最新更新日:2024/10/01 | |
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若い先生も頑張っています!!ちょっといい話―57―
「気づくこと」
・Sさん 「本屋さんに出かけたときのことです。ある本の置いてある場所が違っているのを見て、その本を元の場所に戻している人がいました。そういう小さなことに気づけることがすごくえらいと思いました。」 ・Nさん 「部室の入り口でグチャグチャになっていた靴を、きれいに並べなおしている女の子がいました。自分もプチ淑女になっていけたらいいなあと思いました。」 ・Uさん 「教室の壁の掲示物の画びょうがとれていました。それを拾って直している人がいました。私も気づいていたのに、なぜ直さなかったのだろう。」 ・Hさん 「私の前の席の人が休んだ時、一番前に座っている人がきれいに印刷物などをまとめていました。私もこれから、そうしたいです。」 いずれも、素晴らしい感性ですね。さて、この四人の生徒さんの視点には共通することがあります。 それは、「気づいた」ということです。 おそらく、グチャグチャになった靴を並べなおしている人は、ずっと前から、いつでもそうしているのでしょう。画びょうをとめた人も、休んでいる友達のプリントを整理している人も。それらは、ついつい見過ごしてしまうような、小さなことです。普段の生活の中で、それらのことに気づいたのです。 私たちの周りには、「いいことをしている人」が大勢います。自分が親切をしてもらうこともあります。ところが、「忙しい、忙しい」と駆け足で生きていたり、「オレが、わたしが」とエゴが先行していると、せっかくの「いいことをしている人」つまり、プチ紳士やプチ淑女が目の前にいても気づかないのです。 「気づける」って素晴らしいことです。「気づく」と、自分が替わります。Uさんは、「私も気づいていたのに、なぜ直さなかったのだろう」と自分に問いかけました。Nさんは、「自分もプチ淑女になりたい」と思いました。気づいて、今度は自分が替わろうと思ったのです。人の良いところを見つけることは、自分自身のためでもあるのですね。 15年ほど前のことです。 初めて白い杖をついた目の不自由な方に声をかけました。35歳のときのことです。本当に恥ずかしながら、生まれて初めてのことでドキドキしました。一度、ヘルプすると二度目は少し気持ちが楽になります。そしてだんだんと慣れてきて、ヘルプの仕方も上手くなります。 ある時、「おや?」と思いました。 しょっちゅう目の不自由な人を見つけるのです。こんなにも大勢いるのかと驚きました。さらに、「今まで、なぜ気がつかなかったのだろう」と思いました。今までだって、白い杖をついた人は、街中を歩いていたはずです。急に、目の不自由な人が増えたはずはありません。ということは・・・。私自身が、白い杖をついた人に気づかなかっただけなのです。それは、ショックでした。困っている人が周りにいるのに、手を差し伸べないどころか、それ以前の問題として、その存在にすら自分は気づかなかったということですから…。 ある学校では、「良いこと見つけ」といって、みんなで友達同士の「良いところ」を探して褒めあっているそうです。 「気づくこと」は、周りの人も自分も幸せにするスタートラインです。(「感動コレクターに会いました」志賀内康弘より) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日の「ちょっといい話」は、「気づく」ことの大切さに気づかされました。目で見えるものに、いかに心を動かすのか…」心のアンテナをピンと張っていくことで、お互いを思いやる心が芽生えていく…。そのことに気づかせてもらえた「ちょっといい話」でした。(写真は「春日丘中学校区地域生徒指導連絡協議会のカレンダーに掲載された人権ポスターです。) 卓球部 個人戦 ブロック予選結果
寒さ厳しい中ですが、卓球の個人戦ブロック予選が行われました。その結果、女子1年生で優勝という輝かしい戦績を収めました。
<1月29日(日)> 久世中学校にて、卓球新人戦男子個人の部Dブロック予選が行われました。 2年の部 4位:T・I君、 6位:N・Y君 の2名が全市決勝大会に出場します。 <2月5日(日)> 桂川中学校にて、卓球新人戦女子個人の部Dブロック予選が行われました。 1年の部 優勝:H・Mさん、7位:N・Mさん の2名が全市決勝に出場します。 なお、全市決勝大会は,男女とも2月12日(日)に大宅中学校で行われます。熱い応援をよろしくお願い致します。 今年度最終の校内研究授業1年3組は技術(のこぎりの種類と特徴)を、2年3・4組男子は体育(体育館にてフットサル)を行いました。 今回で今年度の研究授業は終わりますが、これからも「一人ひとりの学ぶ権利の保障」を目指した、「授業改善」を行っていきます。授業においてみんなの瞳が輝き、友達関係がより深まっていくことを切に願っています。 近畿バレーボール選抜京都府予選1試合目は、東輝中学校と対戦し2−0のセットカウントで見事勝利を収めました。 2試合目は強豪城北中学校です。1セット目、劣勢から追いつき追い越しましたが、このセットを奪われてしまいました。結局セットカウント0−2の惜敗でした。新人戦5位に入賞しましたが、十分に持てる力を発揮できませんでした。 あと3ヶ月で春の大会です。この悔しさをバネに、更なる飛躍を期待します!! ちょっといい話―56―
