最新更新日:2024/05/31 | |
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3年生最後の道徳・・・「親からの手紙」(ちょっといい話―63―)「親からの手紙」を不意に担任の先生から渡され、驚きながらそっと中をのぞいてみる・・・。読み進めていくうちに、教室の空気が徐々に変わっていく・・・、そのうちにいたるところからすすり泣く声が・・・。 少しの間を置き、親への返事を書く…。15年間のいろいろな出来事が走馬灯のように頭の中を駆け巡る・・・。しっとりとした暖かな空気が教室に漂い続きました。 今日はその感動を引き継ぐような「ちょっといい話」がありましたので紹介します。 (涙腺崩壊―泣ける話・感動する話―より) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『ずっとずっと』 いつも自分はお母さんと喧嘩ばっかしてた。 いつもお母さんに頼って生きていた自分は、目覚まし時計で起きれず、起こしてもらってるのだが、時々、起こすのが遅い。そういうときも全部「早く起こさねえのがわりいんだろ!」とか言ってた。お母さんも反抗して「だったら自分で起きなさい!」とか言って喧嘩。 一回警察に呼ばれたときもお母さんにすげえ怒られたし、家に帰るのが遅いとわざわざ探して友達がいるのに帰らせれるし、ぶっちゃけ自分はそんな母親が大きらいだった。 ある日、ちょっと大きい喧嘩をした。 母:「何であんたはおにいちゃんと違って何も出来ないの!もうちょっと子供らしくしなさい!」 自:「あんたのせいなんだよ!兄ちゃんには、私立行かせるのにうちにはいかせてくれない、いつも仕事でろくに授業参観にもこない!いつも、うちを保育園で一人ぼっちにさせて、母親ずらしてんじゃねえよ!あたしはあんたの事母親だともう思ってねえよ!」「あんたの事、母親だと思ってねえよ!」 この一言を聞いたとたん、いつもは口うるさいお母さんが黙った。言い過ぎたかなとは思ったけど、それはそれでもういいと思った。どうせ愛されてない子供に言われただけなんだから。そう思った。すごい勢いで自分の部屋にこもると、少しお母さんのことがきになった。ちょっと様子をみてみよう・・・ 母親が泣いていた。あんなに強い母が泣いていた。そして独り言でこんなことを言っていた。 「私のせいだ」 目頭が熱くなった。こんな母親見たことない。見たくない。すぐに、部屋にまた戻った。気分転換にTVでもみようか・・・おもしろくない、そういえばまだ見てないビデオ録画したのあったな。そうやって探すと母親の字で自分の名前が書かれたビデオがあった。なんだろうと思ってみてた。 そこには、幼い頃の自分が、大事そうに微笑んでる母親の腕の中にいた。ビデオの中のおかあさんはとてもやさしくて、なんども自分をビデオに写して、自分の名前を呼んでくれていた。そしてビデオでこんなことをいっていた。 「大すきよ。 多分私の子だから何度も反抗するでしょう。 だけど、あなたは私の大好きな子よ。ずっとずっと」 何年間も流してない涙が自然と出てきた。 その日自分はお母さんに「ありがとう」と言えた。 3年生を送る会 2年生学年練習(1)そして、3月9日(金)の1・2限に「3年生を送る会」が行われます。 全校生徒が出席しての全生徒による「卒業式」です。毎年、この会が「卒業式」に向けて感動的な雰囲気を作り出してくれています。今年度も、生徒会本部の人たちをはじめ、1年生と2年生が工夫を凝らした出し物を考えてくれています。 昨日2月29日(水)は、2年生の第1回目の学年リハーサルが行われました。なかなかの出来栄えだと感心しました。 後輩からのエールと、3年生たちの託す思いが交錯する感動の「3年生を送る会」になることマチガイなしです!!第25回卒業式は、3月15日(木)10時から行われます。 ちょっといい話―62―
「春」ももうそこまで来ています。「春」といえば別れと出会いの季節です。卒業式までもあと2週間あまり・・・・。感動的な卒業式になるよう願っています。今日は少し感傷的になる、「ちょっといい話」を紹介します。(子供に伝えたい「心に響くちょっといい話」より)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『母の思い,娘の思い』(年齢 :40代 性別 :女性) この春から長女が親元を離れ,東京で大学生活を始めることになりました。将来の夢の実現に向かって着実に歩き始めた娘を心から応援したいという気持ちと,一方で会いたいときに会えない寂しい気持ちも予想以上に大きいと感じるこのごろです。 3月の引越しの日,上京して,長女と高校生の次女と3人で荷物の片付けをしていました。