最新更新日:2024/10/17 | |
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小中合同朝会
今日は、2年担任の嘉納教諭の震災ボランティア活動の報告を中心に、東日本大震災についての小中合同朝会を開きました。嘉納教諭は、8月3日と4日の両日、石巻市を中心に震災で被害を受けた地域での瓦礫撤去のボランティア活動に参加しました。3月11日の大災害から半年近くすぎた今、テレビや新聞での報道も以前のような詳細な報道が少なくなっているように感じます。そのような中、7月朝会での「震災から立ち直る子どもたち」を紹介していたこともあり、今回、現地での直接の報告に中学生も小学生も、どの子も真剣に嘉納教諭のプレゼンテーションに見入っていました。
瓦礫を撤去することの作業の大変さ、校舎2階近くまで津波におそわれた学校の写真、体育館の床板が津波の力でめくれあがった様子など、どの場面も被害の大きさを伝えるものばかりでした。 自然の力は、人間の力ではどうしようもないものかもしれません。でも、たくさんの人がこの災害復旧に立ち向かい、協力しあって復興をめざす姿に力強さを感じます。また、嘉納教諭の話にもありましたが、訪れた小学校は、日頃から津波への避難訓練を実施していたということで、2階近くまで津波が押し寄せるほどの状況の中、子どもを含めて牲者や怪我人は一人もなかったということです。日頃からの訓練が如何に大切かを物語っているとも感じました。 また、機会を見つけて両校での合同の朝会が開けたらと思っています。 高雄中学の教職員の方々と一緒に
今日、午前中から高雄中学の教職員の方々と一緒に、「高雄の子どもたち」についての話し合いを持ちました。常に交流を深めている両校にとって、お互いに子どもたちとこれから、どのように関わり合いを深め、どのような指導の方向性を見つめ直していくのか。そしてより充実した9年間を送らせるためにどのように意思統一を図ることが大事かという観点で取り組みました。
午前中いっぱいかかって、双方からの取組への意見交換と、子どもたちの様子などについての交流がなされました。日頃近い所にいながらも、それぞれの教職員の方々と直接お話を交わす機会がとりにくいのも事実です。小学校も中学校も「高雄はひとつ」を合言葉に目指すべき「同じ目線」とまた「違った視点」で子どもたちを大切に育てていけたらと考えています。 午後からは、両校の教職員で合唱の練習に取り組みました。1時間を超える練習でしたが、最後なんとかすてきなハーモニーが響くまでになりました。まだまだ練習が必要ということで、これからも時間を見つけて練習することになりました。この成果は、また保護者の皆さんの前でご披露することがあるかもしれません。是非とも楽しみにしておいてください。 取り組みを重ねるごとに小・中の先生方の気持ちが一つに重なってくる思いです。このことは、きっと子どもたちにも伝わっていくことでしょう。小学校と中学校のそれぞれの教職員で子どもを見守ることで、より充実した「高雄の学び」を進めていきたく思います。 |
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