「たった一つの命だから」(ワンライフプロジェクト編)という本の中から、考えさせられるメッセージがありましたので紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『たった一つの命だから,希望を持って生きたい』 僕は小さいときから,できのいい子と呼ばれる子どもだった。祖父も父も伯父も兄弟も全て一流大学をストレートで卒業し,いわゆるエリート一家という環境で育った。 父と兄は医者の道に進み,僕は人と話すことが苦手なこともあり,司法の道を選んだ。 僕も2年前ストレートで一流の大学に入り,それなりの学生生活を送っていた。しかし,今年の春,僕は希望を突然失った。何のために自分は生まれているのか…僕は誰なのか…僕を知っている人は,僕の何を知っていて,僕がどういう人間なのかを語ることができるだろうか…鏡の中の自分に問いかけた。友人に聞いた。お前は個性のないやつだから,難しい質問はするなと言われた。それから,この先が見えなくなった。外に出ても白黒の世界…人が無表情にしか見えない。外に出るのが怖くなった。人と合うのもイヤになった。教授と話して大学は休学して,夏に帰省した。10キロやせて帰ったので母親が心配した。病院にも行った。 そんな時ラジオから「マイペースで生きなさい」という言葉を聞いた次の週も聞いた。人って生きていてつらい思いをするものなんだなと思った。何週目かに19歳で声が出なくなり,体が動かなくなった大学生の話を聴いた。大学を受けなおしたと聞いた。 ショックだった。 なぜなら,僕は親にも誰にも言い出せずどこかで悶々としていた自分の姿を重ね,違う道に進ませてくれと心が叫んでいることに気づいたからだ。また,違う悩みが始まった。親にどう説明したらいいのかわからない。 今日公園に行った。お昼に老夫婦が隣のベンチに座って僕におにぎりを差し出してくれた。かしわ餅…僕の好物だった。僕はこのおばあちゃんに悩みを打ち明けた。そしたら,「そんな魂の抜けた息子の姿を見ることほど親は辛いものはない。思い切って話してごらん。」と言ってくださった。 やっと今日親に相談した。やりたい道に進んだらいいと両親が言ってくれた。兄貴は早く言えと僕をしかった。 やっと心が晴れました。やっとトンネルから抜け出しました。もう一度受験勉強をやります。そして僕は誰なのか,堂々と人に言えるよう頑張ってみます。 たくさんの人のメッセージが,僕を生き返らせてくれました。ありがとう。今日のおばあちゃんありがとう。ドリームさんありががとう。ワンライフプロジェクトさんありがとう。僕は心を打ち明けることが出来る人をすごいなあと思っていました。でも,今日そんな自分になれた。まだまだ,この先いろいろなことがあると思う。思うけれど昨日までの自分ほど悩むことはないと思う。 僕は医者の足りない国で働く医者になります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 紆余曲折・試行錯誤しながらも、自分を見つめなおし、本当の自分を探し出した彼にエールを送りたい気持ちになりました。家族をはじめ、公園のおばあちゃん、またラヂオの聴講者の皆さんの支えが、悩んでいた彼を元気づけ、勇気を与えてくれたのだと思いました。(写真は、春日丘中学校区地域生徒指導連絡協議会のカレンダーで掲載されました人権ポスターです。) ちょっといい話―55―
先日、友人が「人のために、自分に何か出来ることはないか」と考えていたところ、近所のお年寄りが一人暮らしをしている家の前の道に、穴ぼこがあいていたことに気づいたそうです。この穴ぼこは、いつも雨が降ると2、3日水溜りが残ってしまい、お年寄りが乳母車を押して通る時、よけて歩くのがとても大変そうに見えたそうです。
そこで、朝の散歩の途中で、その穴ぼこを埋めようと考え、近くの海岸から砂を持ってきて、埋めたそうです。そして、何日かかけて5メートルほど平らにしたある日の朝、その友人宅の玄関先に1本の大根と、 「いつも見ています。ありがとう!」 と書かれた手紙があったそうです。 友人もご主人もとても嬉しくて、その大根を家の仏壇に備え、今日夕飯に頂くのだ、と話してくれました。 その話をきいて、私も嬉しいやら感動やらで、涙が出そうでした。昔話のかさ地蔵を想いだしたりして・・・。そのありがとうの気持ちのこもった大根は、きっととろけるようにおいしかったでしょうね。友人がうらやましく、また誇りに思えました。 (志賀内 泰弘「感動する話し」より) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ※「人のために・・・」と考えることもステキな行為ですが、見返りを求めていなくても、温かい心を頂くと、更に心が温かくなるものです。そんな心のバトンパスがどんどんとつながっていけばいいですね・・・!! (写真は小さな巨匠展での生徒の作品です。) ユニセフ校外募金2<校内募金(3日間)> ・25,778円 <校外募金1(地域)> ・68,114円 <校外募金2(四条)> ・35,494円 <合 計> ・129,386円 たくさんの善意にあらためて感謝いたします。 ユニセフ校外募金15ヶ所の募金合計・・・・68,114円 でした。途中冷たい雨が降り、雪に変わっても頑張り続けた皆さんの姿を、地域の方々は温かく見守ってくださいました。たくさんの温かいお心遣い、本当にありがとうございました。 ユニセフ校内募金活動2
本日1月27日(金)で校内募金活動は終了しました。最後の最後に、生徒会本部の人たちは、職員室に募金のお願いに来ました。大変元気のよい挨拶で、職員室は一瞬にして明るくなりました。先生方も快く募金に応じ、生徒会本部の人たちの笑顔がはじけました。
いよいよ本日放課後には、地域へ出ての校外募金活動です。1月27日(金)の校外募金は、午後3時30分〜4時30分の間に、ダイゴロー緑道・イトーヨーカドー・マツヤスーパー・新鮮館・京阪六地蔵付近で行います。 また、1月28日(土)の校外募金は、午後1時30分〜3時30分の間に、四条河原町角の東南角と西南角の2ヶ所で行います。お近くにお寄りの際には、是非ご協力をお願いします。 寒い中ですが、心からの精一杯のお願いが、また人の心に伝わっていきます。そしてその温かな心が、また生徒会の人たちに返ってきます。募金活動はそのような心と心の交流になっていきます。保護者・地域の皆様、よろしくお願い致します。 |
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