表面上はにぎやかに作業しながら,こうしていても確実に別れの「とき」は近づいているということで心は揺れていました。 荷物も片付いていよいよ別れのとき,私は,バス停まで送ってくれた長女に無理して笑って手を振り、バスに乗り込みました。胸にこみ上げるものを感じましたが,別れた後一人きりになる娘に最後に泣き顔を見せては不憫だと思いました。ここで絶対泣いてはならないと思いました。 でも,バスに乗り込みバスが走り出したんだとたん,これまでの緊張の糸が瞬時に解けて涙があふれてきました。傍らの次女が「お母さん,私というものがおるでしょうが。」とひょうきんに肩をたたいて励ましてくれました。その気持ちも嬉しくて笑っているのか泣いているのかわからなくなりました。 ちょうどそのとき,遠い日の思い出が鮮やかによみがえり,まさに情景が重なったのです。 今から28年前,私の姉がやはり親元を離れ,短大に進むことになったときのことです。当時高校生の私と母は,引越しの手伝いに出かけました。気丈な母は,荷物の片付けやら当座の買い物,大家さんへの挨拶をてきぱきと済ませました。そうしていよいよ別れることになったとき,駅まで見送りに来た姉に私たちは笑って手を振り,汽車に乗り込みました。汽車はホームを離れ,私たちは何も話しませんでした。それからしばらくして,窓のほうを向いたまま動かない母に気付きました。見ると肩を震わせ,静かに泣いているのでした。気丈な母の泣く姿など,私はこれまで見たことがなくて,正直うろたえたのを覚えています。何か声をかけなくてはと思い,「お母さん,私がおるでしょ。」と言ったのでした。その私の言葉に母は笑い,泣き顔といっしょになって顔がゆがみました。 まさしく,繰り返される「母の思い」であり,「娘の思い」であると思いました。 12日の母の日に,長女からメールがとどきました。 「お母さん,いつもありがとう。お母さんのおかげで私はいつも元気に日々をおくっています。お母さんも元気でおってね。」 ちょっといい話―61―・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『バス運転手、機転の「座って」』 通学のバスの中での話です。その日は雨が降っていたため、私が乗る始発のバス停で満席になりました。次のバス停で、赤ちゃんを右手に抱え、左手に折り畳んだ傘を持つ女性が乗ってきました。声を掛けて席をかわろうかと、私が悩んでいた時、他の人たちが声を掛けました。 でも、その女性は座ろうとはしませんでした。そろそろ長い下り坂に入るので車内の人たちも皆心配そうでした。その時です。女性の運転手がバスを止め、 「この後長い下り坂になりバスは揺れます。赤ん坊を抱えながら立つ大変さは皆知っています。他のお客様のご好意に甘えてどうか席に座ってください。お客様が座られたら発車いたします」 と言いました。傍らに座っていた人も 「遠慮せずお座りなさい」 と優しく言い、女性は車内の人たちに頭を下げて席に着きました。優しさに包まれた車内の心温まる体験でした。今も思い出すと胸にこみ上げてくるものがあります。 (写真は、T・T「3年生からのメッセージ」でのインタビューの場面です。) 本日より、1・2年は「学年末テスト」です!
いよいよ1年間の総まとめです。3年生は、3月6日(火)が「公立高校一般入試」ですが、1・2年生は本日22(水)から24日(金)まで「学年末テスト」です。あと1ヵ月後には、2年生・3年生になります。今年度の学習の総まとめをしてください。粘り強く学習に取り組んでください。
T・T〜3年生からのメッセージ〜行事、部活動、生徒会活動、授業…と、溢れ出る思いを述べていきましたが、やはり一番伝えたかったことは、「勉強を頑張ること!」でした。昨年までは、1・2年生の立場で聞いていましたが、今年は違った立場で、更に成長した姿で堂々と伝えていました。暖かな雰囲気の中にも、本当に学校の将来のことを思う厳しい姿がそこにはありました。3年生の皆さん、たくさんの宝物を残してくれてありがとう!卒業までの残り少ない日々での更なる成長を期待しています!! 第25回 卒業式のご案内
