしい1年生のチームワークでした!!

3年生 卒業式の練習始まる!

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 公立高校の入試が終わった翌日の3月7日(水)、この日からいよいよ3年生は「卒業式」に向けての練習を開始しました。初日にしては、しっかりとした動きが出来ていました。最初に、厳粛な式になるよう吉岡学年主任から2つの約束(お願い)がありました。
 1つ目は、「卒業証書」を受け取るときに、担任の方を見てしっかりと「返事をする!」ということでした。
 2つ目は、卒業の歌「旅立ちの日に」を、保護者の方々をはじめたくさんの人たちへの感謝の気持ちを込めて、しっかりと「歌いきる!」ということでした。
 この2つのことが達成できれば、きっとみんなの心に一生残る思い出の卒業式になることでしょう!いよいよ卒業式まであと一週間です。3年生の旅立つ日は、来週の木曜日です!!

1年生 3年生を送る会 学年リハーサル

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 3月6日(火)6限、「3年生を送る会」に向けての1年生の学年リハーサルが行われました。「ナミダ」「ミライ」「HERO」・・・等の、卒業に向けてのはなむけの言葉が力強さを感じさせてくれました。いよいよ今週の金曜日が「送る会本番」です。明日は、1・2年生合同のリハーサルが行われます。これからの1日1日が、3年生にとっては中学校の大切な思い出になります。それを周りからサポートするのは1・2年生の演出です。感動の卒業式に向けて、いよいよファイナル・カウントダウンです!
 3年生の皆さん、昨日の公立高校入試、大変お疲れ様でした。今日から早速、卒業式の練習になります。厳粛な卒業式になるよう、しっかりと練習に取り組んでください。
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学校行事
3/14 2・3限:卒業式予行、午後:準備、部活動なし
3/15 第25回卒業式、部活動なし
3/16 1・2年スポーツフェスティバル(雨天中止)、公立高校合格発表
3/19 平成23年度修了式
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