子どもたちの世界は,ほんのわずかです。子どもたちは,社会にはさまざまな人がくらしていることをまず,学んでいかなければなりません。そして,たくさんの人とかかわっていかなければなりません。
「かかわり合う」ために,どんなことが大切かを考えなければなりません。
西京極小学校の校区に介護老人福祉施設「花友にしこうじ」があります。今日,施設の方に来ていただき,4年生は,お話を聞かせていただきました。
「花友にしこうじ」のみなさんは,どのような生活をされているのかをまず,学びました。
また,車椅子の操作の仕方も教えていただきました。始めにすることは,その人と話すことだそうです。つながりをもつことが大事だそうです。
「おはようございます。今日も元気そうですね。朝ごはんは,何を食べましたか。おいしそうですね・・・・」こうすることで,少し安心していただけます。そして,動かすときには,「これから,おしますね。」と声をかけるということです。相手の気持ちになることが,いちばん大事なのではないでしょうか。
お話を聞いた子どもたちは,来週,実際に車椅子体験をします。押す人,押される人の両方の体験を通して,かかわり方を学んでいくことでしょう。
「活動あって学びなし」では,なにもなりません。
ぜひ,生かしてほしいです。