本日生徒を通じて配布しました「第25回卒業証書授与式」のご案内をお知らせいたします。3年生152名の旅立ちの日を共にお祝いしたく、ご出席のほどよろしくお願い致します(写真は、18日(土)の校庭の雪景色です)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第25回卒業式のご案内 春寒の候,保護者の皆様方にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は本校教育にご理解とご協力をいただきまして誠にありがとうございます。 さて,平成23年度「第25回卒業式」を下記のように,とりおこなわせていただきます。つきましては,保護者の皆様方のご列席をいただきますようご案内申し上げます。 記 1.日 時 平成24年3月15日(木)午前10時開式 ・保護者の皆様は午前9時45分までに式場にご入場ください。 2.場 所 春日丘中学校 体育館 (お願い) ・2足制ですので,スリッパ等の上履きをご持参ください。 ・お車でのご来校はお控えください。 (校内には車は入れませんのでご了承ください) 蛍雪の功?!3年生今年度最後の土曜学習会そんな寒い中ですが、3年生の「土曜学習会」は燃えていました。あと残すは、3月6日(火)の「公立高校一般入試」です。まだまだ気は抜けません。今日は、雪明りも少し手伝ってくれ、たくましい3年生の姿がまぶしく見えました。健闘を祈ります!! 7組 冬の宿泊学習(花背山の家)
2月16日(木)・17日(金)の1泊2日、7組の生徒さんたちは「花背山の家、冬の宿泊学習」に行ってきました。「冬の自然観察と宿泊生活を体験する」ことを目的に、普段学校では出来ない体験を、思いっきりやってきました。やはり、花背山の家には雪がたっぷりとあり、雪遊び・そりすべりなどを楽しんできました。寒かったのですが、他の学校の生徒の人たちとの交流もあり、笑顔一杯の1泊2日でした。
ちょっといい話―60―
本日2月17日(金)は、雪が舞う寒い1日となりました。先週からの私立高校入試、公立高校推薦等の試験も終わり、少し落ち着きを取り戻しつつある今日この頃です。しかし、来週の火曜日21日には、公立高校推薦等の内定通知があります。不安に思っている人もいるかもしれませんが、今は天命を待つといった心境ではないでしょうか…?
さて、今日は「姉と弟」に関係する「ちょっといい話」がありましたので紹介します。少し胸が締め付けられますが、ほのぼのとした姉弟の会話です(泣ける話・感動する話より)。 ※上の写真は、小さな巨匠展に出品した7組の生徒の作品です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ☆ 『俺が骨あげた時の会話』 姉:「コレで一生アンタに借りができちゃった。」 弟:「こんなんで借りとかいうなや」 姉:「コレで私とアンタは運命共同体ね」 弟:「ハハッ ちゃんとリハビリしろよ!」 姉:「リハビリしたら歩けるようになるかな・・・」 弟:「大丈夫だって!俺の骨は若くて丈夫だもん!!」 姉:「傷痛くない?しばらくベルトしめれないよね?ごめんね。退院したらサスペ ンダー、プレゼントするね」 弟:「おぅ、早く良くなってくれよな」 姉:「○○ちゃん、ありがとね」 交通事故で足首の骨が粉砕してしまった姉に俺の尾?骨から骨を移植手術した時、病室に二人のベットを並べて入院してた時の会話。 ☆ 俺には3つ上の姉貴がいるけど、昔はスゲー仲悪かった。 母がたった二人の姉弟なんだから、と嘆くほど、ケンカなんて一日何回もしたし、ほとんど憎み合ってた、といってもいいくらいだった。 姉貴が高校2年、俺が中学2年の時。姉貴が自転車通学の途中、車の事故に遭った。俺が病院へ行ったときは、意識がなかった。頭を打ったらしく、安心は出来ない状態だった。二日後に意識は戻ったんだけど、事故当時の記憶がなく、言語障害、運動障害が出てた。(まっすぐ歩けないなど) ある日、親が用事で、俺が半日くらい付き添うことになった時。姉貴はなんか俺に言いたいんだろうけど、舌が回らない。言葉を覚えたての子供が喋ってるようで、聞き取れなかった。俺は、何とか聞き取ろうしてたんだけど、そのうち姉貴が泣き出してしまった。結構美人とか言われてて、運動神経も良かった。バレー部に入ってて、レギュラーでやってたのに、運動どころか、歩くことや喋ることもまともに出来なくなって自分が情けなくなったんだろうと思う。 いつもは気が強い姉貴がすごくか弱く小さく見えた。俺は思わず姉貴を抱きしめて、「大丈夫、きっと治るよ。もし治らなかったら、俺が姉ちゃんを一生看てやるから」本気だった。俺が姉ちゃんを守ってやる、と。姉貴は泣きながら何度もうなづいてた。打ち所もそんなに悪くなかったのか、姉貴がリハビリを頑張ったせいもあったのか、以前のように回復した。 それから5年近く経つけど、ケンカらしいケンカはそれ以来した覚えがない。姉貴にその時のことを言うと照れ臭いのか「記憶がはっきりしてないよ」とか言うけど。あの事故がなかったら、俺達の姉弟仲は、今も悪いまんまだったのかもしれないな…。 |
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